岡山県西粟倉村 志戸坂峠公園〜大海里川〜大海里山 桜＆ミツマタ
Machapuchare
その他1人 
体力度について
- GPS
- 05:33
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 970m
- 下り
- 975m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:30
歩行距離18.5km、歩行時間5時間、歩行数27,800歩、消費カロリー1,850Kcal
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
なお、大海里（だいかいり）川沿いの舗装道路には今回は所々に倒木が転がっていました。普通車でギリギリ通れるかどうかで、前日の雨のためか、水が流れている箇所が複数ありました。幅も細めですれ違いにくいこともあり、自動車での通行はおすすめしません。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所やヤブコギはありません。往路で歩いた大海里（だいかいり）峠西北西の標高1,090〜1,110mはササの間の細い踏み跡で、ズボンにマダニがつきました。復路の作業道のほうをおすすめします。スタート地点から白雲の滝＜写真45＞北の作業道入口までは舗装道路です。 志戸坂（しとさか）峠公園の南側の作業道は志戸坂トンネル南端辺りで途切れ、枯れたササが茂った間を進もうとしましたが、すぐにヤブになったため、斜面を適当に登って舗装道路に戻りました。 白雲の滝＜写真45＞北の作業道入口から往路は、標高1,090〜1,110mで北側のササの間の細い踏み跡を辿るとズボンにマダニがつきました。作業道のほうは小石がゴロゴロしていたりアスファルト道の跡があったりするものの、緩やかで歩きやすいです。ニホンヒキガエルの卵塊＜写真55＞周辺のみ水たまりがありましたが、特に問題なく通行できました。 大海里（だいかいり）峠＜写真46＞から大海里山頂上＜写真47〜53＞へは、途中からロープがあり、岩場を越えます。濡れていても滑りにくい岩ですが、今回のように南から上って北に抜けるほうが安全です。大海里山頂上から北尾根は岡山と兵庫の県境沿いを歩きます。不明瞭で逸れてしまいやすいのですが、どこでも歩けるので軌道修正は楽です。西側にある巻き道で再び南下して大海里峠＜写真46＞までは、平坦で歩きやすかったです。 |
| その他周辺情報 | 鳥取自動車道西粟倉ICの近くに道の駅「あわくらんど」があります。ここのレストランは営業を再開しましたが、隣のバイキングレストラン「あわくら旬の里」は現在も休業中です。道の駅北北西の「湯〜とぴあ 黄金泉」は温泉のみ営業中で火曜定休です。営業時間が変更され、日祝は11〜20時半受付、それ以外は12〜20時半受付となりました。 |
写真
01佐用町芝桜北側…佐用町円応寺を自動車で通行中、智頭急行の沿線にこれが見えたので立ち寄りました。佐用消防署西の第3円応寺開渠を西にくぐってすぐの駐車場に自動車を停め、東側に戻ると、南北にシバザクラじゅうたんが延びていました。動画も撮りました。
2
02佐用町芝桜南側…2015年に智頭急行が地元と協力して植え付けを開始、現在は佐用駅から平福駅の間1.1�劼�2万8千株が植えられています。この裏（西側）にも同じようなシートがかけられた斜面があるので、そのうちそちらにも植えられるのかもしれません。
1
04シバザクラ「リトルドット」？…白いシバザクラはいくつか品種があります。「リトルドット」が最も丈夫で育てやすく、花弁も細めのようです。場所によっては斜面の上から下までびっしり花が咲いていました。
2
05シバザクラ「オーキントンブルーアイ」…実際の色はもう少し青みがかっています。薄ピンク色の「モスピンク」と一緒に植えていると花弁の色がピンク色を帯びてきますが、花の中心部の斑点が青いままなので区別できます。満開ですが、まばらに生えているのでじゅうたんとまではいきませんでした。
1
06シバザクラ「スカーレットフレーム」…色と模様から判断しました。我が家の庭では、初期には最も強かったのですが、いつの間にか弱って「モスピンク」に取って代わられあまり残っていません。ここのは最近植えられたのか、株数は極端に少なかったです。
1
08色褪せ始めのミツマタ…志戸坂峠公園の南側に作業道があり、周辺にミツマタが咲いていたので歩いてみました。もう真っ白になった花も多く、これはまだ花つきがよく色が残っているほうでした。まさかこの後、飽きるほどミツマタを見ることになるとは思いもしませんでした。
2
09志戸坂峠公園東の桜…ミツマタの咲く作業道は志戸坂トンネル南端辺りで途切れ、斜面を適当に登って舗装道路に戻ると、これが見えました。散り始めのソメイヨシノを動画にも撮りました。
1
10第一ミツマタ群生地発見！…奧に続いているのが見えたので、足元をちょろちょろ流れる水に気をつけながら少し入ってみました。ここは小規模のほうでした。
1
11ソメイヨシノ越しに志戸坂山南斜面…西南西方面に散り始めのソメイヨシノ越しに、標高910.7m頂上三角点「志戸坂」のある志戸坂山の南斜面が見えました。動画も撮りました。
1
14ゲートボール場より桜越しに志戸坂山斜面…以前は農業公園と呼ばれていたようです。周囲を散り始めのソメイヨシノに囲まれていました。動画も撮りました。
1
15歴史の道百選志戸坂峠道桜並木…北側を見上げてみました。志戸坂（しとさか）峠は姫路と鳥取とを結ぶ因幡街道（智頭往来）の中でも特に難所でしたが、平安時代は国司が通る宮道、江戸時代には参勤交代の道の要所でした。都へ上り志を立てる縁起坂として志都坂（しとさか）と呼ばれることもありました。こうした歴史的価値から歴史の道百選に選ばれています。
1
16吉野川沿い桜並木越しに「猪之部」峰北西斜面…吉野川沿いに桜並木が見えたので少し歩いてみることにしました。距離はごく短いのですが、散り始めから5割残りのソメイヨシノ越しに南東方面に標高801.7m三角点「猪之部」峰北西斜面が見えました。
1
19散り始めのソメイヨシノ…「JOFあわくら自然の家」の一部のようです。この木は散り始めたばかりで満開に近く、きれいでした。東隣にはフレームだけのテントがたくさん並んでいました。
1
20「JOFあわくら自然の家」東の渓流…北側の細い舗装道路に入り橋を渡ってすぐの所です。苔むした石の間を流れる水がきれいだったので動画も撮りました。ここでなぜか道がなくなり、低い草の生えた土道を歩いて南下しました。
2
22キブシ＆ミツマタ…キブシには雄株、雌株、両性株があります。これはめしべとおしべが見えるので、雄株か両性株で実はなりません。このすぐ西で満開のミツマタを動画に撮りました。
1
23ミツマタロード…土道の入口からミツマタロードでした。まだ上に続いていますが、ここから振り返って下りることにしました。ごめんなさいしながら枝をかき分け、動画を撮りつつ下りました。
1
31「大海里の滝」一の滝…下りて見に行きましたが、連れは舗装道路で待機していました。落差は5m程ですが、蛇行して変化のある流れです。動画も撮りました。
1
32「大海里の滝」二の滝…ここは連れも下りて岩盤の上を歩いて見に行きました。落差約10mの三段滝で、中央の石の辺りが二段目です。動画も撮りました。
1
33「大海里の滝」二の滝下部…岩盤の上から幅50�冂�の岩の間を流れる様子を動画にも撮りました。奧が下流側で、四角い石の向こうに見える渕からさらに落ちているのが三段目です。もう少し下流からだと滝の全容が見えるようですが、この細い流れは見えません。この後、「大海里の滝」の三の滝と四の滝は見落としました。
1
36フキ雄株…法面の上にたくさん並んでいました。雄株につく雄花は5裂し、中心部から白い花柱が長く突き出ます。花弁は枯れて白い花柱だけが目立っていました。
1
41道路沿い小滝…南側に見えました。「大海里の滝」は一の滝＜写真31＞、二の滝＜写真32,33＞に始まり四の滝までありますが、三の滝と四の滝は見落としてここまで来てしまったようです。
1
45白雲の滝…落差は約5mですが、舗装道路から見え、名札も立っています。前日の雨の影響か、水量は過去最高でした。実際にはもう少し水が多く見えます。
1
46大海里峠より那岐山…作業道から登ってくると、この1m程南で登山道に合流します。西南西方面に左に那岐山三角点峰、右隣に那岐山（なぎさん）が見えました。
1
47大海里山頂上三角点「大海里」…標高1206.6mの頂上三角点です。この時季は枯れたススキなどが倒れて邪魔にならないので、ゆっくり座って休憩できます。背後に見えているのは駒の尾山です。後で撮った動画には兵庫県標高第2位の三室山なども映っています。
2
48大海里山頂上より氷ノ山＆三ノ丸＆くらます…北北東方面です。左奧の稜線上にボコッと突き出ているのがこしき岩、左の高いほうが兵庫県標高第1位の氷ノ山、右が三ノ丸、右手前の地肌が見えている部分がある山がくらますです。
2
49大海里山頂上より後山…南東方面に兵庫県標高第3位で岡山県では最高峰の後山が見えました。兵庫県側から登ると高度差が1,000m近くありますが、岡山県側からは駒の尾山＜写真51＞経由で登ると比較的楽です。
2
50大海里山頂上より船木山…同じく南東方面、後山＜写真49＞のすぐ右手前に見えます。兵庫県標高第4位で岡山県では第2位です。南からの道は遊歩道となっていますが、実際には沢沿いでガレ場もあり、下りは少し気を遣います。
1
51大海里山頂上より駒の尾山…南方面に岡山県標高第3位の駒の尾山が見えました。岡山県側からは遊歩道のような歩きやすい道があり楽に登れるので人気の山です。
1
52大海里山頂上より那岐山三角点峰＆那岐山…西南西方面に左に那岐山三角点峰、右に岡山県標高第4位の那岐山（なぎさん）が見えました。離れているので、天気によっては霞んで見えません。
1
53大海里山頂上より鍋ヶ谷山…南東方面、船木山＜写真50＞のすぐ右手前に見えます。岡山県標高第5位ですが、後山＜写真49＞から続く縦走路では山頂標がなければ通過点のようにしか感じられません。
1
54マンネンスギ群生地…岡山県では大丈夫ですが、隣の兵庫県では絶滅危惧�粁爐忙慊蠅気譴討い泙后�ここはロープで囲まれた群生地の北端です。細い幹が1本伸びて左右に枝が広がったように見えますが、杉の木の赤ちゃんではなくシダ植物です。よく見ると仲間のヒカゲノカズラも生えていました。
1
55ニホンヒキガエルの卵塊…1m程の小さな水たまり一杯に太さ2�冂�のひも状の卵塊が広がっていました。カエルの卵はひも状というイメージがありましたが、実は丸い塊のほうが一般的です。ひも状なのはヒキガエルの仲間で、ここはニホンヒキガエルの生息地なのでニホンヒキガエルの卵塊と判断しました。水たまりはこの周辺だけでした。
2
56JOFあわくら自然の家宿舎「ジャニーズ事務所」⁉…側にキャンプ場があり、主に関西の子供を対象としたイベントが行われるようです。ここは宿舎のはずですが、なぜか「ジャニーズ事務所」の文字が😮
1
57カワガラス…短い尾羽をピンと立てたスタイルはミソサザイに似ていますが、全身こげ茶色で模様はありません。飛び立ったので逃げたかと思いましたが、数m先に止まりました。
2
58目をつぶるカワガラス…白目をむいているわけではありません。まぶたが白いようです。下まぶたの瞬膜だという説と、上まぶたで瞬膜ではないという説があります。動画でコマ送りしてみると、上まぶたのように見えました。
1
60アセビ＆スジグロシロチョウ春型♀…春型はメスにのみ前翅の表側に黒斑があります。ヤマトスジグロシロチョウに似ていますが、この黒斑がより角張っており、前翅前側の縁が直線的で先端で急に曲がります。
1
61ユキヤナギ＆シナレンギョウ…県南ではユキヤナギは終わっている所も多いのですが、ここはまだ満開でした。シナレンギョウはレンギョウやチョウセンレンギョウとは違い、花と同時に葉が出ます。また、花は直径3�冂�と少し大きめで花弁はより細長いです。こちらも満開でした。
1
62ナガバモミジイチゴ…直径2�兢�々の花はうつむいて咲きます。葉は通常3裂し、中央が極端に長くなることが多いです。6月頃にオレンジ色に熟す実は食べられるそうです。
2
64オオタチツボスミレ…タチツボスミレの仲間はどれもよく似ています。花は直径2〜3�僂乃�が白いのが最大の特徴です。側弁は無毛で花柄は茎の途中から出ます。葉はハート形で両面緑色、葉脈のへこみが目立ちます。
1
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
手袋（防水加工）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子（フード付き）
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー（防水用）
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（地図アプリ使用）
eTrex22x（GPSナビゲーター）
虫よけスプレー
|
|---|
感想
【佐用町の芝桜と志戸坂峠南の桜が見頃】
4月9日（日）は幸い天候に恵まれ、今年最後の桜を見るために、鳥取県と岡山県の境界にある志戸坂（しとさか）峠に向かいました。兵庫県の上郡（かみごおり）町から佐用町を経由し、無料区間の最も南にある平福ICから鳥取自動車道を利用することにしました。
その途中、佐用消防署付近の智頭急行線路沿いでシバザクラが満開になっているのに気がつき、立ち寄ることにしました。佐用消防署西の第3円応寺開渠を西にくぐってすぐの所に「芝桜臨時観光駐車場」があり、10台程駐車可能なスペースに2台停まっていました。
東側に戻ると、この南北に1.1�劼砲錣燭螢轡丱競�ラじゅうたんが延びていました。濃いピンク色の「ダニエルクッション」以外は株間が空いていることが多く、まばらに見える箇所もありましたが、どの株も満開のようでした。佐用町といえば、西日本有数の規模を誇る南光ひまわり畑が有名ですが、ピンク、白、薄紫の鮮やかなシバザクラの花畑が見られるこの地区も新たな花見スポットになりそうです。智頭急行の線路法面に広がっているため、特に撮り鉄に人気が出そうなロケーションです。
ちなみに、今回予定していたコースの近く吉野川沿いに「西粟倉村おおがや芝桜公園」があります。花期は例年4月下旬で今年は早そうですが、想定外の佐用町芝桜に寄ったために時間的な余裕がなく、次の機会のお楽しみにとっておくことにしました。
佐用町芝桜スポットを出て、平福ICから鳥取自動車道を利用して志戸坂（しとさか）峠前で下り、志戸坂峠公園の駐車場に自動車を停めました。数台駐車可能で、1台停まっていました。
最初に公園の南側に作業道があり周辺にミツマタが咲いているのに気づき、歩いてみました。もうミツマタの花の時期は過ぎたと思っていましたが、黄色の花も少し咲き残っていました。作業道は志戸坂トンネル南端辺りで途切れ、枯れたササが茂った間を進もうとしましたが、すぐにヤブになったため、斜面を適当に登って舗装道路に戻りました。
今年はミツマタの時期を逃したと思っていたので、これでもラッキーと満足しました。しかし、これはあくまで序章にしか過ぎませんでした。この後、驚愕のシーンが待ち構えていました。詳細は次の章で説明します。
吉野川近くまで下りてくると、散り始めのソメイヨシノの桜並木、南西方面の山の斜面にはたくさんのヤマザクラが見られました。県南ではほぼ散り終えていただけに、この日にこの地区（坂根）に来て得した気分になりました。
先の佐用町の芝桜と合わせると、シバザクラ、ソメイヨシノ、ヤマザクラの3種類の「桜」を楽しむことができました。
【大海里渓谷沿いは穴場のミツマタロード】
この日の最終目的地は大海里（だいかいり）山です。大海里渓谷沿いの舗装道路から初めてアプローチすることにしました。この渓谷沿いの道は緩やかですがおよそ5�劼砲盖擇咫△靴�も所々に倒木が転がっていました。普通車でギリギリ通れるかどうかで、前日の雨のためか、水が流れている箇所が複数ありました。幅も細めですれ違いにくいこともあり、自動車はもちろん、歩く人に会うこともありませんでした。
この道沿いおよび山の斜面に沿って、多数のミツマタが生育していました。しかも、花の色がまだ黄色のものが多く、あちこちで群生しているので、何度もいい香りが漂っていました。
そもそも岡山県はミツマタ生産量が日本一の県です。一般的には真庭市樫邑（かしむら）地区や美作市北部が産地として知られ、美作市北部にある袴ヶ仙（はかまがせん）などがミツマタが見られる山として有名で、春に多くの登山者で賑わいます。
一方、今回訪れた大海里渓谷沿いはまったくの無名ですが、その規模はかなりのものでした。およそ5�劼傍擇嵎涸�道路道沿いで断続的にミツマタの花が見られ、さらに、山の斜面に沿って群生地もいくつかありました。作業道に入るとミツマタロードで、ごめんなさいしながら枝をかき分けて歩きました。これまで見てきた3種の「桜」の印象が吹っ飛ぶほど、インパクト大でした。
そして、大海里渓谷はその渓谷美においても秀逸でした。前日までの雨の影響もあるかもしれませんが、吉井川の支流・吉野川のさらに支流の大海里川でこれだけ流れが激しく、美しい滝が見られるとは思いませんでした。過去にこの道を自動車で通ったことはありますが、この渓谷美には気がつきませんでした。
この日は滝の轟音が聞こえてくる度に、滝見学に興じました。落差は最大でも10m程しかなく、1m程の小さなものも多かったのですが、その割には水量があり見応えがありました。
ミツマタの群生に加えてこの渓谷美が、距離約5�辧�高度差約500mにもおよぶ退屈なはずの舗装道路歩きを充実した山行にしてくれました。
【岡山県と兵庫県の標高ベスト5の山をほぼ望むことができる大海里山】
大海里渓谷沿いの舗装道路が林道ダルガ峰線と合流した後、林道を少し北上し、大海里山西麓から大海里峠まで延びている作業道を上りました。この道は昨年も歩いたことがあります。小石がゴロゴロしていたりアスファルト道の跡があったりするものの、緩やかで歩きやすいです。
今回は往路の標高1,090〜1,110mは作業道より北側の細い踏み跡を歩きました。高さ60�兪宛紊離汽気�たびたび脚に当たる踏み跡には、鹿の糞がたくさん転がっており、案の定、ズボンにマダニがついていました。たいした距離ではなかったので、作業道を通ったほうがよかったです。
大海里峠の辺りで登山道に合流し、大海里山南尾根を登りました。こちらは途中からロープがあり、岩場を越えます。濡れていても滑りにくい岩ですが、今回のように南から上って北に抜けるほうが安全です。
大海里山頂上からは鉢伏山以外の岡山県と兵庫県の標高トップ5が見えました。岡山県は�仝綮魁↓∩ヌ攣魁↓６陲糧�山、�て甦�山（なぎさん）、�テ薀�谷山、兵庫県は�”好了魁↓∋絢嫉魁↓８綮魁↓ちヌ攣魁↓ト�伏山です。なお、岡山県のベスト5は�て甦�山の鳥取県境を除き、兵庫県境に位置しており、�´↓��イ�4座は連なっています。
ちなみに大海里山は標高1,206.6mあり、本来なら10位の泉山の次にランキングされるのですが、地形図上ではまだ無名とされ、固有名詞を持つ山としては認められていません。ヤマレコの地図には山名が表示されます。
大海里山頂上からしばらく北尾根を下りました。岡山と兵庫の県境沿いを歩けばいいのですが、なぜかいつも少し逸れてしまいます。今回は特にひどく、2か所も間違えましたが、どこでも歩けるので軌道修正は楽でした。西側にある巻き道で再び南下して大海里峠までは、平坦で歩きやすかったです。
峠からは作業道を下りましたが、往路で踏み跡に入り歩かなかった箇所の一部には水たまりがあり、ニホンヒキガエルの卵塊に春を感じました。
元々は大海里山新ルートを試みるために計画したコースでしたが、想定外の花見、特にミツマタと渓谷美により、魅力あるコースの一つとして、今後も記憶に残るでしょう。機会があれば再訪したいものです。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
大海里山の最新記録
hauoli さん
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する