宮之浦岳(淀川口〜宮之浦岳〜縄文杉〜白谷雲水峡)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,279m
- 下り
- 1,909m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:00
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ 3日目:曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
帰り:白谷雲水峡からタクシー相乗り |
写真
感想
休暇を取って屋久島へ。
昨年は百名山最北の利尻岳を登ったので、今年は最南の宮之浦岳を目指した。
1日目:
宮之浦の街でガスや食糧などを買い出し、午後便のバスで紀元杉へ。
1日目の行程はほんの僅か歩くだけで淀川小屋に宿泊。
街のスーパーで買った揚げ物やおにぎりやコーラなどで腹を満たして
から19時ころには就寝。
2日目:
深夜にトイレに起きると、空にはものすごい星が。
晴れていたので冷え込みもけっこうなものだった。
朝食は昨日の残りのおにぎりとインスタント味噌汁で味噌ぞうすいに
して簡単に済まして6時ちょっと過ぎに出発。
朝焼けを浴びながら歩くのがとても気持ちよかった。
花之江河では湿地帯のせいかここだけ特に冷えこんでいて、木道にも霜がビッシリ。
危うく転ぶところだった。。
森を抜けることには、他の登山者や三岳参りの一行が増えてくる。
前日に右足小指をぶつけて爪を割ってしまったせいでつま先が痛く、重い荷物とも相まってペースがあがらない。
なんとか宮之浦岳山頂に着くと見事な景色!
晴れている時に当たった幸運に感謝。
山頂ではソフトバンクの携帯電波も時折入るようで、嬉しさを東京にいる仲間に報告することもできた。
仕事をしている人たちには鬱陶しかっただけかもしれない(笑)
この日の宿は当初は新高津小屋としていたが、もう少し先の高塚小屋が昨年新しくされ気持ち良く使えるし、翌日の歩く距離も短くできるということで変更。
高塚小屋は「レモンガス赤津慎太郎小屋」と命名されていて、赤津氏の個人寄付によって改築されたそうだ。ダンボールを使った革新的な建築方法の小屋で3階建て。
この日も11人ほど泊まっていた。
徳のある方のおかげで、我々も気持ち良く泊まらせていただいた。感謝したい。
3日目:
この日はいきなりハイライトの縄文杉から始まった。
歳を重ねた姿にひたすら圧倒される。私が死んで消えた後も、この木にはずっと残っていて欲しい。
この後も大王杉、夫婦杉、ウィルソン株、翁杉などの名の付いた杉たちが続々と。
見とれてしまって、なかなか歩みが進まない。
ようやくトロッコ道までくると、今度は縄文杉を目指して登ってくるツアー客とのすれ違いが多くなる。登り優先とは言え、何十人も連なった一行を待ったり避けたりするのはくたびれるものだ。
楠川分かれより再び登山道になるが楽な道になれてしまった身体に、登りが堪える。
辻峠でしばし休憩した後に、白谷雲水峡エリアへと入るがここでもツアー客や修学旅行生などの一行とのすれ違いに難儀してペースがあがらない。
午前中のバスは諦めて、苔の森をゆったり見ながら歩くこととした。
ようやく白谷バス停に着くと、次のバスまで2時間近くある。どうしたものかと思っていると麓からタクシーを呼んだという男性がいたので、我々も便乗して相乗りさせていただくこととした。
博識なタクシー運転手さんの話しを聞きながら、宮之浦の街へと下りた後は、ラーメンとコーラと風呂で3日間の山歩きの疲れを癒した。
屋久島はまたきて違うルートを歩いてみたいものだ。
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