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Yamareco

記録ID: 5535736
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山滑走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳(剣ヶ峰)

2023年05月25日(木) [日帰り]
 - 拍手
osamuin その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:51
距離
6.3km
登り
741m
下り
725m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:14
休憩
0:37
合計
3:51
9:17
111
11:08
11:09
4
11:13
11:14
5
11:19
11:42
1
11:43
11:43
0
11:43
11:55
2
11:57
11:57
44
12:41
12:41
27
13:08
13:08
0
13:08
ゴール地点
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
・三本滝駐車場から高原バスで位ヶ原山荘まで。
バスは一台、約70%の乗車率、往復2600円。
・位ヶ原山荘 登山届受付、道路傍に簡易トイレ(4基)。 
 
コース状況/
危険箇所等
・位ヶ原山荘からエコーラインを歩き、すぐの川筋から取付き出来る。今回はさらに道路を上がった所から取付き。雪はゆるんでいるがすぐに急登が控えているので、クトーを付けて歩き出す。
標高2450mまでの急登をこなす。標高を上げるにつれて勾配は緩くなる。
標高2550mを超えると森林限界でハイマツが現れるとエコーラインとのクロスポイント。板を外して渡る。エコーラインの除雪は、富士見沢半ばまで進み、この日で沢の北側まで進んでいた(来週あたりから肩の小屋口まで高原バスが走り出す)。
ハイマツは人の背丈以上あり横断はかなりの労力を要すので、コース取りは注意。
また、エコーラインの除雪箇所、自然保護のための規制箇所もすでに行われている(ロープ設置など)。
・エコーラインを横断してからは、肩の小屋方面ではなく蚕玉岳右手の尾根への直登ルートで登る。エコーラインでスキーを履くときにヒールリフター(下駄)を準備しておく。先行者はシートラの1名。標高2750mを超えると勾配が急になり、ヒールリフターを靴にセットすると足首に余裕ができる。クトーとヒールリフターで直登も余裕であった。心拍モニターで心拍数を上げないようにしていたが最後は気にしないで登り切り稜線へ。雪はザラメ雪で新雪がそのままゆるんだようだ(滑りやすい)。
・山頂小屋を超え雪が続いているところまでスキーで登り、剣ヶ峰手前にスキーをデポして乗鞍神社にツボ足でお参り。今日は二番手らしい。後ろからは誰も来ていない。
風はそれほどでもないが雲が多め、やや霞あり。槍穂、笠は何とか見える。南に御岳、中央・南アルプス、八ヶ岳、浅間山は逆光で霞む。
・スキーデポ地点まで戻り、滑走開始。すでに緩んで滑りやすい。
右よりに滑り込み、中盤の岩が出ている所は右手へ。山回りを入れて一息入れてから次のターンに入ったのであまりスピード感なし。それでもあっという間にエコーライン手前に達して昼食休憩。
・エコーラインまで滑って段差を降り、シートラで富士見沢まで歩く。途中、雪の壁アリ。
・富士見沢は南側から入る。序盤は滑りやすいが、標高を落とすに従って低木が行く手を遮る。最後は縦溝が続き難儀して滑り終える。
総合的には、尾根直下は雪が多めだがエコーラインから下は雪解けが進んでいる。
その他周辺情報 ・乗鞍高原休暇村の日帰り温泉 ホテル並みのゆっくりとした雰囲気で温泉に浸かりたい人にはいいのでは? 800円 無色透明。受付は午後3時まで
・ヤムヤムツリー  手作りバームクーヘン 「ノリクラ」Lサイズ買っていきました。しっかりとした味わいで家族で美味しく頂きました。 
 https://yumyumtree.jp/
・梓水神社 帰りにお参りしていきました。歴史のある神社で彫り物が凄い。井波彫刻?。 倒れた鳥居が時の流れを感じさせます。 

今日はここからスタート。
いつもならの定点ショット。早く着いて時間潰し。
2023年05月25日 08:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 8:32
今日はここからスタート。
いつもならの定点ショット。早く着いて時間潰し。
位ヶ原山荘までバスで一気に上がる。ようやく雪が現れるが少ない雰囲気。平日で曇り空のためか、バスは一台。
2023年05月25日 09:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 9:16
位ヶ原山荘までバスで一気に上がる。ようやく雪が現れるが少ない雰囲気。平日で曇り空のためか、バスは一台。
上部はまだ雪が多そう。
2023年05月25日 09:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 9:19
上部はまだ雪が多そう。
ここから取付き。
2023年05月25日 09:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 9:24
ここから取付き。
序盤は急坂をこなす。雪は緩んでシールが効く。
2023年05月25日 09:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 9:34
序盤は急坂をこなす。雪は緩んでシールが効く。
急登を終え位ヶ原山荘を見下ろす。
2023年05月25日 09:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 9:42
急登を終え位ヶ原山荘を見下ろす。
だんだん緩くなる。気温が高めなので上着を脱ぐ。
2023年05月25日 09:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 9:47
だんだん緩くなる。気温が高めなので上着を脱ぐ。
もうすぐエコーライン。ハイマツが出てきてもう横断できそうなところはない。
2023年05月25日 09:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 9:59
もうすぐエコーライン。ハイマツが出てきてもう横断できそうなところはない。
高天ヶ原も真っ黒。
2023年05月25日 09:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 9:59
高天ヶ原も真っ黒。
結果的に、真ん中の雪渓を直登して、剣ヶ峰直下の雪渓を滑り降りた。
2023年05月25日 10:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 10:01
結果的に、真ん中の雪渓を直登して、剣ヶ峰直下の雪渓を滑り降りた。
エコーラインを横断。
2023年05月25日 10:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 10:07
エコーラインを横断。
冬場のオアシスだったトイレ小屋もすでにこの通り。
2023年05月25日 10:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 10:14
冬場のオアシスだったトイレ小屋もすでにこの通り。
ここを直登。
2023年05月25日 10:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 10:14
ここを直登。
だんだん急になる。クトーを利かせて登る。奥の小さい岩のところでヒールリフターをセット。
2023年05月25日 10:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 10:28
だんだん急になる。クトーを利かせて登る。奥の小さい岩のところでヒールリフターをセット。
もうすぐ稜線。写真では緩く見えるが急勾配。
2023年05月25日 10:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 10:45
もうすぐ稜線。写真では緩く見えるが急勾配。
脈拍は160を超えるが下駄のお陰で脚は楽。
2023年05月25日 10:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 10:47
脈拍は160を超えるが下駄のお陰で脚は楽。
新雪が融けてザラメ化。
2023年05月25日 10:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 10:48
新雪が融けてザラメ化。
よっこいしょで尾根に到達。剣ヶ峰まですぐ。
2023年05月25日 11:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 11:01
よっこいしょで尾根に到達。剣ヶ峰まですぐ。
槍穂も出迎え。北西方向からは雲が接近。
2023年05月25日 11:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 11:03
槍穂も出迎え。北西方向からは雲が接近。
アルバイト終了。お疲れ様です。
2023年05月25日 11:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 11:05
アルバイト終了。お疲れ様です。
雪のあるところまで詰めてお参りです。
このメンバーなら山頂直下から滑走だろう。
2023年05月25日 11:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 11:09
雪のあるところまで詰めてお参りです。
このメンバーなら山頂直下から滑走だろう。
ここからツボ足でもうひと頑張り。
2023年05月25日 11:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 11:14
ここからツボ足でもうひと頑張り。
ノートラブルのトップレススキンの日光浴。
2023年05月25日 11:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 11:20
ノートラブルのトップレススキンの日光浴。
長野県側の社。
2023年05月25日 11:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 11:27
長野県側の社。
笠も顔を出したのでワンショット。
2023年05月25日 11:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 11:29
笠も顔を出したのでワンショット。
ドラゴンアイ? 乗鞍の龍神伝説と関係があるのか?
2023年05月25日 11:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 11:29
ドラゴンアイ? 乗鞍の龍神伝説と関係があるのか?
大日岳、だいぶん融けました。
2023年05月25日 11:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 11:29
大日岳、だいぶん融けました。
大日岳と屏風岳。お鉢巡りが懐かしい。
2023年05月25日 11:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 11:29
大日岳と屏風岳。お鉢巡りが懐かしい。
定番ショットですか。
2023年05月25日 11:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 11:31
定番ショットですか。
一滑り終えて。去年は右側、今年は左側を滑る。左側が滑れるので雪は去年よりも多い。
2023年05月25日 12:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 12:01
一滑り終えて。去年は右側、今年は左側を滑る。左側が滑れるので雪は去年よりも多い。
真ん中の雪渓を滑る。
2023年05月25日 12:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 12:06
真ん中の雪渓を滑る。
ランチタイム。
2023年05月25日 12:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 12:10
ランチタイム。
まだバスが走らないエコーラインをシートラで歩き、雪の壁を堪能。
2023年05月25日 12:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 12:45
まだバスが走らないエコーラインをシートラで歩き、雪の壁を堪能。
富士見沢はほぼ除雪が終わり上からは滑れない。
手前から沢に突入。
2023年05月25日 12:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 12:51
富士見沢はほぼ除雪が終わり上からは滑れない。
手前から沢に突入。
上から突っ込んだらだだでは済まない。
2023年05月25日 12:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 12:51
上から突っ込んだらだだでは済まない。
富士見沢を滑って山荘へ。
バスの発車時間が迫る。
2023年05月25日 12:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 12:56
富士見沢を滑って山荘へ。
バスの発車時間が迫る。
最後に鬼門の小枝と縦溝トラップが待ち構える。
2023年05月25日 13:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 13:04
最後に鬼門の小枝と縦溝トラップが待ち構える。
トラップをいくつも乗り越えてエコーラインへ。
観光客もちらほら。
2023年05月25日 13:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 13:07
トラップをいくつも乗り越えてエコーラインへ。
観光客もちらほら。
ゲームセット。逆光だとシュプールが分かるが今日は曇でダメですな。
2023年05月25日 13:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 13:13
ゲームセット。逆光だとシュプールが分かるが今日は曇でダメですな。

感想

今シーズン5回目の乗鞍岳に出かけてきた。
今回はお二人グループに同行することになったので、高原バス利用で一気に高みへ。
やはり雪は少なかったがエコーラインを超えるとまだまだいけそう。
選んだコースは雪渓直登に山頂直下からの滑りで効率が良かったので、それなりの運動量でした。帰りは富士見沢を滑ったが、下部はダケカンバの小枝が出ていて縦溝も発達してストップ&ゴーで終了。それなりに滑れて山を味わい良い一日でした。
温泉、お参り、お菓子ありのゆったりドライブで帰途に就く。

さて、いつでも板納めはできるのですが、機会があれば粘ってみよう。
来週の雨と台風で終わりかもしれないが。

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