登って楽しく、展望抜群の六百山
- GPS
- 06:19
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 961m
- 下り
- 945m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 6:18
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
6月17日(土)「快晴」 あかんだな駐車場から、観光気分でバスにて上高地へと向かう。コロナ明けしたのか、外人も多い。上高地へ到着し、河童橋南にある河童橋公衆トイレ左手の擁壁から登山開始となる。出てくる砂防ダムなどは左手から巻き、以外に良い道が続く。地面にはケーブル線やホースなどが時々現れる。電柱に架設された高圧線も現れ、上高地の景観を損なわないよう、目立たない所に通している。砂防ダムも事故が起きないよう管理しているようだ。上部では、土石流観測所などもあった。其処を通過すると人工物が無くなり、いよいよ本番らしくなる。細い喉状の沢(水流は無い)が急傾斜で続いている。最初は歩き易かったが、ガレ沢が広がりを見せるとゴロゴロして歩きにくくなる。広いと言うより、複数の細い沢が数個あるような感じで、たまに幅広くなる感じだ。この辺りガレ沢の中にも樹木が力強く生えている。落石も頻繁に起こるようで、上部側の樹皮が剥がれている。それでも耐えている。見習いたいものだ。たまにあるピンクリボンも頼りに、忠実にガレ沢を詰めていく。僅かに雪塊も出て来て、荒れた感じになる。この辺りからは、右手の草付き帯を登るようだ。ルートを探していると単独登山者が下りて来て、声を掛けてくれた。右手にトラバースすると、立派な踏み跡が現れた。沢源頭の雰囲気で、疎林の中に低草が茂り、中々良い雰囲気の場所だ。花も少しばかり咲いている。左手には尖った六百山も見え出した。名前とは裏腹に、中々格好良いではないか。周りの展望も開け、上高地から穂高、笠、焼、大正池、白山、乗鞍、霞沢、蝶、常念も見える。尾根に出ると直ぐに、上高地側が切れ落ちた小コルへと出る。高度感のある急な尾根を登って行く。お助け紐も掛かっている。核心部にはテープ紐がぶら下っていて、それを補助にして攀じ登った。自信があれば、右手のリッジも進めるが、岩登りとなり、落ちたら大怪我では、済まないかもしれない。少し登ってみたが、年寄りの冷や水とならないよう諦めた。後は、這松にヤニを付けられて、頂上へと到着した。言うまでも無く360度の展望と高度感が素晴らしかった。霞沢岳西尾根と比べても、此方の方が登り甲斐がある。下りも大変だと思い、一般登山道から徳本峠へと抜けようとも考えたが、モーレツな這松ブッシュでとても行けない。少し居ると頂上は、直射日光を浴び暑いが、更に大量のブヨが攻め寄せる。早々下山と掛かる。転落と落石に注意しながら上高地へと戻ったが、出た所は五千尺キッチンの裏側だった。勝手口を開けて娑婆に出た。河童橋を渡り、六百山を眺めて散策し、上高地ソフトクリームを食べてから、上高地を後にした。
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