古峰山 春紅葉と新緑眩しいお気楽山歩2023♪アズマシャクナゲ祭り絶賛開催中!
- GPS
- 03:17
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 325m
- 下り
- 342m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上越新幹線越後湯沢駅から、上越線・北越急行ほくほく線六日町駅まで約21分。 六日町駅より、タクシーで約20分。南越後観光バス沢口行で約30分。沢口停留所より登山口まで徒歩で約30分。 台原コース登山口駐車スペースに3台位駐車可。※学校林コース登山口駐車スペースに5台位駐車可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一部細尾根や岩場やザレ場や梯子あり、山頂までの間の急斜面の上りにも下りにもトラロープが多数あり。今回のルートには渡渉地点が4ヵ所あり。すべて 注意して対応すれば問題ありません。また クマがいる所ですので、熊鈴やラジオや笛などのクマ避け対策を万全にしておいて下さい。登山ポストはありませんので、WEB等で登山届を提出して下さい。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉 金城の里(350円)か、「さくり温泉健康館」(440円)がお薦めです。 食事は「上田の郷」上田の恵み満載御膳「本気丼」(まじどんと読みます)大、中、小で全て税込1,200円がお勧めです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー(登山中毒者)でございます。
本日は 新緑が眩しくなり春紅葉も見頃だと思われる古峰山(標高710m、こがらさんと読みます)にソロで歩いて参りました。学校林コース登山口には「苗場山」「平標山」「巻機山」「坂戸山」「八海山」と同じ作者の看板があります。「越後の山花シリーズ・越後の名峰シリーズ」の一つで、「精霊のつぶやき」(詩)は大塚明さん、「デザイン」(絵等)は佐藤千城さんです。❝この山はおもしろい!この小さな山容に山の全てがある❞・・・は歩いて見ると納得するんですよ・・・。本当に・・・渡渉あり、ロープあり、梯子あり、岩場あり、細尾根あり、ザレ場あり、林道歩きあり、稜線歩きあり・・・何だか、山のほぼ全てが体験できる・・・やはり、ここは素晴らしい!
今年は暖冬小雪でしたが・・・まだまだ、雪融け水がいつもよりちょこっとだけ多く流れ込んでいる為、学校林コース登山口から直ぐの姥沢川の第一渡渉ポイントをギリギリ渡れました。
※『ウィキペディア(Wikipedia)』
古峰山(こがらさん)とは、新潟県南魚沼市姥沢新田にある里山。標高は710mで、以前は日本百名山巻機山の巻機権現登山道であった。神字川と姥沢川が両側に流れ、麓は魚沼コシヒカリの最高標高栽培地帯「台原」(400m)である。山名は、地元有志が江戸時代に栃木県鹿沼市の古峯神社参りをして帰郷した後、山頂に祀った事から来ている。現在も子孫が毎年お祭りや登山道の整備を行っている。
まずは 南魚沼市からはR291を南上して姥沢台原標識入り口を左に入り、道なりに進むと10分程で台原コース登山口に到着です。駐車スペースには5台位駐車可。
昨日「板木城址こぶしの道」を歩いた疲れも殆んど無く・・・、ほぼ予定通りのAM9:31に学校林コース登山口をスタート。第一渡渉ポイントを過ぎて、杉林の林道は雪が消えたばかりなのか・・・殆んど花は咲いていません。カタクリは葉っぱがやっと地面から出て来ている状態です。南魚沼市の天気晴れ時々曇り・・・本日の日中の最高気温は14℃とあまり上がりません。(最低気温は1℃と朝方は冷え込みました)ですから、ヒートテック上下にフリースとジャージズボンでスタートしましたが、杉林の日陰で寒い・・・寒い・・・。ここで直ぐに薄いウインドブレーカーを着こみました。この後、山頂の稜線(南入沢下降点道標)に出るまでウインドブレーカーは脱ぎませんでした。
魚止め辺りから、日差しも差し込んで来て・・・お花が色々出て来ます。カタクリ、オオバキスミレ、イワウチワ、キクザキイチゲ(白花&青花)アブラチャン、クロモジ、タムシバ、タチツボスミレ、スミレサイシン、イワナシetc。山頂稜線手前からアズマシャクナゲが現れます・・・。ここから、山頂稜線〜第一展望台付近まで、ずーっとアズマシャクナゲ祭りが続きます。色んなお山を歩いていますが・・・こんなに沢山のアズマシャクナゲが咲いているのを見たのは初めてです。足元にはイワウチワが見頃・・・、アカモノはまだ蕾・・・。頭上にはタムシバ、ユキグニミツバツツジが見頃・・・アブラツツジは蕾・・・。
南西方面には飯士山、苗場山方面、西には当間山。北西には樽山、奥には米山、刈羽黒姫山。北には金城山、東には南入ノ頭方面が良く見えます。まだまだ高いお山は白く・・・雪を被っています。(※因みに明後日の4/25には飯士山に登る予定です。)日差しもあるので、ウインドブレーカーを脱ぎ・・・古峰山山頂に向かって❝下って❞行きます。チョット不思議な感じですが、山頂より南入沢下降点道標の方が標高は高いんです。アズマシャクナゲが咲き乱れている稜線を気持ち良く、多少の❝ダウンアップ❞を繰り返し・・・ニセ古峰山を過ぎて・・・古峰山山頂の到着。今日は新緑と春紅葉の中を独り占め・・・です。手作りサンドウィッチをインスタントコーヒーで頂き、下山開始。流石に一人だと、あんまりゆっくりは出来ませんね・・・。トラロープ・・・トラロープ・・・の連続・・・。アルミの梯子も出て来ます。岩場の細尾根も・・・難なくこなし・・・第二展望台〜第一展望台〜台原コース登山口に到着。ここから杉林を学校林コース登山口へ戻ります。
直ぐに足元に、これまた大好きなウスバサイシン発見。【ウスバサイシンには「勇気」「追憶」という花言葉がついています。山の日陰でもしっかりと成長する姿に「勇気」という花言葉はぴったりですね。また、日本に古くから自生している植物なので、子供の頃に見た咲き姿を思い出し懐かしい思いにふける「追憶」という花言葉がついたといわれています。】参照:https://botanica-media.jp/2637 コシノカンアオイやウスバサイシンは健気に咲いていて・・・大好きなんです。この後、木漏れ日眩しい杉林を歩いて、最後の最後に姥沢川を渡渉して学校林コース登山口に到着。
本日も無事に楽しい山歩きが出来ました。
例年より早めの来訪でしたので、まだまだ、春の花々が咲き乱れていました。タチツボスミレ、フモトスミレ、マキノスミレ、イワカガミ、ナナカマド(蕾)、シュンラン、タムシバ、ユキグニミツバツツジ、アズマシャクナゲ、アカモノ(蕾)、タカノツメ(蕾)、アブラチャン、クロモジ、ショウジョウバカマ、イワウチワ、カタクリetcが咲いていました。
眺望は当間山、樽山、米山、刈羽黒姫山、桝形山、金城山、南入ノ頭、黒岩峰、無黒山、飯士山、苗場山、大日蔭山、霧ノ塔etcが良く見えていました。
春には沢山のスプリングエフェメラルが咲き乱れ、秋には錦繡が目に眩しい、ここ古峰山に皆さんも是非、訪れて見て下さい。❝この山はおもしろい!この小さな山容に山の全てがある❞・・・に 納得して頂けると思います。
学校林コース(姥沢川沿い)から約2時間かけて上り、台原コース(神字川沿い)を約1時間かけて下りました。また西の眼下には日本一美味しい南魚沼産コシヒカリの田植えがこれから始まります。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・。そして、世界が平和になります様に・・・。
コメント
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この山なら昼休みに登れるかもしれません。覚えておきます。越後の名峰シリーズの看板のコピー、良いですね、是非自分の目と足で体感してみたいと思います。
4月に入り結構あちこち歩いていますが、シャクナゲはまだ今季見ていません。でも、すぐ近くに咲いている山がやはりあるのですね。越後の里山は山ごとに植生の違いがあり、動植物との出会いが楽しいですね!
この山は標高710mですが、山の魅力が全て詰まっている素晴らしい山です。
そして、アズマシャクナゲがこんなに沢山咲いている山は他には知りません。
もう少しすると、越後の名峰シリーズの看板の様にアカモノが足元に咲き乱れます。
秋の紅葉も素晴らしい…。
ではまた〜
午前中に行かれましたか、お疲れ様でした。
私は午後から見てきましたが、シャクナゲが本当に綺麗でしたね。
誰にもお会いせず貸し切りでしたので、古道側を少し歩いてみました。
誰か整備されている方がいらっしゃるようで青いマーキングテープがつけてありましたよ。
それでは、また山で。
ニアミスだったんですね。一緒に歩いて、色々なお話をしたかったです。
南入ノ頭方面は廃道らしいですが、チャレンジャーであるhide54さんには、是非この急登に挑戦して頂きたいと思います。
そして、こんなに沢山アズマシャクナゲが咲いている山は初めてです。いつもの4月は雪解け水が多くて渡渉出来ないので、5月以降しかこの古峰山には登った事が無かったですから…。アズマシャクナゲは雪消えの早い時期に咲いているので、来年以降は、渡渉ポイントの水量が多かったら、台原コース登山口から山頂〜南入沢下降点道標までのピストン(アズマシャクナゲロード)を計画致します。
ではまた〜
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