ご褒美のリベンジ 〜 幻の天狗岳・唐沢鉱泉を求めて


- GPS
- 06:13
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 816m
- 下り
- 864m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:37
天候 | 快晴。これ以上ないような天気でした。東と西のコル以外ほぼほぼ無風でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
12日に来たときとは様相は変わりそれまでは雪はありません。まったく別景色になっており驚きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ほぼほぼ危険なところはないという情報ですが、東西天狗ピークへのアプローチは危険なところだらけともいえるかと思います。 唐沢鉱泉まで車で上がれれば今回のように時計逆回りが体力的?には楽かと思います。また稜線から天狗岳へのピークへの楽しみがいきなり現れるのでワクワク感が裏切られないのでいいような気がします。渋ノ湯経由の場合、お楽しみ?へけっこう距離があるような気がしました。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
静かなるリベンジに燃えていたわけではないが、やはり12日(奇しくもこの日、植村直己さんが姿を消して40年だったらしい)の根石岳山荘撤退というか、あの日のショックは「桜平」に行き着いたことにあった。このえもいえぬけだるさ、マヌケさは、なかなか伝えきれるものではない。
ということでスケジュール的には最終動ける27日、リベンジに行ってまいりました。茅野の町は前回と打って変わりまったく雪はなかった。
今回はタイヤチェーンを巻く覚悟もしていたが、ガリガリ雪氷の道を幻の唐沢鉱泉登山口にたどり着く。放射冷却の影響からか、午前6時くらいでマイナス10℃から15℃くらいであったように思う。風はあるが、予報ではだんだん弱くなるらしいので、ワタシクの歩行速度で高度を上げるとちょうどいいのでないか、勝手に解釈する。
さて、これはもうどうしようもないくらいの神様のご褒美をいただきました。
風を感じたのは西天狗と東天狗のコルくらいであとはほぼ無風でした。寒さは感じず。
ただやはり、マヌケさは必ずあるもので、西天狗岳でグローブを落としてしまい、スローモーションのように転がり落ちていきました。まさにライク・ア・ローリングストン。西天狗でまたもやワシも考えた、となりましたが、そこは風もなくなんとか、岩に止まり、さあ、そこからはもうベテラン山男のように、これ以上ないようなアイゼンワークとピッケルワークを屈指し、我がグローブにたどり着いた(ピッケルワークには酒に酔っているような自己陶酔魔力がある?)。サコッシュに入れ込んだつもりであったのだが、今後は考えもん。
ところで、今回初めてピッケルなるものを使った。誰かに教わったわけでもないが、今回、チェーンスパイク、ストックで歩かれる方もいらっしゃったが、それはたぶん、ベテランか、既知の登山者だと思う。
やはり、初めての場合、ピッケルは必要かと思います。ワタクシ自身はピッケルとは何か、というのがよく分かりました。これは身体確保の道具だというのが、天狗岳を歩くとよく分かったような気がします。そしてそれはある面、心躍る山旅にもなりました。
オレもいっちょ前?の山や?になったような気がいたしました。
ピッケルを右手、左手と交互に屈指し、東天狗へのビクトリーロードを登りながら少々にやついていたような気がします・・・
八ヶ岳ブルーはまぎれもなくありました。
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