ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 544418
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

正体見たり!!  御正体山  落ち葉ラッセル

2014年11月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.8km
登り
1,060m
下り
1,073m

コースタイム

日帰り
山行
5:34
休憩
0:36
合計
6:10
7:40
8
7:48
7:48
21
8:09
8:09
65
9:38
9:38
30
10:08
10:08
48
10:56
11:25
19
11:44
11:44
28
12:12
12:12
27
13:29
13:29
13
13:42
13:42
7
13:49
13:49
1
13:50
ゴール地点
御正体山では、山梨百名山を目指しているご婦人2人と昼食、いろいろなお話を聞く。また、チーズを頂いた。こちらからは岩塩飴を出し、交換する。
岩下の丸(下り)では、お茶を飲む。
天候 曇り時々雨 のち晴れ   山頂部以外は半そで、山頂部は長袖トレーナーで過ごした。
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道坂隧道脇に8台ほど停められそうな駐車場があります。
土曜日ですが、7時半ごろ着いたら3台目で余裕でした。
コース状況/
危険箇所等
落ち葉の道ですね、下りで数回転びそうになったが何とか踏ん張った。
岩場1か所、ロープや鎖はなし、十分通過できる。
偽ピークが多く、この山の正体を見るには非常に時間がかかる。
その他周辺情報 道の駅「どうし」、食事は手作り感満点のレストランがある。
私は、クレソンを練りこんであるうどんと中華ちまきのセットを食べた、740円なり。

道志の湯
ナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉、香りが硫黄ですね。
1時間じっくり浸かった・・・。あったまった。
登山の前に、道の駅「どうし」で休憩、トイレなどを済まします。
登山の前に、道の駅「どうし」で休憩、トイレなどを済まします。
この地域の写真地図が乗っていました。
1
この地域の写真地図が乗っていました。
朝焼けですね。今日もいい日になりそうです。
6
朝焼けですね。今日もいい日になりそうです。
朝の道志川の様子。
朝の道志川の様子。
トンネルの向こう側に8台ほど停められる駐車場があります。そこに駐車しトンネルを通ってきたところです。
トンネルの向こう側に8台ほど停められる駐車場があります。そこに駐車しトンネルを通ってきたところです。
これから行くところの地図です。小さかったかな。
これから行くところの地図です。小さかったかな。
さあ、トンネルの横を通って入山します。
1
さあ、トンネルの横を通って入山します。
シシウドを発見
落ち葉のトレイル、登りでは「ザクッ、ザクッ」と落ち葉を踏みしめながら歩きます。
1
落ち葉のトレイル、登りでは「ザクッ、ザクッ」と落ち葉を踏みしめながら歩きます。
入山した手は、紅葉真っ盛りですね。
入山した手は、紅葉真っ盛りですね。
マムシグサがたくさんありました。
1
マムシグサがたくさんありました。
分岐ですね。私は右に行きます。左の今倉山も「山梨百名山」に入っているようです。
1
分岐ですね。私は右に行きます。左の今倉山も「山梨百名山」に入っているようです。
尾根道を行く。
こんな構図、どうでしょう。
3
こんな構図、どうでしょう。
チャッピー発見。ここにもいたか。地球の未来を語っておるぞ。
1
チャッピー発見。ここにもいたか。地球の未来を語っておるぞ。
次はあの山か!!次から次へとピークが現れていきます。
3
次はあの山か!!次から次へとピークが現れていきます。
道志川の方が見えていました。
道志川の方が見えていました。
大室山?
紅葉がいい感じですね。
1
紅葉がいい感じですね。
同じく、紅葉ですね。
1
同じく、紅葉ですね。
次は君か!!「お前が御正体山か!?」
1
次は君か!!「お前が御正体山か!?」
急斜面を登ります。
急斜面を登ります。
この高さになってくると、木には葉があまり残っておりません。
1
この高さになってくると、木には葉があまり残っておりません。
花の季節も終わりですね。
1
花の季節も終わりですね。
御前は、御正体山ではなかったのだな!!
1
御前は、御正体山ではなかったのだな!!
この看板、あるのは良いのだが「日本国領土」であることをことさらに書かなくてもよいのに・・・。
1
この看板、あるのは良いのだが「日本国領土」であることをことさらに書かなくてもよいのに・・・。
枯葉の道を行きます。下りが怖いんですよね。
1
枯葉の道を行きます。下りが怖いんですよね。
こんな岩場も越えていきます。簡単簡単。
1
こんな岩場も越えていきます。簡単簡単。
ややっ!!お前が御正体山か!?
いや、まだ違うようだ・・・。
1
ややっ!!お前が御正体山か!?
いや、まだ違うようだ・・・。
この分岐を越えて、急登り40分ほどでいよいよ本丸である。
この分岐を越えて、急登り40分ほどでいよいよ本丸である。
息を切らしながら登っています。
息を切らしながら登っています。
とうとう来たぞ。正体見たり御正体!!
10近くのピークを超えてやっと着いたぞ。
5
とうとう来たぞ。正体見たり御正体!!
10近くのピークを超えてやっと着いたぞ。
3方向からの登山道がついています。今度は、残り2方向からの縦走登山もいいかも。
3方向からの登山道がついています。今度は、残り2方向からの縦走登山もいいかも。
祠がありました。御正体権現だそうです。
4
祠がありました。御正体権現だそうです。
Tシャツを取り替える。とうぜんいつもの、「葉山げんべい」
3
Tシャツを取り替える。とうぜんいつもの、「葉山げんべい」
一等三角点、補修された際に着色されたようです。
1
一等三角点、補修された際に着色されたようです。
りんどうのつぼみ、咲いているリンドウには出会えませんでした。
4
りんどうのつぼみ、咲いているリンドウには出会えませんでした。
植物、名前は知らない。
植物、名前は知らない。
下りは、落ち葉ラッセルである。
2
下りは、落ち葉ラッセルである。
あれを越えてきたんだな・・・。また超えるんだな・・・。
1
あれを越えてきたんだな・・・。また超えるんだな・・・。
ヘビイチゴ?ヤマイチゴ?
1
ヘビイチゴ?ヤマイチゴ?
丹沢方面、檜洞丸か蛭が岳?
1
丹沢方面、檜洞丸か蛭が岳?
下ってくると、緑が増えてきています。
下ってくると、緑が増えてきています。
薄の季節ですね。
1
薄の季節ですね。
見事な紅葉。
はい、トンネル横の登山口に戻ってきました。
1
はい、トンネル横の登山口に戻ってきました。
ミズヒキが目を引きますね。
2
ミズヒキが目を引きますね。
とんえるをとおって、駐車場の様子です。
1
とんえるをとおって、駐車場の様子です。
道の駅にて、「クレソンを練りこんだうどんと中華ちまきのセット、740円」
うどん単品だったら500円
3
道の駅にて、「クレソンを練りこんだうどんと中華ちまきのセット、740円」
うどん単品だったら500円
温泉は「道志の湯」です。泉質は先に書いた通り。
4
温泉は「道志の湯」です。泉質は先に書いた通り。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 地図(地形図) コンパス 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

 涼しくなったら来る山と思っていた。曇った日に来る山と思っていた。金曜日に飲み会があったら土曜日に来る山と思っていた。
 展望はなし、暑い間は蜘蛛が出そうだし、家からはそんなに遠くないし、・・・。そんな3条件が重なった本日、御正体山に登ってきた。

 どうやら、さまざまな方向から登る道があるらしい、道坂トンネル横の駐車場に停めて歩く、山伏峠から歩く(○合目という石はこの登山口についているのであろう)、御正体バス停から歩く、砂原バス停から歩く、・・・。今度は違う所から登ってみたいと思った。

 さて、道志山塊最高峰である御正体山は、大きく根が張っている実に立派な山だ。また、遠くから見ても目立つ山である。
 御正体山は、養蚕の神の山として古来から祀られていた。そして、江戸時代には美濃の僧妙心が入山し人々の信仰を集めた。文化14年妙心は入定(真言密教の究極的な修行で、土中で断食修行を行い、生死を超えて修行すること)し即身仏(ミイラ)となる。
 最初は山内で展示されていたが、その後明治時代の廃仏毀釈により山から降ろされてしまった。
 山頂には御正体権現が祭られていることから、この山は「御正体山」という名がつけられた。現在は日本二百名山に選定され、たくさんのハイカーにより登られている。

 さて、金曜日の飲み会が終わった後自宅で寝て朝4時に自家用車で出発する。途中で行動食やお茶を買い入れ、休憩を取りながらまずは「道の駅どうし」を目指す。
 「道の駅どうし」で朝を迎え、コンビニで買ったカレーで朝食とする。登山口駐車場で少し眠ってからトンネルを超えて登山口にたどり着く。ここまでバスが来ているんですね。でも1日数本しかないんですね。

 トンネル横から入山、先ずは尾根を目指す。昨日の水分が残っているようで汗が噴き出るのでたまらず半袖に・・・。本日は山頂付近を除き基本半袖で過ごしていました。尾根にたどり着いてからは足が自然に前に出るようになる、先週の登山の影響があるかな(足の筋肉痛)と思ったがあまりない、緩やかな上り下りを快調に進んでいく。
 この登山口からの登山道は、いくつものピークを越えて最後の急登で山頂にたどり着く。つまり、偽ピークを超えると次の偽ピークが見える、「次はあれか!?」「お前が大ボスか!?」「ラスボスはお前か!!」とRPGをしている気持ちで登る。標高差は800mほどと思うが、累積標高差は結構あるのではないかと思った。

 下の方はちょうど紅葉が見ごろ、山頂付近はすでに落葉している。落ち葉の道はふかふかで気持ちよいのだが、落ち葉の下に浮き枝などがあると滑ってしまう、転ぶことはなかったが下りで数回滑ってしまった。
 また、下りを慎重に行くと、落ち葉ラッセルになる。落ち葉をかき分けて、最後に登山道の下に落ちる、これを気持ちよいと思うか登山靴に細かい屑が入るからいやだと思うか・・・。まあ、スパッツを履いていれば何も問題ないのだが・・・。
 また、この尾根には県有林境界の印が多数ある、210くらいから番号がついている、この数字が260になれば御正体山山頂である、これを目印にしてもよいのではないかと思った。
 
 岩下ノ丸と牧ノ沢山には「日本国領土 ○○○○ ひっち」と書かれた山名票がついている。何か雰囲気良くないなあと思ってしまった。国境の山ではないので・・・。外して捨ててしまおうかとも思ったが、結局止めた。手づくる標示もよいのだが、意外と満足しているのはつけた自分だけなのかもしれない。行政の方で少しつけてくれたらよいのにと思った。

 途中で降りてきた人と話を交わす。「次の鞍部に分岐があり、そこから30〜40分登ったら山頂だよ。」「えっ、40分登りっぱなしかぁ」と気が萎えながらもここまで来たら行かねばならない。
 分岐を越え、やはり急登である。そして緩むことなく山頂まで登る、基本登りは休憩なしで来たのだ、そこに最後にこれだ。
 平らな所が見えてきた、あれが山頂か?と思いそこに飛び込む。そこは平和な時間が流れていた。正体見たり御正体!!たくさんのピークを越えようやく山頂にたどり着いた。
 山頂標示、分岐、御正体権現などを撮影したあと、ご婦人2人と昼食を頂く。お二人は山梨百名山制覇を目指しているそうだ、私にも「山梨百名山はいくつ登ったの?」と聞いてくるが、残念ながら山梨百名山に選定された山がどんな山であるのかわからないのだ、そこで今まで登った山梨県の山を上げると「まあ、まだ北岳には行って無いの?北岳、間ノ岳、農鳥山は行くべきよ。」「仙丈に行ったのに甲斐駒はまだなの?普通セットで行くもんじゃないの?」「甲武信に行ったなら雁坂嶺なども行けばよかったのに」まあ、基本日帰りなので許してください・・・。来年は山小屋泊デビューをしたいなあ。

 雲取山、甲武信ヶ岳、乾徳山、岩殿山、三つ峠、富士山、三頭山、大菩薩嶺、仙丈ケ岳、茅が岳、金峰山、国師ヶ岳、北奥千丈ヶ岳、瑞牆山、御正体山。くらいだろうか、山梨の山は。今後も少しずつ増えていくと思われる。

 山頂を辞し、下山である。下山も当然登りっかえしの下りっかえしで会ある。たくさん下った後の登りは少し嬉しいがきついのは嫌だ。岩下ノ丸で休憩し、あとは下山である。登山口に降りる寸前で、これから登る2人と出会い話をする。
 「ははは、御正体までは行きません。今倉山に行くんです。山梨100をやっていて、今日だけで4山目なんですよ。」
 山梨百名山、恐るべし。

 下山後は道の駅どうしで昼食、どうしの湯で温泉、その後運転して帰ってきた。こうやってまとめてみると、人は少なかったがマニアックな人が登っている印象であった。展望がないからであろうか、アクセスが厳しいからであろうか、秋の土曜日なのにとても人が少なかった。
 落ち葉踏み踏み御正体、楽しい1日でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:909人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
三輪神社〜御正体山〜岩下ノ丸〜道坂峠
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
御正体山 - 伝説を秘めた道志山塊最高峰
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら