神爾の滝から武奈ヶ岳・釈迦岳

2023年06月24日(土) [日帰り]

• GPS: 10:14
• 距離: 14.3km
• 登り: 1,329m
• 下り: 1,314m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:50
• 休憩: 1:14
• 合計: 10:04

7:48 登山ポスト（神璽谷道）
8:16 8:16 神璽谷・釈迦岳分岐
8:39 8:51 神璽の滝
9:33 9:38 神璽谷の赤鳥居
10:26 10:27 神璽谷道下降点
10:31 10:32 前山
10:39 10:39 北比良峠
10:57 11:09 八雲ヶ原
11:28 11:28 イブルキノコバ
12:18 12:18 コヤマノ分岐
12:40 12:43 武奈ヶ岳
12:57 12:57 コヤマノ分岐
13:01 13:01 パノラマコース分岐
13:07 13:45 コヤマノ岳
14:12 14:13 上林新道四辻
14:35 14:37 RP八雲１
15:15 15:15 比良ロッジ跡
15:19 15:20 比良明神
15:26 15:27 次郎坊山
15:47 15:48 カラ岳
16:05 16:07 釈迦岳
16:45 16:46 比良リフト・比良ロープウェイシャカ岳駅跡
17:30 17:30 神璽谷・釈迦岳分岐
17:59 18:00 登山ポスト（神璽谷道）
18:00 ゴール地点

天候

曇時々晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

湖西バイパス比良ランプ下車イン谷バス停付近に駐車

コース状況／危険箇所等

(神爾谷道登山ポストから神爾の滝)
登山ポスト付近、YAMAPの地図で1番奥の駐車場まで車を乗り入れた。
雨上がりで沢の水量が多く凄く涼しい。神爾谷、釈迦岳分岐を越えると神爾の滝の案内看板がある。神爾の滝は登山道から少し下ったところにあるが、ここまでは急勾配もなく拍子抜けするくらい歩きやすい登山道だった。2枚目の写真のこの橋が神爾の滝までの最大の難所だろうが迂回出来るようなところがあったかどうかは不明である。

(神爾の滝から北比良峠)
神爾の滝から沢を数回渡渉する穏やかな沢ルートである。しかし14枚目写真のケルンを目印に登ったところが登山道の隙間を木橋で繋いでいる。この下は落差もあり滑落したらただでは済まないから細心の注意が必要だ。ここを境に北比良峠まで急勾配の登山道が続きお助けロープもあるがさすがの破線ルートだと思った。北比良峠付近も踏み跡ぐらいでズルズル滑る花崗岩質の登山道も厄介だった。下りで使うのはあまり気が乗らないので帰りはカラ岳、釈迦岳方面に周回するふりをして逃げた。

(北比良峠から武奈ヶ岳)
イブルキノコバ経由で武奈ヶ岳をめざす。いつもは下山で使うルートを今回は登りで使ったが誤って夏道を使った。谷筋ルートで渡渉はあるが涼しくて良かった。ちなみに冬道は尾根道である。

(武奈ヶ岳から北比良峠)
下山はコヤマノ岳経由で北比良峠をめざす。いつもは静かなコヤマノ岳で今日はたくさんの登山客に出会った。比良のカクレグラと勝手に思っているが、今日はたまたま登山客の絶対数が多かったと思いたい。上林新道四辻から緩やかな登りの登山道で北比良峠に戻った。上林新道四辻はヨキトウゲ谷と八雲ヶ原への重要な分岐点にもかかわらず案内看板がないのは寂しい気がする。金糞峠と八雲ヶ原の分岐点から何回も沢の渡渉はあるがすべての木橋は損傷はなかった。

(北比良峠から釈迦岳)
北比良峠から登りと同じルートで下山予定の登山計画をしていたが、北比良峠の神爾谷道下降点からの下りは危険と判断して釈迦岳まで迂回してからの下山に変更した。この縦走路は歩いた経験があるのでここまでは良かったが、釈迦岳からの下りは長い上にV字路なので足が疲れる。結論から言うとこの下山路なら計画通りでも良かっただろう。

写真

6/24 7:48

神爾谷道登山ポストは1番奥の駐車場近くにある ここからなら舗装路歩きは短かくてすむ

6/24 7:55

何気ないが滑落したらヤバいレベルの高さ

6/24 7:59

涼しくて気持ち良い 隣の大津ワンゲル道は尾根だか相互に行来は出来ないだろうか?

6/24 8:14

点線ルートの神爾谷の方が楽そうな登山道に見える

6/24 8:29

穏やかな登山道で神爾の滝に到着 滝は少し下ったところにある

6/24 8:36

神爾(しんじ)の滝

6/24 8:38

近づいてみた

6/24 8:38

もっと近づく なかなかの迫力だか飛沫でベトベト

6/24 8:39

フラッシュを使ったり使わなかったりなかなか忙しい

6/24 8:39

カバー写真に使えるように縦横撮影で枚数がとんでもないことに…

6/24 8:43

滝から下流方面

6/24 8:54

堰堤を巻いたり沢を渡渉したりだが問題はない

6/24 8:57

ここは気合で美しい沢を渡渉

6/24 9:14

このあたりまでは緩やかな登り

6/24 9:29

このあたりから少しづつ厳しくなって行く

6/24 9:39

ピンテが多いので道迷いはなかったし薄い踏み跡もある

6/24 9:42

ここが問題の箇所で登り切ると…

6/24 9:45

渡って撮影したが比良名物の木橋もこんな勾配があるのは初めてだ

6/24 9:45

覗き込んだが写真では伝わらない
落ちたら絶対アカンやつ

6/24 10:06

木橋を過ぎてから急登の連続 最初がなだらかな登山道って最後はいつもオチがある!

6/24 10:16

ふぅう〜一息つけるがこのあたりから北比良峠までが危険箇所

6/24 10:22

ここまで来れば安心だか踏み跡を歩かないと踏み締められてない箇所はずり落ちる

6/24 10:33

前山ここがピーク? YAMAPでは長いこと未到達 最近建物がなくなったそうだ 初めてこれを雲母峰で見たときニョロニョロかと思った

6/24 10:38

北比良峠 曇だが涼しくてありがたい

6/24 10:39

6/24 10:48

コアジサイ?花より団子

6/24 10:51

樹林帯ルートで八雲ヶ原へ

6/24 10:55

モリアオガエルの卵が池の周りにびっしり 苦手なので遠くから…

6/24 10:55

ヤクモ池 水が汚いわけではないんだろうけどなんでこんな色なのか不思議

6/24 10:56

おっと!登山道にイモリとは珍しい

6/24 10:59

木道のある方のヤクモ池 今日は水がきれい

6/24 10:59

Nothing is real and nothing to get hung about.

Strawberry Fields forever.

6/24 10:58

ゆらゆらぷかぷか

6/24 11:29

必ず吸い寄せられる分岐点

6/24 11:43

アレ?…冬道を登るつもりが夏道の谷ルートへ 涼しいから登りはこれからはここな

6/24 12:03

一部の登山道が崩壊しているがロープもあるから大丈夫

6/24 12:05

振り返って…夏道と冬道の合流点

6/24 12:17

コヤマノ分岐 イブルキノコバからここまでは静かな登山道だか今日はコンニチハの嵐

6/24 12:20

武奈ヶ岳がチラ見え 人が登っているのが見える

6/24 12:34

アカモノ?花より団子

6/24 12:36

西南稜線

6/24 12:37

御殿山はYAMAP未踏

6/24 12:38

山頂は人だらけなので写真なしでピーク取りのみ 登山者のマナーとして山頂標識の近くでの休憩は遠慮と言うことが広まって欲しい

6/24 12:43

細川越は何度も踏破したがツルベ岳は未踏

6/24 12:44

コヤマノ岳に行って休憩しよう

6/24 13:09

大好きなコヤマノ岳 展望もほとんどないがこの森の雰囲気がたまらない

6/24 14:12

上林新道四辻 ここは分岐点の案内看板がほしいところだ 八雲ヶ原へ行くので右に進む

6/24 14:22

ここを渡渉して八雲ヶ原へ

6/24 15:06

北比良峠をめざしていたが釈迦岳へのショートカットを見つけて行ってみたらこんなところに出た

6/24 15:08

細尾根から撮影

6/24 15:16

神爾谷ルートは下りではどうかと思ったのでカラ岳・釈迦岳の縦走路へ

6/24 15:23

カラ岳までの縦走路の途中でこんなところがあるが危険なのは2メートルぐらい カラ岳は電波塔なのでスルー

6/24 16:05

釈迦岳手前 釈迦岳は3回目だし需要はないと思われ写真はなし

6/24 16:45

釈迦岳からのV字にえぐれた歩きにくい長〜い地獄の下り 展望はここだけ

6/24 17:50

登山口近くの小滝の裏にあるカマブロ洞って滝 朝は忘れてスルーしたので暗くなるまでに間にあって良かった

6/24 17:52

ここまで寄るとメガネが飛沫で前が見えない 楽しんでいるね

6/24 17:59

滝ツアーも良いな 金糞滝やかくれ滝も行かなきゃ!今日は遅い夕食だかカレーらしい 家に帰ろう

撮影機器：

AQUOS sense3 SH-02M docomo シャープ

感想

takumin'

諸事情で1ヶ月ぶりの登山であるがこれだけブランクがあると身体が凄く重い。久しぶりの半袖Ｔシャツも気のせいか小さく感じる。いや、気のせいではない…

今回は金曜の夜に悩みに悩んで日曜日に白山行きを決めて就寝した。土曜日の早朝にヤマテンを見てると武奈ヶ岳も曇だけど雨は大丈夫そうだ。白山はシャトルバスの運行前に行きたいが考えることは皆同じだろう。別当出合の駐車場事情を考えると急に面倒くさくなった。車中泊しないならやっぱり白山は平日にしようと急いで武奈ヶ岳行の準備をした。
地元ではないがホームマウンテンなのである程度の融通はきく。

比良山地は稜線繋ぎをやっていてリトル比良から荒川峠まで歩いたので続きを再開したいが志賀駅から荒川峠までこの気候では歩く気がしない。それでは涼しい谷ルートにしようと思い前から気になっていた神爾の滝をコースに入れた。

※感想

神爾谷ルート以外は目新しいところはない。神爾の滝には興味があったが機会がなく今日に至っていた。点線ルートだけれどもそんなに危険ではないと思う。谷ルートだけども沢沿いに登ると言うよりも渡渉をしながら歩きやすいように登山道がある感じだ。数箇所堰堤はあるがピンテで誘導してくれるので問題はないだろう。ただし北比良峠付近がザレて急登なのでここが最大の危険箇所だと思う。
しかし1番の敵は暑さと湿気だった。普段ならこれぐらいの距離や標高差はさほど疲れないが、間隔が空いたこともあってくたびれてしまった。
今日は偶然かもしれないが、あまり出会わない外国人のみや女性だけのパーティも見かけていつもと違う武奈ヶ岳だった。

コメント

はまちゃん

takumin様
お疲れ様です。すごい力量ですね、私はいまだにワンゲル道から登ることが計画倒れになったままで、神霊谷は上から見下ろすだけでムリです。どうぞ今後も気を付けて登山を楽しんでください。

takumin'

はまちゃんさん、コメントありがとうございます。私も数年前は青ガレをビビりながら登っていました。大津ワンゲル道と神爾谷は隣にあるのでよく似ているような感じがしました。尾根と谷の違いはありますが、最初はあまり大したことはなく最後はヒーヒーで登るところです。個人的には神爾谷の方が楽なような気がします。2年前は大津ワンゲル道は倒木が多くてやや荒れた印象がありました。

何かあればまたよろしくお願いします。