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Yamareco

記録ID: 5433780
全員に公開
ハイキング
奥秩父

シャクナゲ咲く甲武信ヶ岳(西沢渓谷から)

2023年05月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:08
距離
14.5km
登り
1,601m
下り
1,598m

コースタイム

日帰り
山行
7:24
休憩
0:44
合計
8:08
6:20
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6
6:26
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91
7:57
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91
9:28
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8
9:36
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18
9:54
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10:12
10:48
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11:07
17
11:24
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5
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59
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81
13:51
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3
14:10
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0
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0
14:10
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西沢渓谷駐車場(無料)
 埼玉から行く場合、雁坂トンネル(普通車\740)
 山梨から行く場合、国道140号は無料。
 甲府山梨道路(石和〜山梨市)は自動車専用道路でバイクの場合は並走する雁坂みちを利用。
コース状況/
危険箇所等
・トイレ
 ねとりインフォメーション、甲武信小屋

・積雪状況
 2400m以上で次の部分で残雪あり。チェンスパがあるとよい程度。
 戸渡尾根分岐から木賊山。木賊山から甲武信小屋の一部。
 甲武信ヶ岳、木賊山の巻き道。

・西沢渓谷入口バス停〜徳ちゃん新道登山口
 緩やかな登りの舗装路。車はゲートで入れないようになっている

・徳ちゃん新道登山口〜徳ちゃん新道分岐(徳ちゃん新道)
 狭めの尾根道。ミツバツツジや一部シャクナゲが咲いている。

・徳ちゃん新道分岐〜木賊山(とくさやま)
 浮石個所あり。時々富士山などが見える。
 上部に少し残雪。

・木賊山〜甲武信ヶ岳
 甲武信小屋までの下りに残雪。
 樹林帯を抜けると展望良好。

・木賊山、甲武信ヶ岳の巻き道
 残雪あり。トラバースルートは滑る。

・徳ちゃん新道分岐〜近丸新道登山口(近丸新道)
 序盤は急下り。九十九折。
 後半は橋渡、トラバースで緩いアップダウン。
清々しき朝の渓谷
2023年05月03日 06:22撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/3 6:22
清々しき朝の渓谷
登山口は若葉の黄緑
2023年05月03日 06:26撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/3 6:26
登山口は若葉の黄緑
ミツバツツジも鮮やか
2023年05月03日 06:44撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/3 6:44
ミツバツツジも鮮やか
シャクナゲのつぼみ
2023年05月03日 07:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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シャクナゲのつぼみ
咲いてるところはじめて見たかも
2023年05月03日 07:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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咲いてるところはじめて見たかも
華やかです
2023年05月03日 07:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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華やかです
徳ちゃん新道と近丸新道の分岐
2023年05月03日 07:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/3 7:57
徳ちゃん新道と近丸新道の分岐
富士山が見える場所が出てきました。
2023年05月03日 09:04撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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富士山が見える場所が出てきました。
いよいよ森林限界か!?
(錯覚でした)
2023年05月03日 09:11撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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いよいよ森林限界か!?
(錯覚でした)
右から悪沢岳、赤石岳、聖岳、上河内岳
2023年05月03日 09:11撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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右から悪沢岳、赤石岳、聖岳、上河内岳
大菩薩嶺の景色と錯覚するような、富士山と広瀬湖
2023年05月03日 09:15撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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大菩薩嶺の景色と錯覚するような、富士山と広瀬湖
雪出てきました。
2023年05月03日 09:24撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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雪出てきました。
木賊山。展望なし
2023年05月03日 09:35撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/3 9:35
木賊山。展望なし
八ヶ岳!
右奥には槍穂高
2023年05月03日 09:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/3 9:42
八ヶ岳!
右奥には槍穂高
目指す甲武信ヶ岳。右には三宝山、奥に北アルプス
2023年05月03日 09:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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目指す甲武信ヶ岳。右には三宝山、奥に北アルプス
経ヶ岳の後ろに御嶽山
2023年05月03日 09:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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経ヶ岳の後ろに御嶽山
この場所最高ですね。
2023年05月03日 09:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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この場所最高ですね。
ビーチからの北奥千丈岳、国師ヶ岳、金峰山など
2023年05月03日 09:53撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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ビーチからの北奥千丈岳、国師ヶ岳、金峰山など
甲武信ヶ岳直下から見る富士山。左に先ほどいた木賊山。
右に乾徳山。
2023年05月03日 10:09撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/3 10:09
甲武信ヶ岳直下から見る富士山。左に先ほどいた木賊山。
右に乾徳山。
山頂から見る北岳、間ノ岳、農鳥岳の白根三山
2023年05月03日 10:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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山頂から見る北岳、間ノ岳、農鳥岳の白根三山
蓼科山の奥に北アルプス。
肉眼ではもっとよく見えました。
2023年05月03日 10:14撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/3 10:14
蓼科山の奥に北アルプス。
肉眼ではもっとよく見えました。
三宝山。
ここにもいかれる人多いけど、体力的にきつそう
2023年05月03日 10:15撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/3 10:15
三宝山。
ここにもいかれる人多いけど、体力的にきつそう
金峰山の奥に真っ白な仙丈ヶ岳。
甲斐駒、鋸岳と続き、奥には中央アルプス。
こんな重なる角度は新鮮。
真ん中の瑞牆山の岩場もわかりやすいです。
2023年05月03日 10:15撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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金峰山の奥に真っ白な仙丈ヶ岳。
甲斐駒、鋸岳と続き、奥には中央アルプス。
こんな重なる角度は新鮮。
真ん中の瑞牆山の岩場もわかりやすいです。
山頂標識は人がいなくなるタイミングを狙ってパシャリ
2023年05月03日 10:17撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/3 10:17
山頂標識は人がいなくなるタイミングを狙ってパシャリ
国師ヶ岳の方から縦走してくる方もいるんでしょうけど結構距離ある
2023年05月03日 10:40撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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国師ヶ岳の方から縦走してくる方もいるんでしょうけど結構距離ある
逆光が心配でしたけどよく見えます
2023年05月03日 10:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/3 10:43
逆光が心配でしたけどよく見えます
帰りは巻き道で。
凍ってて滑る
2023年05月03日 10:56撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/3 10:56
帰りは巻き道で。
凍ってて滑る
甲武信小屋はにぎわってます。
破風山の方も奥秩父がよく見えそうです。
2023年05月03日 11:03撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/3 11:03
甲武信小屋はにぎわってます。
破風山の方も奥秩父がよく見えそうです。
立派な小屋です。
2023年05月03日 11:05撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/3 11:05
立派な小屋です。
帰りは近丸新道から。
堰堤の滝が見事
2023年05月03日 13:16撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/3 13:16
帰りは近丸新道から。
堰堤の滝が見事
バキッと折れないかとドキドキ
2023年05月03日 13:16撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/3 13:16
バキッと折れないかとドキドキ
新録が美しい季節です
2023年05月03日 13:17撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/3 13:17
新録が美しい季節です
レールでスタンドバイミー気分
2023年05月03日 13:29撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/3 13:29
レールでスタンドバイミー気分
崩落個所はきちんと修復されてました
2023年05月03日 13:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/3 13:43
崩落個所はきちんと修復されてました
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 地図(地形図) 携帯 時計 タオル
共同装備
長袖シャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 地図(地形図) 携帯 時計 タオル

感想

甲府遠征2日目は百名山の甲武信ヶ岳へ行きました。

流石は各県の奥地に位置するだけあって、自然が豊か。
気温は2〜3℃。西沢渓谷の沢の音や新録が美しく、登る前からとても清々しい気分です。

徳ちゃん新道からの登山道は黄緑の若葉に囲まれた急坂からのスタートで、
序盤は急坂と緩い坂を繰り返し順調に体力を削っていきます。
途中ミツバツツジやシャクナゲがいくつか咲いていました。
まさかGWの時期にシャクナゲが咲いているとは思わずびっくり。
まだ葉だけのものや蕾のものも多くありましたので、満開の時期はものすごいことになっていると思います。
近丸新道との分岐まで着くとシャクナゲの葉だけの部分がほとんどの状況でした。

厳しい登りはそこからも続きます。
ゴロゴロした岩が増え少し歩きづらくなってきます。
景色も上の方に行かないと見えないので頑張りどころでしたね。
一か所開けたところがあって、富士山や広瀬湖、乾徳山、国師ヶ岳、金峰山、昨日櫛形山で見て学習した悪沢、赤石の姿も良く見えました。

2400m付近になるとちょこちょこ残雪がありました。
溶けて泥になっていたり、カチカチに凍っていたり、歩きづらい箇所が続きます。
アイゼンなどはなくてもなんとか行ける程度でした。
もうあと1週間程度でなくなりそうな感じです。

木賊山までの間、緩い傾斜ながらも残雪に苦戦しついに最初のピークに到着。
自分の中の目安で、3時間を超える登りの山は警戒が必要と思っているので、
ここまで3時間半かかっていることを考えるとヤバイ山の匂いがしてきます。
計画時から予想はしてたんですけどね。

木賊山からの下りは急な斜面に雪なので緊張しました。
ここはチェンスパなどあった方がいいと思いますが、足跡やロープや枝を頼りにツボ足で乗り切りました。
すると景色がパッと開け、甲武信ヶ岳や三宝山の山頂がどーん。
北岳に瑞牆山に中央アルプスに御嶽山に八ヶ岳に北アルプス。
今まで見えなかった山たちが一斉に顔を出し、しかもそれが短い幅で集結するような見慣れない角度で見えたのですごく新鮮でした。
自分が立っているところもビーチのような砂になっていて異世界のようでした。
色んな山に登ってみるものですね。

一旦甲武信小屋まで下り、直登ルートを登ります。
ここはほぼ雪はなく、距離も短いのでウイニングラン気分です。
山頂では毛木平方面から来た方とも合流し、たくさんの人でにぎわっていました。
GPVの気象情報では雲が多めの予報だったので心配してましたが、スッキリ晴れてくれて最高の山頂ビューでした。
近くにあるはずの両神山とかは木々に囲まれて見えなかったけど、それ以外はほぼ見えました。
山頂にいた方が言うには、百名山が43座も見渡せる景色なんだとか。

下りは巻き道方面で。
ここはまだ残雪が多くありました。
特に最初の下りはチェンスパなどがあった方がいいと思いました。
まぁじきに溶けるでしょうけど。

帰りは近丸新道を利用。
”近”とは名ばかりで、下りなのに徳ちゃん新道の登りとあまり変わらない時間がかかってしまいました。
花はあまり見られないものの、トラバースがあったり、渡渉があったり、色々な山道を体験できるという意味においては面白いルートだと思います。
1か所落ち葉の下に水が溜まっていて、靴が水に浸かってしまったのには相当萎えましたが。

西沢渓谷は朝方と違って多くの観光客がおりました。
時間がなくて寄れなかったのですが、七ツ釜五段の滝など多くの滝を見る遊歩道があり余裕があれば寄ってみたいところです。

久々に体力の限界近くまで歩いたので、翌日の今、ふくらはぎと太腿が絶賛筋肉痛中です。
遠征の最終日にして良かったです。

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訪問者数:324人

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ハイキング 奥秩父 [日帰り]
甲武信ヶ岳(徳ちゃん新道〜近丸新道)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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