記録ID: 547259
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積雪期ピークハント／縦走
甲斐駒・北岳
麓で紅葉( ^ ^ ) 頂上では霧氷(^_^;の 甲斐駒ケ岳（黒戸尾根日帰りピストン）
2014年11月15日(土) [日帰り]
山梨県
長野県
hajime1106
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 2,510m
- 下り
- 2,515m
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| 天候 | 晴→曇→晴（頂上到着時はガッスガス・・・） 山頂の気温はマイナス12℃位でした。しかも強風！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
売店（早朝は営業していません。自分が下山した時にはすでにシャッターがクローズ!！バッジ購入できず残念。）、自販機、水洗トイレあり |
| コース状況／ 危険箇所等 |
●尾白渓谷駐車場〜五合目小屋跡 特に危険箇所は無いと思います。刃渡りは鎖が設置してあるので問題ないと思います。ただ落ち葉のじゅうたん、これ意外と滑ります！特に下山時注意。 ●五合目小屋跡〜七丈小屋 梯子・鎖場が連続しますが注意して進めば問題ないと思います。 ●七丈小屋〜八合目（御来迎場） 特に危険個所はありません。 ●八合目（御来迎場）〜山頂 所々に登りにくい鎖場がありますが慎重に進めば問題ないと思います。 下山時はパウダー状の雪が岩の上に付いていたので少々難儀しました。 以上の記録は平成26年11月15日現在の道の状況です。これから積雪が進むと難易度がぐんとアップすると思われます。最新の情報を入手のうえ、お出かけ下さい。 |
| その他周辺情報 | 下山後の温泉は駐車場から5分程の所にある「名水公園 尾白の湯」で汗を流しました。広い露天風呂2か所、室内も広々しておりゆっくりできました。（リンスインシャンプー・ボディーソープ・ドライヤーあり 大人￥８２０） |
| 予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
おはようございま〜す！またまた今年もやってまいりました。今日は長丁場。気合を入れてここからスタート。
境内に向かって左奥のつり橋を渡ればいよいよ黒戸尾根に突入です。
スタートから約1時間30分。笹の平分岐点を通過。予定より10分程遅れています。
刃渡りの手前辺りから冷たい風が吹き付けてくるようになりました。この辺りで気温−5℃位でした。
そして刃渡りに到着。普段はそれほど恐怖心を感じないところですが、ちょうど北西方向からの強風が吹き付けていたので鎖にしがみつきながら通過することになりました。
2
11/15 7:58
そして刃渡りに到着。普段はそれほど恐怖心を感じないところですが、ちょうど北西方向からの強風が吹き付けていたので鎖にしがみつきながら通過することになりました。
がんばって登り続けてきましたが、この後一旦標高を下げて行きます。
五合目小屋跡からは頂上手前付近を見ることができます。まだまだありますねぇ〜。
足元に見えているのですが「登山道」です。（「下山道」ではありません。）
信仰の強さを感じますね。長い方の刀剣は170�儖幣紊△蠅修Δ任后�（昔ここまで運んだ人すごいなぁ〜）
傾斜はそれほどではありませんが、黒戸尾根で一番長い梯子。数えたら35段ありました。
足元はこんな感じ。落ちるとちょっとした怪我では済みそうもありません。
個人的に苦手な鎖場。厳冬期にここを通過することは自分には考えられません（特に下りの時）
予定より30分程遅れて七丈小屋に到着。ベンチをお借りして少々休憩。この先は強風が予想されましたので防寒対策をしました。（気温は−8℃位まで下がりました）
2
11/15 9:12
予定より30分程遅れて七丈小屋に到着。ベンチをお借りして少々休憩。この先は強風が予想されましたので防寒対策をしました。（気温は−8℃位まで下がりました）
毎回いただくおいしい天然水はまだ出ていましたが、もうすぐ凍結してしまうでしょうね。
七丈小屋のテン場まで登ってきました。なんだか雲行きが怪しくなってきたような・・・。
まだまだ高い所にある3本剣の大岩。この辺りから徐々にペースダウンが始まりました・・・。
ようやく八合目（御来迎場）に到着。ここまでノーアイゼンでなんとか登ってきましたが、ズルズル滑る頻度が増してきたので6本爪軽アイゼンを装着。
2
11/15 9:59
ようやく八合目（御来迎場）に到着。ここまでノーアイゼンでなんとか登ってきましたが、ズルズル滑る頻度が増してきたので6本爪軽アイゼンを装着。
ここは一昨年、岩に頭をぶつけて一瞬☆が飛んだ思い出の（？）鎖場です。（去年と今回は無事通過）
時折吹き付ける強風も手伝ってやたら寒いと思っていたら、こんな物がぶら下がっていました。
そして後ろを振り向くと、もはや富士山はほとんど見えなくなり・・・。
景色の代わりに霧氷が見れて少し満足。しかしペースは依然上がらず。
頂上の祠がガスの中にかすかに確認できました。もうすぐ到着です。
スタートから約5時間30分。（黒戸尾根4度目にして最遅タイム・・・）ようやく甲斐駒ヶ岳登頂です！が、しか〜し360度の大展望はそこにはありませんでした(>_<)
6
11/15 11:00
スタートから約5時間30分。（黒戸尾根4度目にして最遅タイム・・・）ようやく甲斐駒ヶ岳登頂です！が、しか〜し360度の大展望はそこにはありませんでした(>_<)
落ち込んだ気持ちを取り直してとりあえずお約束の三角点タッチ。
寒くてしょうがないので、自分の左手を撮影して速攻で下山開始！（気温は−12℃位まで下がっています）
山頂滞在時間たったの6分・・・。早く下山して温泉にでも入りましょう。
標高を下げてくるとようやくガスから抜けたようで、足元にはこれから下山する黒戸尾根が・・・。当たり前だけど長いなぁ〜〜（汗）
1
11/15 11:47
標高を下げてくるとようやくガスから抜けたようで、足元にはこれから下山する黒戸尾根が・・・。当たり前だけど長いなぁ〜〜（汗）
垂直梯子も上からのぞくとご覧のとおり。（高所恐怖症の自分にはこたえます）
黒戸山北側の巻道では、この時間になっても長い霜柱が残っていました。
赤岳は雲の中ですが、蓼科山には雪が付いているように見えますね。
吊り橋手前まで下ってくると、朝は暗くて気がつかなかった紅葉が少し残っていてくれました。
かなりゆっくりペースで紅葉を眺めながら歩きました。←足が疲れて早く歩けないとも言うw
撮影機器：
感想
体調不良やらなにやらで、気がつけば前回の山行（9月の鹿島槍）から2か月が過ぎてしまいました。ナマッた体に”カツ”を入れるために甲斐駒ケ岳を訪れました。自身4度目の黒戸尾根ですが2か月のブランクのためでしょうか？過去3回よりもペースが上がらず足が進みませんでした。やはり最低月に一度は山に行かないと自分はダメなようです。
さて、山行自体は事前の情報収集を怠ったために頂上付近でまさかの積雪。登りは軽アイゼンで問題ありませんでしたが、山頂直下からの下りで少々たいへんな思いをしてしました。急傾斜の一枚岩の上にパウダー状の雪が積もっており軽アイゼンだとズリズリ滑り出す始末・・・。何度もルート変更をして危険地帯を通過することが出来ました。今後反省するべきところです。
しかし、山頂でのお楽しみ（眺望）こそ叶いませんでしたが、頂上付近できれいな霧氷、麓では少しだけですが紅葉を眺めることができたので満足の行く山行になりました。
さぁ〜、これから雪山シーズン到来!！自分の力量に合わせた無理のない計画で楽しみたいと思います。それでは〜〜。
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hajime1106さんこんにちは！どうもirukamokoです。10月下旬に予定されていたので今年は行かれないのかな〜
irukamokoさん、こんにちわ。hajime1106です。
麓は晩秋で頂上は初冬。標高差のある黒戸尾根ならではの１回の山行で季節を２つ味わっちゃいました
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