大山 槍ヶ峰 壁沢
- GPS
- 06:47
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,215m
- 下り
- 1,218m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
スタート地点から鍵掛峠まで車一台分の幅だけ除雪されていた 反対側の桝水からは三ノ沢の橋まで除雪されていた |
写真
感想
2月に計画していた壁沢、
大山の東壁、槍ヶ峰山頂から落ちる壁のようなルンゼ
降雪後に行ったが上部入り口は硬い雪の上に薄ら新雪、ノド付近は凍っていてで全然ダメだった
一つ北の本沢上部でパウダー滑走を楽しんでから尾根を一つ跨いで壁沢下部から観察、雪は繋がっているがかなりの斜度、降雪直後なのにルンゼには脇からたくさん石が転がり込んでいる
観察地点は上部から300m、上部は人を寄せつけない、まさに300mの壁、壁沢
とか前置きを書いておいて3月上旬に気温が上がったので雪がなくなる前に大山へ春スキーへGO
前日雨降ったので雪緩んでるだろう、でも落石と雪崩に注意したい
車道は除雪が峠の駐車場まで進んでいた
反対側は三の沢の橋まで進んでいる
道路脇をてくてくシール歩行して三の沢に侵入
最後の堰堤もシールで上がれる
まだガスっていて景色なし
しかし至る所から落石の音がして気味が悪い
安全な尾根に乗って晴れ待ちする
落石しているところがわかったので避けて進む
前回は三の峰へのルンゼを直登したが石がいっぱい落ちてるので
右手のスカイラインを登る
槍が峰の南側に出た
そこから尾根上行くか迷って偵察したが
板を担ぐことになり、一旦下から巻いたほうがよさそう
アイゼンでステップ切って進む
所々雪が薄く下部が空洞になってるので崩してしっかり足元確保
あとは夏道を辿って槍が峰の北側に出る、その東側が壁沢だ
雪はズブズブのザラメになっていてこれはいける
しかし凄い斜度で45度超えてそう
まったり準備して安全第一を言い聞かせて滑り込む
ワンターンで結構なスラフが落ちてルンゼに張り付いた重い雪が落ちていく
雪が剥がれた後の斜面はやわらかく慎重に下る
しかしノドで硬い雪と岩が出てきたのでピッケル刺しながら2mほどカニ歩きで下る
ノドを抜けると眼下は岩が出てるのでスキーヤーズレフトに移る
が、その直前移る先のルンゼで落雪と落石、やり過ごしてから一気に左へ、
そして斜滑降でスキーヤーズライトへ抜けて岩地帯を回避
やっと斜度が落ち着くが相変わらず40度はある
転けないように確実に滑り降りて下部まで辿り着く
写真だけ撮ってさっさと壁沢を抜けよう、
両脇から小さな雪崩や落石があるので長居は無用、
デブリや転がった石を気にしながらスルスル降りて本沢と合流して緊張がとける
あとは小屋まで滑りこむがストップスノー
小屋下でまったり休憩してシールで峠まで歩いていつも通り快適スキーで下山
今シーズン2個目の目標達成
大山は面白そうな斜面があり、滑り尽くされていそうだが壁沢は記録が見つからなかった
過去最高の斜度の斜面だった、スキーは楽しめないのでお勧めしません
大山の大抵のルンゼは300mくらいの急斜面を滑ることになる
その標高差は短いように思えるがその中に様々な要素が凝縮されている
大山ではいろいろとすごい所を滑られていて、びっくりします。
ところで、2/27の『大山 剣ヶ峰 南壁から弥山 北壁』の記録には地図やコースタイムはないのですか?
ログつけ忘れてました、ありがとうございます
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