新しい靴を試しに武奈ヶ岳


- GPS
- 08:17
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,284m
- 下り
- 1,284m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:15
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ワンゲル道入り口の登山届けポストは鉛筆等筆記具が無く、ケーブル駅跡のポストでかろうじて書ける鉛筆で記入。 コース全体に危険と言うほどの所は無いが、まだ雪解け直後で徒渉点にかけられた丸木橋など朽ちていても補修等はされていないので、水量の多いときは注意が必要。 |
写真
昔は下に何本もかけられた鎖やロープに縋って上り下りするのが普通で、横の斜面なんてザレザレの急坂で怖くて通る気にならなかったが、今では踏み跡はその斜面に向かって続いている。
スキー場があった頃は確か金糞峠下りたヨキトウゲ谷分岐あたりから八雲ヶ原にかけてそういうツアーやってた気がするけど、こんな所雪が積もったってスノーシューで歩けたんだろうか。
尾根は雪の時の道らしくちょっと高い所に赤テープ連打。
この後すれ違った女の人が同じ靴のローカットはいておられたのでどんな具合か聞いてみたかったが、いきなり失礼かと思い聞けず。
雪の積もる中、この崖をでかいスノーシューで直登しようとして上がれなかったわけだが、勿論テープなどないかよく見渡してたつもりだったが気が付かなかった。
あの時も両側が積もった雪の高さでえらく段差が出来てしまってて、でかいスノーシューでは一瞬渡るの諦めるほど怖かったが、それでもなんか横木もあってこれよりは頑丈だった気がする。
今は横木も無く真ん中の木が弱って乗ると撓んでしまい、側に徒渉できるところもあったので渡らず。
次雪の時来たら渡れるだろうか。
この日渡った丸木橋のほとんどが以前より弱っていて、雪が終わったばかりだし補修されるとしたらこれからなのかなと思った。
まあこれは土踏まずのサポートが弱いインソール入れてきたせいもあるだろうから、次はアーチの高い物入れて試してみたい。
しかし、いつもならもう疲れてるその日最後の下りで足首ぐねりそうになるのがこの日は一度も起こらず、やはりこの靴の売りである足首外側の補強は効果あるのかもと期待も感じた。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
重登山靴の時代からソールが硬く重い靴ばかり履いてきたが、先日久しぶりの六甲縦走路途中までをジョギングシューズで歩いてみて軽い靴の楽さに改めて気が付いた。
大峰だと落ち葉や腐葉土、泥などで下が滑る場所も多く、最近アプローチシューズやトレランシューズのソールでよく使われているメガグリップのような柔らかく良く止まると言われるソールが気になっていた。
少し捻挫癖があり、最近ではもう疲れて山から下りてくる下りでガレ場や木の根の道などあるとグネリかけてヤバっとなることも多かったので、それに対する対策がなされた靴があればと思っていた。
そこで気になってきてたのがサロモンのX ULTRA 4。
ジョギングシューズほどではなくても登山靴に比べれば軽いし、3代目まではソールが滑るという評価があったためメーカーもコンパウンドの粘度を変えて4代目の今のはメガグリップ並みに止まるという評判。
その上一番の売りは足首外側を挫くようなグネリを防止する新機能搭載。
もうこれは見てみるしかないでしょとお店に。
サイズとローカットにするかミッドカットにするかはだいぶ悩んだけど、よく行く大峰は虫や落ち葉が多く、ダニやヒルのこと考えるとやはりローカットは怖くてミッドに。
そしてサイズは今までは岩場など怖そうなところ優先に考えて結構ピッタリ目の物買って長い距離や下りで足が痛いこと多かったので、今回は気持ち大きめにして意を決して初めてのソールが柔らかい山靴(メーカー的にはハイキングシューズ)購入。
どんな感じかまったく分からないので、いきなりきつい所ではなくいろんな地面を試せる所ないかと考えたのが武奈ヶ岳。
落ち葉の林道や上部にはザレも出てくる神璽谷から上り、小さい徒渉や丸太橋も出てくるヨキトウゲ谷を詰め、下りはコヤマノ岳から南の尾根を通って途中雪の季節に上れなかった崖を下って最後は無雪期には久しぶりの青ガレを下るという、それなりにお試し出来そうなコースを設定。
どこも昔からソールの硬い山靴で何度も通った所。
結果、受けた印象としてはザレ場や滑った岩など山靴で滑る所は新しい靴でもある程度は滑る。
山靴で止まる所はそれ以上に止まる。
滑った地面は蹴り込める所なら山靴の方が安心で、蹴り込めずフリクション頼りなら新しい靴、といった感じ。
ただ、今回は傾斜が強く岩をよじ登るとかロープや梯子頼みといったシチュエーションは無い場所だったので、次はもっと木の根が多かったりロープや梯子が出てくるコースをと考え、思い浮かんだのは大普賢岳の周回コースだったりするけど、あそこはこの冬熊が出て人が亡くなってると思うとちと怖くてまだ決断出来ず。
いずれにしても、下りの青ガレで土踏まず痛くなってしまったので違うインソールも考えなければならず、今までの登山靴代わりにどこまで履いていけるようになるか、少しずつ遊んでみたいと思ってます。
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