世界自然遺産 向白神岳

2023年03月24日(金) 〜 2023年03月25日(土)

• GPS: 14:43
• 距離: 26.5km
• 登り: 1,911m
• 下り: 1,918m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:12
• 合計: 6:10

6:29 スタート地点
7:18 7:18 白神岳登山口駐車場
7:31 7:31 旧登山口
9:51 10:01 蟶山
10:02 10:02 マテ山分岐
12:11 12:11 大峰岳分岐
12:36 12:38 白神岳避難小屋
12:39 白神岳

2日目

• 山行: 7:57
• 休憩: 0:32
• 合計: 8:29

6:15 白神岳
6:15 6:17 白神岳避難小屋
8:17 8:33 向白神岳
10:49 11:00 白神岳避難小屋
11:23 11:24 大峰岳分岐
12:18 12:19 マテ山分岐
12:35 12:35 蟶山コース最後の水場
13:22 13:23 二股分岐
13:53 13:53 旧登山口
14:03 14:03 白神岳登山口駐車場
14:44 ゴール地点

天候

概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

漁港のスペースに迷惑にならないよう駐車させていただきました。ありがとうございます。

コース状況／危険箇所等

◇日野林道…無雪ですが、道路の崩落のため車両通行不可
◇登山口→マテ山…直登ルートにてマテ山へ。踏み跡明瞭な急登、お助けロープあり。標高500m辺りより雪が繋がった。
◇マテ山⇄白神岳…ツボ足で快適な雪上歩き、危険箇所特になし。
◇白神岳⇄向白神岳…登山道はありません。アイゼン装着。ほぼ雪は繋がっているが極一部藪漕ぎ。玄関岳では雪の状況により要ピッケル。
◇マテ山分岐→登山口…雪の急斜面を下った後はところにより残雪あり、時に慎重を要するトラバース。雪の状況によってはアイゼン必須。

その他周辺情報

不老ふ死温泉(@600円)

写真

3/24 9:55

小雨が止むのを待って、漁港から日野林道を歩き、マテ山直登ルートからマテ山へ。ここまで長かった。

3/24 10:40

空はすっかり青色に。心癒すブナの森をゆく。

3/24 11:38

ウィークデーということもあり誰にも会わない。時折ズボりながら、休み休みのんびり上る。

3/24 12:05

ふり返るマテ山、日本海は霞の中

3/24 12:14

稜線に上がれば、向白神との嬉しい出会い

3/24 12:26

真白稜線をゆけば見えてくる避難小屋

3/24 12:33

手前はお手洗い、奥が

3/24 12:37

避難小屋、2階の窓から出入り可能

3/24 12:43

裏手の1階出入り口はこんな

3/24 12:34

小屋から眺める世界自然遺産 白神山地

3/24 12:36

そしてこちらが白神山地の最高峰、向白神岳

3/24 12:38

重荷を置いて、白神岳山頂へ

3/24 12:40

山頂から眺める原始の森

3/24 13:30

その後山頂付近はみるみるガスの中、だからのんびり山ごはん。今日はブーケ鍋…もどき(笑)

3/24 17:38

日の入の頃外に出たら、夕陽色に焼けたうねる雲。

3/25 6:18

翌日は朝のうちは曇り予報、それでも締まった雪を歩きたくて、早めに歩き出す

3/25 6:31

夜中は風が吹いていたから、うっすら霧氷

3/25 6:47

アイゼンを効かせて快適に歩く

3/25 6:57

ただ雪は

3/25 7:22

ところによっては

3/25 7:22

割れ、崩落し始めている

3/25 7:24

向白神山頂をとらえる頃

3/25 7:26

広がり出した青空

3/25 7:30

大雪原から

3/25 7:33

1番奥のとんがりが向白神

3/25 7:38

ここが唯一藪に入らざるを得なかった場所、大きな雪の割れ目から藪を掴んで這い上がった。

3/25 7:46

再びの大雪原から

3/25 7:50

崩れた雪のキワへ

3/25 8:00

向白神ロックオン

3/25 8:01

あの白いとんがり

3/25 8:02

いよいよ

3/25 8:02

白神山地最高峰

3/25 8:08

向白神岳へ

3/25 8:09

ギリギリ雪を繋ぎながら

3/25 8:13

やってきた向白神岳

3/25 8:32

くっきり見えるはずの岩木山は全く見えない春霞

3/25 8:32

霞の中へ果てしなく続く原始の森

3/25 8:22

真上の空は澄んでいるのにな

3/25 8:50

ゆっくりしたいけど、みるみる上がる気温が不安。戻ろうか。

3/25 9:00

ふり返る猫耳

3/25 9:14

際どい雪の上

3/25 9:25

向かう白神岳

3/25 9:29

繰り返されるアップダウン

3/25 9:32

1122Pに寄り道

3/25 9:38

そこからの向白神、チラッと見えてる…のかな？

3/25 9:53

そして玄関岳の登り返し

3/25 9:58

トラバースと急登、雪の状態によってはピッケル。この日はストックのまま、帰りはピークを巻いた。

3/25 10:21

白神岳を眺めながらひと休み、たおやかに広いその山容は、以東岳や二王子岳に良く似ている。

3/25 10:31

厳冬の頃にはきっとここはナイフリッジ

3/25 10:32

ふり返る、向白神から来た稜線

頭上に旋回していたのはもしかしてイヌワシ？と胸をときめかせる。んー、トンビかな(笑)

3/25 10:37

遠ざかる向白神

3/25 10:44

白神岳への大斜面

3/25 10:48

私を励ましてくれる向白神

3/25 11:15

小屋で重荷を担いだら、ピッケルと記念撮影

3/25 11:26

今日はマテ山の向こうに見えた日本海

3/25 11:52

ブナ林をザクザク下りたら

3/25 13:30

前日には見つけられなかったカタクリとの出会い

3/25 13:34

福寿草もたくさん

3/25 14:27

林道を歩いて

3/25 14:38

港からふり返る白神岳

3/25 14:40

せっかくだから海抜ゼロへ

3/25 15:19

不老ふ死温泉に向かいながらも、眺めた白神

3/24 12:16

日本海から目指した白神岳のさらに奥、世界自然遺産白神山地の最高峰、秘境向白神岳。まもなくここは深い藪に守られる。

撮影機器：

α7 III ILCE-7M3 ボディ SONY

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

アイゼン ピッケル 厳冬期避難小屋泊装備

感想

chee2005

世界自然遺産 白神山地最高峰、向白神岳。前回は紅葉の白神から十二湖へと縦走した。残雪の頃、きっと向かおうと決めていた向白神。霞の中ではあったけれど、それがまた異世界に迷い込んだようで、柔らかに届く春の陽射しが印象的な向白神岳だった。

※深浦町観光課ガイドマップより
白神山地の最高峰である向白神岳は世界遺産の核心地域内に位置しています。自然環境保護のため登山道は整備されておりません。入山は可能ですが、やぶの稜線を越えて行くかなりきつい行程です。そのため向白神岳は訪れる登山者も少なく白神山地の秘境と言われています。

紅葉の白神岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1293486.html