仙ノ倉山 平標山 🌸花いっぱい

2023年06月17日(土) [日帰り]

• GPS: 06:12
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,313m
• 下り: 1,302m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:42
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:12

5:33 平標登山口駐車場
6:19 6:20 平標山四合目
6:49 6:49 松手山
7:29 7:30 一ノ肩
7:50 7:50 平標山
8:09 8:10 平仙鞍部
8:38 8:55 仙ノ倉山
9:22 9:22 平仙鞍部
9:39 9:40 平標山
10:16 10:24 平標山乃家
11:00 11:01 平元新道登山口
11:45 平標登山口駐車場

天候

●霧のち快晴。梅雨前線が南へ下がり、朝鮮半島から高気圧が張り出してきて梅雨の中休みとなりました。稜線は北西の風5〜10m/s。
●午前9時を過ぎると気温が上がり、そこで風が止まると暑く感じます。また虫も出ます。気になる方は防虫対策を。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●関越自動車道月夜野ICから国道17号三国峠を越えて、浅貝集落(苗場プリンスホテル)を過ぎたあたりの道沿い右側に平標山登山口駐車場あり。普通車600円。
●150台入るといわれる正規駐車場は午前5時過ぎには満車に。その後は周辺の臨時駐車場に誘導されていました。いったいどれだけの人が登ったんだか。おそるべし、平標山。
●正規駐車場にはトイレ棟あり。紙もウォシュレットも装備し、しかもとてもきれいです。そして、行列します(男もね)。

コース状況／危険箇所等

●整備された一般登山道です。ただ、木道、木階段、木の根、大石など、全体に滑りものがやや多い気がします。
●上部にどろんこ水たまり路面多し。前日が雨だったせいもあるかもしれませんが、気になる方はスパッツを。

その他周辺情報

●24時間営業のコンビニは月夜野IC付近から布施宿まで。猿ヶ京や浅貝にはありません。
●日中は駐車場に移動店舗がやってきて、なんとカフェ！をやってました。自分は減量中のため近寄りませんでしたが、クリームソーダ飲みたかった…
●宿場の湯。駐車場から国道を3kmほど北上した場所(二居大橋手前右折すぐ)にある町営日帰り湯です。駐車場で割引券をくれた❗️ので、大人一人480円でした。お風呂は普通。食堂なし。大広間が清潔で、快適にゴロ寝できるのがいいです。

写真

6/17 5:31

午前5時半の時点で駐車場はご覧の通り。この時期の平標山の人気の高さをうかがわせます。まずは鉄塔が建っている正面の山を目指します。

6/17 5:53

少し高度を上げるとすぐに霧が晴れました。ヤマツツジの赤い花が咲いています。

6/17 6:19

送電鉄塔を下から。ここから松手山までさらに標高差200mを登ります。

6/17 6:21

上品なピンク色の、タニウツギの花。

6/17 6:43

ベニサラサドウダン。びっしりと花をつけています。

6/17 6:49

松手山を過ぎて、いよいよ笹の稜線歩きが始まりました。

6/17 6:53

イワカガミの花。

6/17 6:54

アカモノ。

6/17 7:20

ヨツバシオガマ。近くにハクサンチドリもちらほらありました。

6/17 7:30

平標山が近づいてきました。

6/17 7:32

大山祗の神。信仰の山としての歴史もあるのでしょうかね。

6/17 7:52

平標山頂上に着きました。よく晴れています。

6/17 7:53

続いて仙ノ倉山へ向かいました。まずは東の方へ、鞍部に向かって標高差80mほど下りるのですが、

6/17 7:57

この東斜面がすごいことになっておりました。ハクサンイチゲの白い花と、ハクサンコザクラの紫色の花が、緑の草原を彩っています。

6/17 8:02

いやあ、きれいです。目移りばかりしてしまって、先へなかなか足を進めることができません。

6/17 8:09

美しい立ち姿のハクサンコザクラ。

6/17 8:13

ハクサンシャクナゲの花もまだ残っていました。

6/17 8:18

みずみずしいハクサンイチゲの花。大ぶりで形のよい花が見られる場所は限られているようです。

6/17 8:29

前仙ノ倉山頂上の小さな立て札がありました。

6/17 8:31

仙ノ倉山まで、あとひと登りです。

6/17 8:37

歩き始めて3時間。着きました。仙ノ倉山頂上です。

6/17 8:38

360度の風景が見渡せます。これは谷川の主脈。その向こうに谷川岳本峰と至仏山が見えます。

6/17 8:43

こちらは巻機山や越後駒ヶ岳方面。残雪がまだら模様になっています。

6/17 8:45

赤城山方面です。

6/17 9:06

さて、戻りましょう。平標山の向こうに頭の平らな苗場山、そしてその左肩越しにまだ白い北アルプスの山々が見えます。

6/17 9:33

ミヤマキンバイでしょうか。白色と紫色が存在感を発揮する斜面で、黄色はよいアクセントになっています。

6/17 9:50

平標山頂上で左折して、長い坂を下ります。小屋が見えてきました。

6/17 10:08

平標山ノ家に到着しました。既に何張ものテントが並んでいます。

6/17 10:18

営業小屋と並んで建っている避難小屋の内部です。

6/17 10:18

避難小屋の注意書きです。晴れた日の朝10時では、さすがに誰もいませんね。

6/17 10:19

こちらは営業小屋の飲食メニュー。カレーをやっていて、電話予約を受け付けていて、

6/17 10:19

しかもそれが電話予約で売り切れるのだとは。不勉強にして存じませんでした。一度食べてみたくなりました。

6/17 10:22

平標山ノ家で一休みした後、平元新道を下りました。再び、わさわさと咲いているベニサラサドウダンの花です。

6/17 10:34

気持ちのよい道でした。ヒグラシゼミの鳴き声が響き渡り、ときおり風がすっと吹き抜ける、初夏の森です。

6/17 11:10

下山ルートの下部は林道（現役の車道）ですが、

6/17 11:29

最後は車道から連れ出されて川沿いの歩道を歩きます（標識あり）。ちょっと奥入瀬渓谷みたい。あと15分ほどで駐車場に戻ります。

6/17 13:17

番外その1。帰路通りかかった旧三国トンネルの群馬県側坑口。通行止となっています。何度も通ったものですが。。。

6/17 13:18

番外その2。旧トンネル坑口に連なる橋梁。古めかしい鉄製のアーチ橋ですね。やがて取り壊されるんでしょうか、よく存じませんが・・・

撮影機器：

PowerShot G9 X Mark II CANON

感想

江波山のたぬき

本当は魚沼まで遠征したかったのですが、金曜日の仕事疲れが残っているのを感じて安全策でここにしました。しかし期待を裏切らない、🌸花てんこ盛りのお山でした。百聞は一見にしかず。