信濃俣河内
- GPS
- 19:46
- 距離
- 29.8km
- 登り
- 2,315m
- 下り
- 2,446m
コースタイム
天候 | 1日目:曇り 2日目:曇のち晴れ 初日は曇りで温度上がらなくて助かった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東俣林道はアスファルトで整備されてた |
コース状況/ 危険箇所等 |
ラバーソールの方が絶対にいい ウソッコ沢小屋-畑薙大吊橋間は応急処置という感じ |
その他周辺情報 | 茶臼小屋営業中 |
写真
感想
大井川東面で気になってた信濃俣河内に行ってきた。
二日目は十四時間行動となかなか充実した沢旅でした!!!
けるかすさん、車の回収までしていただき、ありがとうございます!
数十年前は使われていたであろう朽ちた吊橋、下流まで埋まった堰堤から始まるバックウォーターはなかなかの旅情あり。なかなか楽しい。3つ目のゴルジュを巻いた際にはワイヤー(登山道の名残?!)もあり盛り上がる。
第一ゴルジュの先意外も、どこでも泊まれる。
詰めと下山は一般的なふたつのどちらも大変……ガンパって、降りるしかない
下田山塊の光来出川とどちらにするか検討したが、日ごろの仕事の忙しさで、太平洋高気圧に十分なパワーを送ることができず、天気の回復が早そうな信濃俣河内に決まった。金曜夜も仕事で出遅れ、寝不足のまま入渓することとなった。
入渓してしばらくは、ただの歩きで、ダムのバックウォーター抜けるまで、日差しなく、気温も高くなく温存できてよかった。第1ゴルジュに入って、2mぐらいの滝は、水量あるので犬氏にロープを念のため引っ張って行ってもらい、へつりながら越えた。そのあと水量ヤバ滝が出てきたので、うまく巻いて懸垂1回で沢に戻った。またその先も嫌な滝が出てきたが、先に自分が右壁のスタンスを使ってのぼり、犬氏を確保した。12時30分頃、小屋跡についてこの先の行動どうするか検討したが、水量もまだ多く、どこまで進めるか、どこで泊まれるかわからないので、時間は早いがここで1日目終了とした。湿った薪しかなく、火をつけるまで難儀したが、火が付いたのちに安心感から夕方まで昼寝してた。
2日目になると、水量はさらに減っていた。第2ゴルジュはあまり記憶ないが、最後の2m滝は、アクアグリッパーのフリクションを信じて突破した。続いて第3ゴルジュもうまくいなしながら、時間をかけずに通過できた。西沢出合で時間を見ると、これは今日中になんだか下山できそうだと思った。標高2000m手前ぐらいで、左右から流れ込むきれいな7m滝が出てくるが、ヌメるので気を付けながら通過した。この先の滝は、右岸から明確な踏み跡がついていた。標高あげるにつれて犬氏が辛そうにしていたが、根性で頑張ってもらい昼には希望峰についた。
下山は、水問題もあったので大吊橋の登山道経由を選択した。途中、茶臼小屋に寄り、小屋の人にここでの思い出話をすると、2015年夏合宿(当時大学1年生)の小屋ノートが残っていた。あれから8年が経ち、社会人になった今でも楽しく山を続けている。思い出に浸るのは束の間、さっさと下りないと日が暮れてしまう。どんどん標高を下げて、ヤレヤレ明るいうちに畑薙大吊橋まで下山した。そこからのアルバイトも長く、夕方というのに暑く、さらに股ズレしてる自分には涙目だった。どうにか気合の14時間行動で2日で戻ってこれた。
中身の濃い沢旅で、充実した2日間を過ごせた。帰路は、川根本町のファミマで気絶し、翌朝ウトウトしながら信濃の国へ帰って行った。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する