記録ID: 5320257
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
和名倉山
2023年04月01日(土) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 07:44
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 2,243m
- 下り
- 2,242m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:40
距離 18.2km
登り 2,243m
下り 2,250m
二瀬尾根にて大好きな和名倉山に登りました。
※ 毎度のことながらGPSが暴れておりますので、実際の歩行距離は13km程度であると思われます。
※ 無用な検索を避ける目的で〇△□で大学名・学部名、および森林名を隠しています。
※ 毎度のことながらGPSが暴れておりますので、実際の歩行距離は13km程度であると思われます。
※ 無用な検索を避ける目的で〇△□で大学名・学部名、および森林名を隠しています。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【 大洞橋 〜 反射板跡地 】 序盤は植林帯の急登、尾根に乗ると片側(北西)が広葉樹林となる。反射板跡地直下は広葉樹林帯の急登。特段の危険箇所は無く、道迷いの懸念も少ないものと思われる。 【 反射板跡地 〜 造林小屋跡 】 森林軌道跡の水平路。崩落箇所や倒木、露岩帯があるが危険度は低い。 【 造林小屋跡 〜 北ノタル 】 沢源頭の苔生すガレ場の急登を終え、再び尾根に乗れば傾斜は緩やかになり、東○大学△習林の境界杭(黄色)が道しるべとなる。標高1,800m圏内で再び尾根を外れトラバース道となるが、特段の危険箇所は無い。なお、かつては登山者を苦しめたスズタケの藪は全て枯死しているが、道迷いの懸念は拭えない。 【 北ノタル 〜 和名倉山 】 二瀬尾根ルートのハイライト。北ノタルから二瀬分岐手前までの苔むす森は八ヶ岳や南アルプスにも勝る美しさで圧巻。特段の危険箇所は無く道迷いの懸念も少ないものと思われるが、山頂の周辺はやや分かりづらい。 【 二瀬尾根下降点 〜 反射板跡地(二瀬尾根伝い) ※復路 】 踏跡は、窮めて薄い、若しくは無い。尾根伝いであるが、倒木が多く、二重稜線や幅広の尾根、主尾根の方向が変わる箇所等があるので、ある程度の地図読み、および、ルートファインディングスキルが必要。なお、一般登山道では無いことから安易な入山は控えられたい。 ※ 登山ポストは無い。 ※ 従前と比較して入山者が増え踏跡は明瞭化しているが、以前よりも荒れている印象で道迷いの懸念があるルートであると考える。 ※ ツキノワグマの生息域につき留意されたい。 ※ 本日時点において標高2,000m圏内に若干の積雪があったもののアイゼン等の滑り止めは必要ない。 |
その他周辺情報 | 《入浴》梵の湯 https://www.bon-chichibu.jp/ |
写真
名残惜しいのですが、山頂を後にして下山開始。写真はカラマツの幼木が生える山頂樹林帯手前。『山と高原地図』迷マークの通り迷いやすい印象(私は初めて登頂した際にウロウロしてしまいました)。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
マグライト
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
シュリンゲ
チェーンスパイク
ツェルト
エマージェンシーシート
ナイフ
カメラ
|
---|
感想
和名倉山は、東西南北に10kmを超える広大な山で、都県境に接していないピークでは埼玉県の最高峰でございます。
戦後の復興と高度経済成長とに連動して、和名倉山の原生林は根刮ぎ伐採・搬出されました。更に、昭和44年には大規模な山火事も発生し、一時期はひどく荒廃していました。
その後、自治体(旧大滝村)をはじめ、埼玉大学ワンゲル部OBや東〇大学農△部、私が所属している「百年の森づくりの会」などが60万本に及ぶカラマツを植林するなどの森林再生事業を行いましたが、本来の和名倉山の植生は失われてしまいました。
そんな和名倉山は、人間の業や性、自然の美しさと儚さ、そして、人間が手を掛けようと掛けまいと本来の植生を再生しつつあるたくましさなど、様々なことを教えてくれています。
和名倉山への登頂は、昨年7月以来となりましたが、前回と全く同じルートどりで二瀬尾根をピストン(往路:正規ルート、復路:尾根伝い)しました。
以上、本日も楽しく有意義な山行でごさいました。
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今年、初めての和名倉山歩き、お疲れさまでした。自分の今年の目標は、一般道を歩いて和名倉山に登ることです…笑。
そうかぁ、chiiさまは八百尾根と仙波尾根で登ってヒルメシ尾根と仁田小屋尾根で降ってるから、苔むすシラビソの森を通ってないんですね!
てか、そんなマニアックなルートでしか登っていないのは、逆に凄いですねww
二瀬尾根、chiiさまの足なら6時間以内でピストンできるかも (^▽^)ノ
16回目の登頂、お疲れ様でした。
一つの山をいろんなルートから登れるとは、素晴らしいことです。
旧帝大の演習林は広大でびっくりしますが、管理されず放置された森林の対策もお願いしたいものです。
本当は仙波尾根からの周回を検討していたのですが、奥様から夕方までにベースキャンプに迎えに来るようにと言われていたので、二瀬尾根ピストンにしました (^_^;)
いよいよ令和6年度から森林環境税の徴収が始まりますから、ある程度は森林整備が加速するものと思われますです。
私個人的には、広大な秩父の山林を支配している東〇大△が、何人に対しても無条件で森林を解放することを強く希望します (^▽^)ノ
土曜日は快晴・暖かい一日でしたね〜
でも16回目とはすごいな、ご苦労さまです
でも山中でザル蕎麦ですか〜
これからの季節、コンビニの「ざる蕎麦」「そうめん」「冷やし中華」などは重宝します。真夏には凍らせたペットボトル飲料と一緒にしておけば、山で冷たい麺が食べられます!
勿論、しょっぱい汁は全部飲みきりますよ (^▽^)ノ
当日、二瀬尾根の1800m圏辺りで、腹が減ってパンを頬張っている時に、
軽やかに熊鈴を鳴らしながら降って来られた方が、なんとkazu5000さんだったのですね〜
レコを拝見して気付きました(゚◇゚)
ご挨拶だけですれ違ってしまい、もっとお話をすれば良かったな〜と思いました。
残念です(>_<)
また何処かでお会い出来たら良いですね〜
写真45、の犯人は私です(^^;)
いつも熊倉界隈の記録を拝見しているので、はじめましてな感じがしませんです。はい (^_^;)
あはははは。スコップを立てた方はやっぱりbookoさまだったんですねぇ。帰路に立ってるスコップを見て爆笑しちゃいましたよ!おちゃめ〜\(^o^)/
私も30年前の和名倉山に登りたかったです。もっと早くから登山を始めておけば良かったと常々妄想してしまいますw
また、秩父のお山でお会い出来ることを楽しみにしています (^▽^)ノ
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