ネコブ山BC-多くの困難を乗り越え半端ない達成感に浸れた!-
- GPS
- 10:49
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 1,647m
- 下り
- 1,662m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三国川ダムの湖岸林道はまだ残雪に覆われている区間が多く自転車も使用不可で歩く以外方法はない。送水管の階段は幅が狭くスキーを担ぐとぎり歩ける幅。階段が終わった先は踏み跡を辿るが、藪でスキーが引っかかりかなり歩行は難儀する。雪が繋がった後は頂上までずっとスキー歩行が可能。 |
写真
感想
ずっと訪れてみたかったネコブ山。3月中旬に行きたかったが体調不良で実現できず。ようやく回復したので満を持して挑戦した。
三国川ダムまで車で入り、三国川ダムPからヘッ電スタート。湖畔林道はまだ雪に覆われていてアスファルトの区間はほんのわずかだけ。ツボ足トレースを辿り53分を要して十字峡へ。三国川の橋を渡りトンネルを抜け、今日一番懸念していた送水管の階段に向かう。スタートこそシートラのスキーが引っかかり難儀したが、最初のステップを通過すると幅が広まり少し歩きやすくなった。鉄の階段から石の階段にかわり、雪が階段上に残っている箇所があり、Wウィペットの四駆歩行でどうにか通過。送水管は無事終了。その先は踏み跡があるものの藪尾根に変わりなく、藪にスキーが引っかかり相当難儀しながら歩く。何度か心が折れそうになったが、Yさんと電話で話して気分転換を図った。標高900m付近でようやく雪が繋がりシール歩行に。ある程度の斜度があり雪もまだ堅かったため頂上までずっとクトーは付けっぱなしだった。
桑ノ木山手前の微妙なポコは巻き、桑ノ木山の平原に出るとネコブがドーン!モチが沸騰!かなり疲れてきたがペース配分に気を配りどうにかネコブの頂上台地に上がった。素晴らしい展望が迎えてくれ、越後三山に加え、谷川連峰、巻機山、下津川山、小沢岳、遠く平ヶ岳、至仏山、日光白根山まで見渡すことができた。ネコの耳を通過し、真のピークへ。スタートから7時間18分、ようやくネコブの頂上に立つことができ感無量。
頂上でシールオフし滑走開始。ネコの耳へは鱗モードでこなす。頂上台地下の急斜面は少し堅かったが楽しい!あっという間に桑ノ木山まで滑り下りた。桑ノ木山のわずかなアップダウンは全て鱗モードでこなすことができ、復路はシールを一度も使用することなく下りられた。桑ノ木山下は熟成ザラメでスキーもよく滑り滑走を楽しめた。少し調子に乗って滑りすぎてしまいシートラのツボ足で尾根に戻る。
すぐに雪消えし、また藪の洗礼を受けての下り。兼用靴で岩の上を歩くのは実に難儀したがどうにか気力で下りきった。送水管の階段下りは恐ろしいので、往きに見当を付けておいた雪渓でスキーを履き、トンネル出口までどうにか滑り下りた。後は55分の長い林道歩きが待っていた。復路の所要時間は3時間19分でスキーのお陰、往路より4時間少ない時間で戻って来ることができた。
今シーズンで一番タフだったネコブ山BC。燃えかすも出ない程完全燃焼できた。今日は本当に大満足で大いなる達成感に浸り、帰路に着いた。
コメント
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素晴らしい景色ありがとう。
このエリアの景色が大好きです。
先日行った巻機山からもここが見え、
坂戸山からは大兜山や桑の木山が見えました。
桑の木山のなだらかな稜線がこのように天然のゲレンデとは驚きです。
お疲れさまでした。
レコにコメント有り難うございます。
自分も巻機山、阿寺山、中ノ岳からネコブ山を見ていて一度は登ってみたいとかねがね思っていました。送水管の階段に始まり思っていた以上にきつい山でしたが、今回どうにか登れて感無量です。
hareharawaiより
毎回凄いとこ行きますよね〜素晴らしすぎです
グラフがまさに おっぱい山ですね おつかれさまでした〜。
レコにコメント有り難うございます。
正直言ってかなりタフなBCとなりましたが、その分達成感が大いにありました。
グラフのおっぱい山は気がつきませんでした。教えて頂き有り難うございます。
hareharawaiより
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