記録ID: 5255979
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ハイキング
奥多摩・高尾
金剛の滝、小峰公園、網代弁天山
2023年03月11日(土) [日帰り]
OLTA
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:39
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 482m
- 下り
- 527m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
帰り JR武蔵増戸駅(ゴール) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
〇特に危険箇所等はなしです。 〇刈寄林道から坂沢林道に入ろうとしたところ、「車両乗り入れ禁止」、「関係者以外の通行は遠慮してほしい」との表示がありました(写真1)。今回の主たる目的のひとつが「金剛の滝のハナネコノメ」であり、そこへの別ルートも考えましたが、最後は、自己責任ということで坂沢林道に入ることにしました。崩落箇所などが見られました(写真2、5) 〇網代橋が通行止めになっており(最後の写真)、迂回ルートでJR武蔵増戸駅に向かうことにしました。 |
写真
沢戸橋バス停で下車し、刈寄林道から坂沢林道に入ろうとしたところ、「車両乗り入れ禁止」、「関係者以外の通行は遠慮してほしい」との注意書がありました。自己責任で坂沢林道に入りました。
3/11 7:59
沢戸橋バス停で下車し、刈寄林道から坂沢林道に入ろうとしたところ、「車両乗り入れ禁止」、「関係者以外の通行は遠慮してほしい」との注意書がありました。自己責任で坂沢林道に入りました。
この分岐点で右に折れて、金剛の滝に向かいます。なお、道標には「沢戸橋1.6�辧廚箸△蝓◆崢鵡垓愡漾廚覆匹良充┐鷲婬�されていませんでした。
3/11 8:22
この分岐点で右に折れて、金剛の滝に向かいます。なお、道標には「沢戸橋1.6�辧廚箸△蝓◆崢鵡垓愡漾廚覆匹良充┐鷲婬�されていませんでした。
トンネル内はクサリが設置されていますが、足元は滑りやすく、スリップに要注意です。
落差14mの雄滝が目の前に現れます。雌滝と雄滝を総称して「金剛の滝」と呼ぶようです。岩壁に祭られていた不動明像が、滝壺に落ちていました。
3/11 8:41
落差14mの雄滝が目の前に現れます。雌滝と雄滝を総称して「金剛の滝」と呼ぶようです。岩壁に祭られていた不動明像が、滝壺に落ちていました。
【金剛の滝のハナネコノメ その1】
金剛の滝のハナネコノメは、やっと咲き始めたという段階でした。
金剛の滝のハナネコノメは、やっと咲き始めたという段階でした。
【金剛の滝のハナネコノメ その2】
日の指さない谷間に咲いていますので、花が浮き上がって見えます。
日の指さない谷間に咲いていますので、花が浮き上がって見えます。
【金剛の滝のハナネコノメ その4】
完全に開いていませんが、それなりに可愛いです。
完全に開いていませんが、それなりに可愛いです。
【金剛の滝のハナネコノメ その5】
近づいてみると、赤い葯を少し覗かせています。
近づいてみると、赤い葯を少し覗かせています。
【金剛の滝のハナネコノメ その6】
内側から灯がともったようです。
内側から灯がともったようです。
76号鉄塔を過ぎ、小峰公園内最高点(336m点)から里山尾根を下って小峰公園に降り立ちました。
【小峰公園のセリバオウレン その1】
セリバオウレンは、終盤を迎えつつありました。
セリバオウレンは、終盤を迎えつつありました。
【小峰公園のセリバオウレン その2】
ひときわ白く輝いています。
ひときわ白く輝いています。
【小峰公園のセリバオウレン その3】
天に散らばる星のようです。
天に散らばる星のようです。
【小峰公園のアズマイチゲ】アズマイチゲは「早春の精」と呼ばれるとおり、この花が咲き始めますと、春の気配が一段と濃くなります。
1
3/11 10:51
【小峰公園のアズマイチゲ】
アズマイチゲは「早春の精」と呼ばれるとおり、この花が咲き始めますと、春の気配が一段と濃くなります。
アズマイチゲは「早春の精」と呼ばれるとおり、この花が咲き始めますと、春の気配が一段と濃くなります。
【小峰公園のカタクリ】
カタクリも咲き始める準備ができていました。
カタクリも咲き始める準備ができていました。
【小峰公園の白梅 その1】
風が吹くと、白梅の花びらがはらはらと散っています。
風が吹くと、白梅の花びらがはらはらと散っています。
すぐの高台の一帯は前山公園であり、休憩舎が建っています。前山トンネルの入り口を左に見たあと、いったん道路に下りました。
天王橋を渡り、しばらく道路を進み、「登山道入口」の表示に従って山道に入ります。
左上に9号鉄塔(小峰線)を見て、最後は急な木段で網代城山(330.7m点)に立ちました。木の間越しの展望が開け、狭山丘陵の西武ドームが白く光っていました。山頂の南端に3等三角点標石がありました。
3/11 11:55
左上に9号鉄塔(小峰線)を見て、最後は急な木段で網代城山(330.7m点)に立ちました。木の間越しの展望が開け、狭山丘陵の西武ドームが白く光っていました。山頂の南端に3等三角点標石がありました。
解説板には、この小さな山城の沿革が記されていました【備忘録1】。
長い木段の下りが続き、雑木の尾根道を進みます。この道は大手道になっており、途中には関門跡があったとされる場所もありました。
鞍部から左斜面を巻かずに、そのまま直登して網代弁天山に立ちました。山頂付近はチャートの奇岩が露出しています。
弁天洞窟は、貴志嶋神社(弁財天社)の奥ノ院に当たります【備忘録2】。大黒天像は移設され、今は毘沙門天像が安置されていました。
貴志嶋神社の本殿と神楽殿がありました。祭神の侠依姫命は「水の神」であり、由緒書によると、足利尊氏御母堂の守護神として勧請し、足利頼氏が再興したそうです。
3/11 12:32
貴志嶋神社の本殿と神楽殿がありました。祭神の侠依姫命は「水の神」であり、由緒書によると、足利尊氏御母堂の守護神として勧請し、足利頼氏が再興したそうです。
貴志嶋神社の赤い鳥居を抜けて、道標に従ってJR武蔵増戸駅を目指しました。
感想
金剛の滝では、手掘りのトンネルでちょっとした冒険心を満たし、小峰公園は「小峰ふれあい自然郷里」の別名があり、身近な里山の自然とのふれあいがあり、それらに早春の花々を求めました。
後半は「かたらいの路」をたどり、現地の解説板の手助けもあって【備忘録1、2】、この地の歴史の一部を知ることができました。
【備忘録1】網代城山について〈解説板より〉
・・・15世紀中頃、農山村の地侍は、山村民らの指導者として各地に村単位の自衛力を保持し、南一揆と呼ぶ武装集団を成立させていた。この小さな山城は、そのような者によって利用され、領主の重税などから逃避するための場でもあった。16世紀中頃、滝山城に入城した北条氏照によって南一揆は解体し、網代城山は、滝山城の支城として再び役割を果たすようになった・・・
【備忘録2】弁天洞窟について〈解説板より〉
・・・かつて洞内に安置されていた石造大黒天像(高さ35��) は、素朴さの中に雅味があり、背面には「文明九年丁酉閏正月六日」の紀年銘が刻まれ、日本最古の石造大黒天像とされている。毘沙門天像は無銘である。近年の調査によると、洞窟は弥生時代までさかのぼり、七福神信仰と洞窟信仰が融合した希少な例とされている・・・
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