黒岳〜御坂山

2014年12月08日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.8km
• 登り: 919m
• 下り: 621m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:35
• 休憩: 0:05
• 合計: 3:40

8:00 三ッ峠入口バス停
9:00 9:05 尾根分岐
10:00 10:00 黒岳
10:30 10:30 （旧）御坂峠
11:00 11:00 御坂山
11:25 11:25 天下茶屋分岐
11:40 天下茶屋

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三つ峠入口（国道137号）駐車
天下茶屋に自転車デポ⇒（天下茶屋〜15分〜三つ峠入口）

コース状況／危険箇所等

御坂峠の御坂茶屋、トイレは廃屋。

その他周辺情報

立ち寄り湯　　露天風呂天水http://tensui-kawaguchiko.com/
　　　　　　　１０００円

写真

12/8 6:50

中央道から見る富士。

12/8 7:12

河口湖畔から見る黒岳。
数日前に降った雪が残っている模様。

12/8 7:30

まず天下茶屋まで車で上がり自転車をデポ
トンネルは昭和6年に竣工された。旧御坂隧道は1997年（平成9年）には登録有形文化財に登録された。

12/8 7:57

自転車を下ろしてから、国道137号線の新御坂トンネルに入る手前にある広場に車を止める。（10台は停められる）

12/8 7:58

黒岳へは御坂峠方面に進む。

12/8 7:59

すぐに案内掲示板がある。

12/8 8:00

掲示板に従い、左の黒岳に伸びる尾根方面に進む。
直進すると御坂峠。中世には甲斐の国中と駿河を結ぶ鎌倉往還の要所だったらしい。掲示板には御坂峠に御坂城跡が記載されている。

12/8 8:47

沢沿いに進み、やがて左の尾根に取り付くようになる。階段状の道もあり、登山道は整備されている。

12/8 8:59

尾根に出る。
尾根を下ると河口湖畔の広瀬。

12/8 9:05

岩稜混じりの尾根にはロープも現われる。

12/8 9:06

振り返ると富士。
雲の流れが速く、富士はすぐに隠れる。

12/8 9:06

12/8 9:21

かなりの急登。

12/8 9:33

雪が現われる。

12/8 9:51

青空に樹氷が映える

12/8 9:55

黒岳頂上直下の展望台。

12/8 9:59

黒岳　頂上。

12/8 10:02

御坂峠方面に進む。
雪はやわらかく、スパッツもアイゼンも不要。

12/8 10:03

すぐに左に釈迦が岳方面への道を分ける。

12/8 10:06

北面は雪が多い

12/8 10:09

木々の合間から、大菩薩嶺が見える。

12/8 10:13

金峰、朝日、国師

12/8 10:13

金峰の五畳岩が見える

12/8 10:32

御坂峠。茶屋は廃屋。

12/8 10:43

峠から御坂山への途中にある鉄塔。周辺は展望が良い。

12/8 10:44

八ヶ岳方面

12/8 10:44

白根三山

12/8 10:46

甲斐駒

12/8 10:57

御坂山　山頂
木々に囲まれている。

12/8 11:11

河口湖を眼下に富士山を望む。

12/8 11:12

すでに厳冬の様相。
吉田大澤にすべり落ちたら、大変ですね！

12/8 11:26

右に天下茶屋方面に下りる。
直進すれば本社ヶ丸方面

12/8 11:37

昭和28年に建立された太宰治の文学碑。

12/8 11:37

富士には、月見草がよく似合う。太宰治

12/8 11:42

天下茶屋から見る富士。
太陽光線で輝きりりしさを増した。

12/8 11:42

昭和9年創業の天下茶屋本店。太宰治の逗留にちなみ、2階に太宰治文学記念室を併設。

12/8 11:44

自転車を回収して出発。
峠を下るのみ。

12/8 11:45

天下茶屋までバスも通るが本数は少ない。
http://bus.fujikyu.co.jp/line/jikokuhyo/12.html

12/8 12:00

自転車で下ること15分で駐車場に到着。

12/8 13:07

露天風呂天水に寄る。

撮影機器：

FinePix F300EXR 富士フイルム

感想

nobureko

当初は河口湖大石公園に駐車、バスで大石峠まで行き、大石峠から天下茶屋まで周回する予定だったが、寝坊した為、黒岳からの周回とした。黒岳は数日前の降雪で雪景色。終始富士を垣間見る初冬ならではの快適なハイキングだった。天下茶屋にデポした自転車での林道下りは、終始ブレーキをかけながらの走行で、スピードを抑えるのが精一杯。折りたたみ式の小型自転車だと林道下りはちょっとつらいかな・・・。

後でネットで見てわかったが、天下茶屋（本店）2階に、太宰治が滞在した部屋を復元した太宰治記念館があり、行けばよかったと後悔・・・。
高校時代は結構太宰治に傾倒し中でも富士が描写されている「富嶽百景」はよく読んだものだった。
昭和十三年の初秋から天下茶屋に逗留していた太宰は、十一月のある日茶屋の前で若い女性2人に富士をバックにカメラのシャッターを頼まれたが、
「ふたりの姿をレンズから追放して、ただ富士山だけを、レンズ一ぱいにキャッチして、富士山、さやうなら、お世話になりました。パチリ。」
峠からみる富士は太宰が見たあのときの富士ときっと同じだろう。