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Yamareco

記録ID: 547406
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

御池岳(鞍掛トンネル東口から東ボタンブチピストン)

2014年11月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
abukata その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:03
距離
10.7km
登り
814m
下り
816m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:42
休憩
1:09
合計
5:51
9:05
9:07
69
10:16
10:16
8
10:24
10:24
48
11:12
11:14
11
11:25
11:32
10
11:42
12:36
15
12:51
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30
13:21
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7
13:28
13:28
45
14:13
14:14
18
14:36
ゴール地点
天候 晴れのち曇り一時雪(吹雪)
5.4℃(鞍掛峠)、2.1℃(往路御池岳丸山)、2.1℃(ボタンブチ)、1.0℃(復路御池岳丸山)、3.0℃(稜線950M地点)
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東名阪道・桑名IC利用、R421、”いなべ警察署東”を直進で県道5号へ、”鎌田”でR306に出合い右折、”黄金大橋南”をR306方面へ左折、鞍掛トンネルまで道なり一本道。
鞍掛トンネル東口手前に駐車スペースが現時点で2ヶ所ありました。
コース状況/
危険箇所等
車道から一旦下って橋を渡った地点に登山ポストがあります。(用紙あり)

鞍掛トンネル東口から鞍掛峠までが直線的なトラバース(左谷)中心で崩落箇所もあり、初心者や高所恐怖症の方には不向きです。鞍掛トンネル西口からは植林地帯を進むルートなのでこちらがお勧めです。
鞍掛峠から鈴北岳までの稜線歩きは”強風”と”泥濘”に注意です。この時期は樹林帯も落葉が進み風除けの効果は半減しています。霜柱が解けた後は泥濘化しますのでスリップ注意です。特に鈴北岳直下の急勾配区間。(スリップして転んでも衣服が汚れるだけですが・・・)
鈴北岳からはいわゆる”テーブルランド”ですので急なアップダウンはありません。踏み跡もしっかりしていますので、コースを離れない限りは安心です。しかし、どこでも歩けそうな地形なので、濃霧時などは道迷いに要注意です。
その他周辺情報 下山後はR306を南下し、阿下喜温泉・あじさいの里(500円)を利用しました。
鞍掛トンネル東口です。
2014年11月15日 08:36撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 8:36
鞍掛トンネル東口です。
銃声は聞こえませんでした。
2014年11月15日 08:37撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 8:37
銃声は聞こえませんでした。
登山道はR306から一度下って、鉄橋を渡ります。
2014年11月15日 08:38撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 8:38
登山道はR306から一度下って、鉄橋を渡ります。
コグルミ谷ルートは通行止めですので、周回ルートはお預けです。
2014年11月15日 08:38撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 8:38
コグルミ谷ルートは通行止めですので、周回ルートはお預けです。
登山ポストがあります。
2014年11月15日 08:42撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 8:42
登山ポストがあります。
左谷のトラバースルートの開始です。
2014年11月15日 08:54撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 8:54
左谷のトラバースルートの開始です。
鞍掛峠の地蔵堂です。
2014年11月15日 09:07撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 9:07
鞍掛峠の地蔵堂です。
快適な尾根道が続きます
2014年11月15日 09:36撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/15 9:36
快適な尾根道が続きます
鈴北岳への尾根道途中から北方面です。
2014年11月15日 10:08撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 10:08
鈴北岳への尾根道途中から北方面です。
鈴北岳方面です。
裏側が見えている指導標は”タテ谷”への分岐を示しています。
2014年11月15日 10:08撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 10:08
鈴北岳方面です。
裏側が見えている指導標は”タテ谷”への分岐を示しています。
鈴北岳の標柱です。
2014年11月15日 10:12撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 10:12
鈴北岳の標柱です。
鈴北岳から日本庭園方面です。
2014年11月15日 10:12撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 10:12
鈴北岳から日本庭園方面です。
鈴ヶ岳方面です。
2014年11月15日 10:13撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 10:13
鈴ヶ岳方面です。
中里貯水池です。
2014年11月15日 10:17撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 10:17
中里貯水池です。
逆光で分かりにくいですが、表面は凍っています。
2014年11月15日 10:30撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 10:30
逆光で分かりにくいですが、表面は凍っています。
凍結面のアップです。
2014年11月15日 10:31撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 10:31
凍結面のアップです。
コグルミ谷方面への分岐です。
2014年11月15日 10:37撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 10:37
コグルミ谷方面への分岐です。
苔むしたブナです。
2014年11月15日 10:43撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/15 10:43
苔むしたブナです。
2014年11月15日 11:09撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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数少ない色物でした。
2014年11月15日 11:22撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 11:22
数少ない色物でした。
奥の平から藤原岳方面です。
2014年11月15日 11:27撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 11:27
奥の平から藤原岳方面です。
藤原岳アップです。
2014年11月15日 11:28撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 11:28
藤原岳アップです。
鈴北岳アップです。
2014年11月15日 11:29撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 11:29
鈴北岳アップです。
霊仙山アップです。
2014年11月15日 11:29撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 11:29
霊仙山アップです。
奥の平の指導標です。
2014年11月15日 11:31撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 11:31
奥の平の指導標です。
ボタンブチには多数のハイカーが見えます。
2014年11月15日 11:32撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 11:32
ボタンブチには多数のハイカーが見えます。
ボタンブチのもう一つの露頭です。
2014年11月15日 11:32撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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ボタンブチのもう一つの露頭です。
T地尾根と天狗堂です。
2014年11月15日 11:43撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 11:43
T地尾根と天狗堂です。
天狗堂のアップです。
2014年11月15日 11:43撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 11:43
天狗堂のアップです。
露頭にたたずむハイカーです。
2014年11月15日 11:44撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 11:44
露頭にたたずむハイカーです。
薄日が射してきました。
2014年11月15日 11:47撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/15 11:47
薄日が射してきました。
鈴鹿の山々です。
2014年11月15日 11:47撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/15 11:47
鈴鹿の山々です。
食事場所の窪地から見えた岩です。
遠目には”磨崖仏”のようにも見えましたが、何の変哲もない岩でした。
これから先は風雪が激しくなったので、鞍掛峠近くまで写真がありません。
2014年11月15日 12:33撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 12:33
食事場所の窪地から見えた岩です。
遠目には”磨崖仏”のようにも見えましたが、何の変哲もない岩でした。
これから先は風雪が激しくなったので、鞍掛峠近くまで写真がありません。
鞍掛峠の地蔵堂が見えてきました。
2014年11月15日 14:11撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 14:11
鞍掛峠の地蔵堂が見えてきました。
鞍掛峠の指導標です。
カメラレンズが少し曇っています。
2014年11月15日 14:14撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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11/15 14:14
鞍掛峠の指導標です。
カメラレンズが少し曇っています。
嫁はん曰く、「ご褒美の虹」だそうです。
2014年11月15日 14:49撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/15 14:49
嫁はん曰く、「ご褒美の虹」だそうです。

感想

ヤマビルを避け、鞍掛峠越え(R306)の冬季閉鎖までの数少ないチャンスに御池岳を目指しました。前回は2年前の同じ時期に訪れましたが、その時は集中豪雨被害でR306の三重県側が通行止めで、彦根IC経由で鞍掛トンネル西口から登りました。

今回は、やっと復旧したR306を検分する楽しみもあり、三重県側からチャレンジしました。8時半の到着時にはメインの駐車スペースは満車、サブのスペースも横並びのスペースは1台分のみで、そこに滑りこませました。

鞍掛トンネル東口(615M・登山ポスト)からの登山道は標高690M付近までは折り返しの道ですが、690M辺りからは直線的なトラバース道となります。斜度は大したことはありませんが、左谷の道は幅も小さく、崩落箇所もあり、嫁はんが嫌がる道でした。(下りには使いたくないと云っておりました。)

途中で男性ハイカーに追いつかれたのですが、道をお譲りするスペースも見つけ辛い状況でした。嫁はんに先に行かれるか聞いてもらったところ、「このままで良い」とのことだったので、鞍掛峠まで先導させて頂きました。その方は鞍掛峠でウエアリングの調整のため休憩されたので、先に進みましたが数分後には追いつかれたので道を譲りました。

この方以外にも結構な人数が登っておられました。私と同じ考えの方が多いのかと思います。9時半頃に初めての下山者と遭遇しました。挨拶をして、「随分早い下山ですね?」と申し上げましたが、「早くに登りました。」とのことでした。その後も、下山される方の多さに驚きました。

ほとんどの方は風を通さない素材のウエァを着用されていました。(鞍掛峠で5.4℃でした)嫁はんは寒がりなので万全の準備で、途中からは使い捨てカイロまで登場していました。私は、暑がりなので、上はウールの山シャツ、下はウールニッカです。山シャツの下にはファイントラックの冬用のドライレイヤーと長袖のベースレイヤー、ウールニッカの下は、ファイントラックの冬用ドライレイヤー、アルペンのタイツ、膝下はウールのニッカーホースという出で立ちです。

前日、好日山荘の各務原店で買い物をしたとき、女性サイズのハリソンニッカーホースが特売コーナーに置かれていたので、正規品の置き場を見るとニッカーホースはありませんでした。店員さんに聞くと(結論として)”売れないから置かない”とのことでした。この店舗だけかと聞くと、全店舗共通とのことでした。私の感覚としては、以前に比べて、二ッカーや短パン姿を多く見るようになったと思ったのに・・・、残念な出来事です。

さて、鈴北岳に到着すると結構な風が吹いています。次から次へと後続の方々が登って来られましたので、先を急ぎチョッと下ったところで休憩しましたが、ここは風が弱く助かりました。その後はテーブルランドの山歩きを楽しみながら、御池岳(丸山)ここで薄皮クリームパン5個の行動食、奥の平、ボタンブチと回り、ボタンブチの手前の窪地(鹿のトイレ併設?)で昼食としました。当初は尾西の白飯とアマノフーズの親子丼を予定していましたが、15分寒い中で待てないとの嫁はんの意見を容れ、ワンタンスープ、ホットランチパック、コーヒー、シナノスイート1個で済ませました。

昼食を終え、帰途に就こうとした時、雪(風花)が舞いました。窪地から出た後は、牡丹雪交じりの吹雪となり、雪が当たる頬が痛いくらいでした。気温は2.1℃を指しています。

さすがの私も、ソフトシェルを着込みました。手袋はウール製を鈴北岳で着用していたので、指先は問題ありません。嫁はんが指先の冷たさを気にしたので、私が用意していたモンベルの防水手袋を提供しましたが、この効果は抜群との嫁はんの評価です。

お会いするハイカーのほとんどは雨具を着用されていましたが、私たちは結局、雨具もザックカバーも着用しませんでした。カメラが防水仕様ではないので、写真撮影は控えましたが、標高が下がれば雪は止むとの予想が的中しました。(元々、晴れの天気予報でした)

標高950M(鈴北岳からの稜線途中)で気温も3.0℃まで上がってきました。それまでは視界も50M〜60Mくらいでしたが、遠望できるまでに回復してきました。

鞍掛峠からは滋賀県側に下りる案が嫁はんから出ましたが、GPSのログが途切れるのを嫌って私が却下し、東口に下りることにしました。当然、嫁はんのスキルも上がってきており、十分耐えうるとの判断です。

折悪しく、一番危険な崩落箇所で登ってこられたお二方に遭遇しました。私が、「一番の隘路(アイロ)でお会いしましたね?」と申し上げたところ、「???」でしたが、「御池ですか、三国岳ですか?」と聞いてくださったので、「御池岳です。ボタンブチまで行って帰っています。」と申し上げました。お二人は崖によじ登る形で道を譲ってくださいました。ありがとうございました。

結局、ヤマビルには遭遇しませんでした。気温が低いこともあり、汗を搾ることもありませんでした。また、二人で消費した水分もポカリ900mlを用意しましたが、半分以上残した状況でした。稜線途中で嫁はんに「ナルゲン1000mlの水は捨てても大丈夫。」と告げましたが、「まったく重くない。」とのことでそのまま下山しました。

下山後は、阿下喜温泉・あじさいの里(500円)に直行しました。その後は、お決まりの”あみやき亭”、今回は”桑名大山田店”でした。東名阪道・大山田PAで仮眠してからの帰宅となりました。

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