多摩百山コンプリート at 笙ノ岩山
- GPS
- 06:27
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,815m
- 下り
- 1,748m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 6:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
多摩百山の完登があと一座に迫っていましたが、本日、登頂決行してきました。
最後に残った笙ノ岩山は、長沢背稜の秘峰・蕎麦粒山から川乗橋へ延びる鳥屋戸尾根の中程にある標高1,255mの山です。蕎麦粒山に登頂するには様々なルートがありますが、今年の3月に復活した川乗林道を辿って、川苔山に登頂後、日向沢ノ峰を経て至るルートにしました。
奥多摩駅に着くと、バス乗り場は大行列ができており、臨時便が出ているとはいえ、いつ乗れるかわからず、乗っても満員のバスには乗りたくないので、躊躇せずに川乗橋まで4km歩くことをすぐに決断。さすがG.W.です。川乗橋まで徒歩40分でたどり着きました。百尋ノ滝も大行列ができていたので、今回はあえて無視しました。本当はいい滝ですよ。
踊平から日向沢ノ峰への急登はかなりのもので、まさに絶壁を登るようです。蕎麦粒山への最後の急登もなかなか手強いです。
鳥屋戸尾根は実はGPSがない頃(2011年10月)に道迷いをし、登り返し、自分の位置がわからないまま、1時間ほど山中を徘徊した場所です。自分の山行歴で最も怖い思いをした、因縁の場所です。悪路であり死亡事故も多発しているとの事前情報もありましたので、慎重に慎重に歩きました。
奥多摩駅の登山開始から5時間30分を要して、ようやく笙ノ岩山にたどりつき、多摩百山の完登と12年前のリベンジを達成しました。今日は天気も最高で、眺望も素晴らしく、いい山行となりました。
歩行距離20km、累積標高差1800mを超える山行は、はっきり言って簡単ではありません。それなりの体力と日頃の鍛錬がないと厳しい山行です。自分は腰を痛めてから初めての20kmを超える山歩きとなりましたが、かなり疲れたものの、グロッキーになるほどではなく、最後まで体に異常を感じることなく、元気に歩ききることができました。コロナ禍にも負けず、体調はすこぶる良いと思います。
鳥屋戸尾根は悪路とありましたが、一部滑りやすい下りがあります(ロープ場)ので、そこを慎重に下れば悪路というほどではないと思いました。ただし、12年前にも自分がはまったように、道迷いしやすい場所が何箇所もあります。慎重にルートファインディングする必要があると思います。
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