一ノ倉沢テールリッジ / 登攀する気無しだったが…
群馬県
tomhig
その他6人 
体力度について
- GPS
- 07:46
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 945m
- 下り
- 900m
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- 山行
- 6:22
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 7:45
| 過去天気図（気象庁） | 2023年06月の天気図 |
|---|---|
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
群馬県谷川岳遭難防止条例 https://www.pref.gunma.jp/page/1583.html 1Pだけ登攀しましたが歩いた箇所はいわゆるアプローチの箇所で登攀前のウォーミングアップにウォーミングアップに過ぎません。 暑くなるにつれ雪渓通しで歩けなくなるのでヒョングリの滝高巻くことになります(私は以前ヒョングリの滝通過できませんでした)。 入山する方は登山の技術、経験等も豊富でしょう、写真のキャプション等に所感は記しておりますので特にここでは述べません。 参考書籍 「改定日本の岩場上」菊地敏之編著/白山書房 概念図出てます。 |
写真
雪渓に降りてテールリッジへ上陸します。
長次郎雪渓想定して軽アイゼン装着で、あっちは12爪だけど。
朝は条件悪かったのかもしれません。
キスゲ愛でて一ノ倉観光して戻ったらいつの間にか中央稜1Pやることになっててしかも私がリードすることに、居ない間に勝手に決めないでくれwクライミングシューズ持って来とらんわ
4
クライミングシューズが足袋なら登山靴はドラえもんの足、全然立ち込めねぇw振り向いてクライムダウンしていいっすかと懇願しとる絵(ネタ)
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振り向いてクライムダウンしていいっすかと懇願しとる絵(ネタ)
終了点直前すったもんだしたもののなんとかクリア、私が登山靴で全然登れないの見てフォローのお二方はシレっとクライミングシューズに換装、わたしゃ炭鉱のカナリアか
4
中央稜はうまいこと全容写ってトポ書き込めるような写真が無く残念。
感想
tomhig
1ヶ月ぶりの山、一昨年ならもう一ノ倉沢南稜やって松木沢ジャンダルムやってた時期だが、今年は岩トレが雨で中止になることしばしば。
本チャンは来月の前穂高岳東面、8月の剱八ツ峰�妻�のフェースとぶっつけ本番になってしまった。
岩トレの感触は去年よりも少しではあるが手応え感じるので体調さえ整えれば問題は無いだろう。
さて今回の山行。
今年から本格的に登攀開始した人が4人参加し、剱穂高の岩場のアプローチ想定したVR歩きという趣旨。
中央稜取り付き到達したら折り返すという登攀抜き。
登攀した南稜、中央稜間近で見れていいなぁと物見遊山的な邪な心構えで参加した。
ガチャ類も必要最低限、緊張もせんでいいから楽チン楽チン、ほんといい加減なヤツです(笑)
4度目のテールリッジですが降雨で牙を向いたコンディションも知ってるし、回数重ねるにつれ今まで見えなかったリスクも一歩引いて見れるようになったというか客観的に歩くことが出来たのではと思う。
アプローチに過ぎないですが決して楽じゃありません。
パーティーの面子によっては取り付きにたどり着くまでの時間にえらい差が出ます。
堅くやるにこしたことありませんがタイムマネージメントの観点から時間短縮は必要で石橋を叩いて壊すような過度なバックアップする段階では穂高剱谷川の岩場はタイムオーバーになってしまうでしょう。
そのための場数踏むためのトレーニングで皆さんこういうVRに慣れて欲しいもんです、会のアルパインクライミングする層の厚さが膨らむと良いなと思いました。
最近入会した人はジムでトレーニングしてしっかり登れて凄い。
やはり一緒に岩場やれる人がいると楽しいもんです。
さて中央稜1Pの登攀について。
所与の目的の中央稜取り付き着いてヒャッハー、ニッコウキスゲやら烏帽子沢横断トラバースまで出張って南稜やら滝沢スラブ撮って羽伸ばして還ってきたらいつの間にか私とTさんOさんとで中央稜1Pやることになってました。
しかもリードはわ・た・し♡
ギア寄せ集め、クライミングシューズ無いもんで登山靴でリード。
クライミングシューズがヤモリの手足なら登山靴はドラえもんの足、全然立ち込めなかったです。
逆層のもげそうな岩ちっこいスタンス避けて草付きの凹角にエスケープしたらドハマリ
結局逆層のフェースに軌道修正、クライミングシューズでもちょっと嫌だなと思った箇所だったがちっこいスタンス慎重に立ち込んでクリア、登山靴じゃ�元蕕魯曠佑世辰拭帖�
マルチピッチはじめて3年目、会でなんとなく私がリードするんでしょという空気が出始めたことは意気に感じること。
年々絶対落ちちゃダメだ、喰らいついてでも登るという執着心は強くなってきたのは実感してます。
脂が乗り始めてきて本来ならここで救助講習、技術講習受講して脇を固めるところでその必要性も昨秋のマチガ沢の救助で痛感しているものの、家庭の制約で山自体もそれほど行けず。
自分の山屋としての基礎が盤石じゃないことを認識してはいるのでもどかしいとこです。
やはり谷川岳は自分にとっては特別な岩場。
一ノ倉沢の荘厳な雰囲気、なんとも言えませんね。
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あいかわらずすてきなレコで笑。
アルパインのヒトのレコの中ではダントツ楽しませて頂いております。
今回は「簡単簡単と軽口たたかない」にとても感銘を受けました。
着実に、一歩ずつ、明確な目標を達成してきているトムさんの言葉。
わたしの心に深く刺さりました。
ありがとうございます。
かく言うわたくしには未だ「簡単」な岩場なんて、ひとつもないんですけどね。
あ、そうそう。
先日、戸隠あたりをうろついていたのですが、どうやらyyさんと一不動避難小屋で追い抜かされていたようです。
ご本人だと分かっていればごあいさつくらいしたかったですねえ、トムさんの師匠ですもの。
ネコちゃん、愛し愛されてますね。
ふふ。
私が登攀するようなルートは攻撃的なクライミングされてる方からするとハーケンやらボルトだらけ、しょっぱいとこはやはりしょっぱいですがヌンチャクやらスリング通せばセーフネットは設けられます(支点が怪しいクラッシックルートもありますが)。
登攀パート以外にも案外魔物潜んでるもんでザイル使うかどうか迷うところ、使えない箇所が危ないというのは身をもって経験しているので。
いかにそういう箇所を手間掛けず速やかにクリアするかが山行のタイムマネージメント上大事なのがアルパインクライミングの難しくも面白くもあるとこじゃないでしょうか。
yyさん、奥様とよく山歩かれてます。
登攀時のクレバーな雰囲気まんまで歩かれてるんじゃないですかね。
とても信頼しております。
野良の仔猫保護した時点でもう負け、眼に入れても痛くないです。
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