鶏冠尾根から木賊山
- GPS
- 10:10
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,701m
- 下り
- 1,689m
コースタイム
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 10:10
天候 | 晴→霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
当初は、甲武信小屋で一泊し、国師方面に縦走したいと思っていたのですが、中々予定が立たず、不本意ながら、気になっていた鶏冠尾根から日帰りでの周回とすることにしました。
道の駅みとみの駐車場から眺める、鶏冠尾根から木賊山への稜線は圧巻です。取りつきまでに渡渉があるという事なので、ほとんどお蔵入り状態のラバーソールの沢靴を履いてきましたが、飛び石伝いで濡らすことなく鶏冠谷の出会いに着きました。
出合でほぼ同じルートを行くという2人パーティーの方たちと挨拶を交わし先行しましたが、途中で休憩中に抜いて行かれ、チンネノコルにいる姿を遠望した以降ついに会わずじまいでした。土曜日の高尾山の疲れが残っているのか、今日は足が上がらず行程がはかどりません。
チンネノコル(標識は「第一岩峰のコル」)は展望はありませんが、ひとまず休憩。朝食を摂ってこなかったので、休憩の度に何かを口に入れてしまいます。
鎖場を越えた第一岩峰の頂は、展望抜群!石塔尾根を正面に奥秩父の主脈はもちろん、これから辿る鶏冠尾根から木賊山の稜線が見渡せます。
ただ、「木賊山、遠い!」
第三岩峰は迂回するので、鎖のある第二岩峰を越えれば危険個所はほぼ終了との事ですが、不安だったのは鶏冠山から木賊山までのあのだらだらとした稜線。結構アップダウンも多く、ルートが的確に探せるかが課題でした。案の定一番気にしていたポイントで「木賊山 左へ」という真新しいルート表示があり安心したのもつかの間、すぐ下降する踏み跡に迷い込んでしまいました。先に見えた「ピンクテープ」と思ったのはシャクナゲの花だったようです。
20分程ロスして元の場所に戻りましたが、踏み跡が錯綜しています。特に稜線を外し、斜面を巻き気味に辿るところも多く、とにかくテープを確認しながらの登行となりました。
そのころにはガスが湧き始めもともと樹林の中なので眺望なく、一向に高度が上がらないだらだら尾根、時々現れるシャクナゲの花だけが癒しとなりました。
当初の目論見からは大きく遅れ、12時過ぎにようやく木賊山頂上へ、甲武信に登る時間も気力も無く、戸渡尾根から初めての近丸新道を下りました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する