越後二山、晩秋の味わい・丹後山〜中ノ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 2,159m
- 下り
- 2,157m
コースタイム
天候 | 10/25 ド快晴 /26 ド快晴のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ただただ急。中の岳登山道には一部鎖あり(雨後、滑りやすいのでは?) |
その他周辺情報 | 温泉は『さくり健康館』に寄りました。¥370円です。 |
写真
感想
先週の休みはいい天気ながら自宅待機。今週もいい天気らしく、なんだかむずむずしてきた感じがしてきた。そこに『今週は行かないの?』の妻の言葉。できれば行ってほしいオーラをバリバリに感じる言葉。好都合の反面、義務的に山に行かされる自分に葛藤を覚える。
10/25
朝5:30に自宅を出発、もう関越の渋滞は始まっていたので坂戸西ICから高速進入。
十字峡に9:40着、本当だったら八海山〜中の岳〜丹後山というコースで行こうと思い、自転車をデポしてロープウェーまで戻ろうと思ったがそれは無理と判断。第2の目的は中の岳避難小屋での宿泊に切り替え、丹後山へ出発する。そういえば自宅に計画書を置いてこなかった。こうやって行方不明者は増えてゆくわけだ。
駐車場はほぼ一杯、落合橋から林道を進む。今現在、この林道は紅葉真っ盛り、コーナーに来るたび警笛吹きつつ、暖色系の景色の中を進む。昔一度通った時の印象は薄かったが、浅いゴルジュの水のとてもきれいな栃の木沢に沢ヤの本能がくすぐられるほどの渓相。栃の木橋を右岸に渡り、登山口に到着。ものすごい登りの幕開けだ。紅葉が見たいものの相当顔を上げないと見ることができないくらいの傾斜、一合目まで来ると傾斜が落ち着く。
紅葉は1000m位から下がジャスト、段々ブナ林に変わる。あまり太いものはないものの白い樹皮がいいです。中の岳の裾や栃の木沢の紅葉が素晴らしい。四合目から上は晩秋の雰囲気、落ち葉をふみふみ、隠れた木の根や石に滑りながらひたすら上る。五合目付近から樹高も低くなり、振り返れば六日町市街も見える。さらに根性で登ると小岩峰状の八合目に着く。もう周囲は笹の海、たまにこんな景色を見ると笹も美しい。稜線に乗ると無風で360度の眺望、上越、越後や会津の名峰が見える見える!!この藪尾根をつなげば巻機山、あの尾根は平が岳へ、雑誌で言われているらしいが裏三山の荒沢岳…最高です。
もう15:00、中の岳までは無理と判断し、利根川本流遡行で泊まった丹後山避難小屋で泊。もう雪囲いがされていた。救助隊が天水をポリカンに残してくれていました。
10/26
昨夜は妙に暖かくすっかり寝坊してしまう。本日も快晴、気分よく稜上を進む。日陰の部分は霜柱が出ていたが、大したぬかるみもなく足回りも汚れない。
周囲の藪尾根も気になるが、沢筋も気になる。『あそこは登った、あそこは来年か?あっちは一人では無理だなぁ…』等々独り言が出てしまう。
中の岳は池の段からちょっと距離があったが、最高の展望。ほかの登山者は2人、しばし話し込み下山に向かう。この下りがすごかった。なぜこの辺の登山道はジグを切ってないのだろう??日向山で頂上で会った2人と再会、再び話し込む。水場で再び休み、ラストの下りに入る。水はチョロチョロ、あの沢でこの時期にして水量はあった方か?すっかり足がやられきってPに到着、月の頭に結構山に行っていたつもりが、もうすでに筋肉痛だ。来夏に家族で川遊びに十字峡に来ると心に誓い、温泉へ向かった。次は絶対、八海山から中の岳をつなげてやる!
コメント
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0930050ちゃん
丹後山避難小屋と聞いただけで涙腺が緩むよ!
快晴の紅葉の山旅、よかったね!
あの時は2階でしたよね。また、奥利根に行きたくなりました
来年は中の岳避難小屋で宴会でもしたいと考えています。
新人には会いましたか? 名前、確認します。
そういえば先輩の装備を預かりっぱなしでした…
そのうち返却に行きます。
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