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Yamareco

記録ID: 5310150
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

初富士山、山小屋泊

2018年09月01日(土) 〜 2018年09月02日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
23:25
距離
12.2km
登り
1,458m
下り
1,498m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:17
休憩
1:12
合計
4:29
9:52
20
スタート地点
11:19
11:48
1
11:49
11:49
5
11:54
11:56
3
11:59
12:00
8
12:09
12:10
8
12:19
12:21
7
12:28
12:29
5
12:33
12:39
17
12:56
12:56
0
12:56
12:56
6
13:02
13:02
9
13:11
13:18
15
13:33
13:45
10
13:55
13:59
23
2日目
山行
4:59
休憩
1:30
合計
6:29
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス

感想

奈良を0時過ぎくらいに出発、ほんとは下道で9時間くらいかけていく予定だったが、高速で行くことに。休憩込みで7時間ほどで到着。
友人Sが親から借りた普通車が大活躍。

富士北麓駐車場に車を止め、着替えてバスに乗って五合目へ。8時のバスに乗ったと思う。

40分ほどで五合目到着、ちょっとぶらぶらする。歯ブラシ忘れたので五十円で購入。可愛い山ガールの4人組グループに写真を頼まれる。

9時過ぎくらいに出発。しばらくしてヤマップつけるの忘れてたことに気づいて記録開始する。
山小屋ごとに休憩をはさんだ。酸素が薄いのか結構疲れる。
本格的な登山初めての友人Mが早くてびっくり。友人Fもそれについて行く。自分と友人Sは自分のペースでゆっくり行く。途中の山小屋の横らへんで12時くらいに昼ごはんに棒ラーメンを作って食べる。

周りを歩いてるメンツが山小屋まであんまり変わらなかった。
富士山道幅広いし人多いしなんか他の山と全然雰囲気が違う感じ。木もほんと最初の方にちょろっとあるだけだし。すぐ森林限界なのかな。五合目が2300mくらいだったと思うし。
あと挨拶システムとか山のコミュニケーション的なのもほとんどなかった。ちょっと寂しい感じ。

当初の友人がたてた計画よりも1時間半ほど早く14時半くらいに到着。山小屋の人に案内をしてもらう。
山頂か山小屋かどっちでご来光を見るか聞かれ山頂というと明日は2時に起こすからアラームは鳴らさないでとのこと。

到着して寝床で30分ほどぼーっとしてから早めに晩御飯の準備をする。
山小屋の寝床を初めてみたが、収容所という感じだった。一人当たり1畳ないくらいのスペースかな?

山小屋の外の隅っこの方でおでんを温める。おでんの後ご飯とチーズ入れてリゾットにする予定がガスがなくなり友人Sのを借りる。友人MとFはバーナーを持ってないのでSにお湯を沸かしてもらう。

食べて明日の準備をして17時くらいにさっさと就寝する。途中何回か起きる。
1時くらいに結構雨降ってたらしい。
友人Fが高山病で苦しんでた。頭痛と吐き気がおさまらないらしい。ずっと酸素を吸ってた。後から聞いたら食堂?でうどん食べたりしてしのいでたらしい。ほとんど寝てないとのこと。
自分はウォークマンで音楽聴きながらグッスリでした。

深夜2時に起きる。準備とか色々して3時くらいに山小屋の人に急かされて出発。これ以上遅くなると山頂でご来光みれませんよ!

雨がポツポツ降ってる。天気悪い。ガスもかかって下も上も全然見えない。あと寒い。なかなか酷かった。
それでも人がすごい多くて山頂まで行列ができてた。4時半過ぎくらいに山頂につく。
人がすごい多くてビビる。小雨がずっと降ってる。風もまあまあ強いし、あと寒い。

友人Fとトイレに行くが人多くて並んでる。3分ほど並んで中入るとなんかもう戦争の時のなんかの収容所みたいな感じだった。
みんな雨風と寒さにやられてグッタリして休んでた。(結構匂いのきつくて汚い)トイレなのに、便器の前で座り込んで寝てる人もいるし。色々とやばかった。
トイレ小屋の前でおじさんが座ってめちゃくちゃ震えててなんかヤバそうだったのに誰も声をかけてないのが印象的だった。みんな余裕ない感じだった。自分たち含め。

一応日の出の時間になるも太陽らしきものは酷いガスで全く見えず、ただぼんやり空全体が明るくなるだけだった。
感動もクソもないご来光だった。

日の出の時間も過ぎ、当初の計画どおりお鉢巡りをするか、雨だしガスだしあと寒いしもうさっさと下山するかどうか悩む。
一応富士山の山頂にはついたが、標高3776mの剣ヶ峰に行きたい。
少し話し合ってまだ体力あるし行くかとなって少し進む(50mくらい)が、ちょっと高い崖と悪すぎる視界で心が折れて断念。やっぱり下山することにする。

ちょっと降りたところで先ほどのトイレ小屋の前に座ってたおじさんがまた道の端で座り込んで震えていた。自分たちも寒くてつらいのでさっさと降りる。

途中で友人Sが山小屋に置いた荷物を取りによった。吉田ルートは登りと降りる道が別々だった。
下山路は横に広い砂と礫のただの坂で、ガスがかかって景色も良くないし同じような道の繰り返しだしで、全く面白くなくただただ辛かった。

ちゃんと足首を固定してなかったのか足の指先が両足靴ずれして痛いし、雨が靴の中にはいってぐちゃぐちゃだし、砂で滑ってよく転けるし、自分の登山史上一番苦痛だった。2時間ほどで下山した。
でまやっぱりまた富士山は挑戦したい。今度は天気のいい日に!

下山後バスで駐車場にもどり、さわやかで昼ごはんを食べて風呂に入ってスッキリして帰りました。

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