2014年登り納めは甲斐駒ヶ岳

2014年12月29日(月) 〜 2014年12月30日(火)

• GPS: 32:56
• 距離: 18.8km
• 登り: 2,466m
• 下り: 2,462m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:15
• 休憩: 0:24
• 合計: 7:39

7:26 尾白川渓谷駐車場
7:32 7:32 竹宇駒ヶ岳神社
9:34 9:34 笹の平分岐
11:20 11:20 刃渡り
11:39 11:40 刀利天狗
13:20 13:20 五合目小屋跡
13:24 13:30 屏風小屋跡
14:35 14:52 七丈小屋
15:05 宿泊地

2日目

• 山行: 9:07
• 休憩: 0:36
• 合計: 9:43

6:33 宿泊地
7:55 8:03 八合目御来迎場
9:35 9:38 甲斐駒ヶ岳
10:20 10:21 八合目御来迎場
12:23 12:23 七丈小屋
12:55 13:01 屏風小屋跡
13:07 13:08 五合目小屋跡
13:48 13:49 刀利天狗
13:58 13:59 刃渡り
14:38 14:44 笹の平分岐
16:00 16:00 竹宇駒ヶ岳神社
16:06 16:15 尾白川渓谷駐車場
16:16 ゴール地点

テント場到着11時、その後昼食＆撤収で12:15発

天候

29日：小雨後雪後晴れ、30日：雪後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷駐車場利用
29日朝地元警察が駐車場に待機、登山の確認、登山経験等の質問に加え、計画書はネットで提出済みだったが氏名、連絡先、簡単な行程等の記載を求められ応じました。

コース状況／危険箇所等

29日は前日夜の降雪で登山口から積雪あり。一番手のため八丁登り付近で下山者とすれ違うまでトレースなし。
30日も前日夜からの降雪で前日のトレースがすっかり消える。単独行1名と4人グループ1組とほぼ行動をともにし、ラッセルを交代しながら進む。当日それなりの風雪のため、下山時は5分前にすれ違った人のトレースが消えてしまうことも。
黒戸尾根は梯子や鎖など所々出てくるが、積雪期もさほど変わらない。8合目から上部の岩場は雪で足場が埋まる分むしろ易しいのかもしれない。ただし滑落すれば大事故につながるような箇所は少なくなく、雪のため滑りやすくもなるため、しっかりアイゼン・ピッケルが使いこなせないと危険。それに何と言っても体力が必要。

写真

12/29 7:39

登山道入口
前夜の雪で既に雪道です。

12/29 7:47

尾白川も雪化粧です。

12/29 9:10

登山道はこんな状態。根雪のないノートレース状態でしたが、積雪は5〜10cm程度。

12/29 11:40

刃渡りから望む、雪に霞む日向八丁尾根

12/29 11:40

刃渡りの様子。鎖があり危険な感じはあまりしません。

12/29 12:01

刃渡りを過ぎると梯子やロープ、鎖等が出てきます。梯子はもちろんロープや鎖はたいてい出ています。アイゼンを引っ掛けないように。

12/29 13:32

五合目から上部を望む。天候が回復してきました。

12/29 13:33

五合目にテント設営するグループが多いです。ここも設営跡。

12/29 13:36

五合目からより梯子が険しくなります。

12/29 14:12

青空見えてきました。

12/29 14:22

かなりバーティカルな梯子です。

12/29 15:00

七丈小屋

12/29 15:01

テントの受付。ノートに必要事項を書き、600円を払います。夜間の水（ぬるま湯程度）をもらえました。水作りの手間と時間が省けます。

12/29 15:01

料金表

12/29 15:04

小屋前から鳳凰三山。左肩には薄っすら富士山も見えました。明日はもっと良く見えるだろうと思っていたのですが・・・

12/30 7:33

翌30日は太陽さえも見えるかどうかの雪の1日となってしまいました。

12/30 8:06

八合目

12/30 8:06

八合目からの進路。ノートレースです。

12/30 8:43

2刀が立つ大岩。基部左側を巻いていきます。

12/30 9:13

こんなところをルートを探しながら進んでいきます。（ルートを外すと股まで深雪に埋もれてしまいます。）

12/30 9:45

やっと頂上に着きました。

12/30 9:47

周りは何にも見えず・・・

最も登攀要素の高かった場所。鎖を使って攀じ登りました。

12/30 10:55

わがテントに戻ってきました。やや埋まり気味。

12/30 12:44

五合目までの梯子の連続。下りは特に慎重に。

五合目
テントありますね。

12/30 16:09

尾白川まで戻ってきました。

撮影機器：

FinePix XP60 富士フイルム

感想

yy0419

前日のクライミングから転戦し、今年最後の山は単独の雪山テント泊で甲斐駒黒戸尾根に行ってきました。天気予報は29日が南岸低気圧通過で悪く、30日は弱い冬型のためもしかしたら好天が期待できるかと思っていたのですが、意外と30日の冬型は周囲の山ほとんどが雪雲に覆われる状況となり、残念ながら好天を当てることはできませんでした。その分ラッセルを味わうことができ、甲斐駒でも降った日はそれなりにラッセルを要することを痛感しました。それにしても黒戸尾根は長いです。