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Yamareco

記録ID: 5394321
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
京都・北摂

ヒルの居ぬ間に皆子山・峰床山・芦火谷川渓谷

2023年04月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:02
距離
23.8km
登り
1,634m
下り
1,630m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:09
休憩
0:54
合計
9:03
8:36
46
スタート地点
9:22
9:23
44
10:07
10:07
54
11:01
11:13
21
11:34
11:36
33
12:09
12:17
79
13:36
13:59
55
14:54
15:02
44
15:46
15:46
68
16:54
16:54
36
17:30
17:30
9
17:39
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
足尾谷橋にバイクを停めた
R367の旧道は足尾谷橋以南は通行止になっており駐車スペースはわりとある
コース状況/
危険箇所等
皆子山(ツボクリ谷ルート):テープも豊富で迷うことはまずない。易しく楽しいバリエーションルート。靴を濡らさずに行くのはやや骨が折れるかも?
芦火谷川渓谷:谷が北西に屈曲するとこくらいから連瀑帯が始まる。いずれも巻けるが結構手強かった。「ゴルジュ」はさすがに盛ってるが「渓谷」くらいには呼んでもいいだろう。
尾越〜峰床山〜八丁平〜中村:普通の登山道。
R367旧道、足尾谷橋からスタート
2023年04月22日 08:37撮影 by  802SO, Sony
1
4/22 8:37
R367旧道、足尾谷橋からスタート
林道歩きからスタート
2023年04月22日 08:39撮影 by  802SO, Sony
4/22 8:39
林道歩きからスタート
林道は最初は崩れているが
2023年04月22日 08:40撮影 by  802SO, Sony
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4/22 8:40
林道は最初は崩れているが
奥の方は普通
2023年04月22日 08:47撮影 by  802SO, Sony
4/22 8:47
奥の方は普通
発電所を過ぎると林道から山道に
2023年04月22日 08:51撮影 by  802SO, Sony
4/22 8:51
発電所を過ぎると林道から山道に
登山道にはいくつか徒渉地点がある
2023年04月22日 08:59撮影 by  802SO, Sony
4/22 8:59
登山道にはいくつか徒渉地点がある
しかし靴を濡らす準備をしてきた方が楽だし楽しそうではある
2023年04月22日 09:04撮影 by  802SO, Sony
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4/22 9:04
しかし靴を濡らす準備をしてきた方が楽だし楽しそうではある
これは……ボットン便所ですな?
2023年04月22日 09:10撮影 by  802SO, Sony
4/22 9:10
これは……ボットン便所ですな?
どこかしら大学のVW部の小屋らしい
2023年04月22日 09:11撮影 by  802SO, Sony
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4/22 9:11
どこかしら大学のVW部の小屋らしい
1泊くらいは快適にできそう
2023年04月22日 09:12撮影 by  802SO, Sony
4/22 9:12
1泊くらいは快適にできそう
普通の登山靴で濡らさないように進む方がかえって難しいかもやしれぬ。
2023年04月22日 09:18撮影 by  802SO, Sony
1
4/22 9:18
普通の登山靴で濡らさないように進む方がかえって難しいかもやしれぬ。
ツボクリ谷出合(右が芦火谷川本流)
2023年04月22日 09:20撮影 by  802SO, Sony
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4/22 9:20
ツボクリ谷出合(右が芦火谷川本流)
ツボクリ谷に入ってすぐにややしょぼめだが連瀑帯が見えたので突撃してみる(巻き道は右岸にある)
2023年04月22日 09:25撮影 by  802SO, Sony
1
4/22 9:25
ツボクリ谷に入ってすぐにややしょぼめだが連瀑帯が見えたので突撃してみる(巻き道は右岸にある)
水量が結構多い。
2023年04月22日 09:27撮影 by  802SO, Sony
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4/22 9:27
水量が結構多い。
お、この滝はなかなか美形……
右側から突破
2023年04月22日 09:29撮影 by  802SO, Sony
4/22 9:29
お、この滝はなかなか美形……
右側から突破
ちょっと早めの新緑だが美しいな
2023年04月22日 09:34撮影 by  802SO, Sony
4/22 9:34
ちょっと早めの新緑だが美しいな
釜を持った小滝
2023年04月22日 09:43撮影 by  802SO, Sony
4/22 9:43
釜を持った小滝
海底からの隆起を想起させる地形ですね
2023年04月22日 09:49撮影 by  802SO, Sony
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4/22 9:49
海底からの隆起を想起させる地形ですね
小滝
2023年04月22日 09:50撮影 by  802SO, Sony
4/22 9:50
小滝
その上に小さな直瀑
左岸側から越す
2023年04月22日 09:53撮影 by  802SO, Sony
4/22 9:53
その上に小さな直瀑
左岸側から越す
地学にもうちょっと精通していればこういうのも面白いんだろうか
2023年04月22日 09:53撮影 by  802SO, Sony
4/22 9:53
地学にもうちょっと精通していればこういうのも面白いんだろうか
大きなトチの木が立つ広場
2023年04月22日 10:08撮影 by  802SO, Sony
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4/22 10:08
大きなトチの木が立つ広場
ここは二俣で、登山道は左だがまっすぐ本流っぽいのを進む
2023年04月22日 10:09撮影 by  802SO, Sony
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4/22 10:09
ここは二俣で、登山道は左だがまっすぐ本流っぽいのを進む
次の三俣状を真ん中にとる
2016年02月13日 12:16撮影 by  HERO7 Black, GoPro
2/13 12:16
次の三俣状を真ん中にとる
美しい谷を進む
2023年04月22日 10:15撮影 by  802SO, Sony
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4/22 10:15
美しい谷を進む
次の二俣を左に
2023年04月22日 10:20撮影 by  802SO, Sony
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4/22 10:20
次の二俣を左に
トチノキの実が辺り一面に落ちている
2023年04月22日 10:22撮影 by  802SO, Sony
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4/22 10:22
トチノキの実が辺り一面に落ちている
奥の方にやがて見えてくる
2023年04月22日 10:24撮影 by  802SO, Sony
4/22 10:24
奥の方にやがて見えてくる
大滝!
15mくらいはありそう
2023年04月22日 10:25撮影 by  802SO, Sony
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4/22 10:25
大滝!
15mくらいはありそう
3段滝になっている
2016年02月13日 12:30撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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2/13 12:30
3段滝になっている
直登はさすがに怖いので右岸斜面を登る
2023年04月22日 10:33撮影 by  802SO, Sony
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4/22 10:33
直登はさすがに怖いので右岸斜面を登る
落ち口
2023年04月22日 10:35撮影 by  802SO, Sony
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4/22 10:35
落ち口
そろそろ詰めの気配
2023年04月22日 10:37撮影 by  802SO, Sony
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4/22 10:37
そろそろ詰めの気配
2023年04月22日 10:41撮影 by  802SO, Sony
1
4/22 10:41
これがツボクリ谷最初の一滴
ということは安曇川最初の一滴でもあり、淀川最初の一滴と言うこともできるな。
2023年04月22日 10:44撮影 by  802SO, Sony
1
4/22 10:44
これがツボクリ谷最初の一滴
ということは安曇川最初の一滴でもあり、淀川最初の一滴と言うこともできるな。
源頭
2023年04月22日 10:44撮影 by  802SO, Sony
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4/22 10:44
源頭
雰囲気がよすぎる
2023年04月22日 10:48撮影 by  802SO, Sony
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4/22 10:48
雰囲気がよすぎる
稜線に出ました。
2023年04月22日 10:53撮影 by  802SO, Sony
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4/22 10:53
稜線に出ました。
2023年04月22日 10:55撮影 by  802SO, Sony
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4/22 10:55
シロヤシオだったっけ……
(後日追記:オオカメノキ)
2023年04月22日 10:56撮影 by  802SO, Sony
4/22 10:56
シロヤシオだったっけ……
(後日追記:オオカメノキ)
皆子谷の源頭雰囲気良すぎでしょ。
ここを登ってくるのは無上の喜びでは?
2023年04月22日 10:57撮影 by  802SO, Sony
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4/22 10:57
皆子谷の源頭雰囲気良すぎでしょ。
ここを登ってくるのは無上の喜びでは?
何度も振り返ってしまう
2023年04月22日 10:58撮影 by  802SO, Sony
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4/22 10:58
何度も振り返ってしまう
皆子山、京都府最高峰、初登頂
2023年04月22日 11:02撮影 by  802SO, Sony
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4/22 11:02
皆子山、京都府最高峰、初登頂
北西方向からゴウゴウ風が吹いてくるので南東斜面で休憩
2023年04月22日 11:03撮影 by  802SO, Sony
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4/22 11:03
北西方向からゴウゴウ風が吹いてくるので南東斜面で休憩
さて、一休みしたらツボクリ谷へ降下開始。
北西斜面は強風が吹き付けてきていた
2023年04月22日 11:28撮影 by  802SO, Sony
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4/22 11:28
さて、一休みしたらツボクリ谷へ降下開始。
北西斜面は強風が吹き付けてきていた
登山道を下る
2023年04月22日 11:31撮影 by  802SO, Sony
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4/22 11:31
登山道を下る
トチノキの広場に戻ってきた
2023年04月22日 11:35撮影 by  802SO, Sony
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4/22 11:35
トチノキの広場に戻ってきた
途中のミニ直瀑
帰りに見ても綺麗
2023年04月22日 11:48撮影 by  802SO, Sony
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4/22 11:48
途中のミニ直瀑
帰りに見ても綺麗
例の美形な滝を含む小連瀑帯を巻き道から見下ろす
2023年04月22日 12:05撮影 by  802SO, Sony
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4/22 12:05
例の美形な滝を含む小連瀑帯を巻き道から見下ろす
ツボクリ谷出合に戻ってきた。
ここから登山口に引き返す……のではなく、道なき芦火谷川を上流の林道まで遡行します。
2023年04月22日 12:15撮影 by  802SO, Sony
4/22 12:15
ツボクリ谷出合に戻ってきた。
ここから登山口に引き返す……のではなく、道なき芦火谷川を上流の林道まで遡行します。
巨岩がお出迎え
2023年04月22日 12:19撮影 by  802SO, Sony
4/22 12:19
巨岩がお出迎え
しかし、序盤はわりと平流
2023年04月22日 12:22撮影 by  802SO, Sony
4/22 12:22
しかし、序盤はわりと平流
結構人の痕跡がある
2023年04月22日 12:27撮影 by  802SO, Sony
4/22 12:27
結構人の痕跡がある
ちょっと峡谷っぽくなる
2023年04月22日 12:29撮影 by  802SO, Sony
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4/22 12:29
ちょっと峡谷っぽくなる
わりと峡谷っぽくなる
2023年04月22日 12:37撮影 by  802SO, Sony
4/22 12:37
わりと峡谷っぽくなる
この先の明るい広場に……
2023年04月22日 12:38撮影 by  802SO, Sony
4/22 12:38
この先の明るい広場に……
おや、大きめな釜と……
2023年04月22日 12:40撮影 by  802SO, Sony
4/22 12:40
おや、大きめな釜と……
2条滝+その上にも3条滝!
なかなかご立派じゃないですか
2023年04月22日 12:40撮影 by  802SO, Sony
4/22 12:40
2条滝+その上にも3条滝!
なかなかご立派じゃないですか
わりとナメていたが結構な見応えじゃないか。
左岸から巻き
2023年04月22日 12:42撮影 by  802SO, Sony
4/22 12:42
わりとナメていたが結構な見応えじゃないか。
左岸から巻き
上部も3条滝
水量が多くて轟音を立てている
2023年04月22日 12:45撮影 by  802SO, Sony
4/22 12:45
上部も3条滝
水量が多くて轟音を立てている
見下ろすと結構高度感ありますね
2023年04月22日 12:46撮影 by  802SO, Sony
4/22 12:46
見下ろすと結構高度感ありますね
連瀑帯の中にまたまた人の痕跡。
まあ、さすがにこれは流されたやつでしょうが
2023年04月22日 12:47撮影 by  802SO, Sony
4/22 12:47
連瀑帯の中にまたまた人の痕跡。
まあ、さすがにこれは流されたやつでしょうが
これも
2023年04月22日 12:48撮影 by  802SO, Sony
4/22 12:48
これも
またまた小滝と連瀑
2023年04月22日 12:49撮影 by  802SO, Sony
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4/22 12:49
またまた小滝と連瀑
連瀑
2023年04月22日 12:50撮影 by  802SO, Sony
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4/22 12:50
連瀑
右岸側から巻いたが……
2023年04月22日 12:52撮影 by  802SO, Sony
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4/22 12:52
右岸側から巻いたが……
これは明らかなトレースだよなぁ……
全く未踏の地というわけではなさそうだ(まあ上流に集落がある時点で当たり前なんだが)
2023年04月22日 12:52撮影 by  802SO, Sony
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4/22 12:52
これは明らかなトレースだよなぁ……
全く未踏の地というわけではなさそうだ(まあ上流に集落がある時点で当たり前なんだが)
しかし両岸結構立って険しい地形だ。
2023年04月22日 12:56撮影 by  802SO, Sony
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4/22 12:56
しかし両岸結構立って険しい地形だ。
V字状の谷を進んで現れるのは
2023年04月22日 12:56撮影 by  802SO, Sony
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4/22 12:56
V字状の谷を進んで現れるのは
大きな釜を持つくの字状滝
2023年04月22日 12:58撮影 by  802SO, Sony
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4/22 12:58
大きな釜を持つくの字状滝
え、両岸結構険しいんすけど……
2023年04月22日 13:00撮影 by  802SO, Sony
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4/22 13:00
え、両岸結構険しいんすけど……
左岸側に取り付けたら容易に越せそうだが。
泳ぐのはさすがに寒いしイヤなので、右岸側のもろい斜面を巻いた
2023年04月22日 13:00撮影 by  802SO, Sony
4/22 13:00
左岸側に取り付けたら容易に越せそうだが。
泳ぐのはさすがに寒いしイヤなので、右岸側のもろい斜面を巻いた
巻いたらすぐ上にまた出た!
2023年04月22日 13:04撮影 by  802SO, Sony
1
4/22 13:04
巻いたらすぐ上にまた出た!
これまた大きな釜を持つ逆くの字状滝
こ、これも結構両岸険しいけどどう越そう……?
2023年04月22日 13:05撮影 by  802SO, Sony
1
4/22 13:05
これまた大きな釜を持つ逆くの字状滝
こ、これも結構両岸険しいけどどう越そう……?
左岸側の小バンドをへつった。
ナメてかかってたがなかなかの手応えだった。
2023年04月22日 13:09撮影 by  802SO, Sony
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4/22 13:09
左岸側の小バンドをへつった。
ナメてかかってたがなかなかの手応えだった。
この上から一気に平流に
2023年04月22日 13:09撮影 by  802SO, Sony
1
4/22 13:09
この上から一気に平流に
きれいだな〜
2023年04月22日 13:14撮影 by  802SO, Sony
1
4/22 13:14
きれいだな〜
きれいだな〜2
2023年04月22日 13:21撮影 by  802SO, Sony
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4/22 13:21
きれいだな〜2
やがて顕著な二俣に着く。
2023年04月22日 13:24撮影 by  802SO, Sony
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4/22 13:24
やがて顕著な二俣に着く。
左が尾越集落、右が峰床山方面から
ここで遡行を打ち切って……
2023年04月22日 13:25撮影 by  802SO, Sony
4/22 13:25
左が尾越集落、右が峰床山方面から
ここで遡行を打ち切って……
林道に上がる。
ふっ、1時間程度の結構手強い渓谷だったじゃねえか……
2023年04月22日 13:26撮影 by  802SO, Sony
4/22 13:26
林道に上がる。
ふっ、1時間程度の結構手強い渓谷だったじゃねえか……
ここから峰床山を踏んで帰ることとする。
2023年04月22日 13:27撮影 by  802SO, Sony
4/22 13:27
ここから峰床山を踏んで帰ることとする。
京都府なんとかかんとかの施設
ここで沢装備を脱いで普通の格好に
2023年04月22日 13:36撮影 by  802SO, Sony
4/22 13:36
京都府なんとかかんとかの施設
ここで沢装備を脱いで普通の格好に
この橋が登山道らしい
2023年04月22日 14:02撮影 by  802SO, Sony
4/22 14:02
この橋が登山道らしい
一気に飛ばしてフノ坂のてっぺんへ
2023年04月22日 14:25撮影 by  802SO, Sony
4/22 14:25
一気に飛ばしてフノ坂のてっぺんへ
2023年04月22日 14:26撮影 by  802SO, Sony
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4/22 14:26
峰床山に向かって稜線をのぼる
2023年04月22日 14:46撮影 by  802SO, Sony
4/22 14:46
峰床山に向かって稜線をのぼる
あっちに見えるのがブナかな。
2023年04月22日 14:49撮影 by  802SO, Sony
4/22 14:49
あっちに見えるのがブナかな。
んでこっちは蓬莱山頂遊園地だな。
2023年04月22日 14:53撮影 by  802SO, Sony
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4/22 14:53
んでこっちは蓬莱山頂遊園地だな。
登頂、峰床山
皆子山にはわずか5m及ばず最高峰を逃した2位の山らしい
2023年04月22日 14:55撮影 by  802SO, Sony
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4/22 14:55
登頂、峰床山
皆子山にはわずか5m及ばず最高峰を逃した2位の山らしい
京都北山の山脈を一望
2023年04月22日 14:55撮影 by  802SO, Sony
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4/22 14:55
京都北山の山脈を一望
パノラマ
2023年04月22日 14:56撮影 by  802SO, Sony
1
4/22 14:56
パノラマ
皆子山方面と思われる
あそこから歩いてきたのか
実は皆子山頂から4時間かかっていない
2023年04月22日 14:57撮影 by  802SO, Sony
4/22 14:57
皆子山方面と思われる
あそこから歩いてきたのか
実は皆子山頂から4時間かかっていない
にしても今日はいい天気ですね
気温が低くて爆風なので稜線にいると寒いけど。
2023年04月22日 15:03撮影 by  802SO, Sony
1
4/22 15:03
にしても今日はいい天気ですね
気温が低くて爆風なので稜線にいると寒いけど。
八丁平に向けてクラガリ谷を降下中……
2023年04月22日 15:14撮影 by  802SO, Sony
4/22 15:14
八丁平に向けてクラガリ谷を降下中……
今日は随所でサクラの花びらが水に浮いていた。
3月末とかに来たら花見ができるのかもしれん。
2023年04月22日 15:15撮影 by  802SO, Sony
4/22 15:15
今日は随所でサクラの花びらが水に浮いていた。
3月末とかに来たら花見ができるのかもしれん。
広く開けて明るいクラガリ谷を進む
2023年04月22日 15:17撮影 by  802SO, Sony
4/22 15:17
広く開けて明るいクラガリ谷を進む
大きな、えーと何の木だこれは。
2023年04月22日 15:21撮影 by  802SO, Sony
4/22 15:21
大きな、えーと何の木だこれは。
八丁平の木道に合流
2023年04月22日 15:22撮影 by  802SO, Sony
4/22 15:22
八丁平の木道に合流
湿原の中央部には近づけないのでよくわからん。
2023年04月22日 15:26撮影 by  802SO, Sony
4/22 15:26
湿原の中央部には近づけないのでよくわからん。
でもこの辺はめっちゃきれいだな
2023年04月22日 15:28撮影 by  802SO, Sony
1
4/22 15:28
でもこの辺はめっちゃきれいだな
下から見上げる八丁平湿原
2023年04月22日 15:30撮影 by  802SO, Sony
4/22 15:30
下から見上げる八丁平湿原
うねうね蛇行している
2023年04月22日 15:31撮影 by  802SO, Sony
4/22 15:31
うねうね蛇行している
じゃあ、中村乗越から帰りますか。
2023年04月22日 15:35撮影 by  802SO, Sony
4/22 15:35
じゃあ、中村乗越から帰りますか。
中村乗越を越えると東向きの谷には陽が差さず急に暗くなる
2023年04月22日 15:46撮影 by  802SO, Sony
4/22 15:46
中村乗越を越えると東向きの谷には陽が差さず急に暗くなる
江賀谷に着陸
2023年04月22日 16:01撮影 by  802SO, Sony
4/22 16:01
江賀谷に着陸
着陸直後は道がよくわからなくなっていたがしばらくするとトレースが出現
2023年04月22日 16:11撮影 by  802SO, Sony
4/22 16:11
着陸直後は道がよくわからなくなっていたがしばらくするとトレースが出現
部分的に荒れてはいる。
2023年04月22日 16:13撮影 by  802SO, Sony
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4/22 16:13
部分的に荒れてはいる。
このケルン、石の大きさのチョイスがふるっていて遠目には灯籠に見えた
2023年04月22日 16:15撮影 by  802SO, Sony
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4/22 16:15
このケルン、石の大きさのチョイスがふるっていて遠目には灯籠に見えた
林道に降り立つ。
2023年04月22日 16:30撮影 by  802SO, Sony
4/22 16:30
林道に降り立つ。
2023年04月22日 16:38撮影 by  802SO, Sony
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R367に出る
ここから足尾谷橋まで4kmくらい歩かないといけない(夕方の坊村バス復活してくれ!)
2023年04月22日 16:53撮影 by  802SO, Sony
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4/22 16:53
R367に出る
ここから足尾谷橋まで4kmくらい歩かないといけない(夕方の坊村バス復活してくれ!)
桜らしい桜はここにしかなかった。
2023年04月22日 17:32撮影 by  802SO, Sony
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4/22 17:32
桜らしい桜はここにしかなかった。

感想

京都府は北山の最高峰・皆子山は以前からツボクリ谷というルートが楽しそうで興味はあったのだが、何故かなかなか行く機会を得られずにいた。そろそろ雪山シーズン明け1発目ということで行ってみるか〜と地図を眺めていたら、ツボクリ谷で分岐する本流の「芦火谷川」は上流に集落があり林道も通っているにもかかわらず、何故かこの部分だけ道が途切れている。こういうところを見ると俄然興味が湧いてきて行きたくなり、さらに少し上に目をやるとこちらも気になっていた八丁平湿原が横たわっている。かくしてこれらすべてを一度にこなしてしまう贅沢詰め込みすぎ山行計画が爆誕した。一度皆子山を登って降りる謎の行程である。下山してからトレースを見てみると完全に異常者の行動記録で笑ってしまった。
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眺めの行程に備えて早い(当社比)出発で、快晴の下8時半に足尾谷橋をスタートする。林道を歩き発電所を越えると山道になってくる。徒渉をしないといけないところもポツポツ出てくるが、今日は最初から下半身だけ沢装備にしてきているのでじゃばじゃば水中を進む(たぶんこっちの方が楽……)。廃ボットン便所と廃小屋を眺めたりしつつツボクリ谷出合に到着。
「まずは」左に折れて皆子山を目指す。初っぱなの連瀑帯に突っ込んでみたら意外に美形な滝を拝めて早速得した気分になりつつ新緑の谷を進む。この時期の谷はどうしてこうも美しいんだろうか。新緑にはまだ早いものの満たされた気分に包まれるには十分である。たまに小滝が出てくるのでホイホイと越え、50分ほどでトチの大木が立つ二俣広場に到着した。道はここで左の谷に入るが、ここをあえて直進。次の三俣を真ん中、その次を左にとると進行方向に見えてくるのは3段15〜20mくらい?の大滝。ちょっとの寄り道でこの見事な滝を拝めるのはなかなか価値があると思う。頑張れば直登もできそうだが今日は寒いし一発目だからなどと言い訳をしつつ右岸を巻く。その上はもう詰めの様相で、やがて水も涸れ最高に美しい源頭を進み稜線に出る。皆子谷の源頭はこの上ない絶景だった。そして皆子山頂を踏むが、稜線上は爆風がヘリの音かと思うくらいの強風となって吹き付けているので穏やかな南東斜面に退避して休憩とした。

さて皆子山に登るだけならここから東尾根で下山しても良いだろうが今日はここからが本番である。強風吹き荒れる北西斜面をツボクリ谷に向かってカサカサと下り、20分ほどでトチの木の広場へ到着。ツボクリ谷を引き続き下り、芦火谷川の分岐まで帰ってきた。
「次は」ここから芦火谷川の本流を遡る。地形図的にはそこまで急傾斜でもなく、上流に集落もあり下流は安曇川というこの川沿いに道がない(地形図では途中で途切れている)のは結構疑問だったので完全に好奇心からの突撃である。ネットを漁っていると釣り人がここを越えたという記録が1件だけヒットした。それを読むには読んだが、結局滝が何個かあるらしいこと、まあでもそこまでの大滝ではないだろうし、越せないことはないのだろう程度の認識しか持っていない。序盤に巨岩にお出迎えされたりするがしばらくはわりと凡流が続く。上流から流されてきたのであろう木製の工作物なども点在していた。

Co560くらい、谷が北西へ折れる地点から両岸が迫ってくる。何か出そうだなと思いながら進んでいくと明るく光が差し込む谷の屈曲点に広い釜が現れ、そこで向きを120°ほど変えて流れ込む2条の滝が姿を現した。さらにその上には3条の滝もかかっていた。なかなか立派な滝である。この滝は釜を回り込み左岸側から巻いたが、泥っぽい壁で結構滑る巻きだった。なお、地形図にある道の痕跡は全く見当たらなかった。
ここからしばらく滝が点在する。次の小釜を従えた小滝を超えて2段の滝が出現。これは右岸からまとめて巻いたが、ここには一区間だけ、獣道と呼ぶにはあまりに明瞭なトレースがついており、やはり前人未踏の地というわけではないのだろう。その後も両岸迫った谷の中を進んでいく。いかんせん事前情報がほぼないので次に何が来るのか楽しみが半分、不安が半分といった感じで進んでいく。
両岸が一層険しくなったところに現れたのは広場のような大釜を従えたくの字状の2段滝。水量がけっこうあるので迫力もそれなりである。そして両岸結構険しく巻きはたやすくはなさそう。泳いで左岸側にとりつけば容易に登れそうだが、今日は寒いので泳ぎたくはない。そういうわけで右岸側からの巻きにかかるが、岩はもろいし泥は滑るしで結構きわどい巻きだった。しかしこの巻きの途中で見つけてしまう、自然にできそうにはとても見えない切り株を……やはり人の手は入っているのだろう。
右岸からきわどい巻きをこなすとすぐにまた釜を従えた2段滝の姿が。右岸はこの先でかなり険しいルンゼになっており右岸巻き継続で越すのは難しそう。さてどうしたものかと眺めていると左岸側に小さなバンドがありそうなので取り付いてみる。取り付いてみれば狭く小さなバンドではあったが安定はしていて無事に越すことができたが、結構険しいなあという印象。いやはやナメてかかっていたがなかなか手強い峡谷だ。
しかしこの2連2段滝を越えると一気に平流になる。優しい春の日射しが差し込む美しい平流をしばらく進むと顕著な二俣に到達、そこから林道へはい登り芦火谷川の小冒険は終了となった。なかなか手強かったし楽しかった。

そこから先は一般登山道の道である(というかしばらくは林道だし)。少し進んだところの建物で沢装備を脱ぎ、一般登山者に変身して進む。峰床山への登りをもくもくと進み、まだ見ぬ八丁平への期待を寄せながら進む。峰床山の山頂に着くと初めて京都北山の折り重なるような峰々が一望され、ああ峰床山まで来てよかったなあと思える眺めであった。しかし気温が割と低く、稜線は爆風なので長時間止まっていると寒いため10分そこらでそそくさと退散する。
上部こそ暗いが下部は広く開けて明るいクラガリ谷を進む。しばらくすると八丁平の木道に到達する。湿原地帯はもっと中心部のほうらしく、正直よくわからないなという感じであった。しかし下流の方向に回り込むと手つかずの地面をうねうねと蛇行しながら流れる美しい小川に目を奪われるのだった。正直この時期でこれだけ美しいなと思えるのなら、紅葉の時期はいかほどにやあらんという感じである。冬で雪原になった姿も綺麗だろうし、夏〜秋くらいの時期にはトンボの楽園になってそうである。また、今回は随所でサクラの花びらが地面や水面に貯まっているのを見かけたが、3月末くらいに来たら花見登山もできたのかもしれない。この八丁平というところ、是非4シーズンすべて一度訪れてみたいと思えるところであった(まあ、梅雨の時期にはヒル天国になってそうだが)。

美しい八丁平に別れを告げ中村乗越からは薄暗い林の中を通る。江賀谷に降りたってすぐは道がやや不明瞭だがじきに出現する。江賀谷の道自体は特筆すべきものも別になかったように思う。谷自体は綺麗なほうかな?まあ今日はもうただの帰路なので、粛々と進む。林道に出て、そこからR367中村まで2キロか3キロ、R367に出てから足尾谷橋まで4キロくらい、最後に合計6.7キロを歩かされてバイクの下にたどり着いたときには足が棒だった。日帰りで9時間24キロはまあそれなりに歩いたといえるんじゃないだろうか。
皆子山は沢筋の悪魔、ヒルの大量生息地帯として有名だが気温の低さからか時期からか全く被害に会わなかった。この時期が最適なシーズンか?
あと今回会った人は皆子山山頂で単独1人と2人PT×1、峰床山への道中で山菜採り2人組×1、八丁平で植物観察中?の1人だけだった。人が少なくて静かなのもこの山域の魅力かな。
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☆皆子山ツボクリ谷ルート、素晴らしい初級バリエーションルートだと思う。芦火谷川渓谷は意外と手強かったので、1時間程度で楽しめる沢登り風ということで悪くないと思った。ただここだけのために遠くから来るほどではないかなあとは思う。八丁平はもう次の雪山シーズンでの訪問先として優先度が急上昇中です。

あと、どうでもいいけど「芦火谷川」が「あしびたにがわ」なら「足尾谷」も「あしおたに」ではなく「あしびたに」なんだろうか。「あしび」というと植物の「アセビ」が連想されるが、谷の中にあまりアセビはなかったような。語源が地味に気になってしまう、おそらく正解の情報はもうどこにもないのだろうが……
※後日追記:「新道足尾谷橋」バス停のローマ字ルビが「Ashibitanibashi」だったので読みはあしびたにばしで確定のよう。上流で「あしびたにがわ」のものがなぜ下流で「あしびたに」にランクダウンするのか、不思議である……

おまけ:https://www.yamareco.com/modules/diary/333709-detail-298150

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