記録ID: 5331438
全員に公開
山滑走
積丹・ニセコ・羊蹄山
日程 | 2023年04月02日(日) [日帰り] |
---|---|
メンバー | , |
天候 | 歩き始めは雪 朝のうちは1000くらいにガス、ピークでは雲海 日が当たるまでは、気温は氷点下で北から風あり その後天候は回復、風も弱くなっていった |
アクセス |
利用交通機関
ワイスホルン登山口の駐車場
車・バイク
と 雷電温泉の公衆トイレの駐車場 トイレは冬季閉鎖中、複数の車中泊勢
経路を調べる(Google Transit)
|




地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
表示切替:
コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 15時間11分
- 休憩
- 2時間40分
- 合計
- 17時間51分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | ・ワイスホルン登山口→アンヌプリ 暗いのでなるべく道路を歩いた後、北から山頂を目指す。もちろん道路はまだ除雪されていない。新雪が積もっていたので歩きやすかったが、山頂直下は風で飛ばされていて硬かったのでシートラ。いかんせん暗いので安全に行った。このあたりでガスから抜けて月光が出る。風が冷たくて、体中に霧氷が着いた。避難小屋の中でモード変換。 ・アンヌプリ→道道58号 滑走斜面まで板を持って少し歩く。スキー場斜面では圧雪車の光がいくつか見えた。硬い斜面を安全滑走、月明かりがあった方が絶対に良い ・道道58号→イワオヌプリ シールで歩いた後、早めにシートラ。急登後、上の方は夏道と石が出てるのでそのまま山頂まで。 ・イワオヌプリ→ニトヌプリ 急登のとこまでシートラで戻って、滑走準備。風が吹いてるので、体が冷えて消耗した。 ニトヌプリの登りはシールを貼らずにいきなりシートラした。手前のポコの直下で斜度が緩んだのでシールに変換、そのまま山頂。 ・ニトヌプリ→チセヌプリ 山頂からトラバースを意識しながら滑走。 ちょうど道路の最高点を目指すと、北側は除雪されてアスファルトが出て、南側は手つかずだったのでスキーで渡れた。 チセヌプリの上りも一瞬シートラしたが、スキーの方が足が楽だと判断して、クトー付けて板をはく。山頂まで。 ・チセヌプリ→シャクナゲ岳 チセ西面の滑走は見事に藪の中。後から見たら南側がオープンだったのでそっちを降ろしたほうが良かったか。ガスで先が見えないのが厄介。 シャクナゲ岳まではシール。これ以降登りは全てシールで、アイゼンとクトーの出番はなし。ニトチセのあとだとすごく楽に感じた。 ・シャクナゲ岳→白樺山→新見峠 山頂からヤブを避けて北側に少し滑った後、なるべくトラバースで距離を稼ぐ。滑走はようやくヒャッハー。楽しくなってきた。トラバースも良い感じで、あっという間に白樺山の上り手前まで到着。スキーの機動力が発揮され始める。 白樺山もあっという間に山頂で、新見峠の三角トイレを目指して滑走。楽しい。 ここの道路も北側だけ除雪済みでトイレ以南でないと渡れない。 ・新見峠→前目国内岳→目国内岳 新見峠は風もあたらず一息つけた。そこからま ずは前目国内岳を目指して登る。雪は緩んでる。 前目国内岳からの下りはシール滑走。 このあたりから本格的に晴れだして、かっこいい目国内岳がよく見えた。目国内岳までの登りはフィルムクライストパラダイス。滑れないのが残念。 尾根の上の方は少し狭めだが雪庇は小さかったので問題無く上を歩いた。斜度がさほどないので思ったよりかは楽に山頂まで。このあたりで割と新しい?熊の足跡。 山頂で本日初の他登山者とスライド。以降、岩内岳などで多数のパーティー。 山頂は岩場なのでスキーを置いて、南側の雪を辿って少しよじ登る。 ・目国内岳→岩内岳 この山行1番の滑走。岩内岳目指して気持ちよく滑る。岩内岳山頂までの登りはは標高差はないが距離があって長く感じた。 ・岩内岳→雷電山 シール滑走でも良かったが、楽しみたかったので僅かに滑走。シールをつけて遠くの雷電山を目指す。1174のピークは北から巻いたが、このトラバースが長くて脚にきた。そこから雷電山までも長いが最後の登りなので頑張れる。これまでの立派な山頂看板からうってかわって小さな看板になる。意外と岩内岳からツボで来てる跡も多かった。 ・雷電山→朝日温泉 前雷電までシール。前雷電にも山頂看板あり。少し先までシールで進んで、西側のハイマツを避けたところからトラバース込みで滑走。1154を避けた後に尾根に合流。この滑りが日本海を見ながらで、最高だった。ここからの尾根上は南側がハイマツ無しで快適に滑れた。 841は北側を滑りで巻けそうだったが、今回は安パイを取ってシールで登り返した。 841から雷電峠までも木が濃すぎて尾根上は滑れない。シールのまま尾根の南側をおろしたが、良い判断であったと思った。 雷電峠から朝日温泉は雪が繋がってるが、ヤブが濃くて快適ではない。地図にない沢地形もある。下の方は特に笹が出てきててトラップか多数あった。基本的には夏道通り。前雷電から朝日温泉まで約1h30m。 ・朝日温泉→雷電海岸(日本海) 丸太橋が壊れてるので渡渉不可避。飛び石もキツい。どうせこのあとドロドロ林道を歩くので濡らしても良いのではないでしょうか? 林道は雪が途切れ途切れにしかないし、登りもありのでスキーははけない。雪があるとこはあるで、ブーツが沈むのでしんどかった。道路が舗装されたらあと少し。国道の先に海岸に降りれる階段がある。バス停もある。最後は海水にタッチしましょう。夕日が綺麗に沈む。 |
---|---|
その他周辺情報 | 岩内町にはコンビニ複数あり |
過去天気図(気象庁) |
2023年04月の天気図 |
写真
感想/記録
by Upe
初めてテント担いで山を歩いたのが5年前の夏、このコース。Haute routeと呼ばれるものはスキーで歩いてこそというイメージがあったので、いつか将来冬に来たいと思っていた。
今シーズン、念願の山スキーを始めた。スキーが特別楽しい山というものは全然知らなかったが、それでもこのコースはスキーで行きたいリストに最初から入っていた。まさか今シーズンのうちに行けるとは思っていなかったが、誘っていただいた同行者に感謝。
準備はしたが、初めてのことも多く、自分の未熟さは多く感じた。細かな判断や難しいルーファイは同行者に助けられた。それでも、今シーズン毎週山に行ったことで得られた経験も十分行かせたと思う。体力で補った要素も多いが(行動食持ち過ぎなど)、それもまた実力ということで。
今シーズンは何度かニセコに来る機会に恵まれた。いたるところに開けた斜面が広がっていて、スキーヤーが集まる理由もよく分かった。今回で横断ルートは歩いたが、楽しそうな尾根や斜面をたくさん見たので行きたいところは増えた。やっぱり海が見えるとテンション上がるので目国内雷電あたりをもっと開拓したい。
最後は藪渡渉林道と疲れた体に追い込みをかけられたが、これこそ山スキーといった感じで良かった。ニセコ連山縦走はいくつかのパターンがあると思うが、海まで歩くロマン重視のこのコースにして良かった。
今シーズン、念願の山スキーを始めた。スキーが特別楽しい山というものは全然知らなかったが、それでもこのコースはスキーで行きたいリストに最初から入っていた。まさか今シーズンのうちに行けるとは思っていなかったが、誘っていただいた同行者に感謝。
準備はしたが、初めてのことも多く、自分の未熟さは多く感じた。細かな判断や難しいルーファイは同行者に助けられた。それでも、今シーズン毎週山に行ったことで得られた経験も十分行かせたと思う。体力で補った要素も多いが(行動食持ち過ぎなど)、それもまた実力ということで。
今シーズンは何度かニセコに来る機会に恵まれた。いたるところに開けた斜面が広がっていて、スキーヤーが集まる理由もよく分かった。今回で横断ルートは歩いたが、楽しそうな尾根や斜面をたくさん見たので行きたいところは増えた。やっぱり海が見えるとテンション上がるので目国内雷電あたりをもっと開拓したい。
最後は藪渡渉林道と疲れた体に追い込みをかけられたが、これこそ山スキーといった感じで良かった。ニセコ連山縦走はいくつかのパターンがあると思うが、海まで歩くロマン重視のこのコースにして良かった。
お気に入り登録-人
拍手で応援
訪問者数:655人
コメント
この記録に関連する本
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートはまだ登録されていません。
この記録で登った山/行った場所
- ニセコアンヌプリ (1308.2m)
- 目国内岳 (1220m)
- チセヌプリ分岐
- ニトヌプリ (1080m)
- イワオヌプリ (1116m)
- 雷電山 (1211m)
- 岩内岳 (1086m)
- シャクナゲ岳 (1074m)
- チセヌプリ (1134.2m)
- ビーナスの丘 (1000m)
- シャクナゲ岳分岐
- 前目国内岳 (980m)
- 白樺山 (959m)
- 前雷電山 (1204m)
- 新見峠 (744m)
- チセヌプリ(北口コース)登山口
- イワオヌプリ分岐
- イワオヌプリ(山頂標識)
- イワオヌプリ登山口
- 鏡沼入口 (590m)
- 雷電温泉郷BS (11m)
- 朝日温泉 (312m)
- 雷電峠
- 五色温泉園地お花畑駐車場
- 岩ノ門
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する