木曽駒ヶ岳【駒ヶ岳ロープウェイ】

2014年11月15日(土) [日帰り]

• GPS: 03:38
• 距離: 5.7km
• 登り: 539m
• 下り: 554m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:36
• 休憩: 1:01
• 合計: 3:37

11:11 千畳敷駅
11:55 12:01 乗越浄土
12:04 12:08 宝剣山荘
12:08 12:13 天狗荘
12:13 12:14 宝剣山荘
12:25 12:27 中岳
12:31 12:39 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
12:48 12:58 木曽駒ヶ岳
13:06 13:10 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
13:20 13:28 中岳
13:37 13:40 天狗荘
13:41 13:41 宝剣山荘
13:54 14:02 宝剣岳
14:08 14:08 宝剣山荘
14:13 14:15 乗越浄土
14:47 14:47 千畳敷駅
14:48 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

車の場合は、菅の平駐車場に車を止めバスでロープウェイ乗り場まで行きます。
　駐車場：500円
　バスとロープウェイ往復券：3,670円
　※モンベル会員証提示でロープウェイ料金が10%引き。

写真

【駒ヶ岳ロープウェイ】
チケットにも割引が印字されてますが、モンベル会員はロープウェイ料金だけ10%引きになります。
それでもバス＋ロープウェイ往復で3,670円と高いので、少しでも安くなると助かります。

【駒ヶ岳ロープウェイ しらび平駅】
30分ほどバスで移動するとロープウェイ乗り場です。
高低差950m、山頂駅の千畳敷駅2611.5mの標高は日本一だそうです。

ロープウェイの山頂駅は真っ白で何もみえそうもありません。

【駒ヶ岳ロープウェイ】
一気に標高2600mまで上ります。
ロープウェイ登山は楽ちんです。

【千畳敷駅】
山頂駅は下から見たとおり真っ白で何も見えません。

ライブカメラ映像がHPに公開されているので、観光だけだったら確認してからの方が良いです。
http://www.chuo-alps.com/ropeway/

【乗越浄土】
ほとんど視界が無く、景色もよく分からないまま乗越浄土まで来ました。

先行者が標識の雪を払いのけた跡がありますが、凍っていて文字が見えません。

また、ここからは稜線で風がとても強くなります。
この先は今日は誰も行っていないのかと思いましたが、トレースが風ですぐ無くなってしまう様です。
戻ってこられるか心配しつつ先に進みます。

【エビのしっぽ】
標識が雪と氷ですごいことになってます。
強風でエビのしっぽも大成長です。

【晴れ間】
視界が数メートルでやや道に迷いながら、ようやく駒ヶ岳山頂に近づいてきました。

ここまできて、ようやくちょっと晴れ間が！

基本的には登山道の左右にはロープがあるのですが、山荘周辺の広い場所とか、分岐では標識がみえないので道を見失います。
方向感覚が無くなり、来た道を戻りそうになったので、気を抜くと遭難しそうです。

【駒ヶ岳山頂】
山頂に着くとうっすらと太陽が見えはじめました。

【駒ヶ岳山頂】
そして、ついに日が差しはじめました。

【駒ヶ岳山頂】
青空まで見え始めます。
山頂に着いたとたん晴れてくるなんて、今シーズンのこれからの良い兆候かな。

【駒ヶ岳山頂】
視界が開けると辺りは雪景色です。

【駒ヶ岳山頂】
駒ヶ岳の氷柱だけ凍っていません。
多分、登頂した人が雪をはらっているんでしょう。

【駒ヶ岳山頂】
雪の彫刻のようです。

が、今日はここまでです。
数分の晴れ間の後、また視界が無くなりました。

【中岳 祠】
途中まで戻ると、行きには気がつきませんでしたが中岳にも祠があったようです。

【宝剣岳】
ロープウェイ最終時刻までは時間がありそうなので、宝剣岳へも寄ってみることにしましたが、結構な垂直なクサリ場です。

【宝剣岳】
反対側の斜面が見える場所まで出ると、更にクサリ場は続いているようです。
ここまでのクサリ場だけでも自分の限界一杯一杯なので、この先は断念しました。

宝剣岳のピークはこの先なんでしょうか？

クサリを伝って横に移動するような感じですが、足場が岩なのか雪なのかわからず無理っぽそうなのでやめました。

【千畳敷カール】
下山時にはうっすらと千畳敷も見られました。

【珊瑚】
雪をまとった木が綺麗です。

下山時に足下の岩が崩れないようにしているワイヤーが、かなりのくせ者でした。
完全に雪に埋もれていれば問題ないのですが、アイゼンがワイヤーに引っかかり転びそうになります。

【千畳敷カール】
景色がとても良い場所のはずですが、何も見えませんでした。
花の季節に訪れたいです。

【駒ヶ岳神社】
ロープウェイ山頂駅へ戻ってくると、この天気なのに思ったよりも観光客が多かったです。
皆さん景色を見られたのだろうか？

装備

個人装備

アイゼン(10本爪)

感想

cairn24

今シーズン初めての雪山でしたが、ロープウェイ登山だから余裕だと思ってましたが、何度も心が折れそうになりました。
とにかく風が強く何度も引き返そうかと思いましたが、なんとか山頂へたどり着くことができ、シーズン出だしとしては視界なしトレース無しのコンディション的にはきつかったですが、やっぱり雪山は楽しいです。