記録ID: 5261475
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
晴天の天狗岳(唐沢鉱泉から周回)
2023年03月11日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:31
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 873m
- 下り
- 867m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:27
距離 9.2km
登り 877m
下り 874m
今回の行程は、唐沢鉱泉をスタートして第一展望台、第二展望台を経て西天狗岳、東天狗岳に登頂し、下山は、中山峠を経由して黒百合ヒュッテに行き、ヒュッテでランチを食べた後、唐沢鉱泉に戻るコースとしました。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
三井の森の別荘地を過ぎるとダート道となり、夏沢鉱泉との分岐が出てくるので、分岐を直進し、約3.5キロほど進むと唐沢鉱泉に到着です。 なお、唐沢鉱泉までの道はダートとなりますが大変綺麗に整備されています。 唐沢鉱泉まで部分的に雪が残っており、ワダチ状に凍っているので四駆かつスタッドレスを推奨します。 帰りも日影には雪が残りワダチ状に凍っていました。 【駐車場】 天狗岳登山口駐車場(唐沢鉱泉駐車場)無料 約30台程度止めることが出来ます。 それ以上になると林道の路肩に止めていきますが、積雪時は厳しいと思います。 今回は6時半頃に到着しましたが、トイレ上の駐車場と唐沢鉱泉の駐車場があいているような状況でした。 下山後は、路肩駐車がポツポツで林道の始まり辺りにかなりの車が駐めてありました。 【トイレ】 駐車場横にバイオトイレが設置されていますが冬季閉鎖中。 その奥に仮設トイレが設置されています。(おすすめしません。) 登山道の途中では、黒百合ヒュッテにトイレがあります。(200円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆唐沢鉱泉〜西尾根分岐 唐沢鉱泉前の橋を渡ってすぐに急傾斜の登山道を登ります。 西尾根分岐まで基本的に展望はありません。斜度のキツイ樹林帯の中を淡々と登ってきます。 雪はしっかりと着いているので、夏道よりも段差はありません。 このあたりはしっかり締まった雪でした。 ◆西尾根分岐〜第一展望台 斜度のキツイ樹林帯はいままでと同じです。 雪の付き方もほぼ同じで、尾根に出る急傾斜前に少しトラバースが出来ていました。 尾根に出ると展望が開け、第一展望台に到着すると一段と展望が開けます。 第一展望台からは八ヶ岳や南アルプス、中央アルプス、北アルプス等がよく見えます。 ◆第一展望台〜第二展望台 第一展望台を出発するとシャクナゲやハイマツの小道を抜けてすぐに樹林帯に戻ります。 この辺りから雪が多くなり、大きな岩場をトラバースする箇所も雪がついているので、段差はさほどありません。 道は細くなっていますので、慎重に下りましょう。 今回は雪がそれなりにあるためか、通常の冬道ルートよい少し内側?にルートが作られていました。 そのため、第二展望台手前は少し大きく迂回するルートとなっていました。 第二展望台からはこれから向かう西天狗岳や根石岳小屋、八ヶ岳等を見ることができます。 ◆第二展望台〜西天狗岳 第二展望台を出発すると細いトラバースの雪道を進みます。 雪質が変わってきて滑りますので注意が必要です。 その後、鞍部まで急傾斜の坂道を一気に下るのですが、雪が多いためいつもより斜度が気になりませんでした。 その後、急傾斜の登山道を登り返すと、山頂直下の岩場に到着します。 今回もマーキングがまだ見える状況でしたので、マーキングを頼り楽そうな道を状況みて登って行きました。 ◆西天狗岳山頂 西天狗岳の山頂は広いため、休憩や食事はゆっくりを取ることが出来ます。 今回は風も無く暖かったのでゆっくりと休憩を取る団体も見られました。 展望は360度の展望を楽しめ、八ヶ岳や南アルプス、北アルプス等を望むことができます。 ◆西天狗岳〜東天狗岳 西天狗岳からは夏場はガレた急斜面となりますが、雪の積もった登山道を一気に下ります。 鞍部まで下ると雪庇が出来ていましたが、雪の量が多く踏み場所によってはズボリます。 鞍部から東天狗岳までも雪が着いていますので、ジグザクではなく、直登で山頂を目指しました。 ◆東天狗岳山頂 東天狗岳の山頂は少し狭く、休憩等は取れますが少し忙しい感じがします。 展望は360度の展望を楽しめ、蓼科山、北横岳、北アルプス等を望むことができます。 ◆東天狗岳〜中山峠〜黒百合ヒュッテ 東天狗岳を出発するとすぐに急傾斜の下りとなります、慎重に道を選びながら進みましょう。 結構な斜度があり、道も狭くなっていますので滑落に気をつけましょう。 天狗の奥庭、中山峠分岐までは、細いトラバースとなりますので、下に降りすぎないように気をつけましょう。 トラバースを過ぎ急傾斜の下りはかなりの高度感になっていました。 私達は少し迂回しながら下りました。 分岐を過ぎて中山峠方向に進むと、急斜面の下りが出てきます。 今回はかなり内側に道が出来ていて、またジグザクにくだったので傾斜はそれほど感じませんでした。 樹林帯に入る手前でいつもと反対側にトレースが出来ていたので、本当に今回は面白い道が出来ているなと思いながら歩いていましたが少し歩くとあまりにもいつもと違う経路なので、一旦戻り通常ルートを発見しました。 確かに、すれ違う人が今回はすごくズボリますと言っていたので、内側ルートを歩く人が多かったのかもしれません。 樹林帯に入って少しアップダウンと繰り返し、開けた所に出ればもうすぐ中山峠です。 中山峠から黒百合ヒュッテは5分程度で到着します。 ◆黒百合ヒュッテ〜唐沢鉱泉分岐 黒百合ヒュッテからの下りは、夏であれば、沢沿いの樹林帯で大きな岩がごろごろしている沢道を下っていく感じですが、今回は雪がしっかりと着いているのでほぼまっすぐ下ることができました。 冬の下りに慣れると夏がつらいですね。 ◆唐沢鉱泉分岐〜唐沢鉱泉 唐沢鉱泉分岐から先もしっかりと雪がついていたので、楽々下山です。 |
その他周辺情報 | 【日帰温泉】 もみの湯 〒391-0115 長野県諏訪郡原村字 原山 17217-1729 TEL:0266-74-2911 URL:http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/hotspa.html 日帰り入浴 650円/大人 営業時間 AM10:00〜PM 9:30(PM9:00までに入館) 唐沢鉱泉(冬季閉鎖中) 〒391-0213 長野県茅野市豊平4733-1 TEL:0266-76-2525 URL:http://www.karasawakousen.com/ 日帰り入浴 700円/人 営業時間:10:00〜15:30(日帰り入浴) 【直売所】(現在改修中につき、プレハブ営業中) たてしな自由農園(原村店) 〒391-0100 長野県諏訪郡原村上里18101-1 TEL:0266-74-1740 営業時間:9:00〜18:00(時期により変わります。) |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
登山地図
コンパス
笛
登山計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ツェルト
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
アイゼン
ピッケル
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感想
2月に冬の天狗岳に登ることが出来なかったので、3月となりましたが天気を見て登ってきました。
雪が少ないとの情報でしたが、十分な積雪があり大変のぼりやすい状況でした。
展望台から西天狗までの雪はかなり多いのでないかと思います。
ところどころ、迂回をしながらのルートとなっていました。
今回は、天気も良く、風も無かったため大変快適に登ることが出来ました。
展望も良かったのですが、さすが春!霞んでいました(笑)
それでも南アルプス、中央アルプス、北アルプス等を見ることができ、八ヶ岳の主峰達も綺麗に見ることができ大変たのしい山旅でした。
それにしても、太陽がでてからは本当に暖かったです。
服装は夏装備で問題ありませんでした。
アンダーシャツ+長Tシャツ+Tシャツで歩き始めのみソフトシェル。こんな暖かい冬の天狗岳は初めてです。
そのため、下山時にすれ違う、渋ノ湯からヒュッテを目指して登って来る人達は、汗だくな状態で登ってこられていました。(昼過ぎで気温が上昇していたからだと思いますが)
やはり、天候が安定しているときの雪山は楽しいです。
次の休みも天気次第でどこか行きたい感じです。
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