浅草岳〜田子倉から六十里へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,280m
- 下り
- 1,049m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 10時間 合計登行 1200m 気温 朝9℃ 帰りも同じ 駐車場 田子倉P 50台 山で会った人 田子倉20人 頂上 80人 六十里 5人 森林限界 1300mで灌木展望 登山道の様子 縦走路の展望絶大 装備 クルマ回収用の軽チャリ 山の快適さ ブナ豪雪地帯の紅葉 お勧め度 相当 日帰り温泉 只見温泉 露天 なし 狭い バスクリンの味 だが新築 コンビニ 小出 只見にはない 東京帰宅 翌朝9時 福島を走って戻ると只見は遠い 走行距離 550キロ |
写真
感想
グレートサミッツ国内編 NO111
田子倉からの浅草岳
冬には鉄道も道路も閉鎖されて、陸の孤島の浅草岳南面。一度はそこから登ろうよと、紅葉シーズンに入る。東京から関越で現地に行くのに、谷川をくぐって、越後駒をかすめて、そんな遠方に行くほどいい山なのかと思いながら、しかしよかった。
田子倉には相変わらず何もない。けれどけっこうハイカーが集まってくるよ。さっさと登り始める。過去に国体をやったらしいがだから整備されたか。
沢沿いの道から中に入っていくが、大きなブナがあると最近本で読んで、しかしこのくらいのブナなら何度も見た。いやブナのある山にこそ、きれいな紅葉があるとういわけだ。中間尾根からまっすぐに登っていくが、左側鬼ガ面の東面の岩壁スラブ帯がかなりの迫力で迫ってくる。やっぱりハイキングでも岩壁やスラブが見えなくちゃつまらないよね。ガスっていた雲もとれて、本格的な秋晴れ、この夏秋山で一番いい天気になった。
急登が終わって緩やかに頂上。登山客は多いが、しかし展望が素晴らしい。真後ろに燧だけはだれでも分かる双耳峰になっていて、そこからすると越後駒があり、その前に毛猛、この毛猛という変な山を確認できたことだけでも御の字。
頂上は過ぎて前岳とのコルで長飯。この辺りも今はのどかな湿地帯でいい感じだ。こちら側守門もあり、粟ヶ岳があり、そのとなりに、どれが青里で、どれが矢筈なのかは不明だが、しかしちゃんと見える。さらに右には二週前の御神楽も。この潤いとウエット感がたまらない。
今日は予定通りにこのまま鬼ガ面縦走して六十里トンネルに出る予定。
北岳方面に踏み出して、ああえげつないほどスリリングな縦走路だと再確認。切れ落ちている岩壁の1m横をずっと歩いて行くのだ。ボサに守られているとは思うが、しかし谷川縦走路の一ノ倉サイドでも、鹿島槍北峰サイドの道でも、これほど景色OKの露骨な縦走路の経験はないぞ。道切り開いた人がよほど岩壁が好きだったか。さっき見えた北岳双耳スロープも自分が登っていると思うと感激だ。
最短路のネズモチからの往復組は、さらに鬼ガ面まで往復する人もいたりして、何だかご苦労な気がしたが。北岳まで案外遠くて、さらに鬼ガ面。この辺りの縦走路はいいよね。その先に南岳。背景に歩いたコースが全部見えて、この解放感と天気の良さは、かなり久しぶりだ。その先でボサに入ってトンネルまで下山。車へは、新兵器のデポチャリで徒歩2時間コースが30分に短縮ね。登りも良かったが、下りはさらにいいコースだった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する