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Yamareco

記録ID: 538346
全員に公開
沢登り
奥秩父

釜ノ沢東俣から甲武信ヶ岳【沢登り百名山1座目】

2014年10月25日(土) 〜 2014年10月26日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
17.6km
登り
1,524m
下り
1,524m

コースタイム

1日目
山行
4:35
休憩
0:35
合計
5:10
9:10
10
9:20
9:20
20
9:50
9:50
0
9:50
9:50
10
10:00
10:00
5
10:05
10:20
160
13:00
13:00
40
13:40
13:40
30
14:10
14:20
0
14:20
両門の滝手前
2日目
山行
8:20
休憩
0:50
合計
9:10
8:40
20
ビバーク地
9:00
9:00
270
13:30
14:00
10
ポンプ小屋
14:10
14:20
10
14:30
14:40
20
15:00
15:00
0
15:00
15:00
70
16:10
16:10
70
17:20
17:20
0
17:20
17:20
10
17:40
17:40
10
17:50
17:50
0
17:50
ゴール地点
天候 10/25晴れ 10/26晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道勝沼ICから140号の道の駅みとみ駐車場へ。8:30で西沢渓谷駐車場は既に満車。
コース状況/
危険箇所等
登山届は西沢渓谷入口の公衆トイレ前で提出。入口のゲートから15分くらい。

西沢山荘を過ぎて吊り橋を渡ったところにある「西沢渓谷」の看板の脇から踏み跡を辿って河原へ。鶏冠谷を過ぎると左岸に渡渉し、あとは山の神まで基本的に左岸の旧登山道を歩く。

その先は渡渉を繰り返しながら釜ノ沢出合へ。出合い最初の魚止ノ滝は右岸側を50mくらい戻って大きく高巻いた。滝のすぐ左横に立木があってここからスラブを上がったほうが小さく巻けそうだが、落ち葉で滑りやすかったので、念の為に大高巻きした。

 予定では広河原まで行く予定だったが時間が押していたので両門の滝手前の右岸の高台でビバークした。このあたりは薪が豊富にあった。広河原のほうは薪に使えそうな木が少なかったような気がした。
道の駅からスタート
2014年10月25日 09:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 9:11
道の駅からスタート
トイレ休憩して登山届を提出
トイレ休憩して登山届を提出
西沢山荘は立派
2014年10月25日 09:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 9:49
西沢山荘は立派
吊り橋を渡って「西沢渓谷」の看板の脇から踏み跡へ
2014年10月25日 09:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 9:54
吊り橋を渡って「西沢渓谷」の看板の脇から踏み跡へ
すぐに東沢の河原に。青空に燃えるような紅葉
2014年10月25日 09:58撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/25 9:58
すぐに東沢の河原に。青空に燃えるような紅葉
今日はいい天気だ
2014年10月25日 09:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 9:59
今日はいい天気だ
鶏冠谷出合で沢装備に切り替え。このあと左岸に渡渉
2014年10月25日 10:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 10:04
鶏冠谷出合で沢装備に切り替え。このあと左岸に渡渉
山の神までは左岸に付けられた旧登山道へ
山の神までは左岸に付けられた旧登山道へ
ところどころクライムダウンが難しいところも
ところどころクライムダウンが難しいところも
法螺貝のゴルジュ。さすがに水流に挑む勇気はない
2014年10月25日 11:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/25 11:20
法螺貝のゴルジュ。さすがに水流に挑む勇気はない
高巻きの最中から見下ろして
高巻きの最中から見下ろして
山の神まできてちょっと休憩
2014年10月25日 11:58撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/25 11:58
山の神まできてちょっと休憩
相変わらずのエメラルドグリーン
2014年10月25日 12:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 12:02
相変わらずのエメラルドグリーン
静かな紅葉
2014年10月25日 12:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 12:02
静かな紅葉
渓谷美とはこのことだ
渓谷美とはこのことだ
楽しい沢歩き
2014年10月25日 12:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 12:15
楽しい沢歩き
明るくて日なたは暑いくらい
2014年10月25日 12:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 12:15
明るくて日なたは暑いくらい
乙女ノ滝。あやかってほしいものだ。
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乙女ノ滝。あやかってほしいものだ。
奇岩の連続
紅・黄・緑・青の共演
2014年10月25日 12:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 12:52
紅・黄・緑・青の共演
東のナメ滝
その先のスラブ
フェルト靴で挑戦
2014年10月25日 13:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/25 13:05
フェルト靴で挑戦
いけるかな?
2014年10月25日 13:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 13:06
いけるかな?
ダメでした
2014年10月25日 13:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 13:07
ダメでした
西のナメ滝
この看板があるともうすぐ出合
2014年10月25日 13:43撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 13:43
この看板があるともうすぐ出合
枝沢が流入
釜ノ沢出合に
2014年10月25日 14:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 14:13
釜ノ沢出合に
小さな看板あり
2014年10月25日 14:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 14:14
小さな看板あり
最初の魚止の滝。釜が深い。左の立木辺りからスラブを登れそうだったが落ち葉がすべるのでここは50mくらい戻って潅木帯から大高巻き
2014年10月25日 14:25撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/25 14:25
最初の魚止の滝。釜が深い。左の立木辺りからスラブを登れそうだったが落ち葉がすべるのでここは50mくらい戻って潅木帯から大高巻き
巻き終わると深い釜
2014年10月25日 14:45撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/25 14:45
巻き終わると深い釜
そしてここからが千畳のナメ
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そしてここからが千畳のナメ
癒し系ぶりに思わず感嘆の声
2014年10月25日 14:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/25 14:48
癒し系ぶりに思わず感嘆の声
輝く水面
2014年10月25日 14:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 14:51
輝く水面
上部は傾斜がきついので右岸の潅木帯から
2014年10月25日 14:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/25 14:53
上部は傾斜がきついので右岸の潅木帯から
千畳のナメ上部を巻き終わったところ
2014年10月25日 14:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 14:59
千畳のナメ上部を巻き終わったところ
しらばく河原がつづく。ここの右岸にある高台をビバーク地に
2014年10月25日 15:28撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 15:28
しらばく河原がつづく。ここの右岸にある高台をビバーク地に
このあたりは薪が豊富。櫓を設営
2014年10月25日 17:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/25 17:01
このあたりは薪が豊富。櫓を設営
寒い夜には鍋がいい。焚き火を囲んでお酒飲みながら鍋をつつくっていいよね。
2014年10月25日 17:46撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/25 17:46
寒い夜には鍋がいい。焚き火を囲んでお酒飲みながら鍋をつつくっていいよね。
さすがに朝は寒い。飯盒でお湯を沸かす
2014年10月26日 06:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/26 6:48
さすがに朝は寒い。飯盒でお湯を沸かす
撤収して出発。少し遅くなってしまった。
2014年10月26日 08:46撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/26 8:46
撤収して出発。少し遅くなってしまった。
10分くらいで両門の滝
2014年10月26日 08:58撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/26 8:58
10分くらいで両門の滝
マヨイ沢出合。左はヤゲンの滝。真ん中のスラブから中間の潅木帯を高巻き
マヨイ沢出合。左はヤゲンの滝。真ん中のスラブから中間の潅木帯を高巻き
広河原をすぎるとミズシ沢出合。看板通り右へ
広河原をすぎるとミズシ沢出合。看板通り右へ
そして現れる木賊沢出合
そして現れる木賊沢出合
一旦左岸から木賊沢方向へ。
一旦左岸から木賊沢方向へ。
高巻き中
ここから木賊沢を横断、本流の左岸へ
ここから木賊沢を横断、本流の左岸へ
高巻き終了。20分くらいかかったかな
高巻き終了。20分くらいかかったかな
この先は延々続くナメ
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この先は延々続くナメ
ゴールへの階段
惜しむらくは倒木が多い
惜しむらくは倒木が多い
ポンプ小屋で遡行終了
ポンプ小屋で遡行終了
ここでロープワークをおさらい
ここでロープワークをおさらい
甲武信小屋に到着
甲武信小屋に到着
荷物をデポして
甲武信ヶ岳山頂へ。10年ぶりでした。
とりあえず沢登り百名山1座目ということで。
甲武信ヶ岳山頂へ。10年ぶりでした。
とりあえず沢登り百名山1座目ということで。
下山は徳ちゃん新道から。長かった・・・。
下山は徳ちゃん新道から。長かった・・・。

装備

個人装備
シュラフ シュラフカバー 銀マット テントマット 長袖Tシャツ 長袖インナー 防寒具 タイツ ズボン 沢用靴下 沢用グローブ 沢用スパッツ 雨具 着替え 登山靴(ローカットのものでもよい) ザック(40l〜60lが適正) 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング 渓流シューズ ルート図
共同装備
ロープ(30mを使用)

感想

 初沢登りのメンバーと共に奥秩父は釜ノ沢東俣へ。

 天気は快晴で気温も寒くなく。西沢渓谷のハイカーの喧騒を離れると、燃えるような木々とグリーンに輝く沢床。ここは何度来てもきれいな場所。
 法螺貝のゴルジュへの挑戦はさすがに断念して、東と西のナメ滝の絶景を楽しみながらの沢歩き。

 東のナメ滝の手前の淵で右岸からのスラブを横断するもフェルト靴だとさすがに無理だったか、同行者の1人がドボン。カメラが水没・・・。ご愁傷様でした。

 釜ノ沢に入るといきなりあらわれる魚止めの滝。通常は右岸のスラブから登るのだろうが、落ち葉がたくさんあり非常に滑りやすい。安全をとって50mくらい戻って潅木帯から大高巻きした。
 ここを抜けるとすぐに始まる千畳のナメには思わず感嘆の声。ここにこれてよかったね。
 ゆっくりのスタートだったので当初の広河原までの遡行は諦め、適当な右岸の台地でビバークにした。

翌日も朝はのんびりめのスタート。両門の滝を楽しんで広河原の長い旧登山道歩きを終えて、ここからはグングン高度をあげる。それにしても倒木が増えたような気がする。前来た時はこんなでもなかった気がするがそれだけ今年の冬は雪が多かったのだろう。

木賊沢の高巻きを終えると、ボーナスステージの延々続くナメ。詰上がってポンプ小屋でちょっとだけロープワークのおさらいをし、さくっと山頂まで登って、一気に下山。秋の日は釣瓶落とし、下山する頃には真っ暗闇でした。

いまいろいろと調べている沢登り百名山登頂ルート開拓の第1座目ということで。

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2/5
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3/5

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