カガマシ山〜橡尾山（シャクナゲ群落経由）

2023年05月27日(土) [日帰り]

• GPS: 06:35
• 距離: 9.3km
• 登り: 903m
• 下り: 914m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:25
• 休憩: 0:10
• 合計: 6:35

6:33 スタート地点
9:53 10:02 カガマシ山
11:55 11:56 杤尾山
13:08 ゴール地点

カガマシ山から橡尾山に向かう途中で昼食休憩（40分程度）をとりました。シャクナゲ群生地の尾根の直登は、概ね40分のところを写真撮影で60分以上要しています、参考までに。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口そばのカーブで路肩に乗用車2〜3台駐車可能。

コース状況／危険箇所等

シャクナゲ群生地への「原生林遊歩道」には谷筋の崩壊地などがありますので滑落に注意してください。

写真

5/27 6:35

県道脇の登山口。「シャクナゲ群生地」まで1.9Km、約50分の記述。

5/27 7:02

原生林遊歩道と橡尾峠に向かう直登コースとの分岐。

5/27 7:09

ユキモチソウ。

5/27 7:29

ここからようやく原生林。

5/27 7:34

橡尾山の名前どおり山中には橡（トチノキ）が多い。写真は満開のトチノキの花。この日は、あちらこちらで咲いていた。

5/27 7:46

花の終わったヤマシャクヤク。

5/27 7:56

ギンリョウソウ。橡尾山の縦走路には結構たくさん生えている。

5/27 7:57

フタリシズカ。

5/27 8:02

ここからいよいよシャクナゲの群生地へ。

5/27 8:04

遊歩道すぐの辺りには花期の終わった木が多い。

5/27 8:05

場所によって花の残った木を見つけては写真を1枚。

5/27 8:09

蕾も多い、咲き遅れたシャクナゲ。

5/27 8:15

あちらこちらで見上げては1枚。

5/27 8:20

ずっとシャクナゲを見上げてばかりで首が痛い。

5/27 8:24

まだ蕾も数輪。

5/27 8:33

デジカメとスマホで写真に夢中になり、コースタイムをずいぶんオーバー。

5/27 8:33

ここのシャクナゲ群生地には四半世紀ぶり。

5/27 8:36

標高が上がって群落上部では満開状態。

5/27 8:42

群落を抜けると新緑のブナ林。

5/27 8:58

縦走路手前で満開のシャクナゲ。これでシャクナゲの花はひとまず最後。

5/27 9:12

縦走路とシャクナゲ群落との合流点（分岐点）にある670番の標柱。

5/27 9:24

岩場で展望が開けて、南に本山町の白髪山。ここで後ほど復路に昼食休憩。

5/27 9:44

橡尾山への尾根筋。右の高知県側は一面の植林。橡尾山の右奥に梶ヶ森、風車が並ぶ杖立山。左には野鹿池山、天狗塚、三嶺、剣山へとやまなみが続く。

5/27 9:52

カガマシ山山頂。ササの中はシカの糞だらけ。

5/27 10:00

山頂の北に翠波峰、向こうかすかに瀬戸内に浮かぶ島々。

5/27 11:09

シカの食害で林床は寂しいけれど新緑のブナ林は心地よい。

5/27 11:30

栃尾峠。北の登山口と南の仁尾ケ内の林道を結ぶ道とカガマシ山から橡尾山の縦走路とが交わる十字路。しゃもじ（お玉）が目印。

5/27 11:31

山界標石の石積み。

5/27 12:39

退屈な下り坂で時々癒やされる。

5/27 12:43

本日、最後のシャクナゲ。

撮影機器：

Xperia 10 II SO-41A docomo SONY

感想

yamanetengu

シャクナゲが見たくて1999年6月に登って以来の橡尾山でした。その時より10日あまり早く来てみたけど、地球温暖化のせいなのか、すでに半分以上のシャクナゲが散っていましたが、それでも、ここの群落は標高差200m近い垂直分布なので、登るにつれてそれなりに楽しめました。
林に咲く初夏のノリウツギやドウダンツツジやオンツツジの花々、林床では地味だけどハコベやチャルメルソウなど。
縦走路ではシカの食害でイワヒメワラビやカンスゲ、シコクブシなどの群生も目に付くけど、橡尾山北西（標高1200m辺り）で愛媛県側の急斜面に広がるバイケイソウの群落はある意味見事です。
ところで、地味な橡尾山で笹ヶ峰から藪漕ぎしてきた2人の男性に出逢いましたが、その体力に感服しました。