オプタテシケ山（三股橋手前〜ピストン）

2023年05月02日(火) [日帰り]

• GPS: 04:40
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,375m
• 下り: 1,375m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:29
• 休憩: 0:12
• 合計: 4:41

5:33 スタート地点
5:51 5:51 三股橋
9:01 9:13 オプタテシケ山
10:02 10:02 三股橋
10:14 ゴール地点

天候

快晴微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

マイカーで新得から道道718号線をトムラウシ温泉方面に進み曙橋を左に入る。
ここから砂利道で穴ぼこだらけなので車高が低い車はお勧めしない。
殿狩橋を右に入り三股橋方面へ向かうと途中で雪が出てくるのでその手前で縦列駐車。
拠点としては道の駅しかおいが便利。

コース状況／危険箇所等

◆三股橋手前〜780mあたりまで
・雪はあるがちょいちょい切れるので担いだ方が速い。

◆780m〜山頂
・ピークまでシールで登れる。
・途中まで気持ちの良い樹林帯歩きとなる。
・途中から森林限界を超えて斜度がきつくなっていく。
・この日はシールもクトーも良く効いたがカチカチの時はアイゼンで登った方が良い、というか岩もちょいちょい出てるのでカチカチの時は登らない方が良い。
・滑落したら多分止まらない。富士山みたいな感じ。
・ツボ足の人もピッケル、ヘルメットは必須。

写真

5/2 5:31

今日は十勝のオプタテシケ山へ。
初挑戦。

5/2 5:34

中途半端に雪があるのでツボだとごぼるし板も履けない。

5/2 5:36

一応板で歩いてみたが・・・

5/2 5:47

すぐ雪切れ。

5/2 5:48

三股橋。ここを右に入るとオプタテシケ山方面。

5/2 5:53

林道のはずなんだけどめっちゃ藪漕ぎ。

5/2 6:00

まだまだ担ぐ。

5/2 6:13

やっと板が履ける。

5/2 6:16

と思ったらまた雪切れ。もうちょっと早い時期が良かったかな。

5/2 6:42

あれがオプタテシケ山かぁ。
めっちゃカッコいいやん。

5/2 6:42

富士山、鳥海山と同じ感じ。
絶対滑ったら楽しい山確定。

5/2 7:07

白山東面台地みたいな雰囲気のよいダケカンバの森もあるし。

5/2 7:18

ヤバいっす。近所に住みたい。

5/2 7:18

このド迫力。

5/2 7:24

どこでも滑れるしツリーランも楽しいはず

5/2 7:31

楽園です。

5/2 7:41

そろそろ斜度が上がってくる。念のためクトー装着。

5/2 7:41

先行していたツボ足のS君とMさんを発見。

頑張って追いつく

5/2 7:43

下ホロカメットク山か、あの円錐は。

5/2 8:13

美瑛富士？あそこもスキー向きだなぁ。

5/2 19:14

十勝バックに撮ってもらった

5/2 8:17

高度感。

5/2 8:28

ほぼ富士山だ、ここは。

5/2 8:30

おお！トムラウシ！想い出の！

5/2 8:32

あれがトムラウシかぁ…（晴れたトムラウシを知らない）

5/2 8:37

十勝岳とか富良野岳方面。東斜面はどこでも滑れるじゃん。

5/2 8:38

さあもうちょいだよ〜頑張れー

5/2 9:02

あのちっぽけなのがピーク。狭いわ。

5/2 9:02

標識ゲット。

5/2 9:04

記念撮影

5/2 9:09

自分が来るとガスるのよ。（既出）

5/2 9:14

さあガスの山頂から飛び出してお楽しみ滑走タイム。
コケるともれなく岩稜帯に激突するので注意。

5/2 9:16

面ツルザラメ、最高やん

5/2 9:19

今シーズン最高のザラメをいただきマシた！

5/2 9:20

まだまだ続く滑走タイム

5/2 9:22

トムラウシ、さらば！

5/2 9:44

まだまだ滑る笹薮滑走。

5/2 10:00

5月の渓流の雰囲気もよかった。

5/2 10:01

三股橋到着。
靴の汚れを雪で落としながら歩いていく

5/2 10:01

林道をこなしてゴール。
良い山でした！

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

がんちゃん

北海道遠征2日目は十勝へ。S君がオプタテシケ山に登りたいというので軽いノリでじゃあ行くかと。
とはいえツボ足とスキーではペースが合わないので別行動。
酷い砂利道を延々と走ったら眠くなったので寝てから出発することに。S君とMさんは先にスタート。
仮眠して起きたら5時を過ぎていた。4時に出ようと言っていたのはなんだったのか。
結局準備をして5時半に出発。しばらくは雪が切れ切れでスキーは使えず、780mくらいからようやくシールハイクできるようになった。

正直オプタテシケ山がどんな山なのか、スキー向きなのかどうかも知らずに来たのだが結果としては100%スキー向きの山だった。むしろツボ足できたらあかんわ、これ。
素晴らしいダケカンバの森を抜けると目の前にオプタテシケ山がそびえ立つ。この山百名山に入れてあげて！そういいたくなるような見事な山容だった。
そして目の前に広がるゲレンデ。早くも帰りが楽しみすぎる。
結果論だが遅出してよかった。富士山と一緒で早いとカチカチで楽しめなさそう。
ゆっくり時間をかけて登りながらザラメ化を促す。ちょうど先行した二人に追い付いたがピッケルもヘルメットも着けていない。こけたらやばいよ。
ヘルメットは持ってないみたいだったのでせめてピッケルくらい使おうよと促す。これで滑落したら岩に激突して粉々になっちゃうからね・・・
自分もクトーを装着していつものようにガシガシ登っていく。
最後は結構な急登だったが雪質も良かったので板のまま登り上げてゴール。ちょうど先行のスキーヤーがドロップしようとしていた。

「さっきまで晴れてて360度の展望だったんですけどねぇ」と先行スキーヤー。
「多分私のせいだと思います」とわけのわからないことを口走る自分。

確かにずっと山頂は晴れていたのに自分が登頂するタイミングで見事にガスがかかってしまった。
まあいつものことなので滑走準備をしてドロップイン。二人もピッケルを装着して最後の登りに差し掛かっていた。
少し滑って下りていくと見事に山頂は晴れていた。やっぱり俺じゃん。なんなん？
まあ後で二人に写真を見せてもらえばいいか…

それにしても期待通りの最高の斜面。まじ富士山と一緒。
5時間そこそこでこの滑りが楽しめるなら毎週来るわ。今年のGWは雪がないと嘆いていたが十勝は裏切らない。毎年北海道でもいい。
最後は森と笹薮を780mまで滑って残りは担いでゴール。
全く下準備なくやってきたオプタテシケ山だったが紛れもないスキーヤーのための山だった。