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記録ID: 5262380
全員に公開
山滑走
朝日・出羽三山

雪纏う神々宿る山「湯殿山&姥ヶ岳」BCスキー滑走!

2023年03月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:32
距離
15.1km
登り
1,338m
下り
1,322m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:11
休憩
1:11
合計
6:22
5:06
17
5:36
5:36
101
7:17
8:00
93
9:33
10:00
32
10:32
10:32
12
10:44
10:44
18
11:02
11:02
3
11:05
11:05
23
11:28
志津温泉
天候 晴れ(薄曇り)
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●志津駐車場を利用
・志津集落から姥沢方面に300m地点で通行止めゲート有り。ゲート前は駐車禁止の標識有り。
・志津駐車場は50台程度駐車可能(無料)
コース状況/
危険箇所等
★登山道整備度:-(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度 :3(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度 :3(難5・4・3・2・1易)アイゼン、ピッケル、藪等の頻度
★登山道の眺望:5(良5・4・3・2・1悪)
★山頂の眺望 :5(良5・4・3・2・1悪)


【すれ違った登山者の数:2人】


◆登行の状況
・夜の冷え込みでツボ足でも凍み渡りができるほど雪面が固くなり、シール登行は、昨日のトレースを利用するより普通の雪面を登行したほうがグリップでき直登できた。
・ただし、雪面が固いため斜度のあるトラバースはクトーがないとキツイ感じ。今回は姥ヶ岳直下の西側斜面でクトーを利用した。ピッケル付きストックを持ちながらの登行であったが、これ以上急斜面になるとクトーでは立ち往生する恐れもあり、安全のため早めにシートラすることも重要と感じた。

◆滑走の状況
・湯殿山東側斜面は、スキー場なら標高差350mの上級者向けのバーンが続くイメージ。雪質や新雪量によっては表層雪崩の恐れがあるので、状況を確認してドロップインしよう。本日は朝一ということで、春雪が朝の冷え込みで硬くなった雪面でガリガリ、滑走には難しいコンディンションだった。
・姥ヶ岳からの滑走は、本日のルートであれば、特段難しい箇所はないが、標高1300〜1450mの稜線東側に雪割れがあるので注意して滑走したい。雪面は昼前で気温上昇により緩み滑走には問題なし。緩傾斜地はストップスノーになる区間もあったが全体的に快適だった。
志津集落から300mほどで通行止め、引き返して志津駐車場に車を止めて出発!
2023年03月12日 05:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 5:12
志津集落から300mほどで通行止め、引き返して志津駐車場に車を止めて出発!
志津駐車場から1.2km車道を歩き、ここから雪のスロープで雪面へ。
2023年03月12日 05:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/12 5:21
志津駐車場から1.2km車道を歩き、ここから雪のスロープで雪面へ。
スキーを装着しシール歩行スタート。
2023年03月12日 05:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/12 5:24
スキーを装着しシール歩行スタート。
まずは、10分ほど歩きネイチャーセンター脇を通過。
2023年03月12日 05:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 5:40
まずは、10分ほど歩きネイチャーセンター脇を通過。
更に石跳川を上流に進んでいく。
2023年03月12日 05:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/12 5:52
更に石跳川を上流に進んでいく。
標高900m地点で右岸側の尾根に乗る。
2023年03月12日 06:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 6:06
標高900m地点で右岸側の尾根に乗る。
お〜、姥ヶ岳が良く見えてきた。
2023年03月12日 06:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 6:14
お〜、姥ヶ岳が良く見えてきた。
昨日のトレースを参考にブナ林を登っていく。
2023年03月12日 06:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 6:24
昨日のトレースを参考にブナ林を登っていく。
オレンジ色に染まった空から朝日が昇ってきた。
2023年03月12日 06:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 6:28
オレンジ色に染まった空から朝日が昇ってきた。
標高1200m弱まで樹林帯が続くが、
2023年03月12日 06:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 6:39
標高1200m弱まで樹林帯が続くが、
この先は、一面の雪原の中を行く。
わーお、いい感じだ♪
2023年03月12日 06:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 6:46
この先は、一面の雪原の中を行く。
わーお、いい感じだ♪
至るところにシュプールが付いていた。
昨日は結構人が入ったようだ。
2023年03月12日 06:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 6:44
至るところにシュプールが付いていた。
昨日は結構人が入ったようだ。
まずは、湯殿山南東尾根に乗るため、やや急な斜面をシールを効かせて登っていく。
2023年03月12日 06:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 6:49
まずは、湯殿山南東尾根に乗るため、やや急な斜面をシールを効かせて登っていく。
南東尾根に乗ると絶景、お〜、イイね〜♪♪
真っ白になった湯殿山の稜線はいつ見てもいい感じ。
2023年03月12日 06:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 6:55
南東尾根に乗ると絶景、お〜、イイね〜♪♪
真っ白になった湯殿山の稜線はいつ見てもいい感じ。
歩いてきたルートを振り返る。
2023年03月12日 06:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 6:55
歩いてきたルートを振り返る。
南東尾根から北側の眺望。
右には姥ヶ岳、眼下には石跳川。
湯殿山東斜面を石跳川まで滑走し、左上まで登り返す予定。
2023年03月12日 07:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 7:03
南東尾根から北側の眺望。
右には姥ヶ岳、眼下には石跳川。
湯殿山東斜面を石跳川まで滑走し、左上まで登り返す予定。
南東尾根を絶景を眺めながら登っていく。
2023年03月12日 07:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 7:03
南東尾根を絶景を眺めながら登っていく。
湯殿山南西尾根もいい感じ。
一度は歩てみたいが、
2023年03月12日 07:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 7:06
湯殿山南西尾根もいい感じ。
一度は歩てみたいが、
お〜、南西尾根にもトレースがあるようだ。
2023年03月12日 07:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 7:06
お〜、南西尾根にもトレースがあるようだ。
なんと美しい白き稜線だろうか。
2023年03月12日 07:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 7:14
なんと美しい白き稜線だろうか。
最後、気持ちよく歩き
2023年03月12日 07:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 7:14
最後、気持ちよく歩き
まさに神々が住む山にふさわしいところだ。
2023年03月12日 07:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 7:17
まさに神々が住む山にふさわしいところだ。
誰もいない湯殿山の山頂に到着。
右上には月山の頂も登場!
2023年03月12日 07:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 7:46
誰もいない湯殿山の山頂に到着。
右上には月山の頂も登場!
南側の眺望。
本日は霞が濃く朝日連峰は良く見えない。
2023年03月12日 07:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 7:44
南側の眺望。
本日は霞が濃く朝日連峰は良く見えない。
湯殿山の北西眼下には仙人岳や
2023年03月12日 07:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 7:45
湯殿山の北西眼下には仙人岳や
更にその奥には品倉山が見える。
2023年03月12日 07:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 7:46
更にその奥には品倉山が見える。
では、滑走しよう!
まずは湯殿山東斜面にドロップイン。
朝7時台ということで雪面が固く足がパンパンになった。
2023年03月12日 07:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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では、滑走しよう!
まずは湯殿山東斜面にドロップイン。
朝7時台ということで雪面が固く足がパンパンになった。
湯殿山から標高差350m滑走し再び石跳川へ。
2023年03月12日 08:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 8:26
湯殿山から標高差350m滑走し再び石跳川へ。
再度シールオンして石跳川上流に登り返していく。
2023年03月12日 08:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 8:40
再度シールオンして石跳川上流に登り返していく。
標高1330m付近から姥ヶ岳へ標高差340mの登行開始。
2023年03月12日 08:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 8:53
標高1330m付近から姥ヶ岳へ標高差340mの登行開始。
雪面はまだカリカリ。
クトーを装着して登っていく。
2023年03月12日 09:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 9:28
雪面はまだカリカリ。
クトーを装着して登っていく。
姥ヶ岳の山頂に到着。
お〜、ここも貸切だ〜♪
2023年03月12日 09:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 9:52
姥ヶ岳の山頂に到着。
お〜、ここも貸切だ〜♪
姥ヶ岳から眺める月山も好きな風景だ。
2023年03月12日 09:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 9:59
姥ヶ岳から眺める月山も好きな風景だ。
先ほど登頂した湯殿山は結構低く見える。
2023年03月12日 10:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 10:09
先ほど登頂した湯殿山は結構低く見える。
西側には品倉山までの雪稜が続く。
2023年03月12日 10:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 10:00
西側には品倉山までの雪稜が続く。
月山も立ち寄っても良かったが、月山直下の西斜面は滑走向きではない感じ。
早いけど滑走重視ということで、P1688から東側にドロップイン。
2023年03月12日 10:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 10:10
月山も立ち寄っても良かったが、月山直下の西斜面は滑走向きではない感じ。
早いけど滑走重視ということで、P1688から東側にドロップイン。
初夏まで残雪が残る牛首下。
まだまだ雪がたっぷり。
2023年03月12日 10:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 10:34
初夏まで残雪が残る牛首下。
まだまだ雪がたっぷり。
スキー場の山頂駅の脇を通過し、尾根に伝いに滑走していく。
2023年03月12日 10:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 10:38
スキー場の山頂駅の脇を通過し、尾根に伝いに滑走していく。
雪も緩み始め気持ちよく滑走できた〜♪
2023年03月12日 10:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 10:47
雪も緩み始め気持ちよく滑走できた〜♪
雪に埋まった姥沢を通過し、
2023年03月12日 10:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 10:47
雪に埋まった姥沢を通過し、
現在地を確認しながら樹林帯中を滑る。
2023年03月12日 10:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 10:51
現在地を確認しながら樹林帯中を滑る。
あっという間にスタート地点に到着。
道路標識に手が届くのも積雪期ならでは。
2023年03月12日 11:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 11:13
あっという間にスタート地点に到着。
道路標識に手が届くのも積雪期ならでは。
志津集落付近でも、積雪は4m程度はありそう。
2023年03月12日 11:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 11:22
志津集落付近でも、積雪は4m程度はありそう。
最後は車道を歩き、
2023年03月12日 11:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 11:31
最後は車道を歩き、
志津駐車場に到着。
お疲れさまでした。
2023年03月12日 11:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/12 11:34
志津駐車場に到着。
お疲れさまでした。

感想

本日もBCスキーを満喫できる山に行ってみました。
ここ最近の高温で新雪やパウダーは期待できず、春雪でも楽しめそうな湯殿山と春スキーのメッカとなる姥ヶ岳を選定。
月山は、山頂直下の西斜面がデコボコのガリガリで、滑走には楽しくないように見え、今回はパスしたため昼前の下山になりました。

雪質は想定通りでしたが、思ったより早く湯殿山の山頂に到着してしまい、硬い雪面が緩む前にドロップインしたので足がパンパンに。
それでも姥ヶ岳からの下山は、雪面が緩み始め、春風を感じながら気持ちよく滑ることができました。

再び新雪が積もってパウダー滑走できることを願いたい今日この頃でした!


<BCスキーの滑走動画はこちら↓>




<湯殿山&姥ヶ岳のドローン空撮はこちら↓>


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