記録ID: 5700915
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾
旧甲州街道Ⅱ 調布駅〜高尾駅
2023年07月12日(水) [日帰り]
へるにゃん
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:24
- 距離
- 32.4km
- 登り
- 140m
- 下り
- 20m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:20
【関連山行】
旧甲州街道�機‘�本橋〜調布駅
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5693672.html
旧甲州街道�掘々眸�駅〜上野原駅
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5708599.html
矢ノ音南尾根〜イタドリ沢ノ頭〜ヤラシ〜竹ノ沢右岸尾根（捕：旧甲州街道史跡）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5852011.html
※写真20〜31、83〜90
旧甲州街道�機‘�本橋〜調布駅
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矢ノ音南尾根〜イタドリ沢ノ頭〜ヤラシ〜竹ノ沢右岸尾根（捕：旧甲州街道史跡）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5852011.html
※写真20〜31、83〜90
| 天候 | 晴れ時々曇り、一時雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
帰り：高尾駅乗車 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回の区間からは宿場跡や旧街道の面影を残す家屋がちらほらと増えはじめる。寺社仏閣のほか、府中から日野にかけて登場した常夜燈も見どころのひとつ。 ただし大きな道の左右にあるため、漏らさず見て歩くには事前の計画が大事になる。 また、日野市は旧甲州街道の展示・宣伝に力が入っていて、街道のあちこちに解説板が出ていて街道歩きの気分を盛り上げてくれる。 自販機は多いがコンビニやスーパーなどはやや少ないので、補給等で急を要する場合は南北に外れて大通りや駅前を当たる方が無難。 |
写真
街道歩きの前に少しだけ寄り道を。国道20号線まで北上し、布田天神へ向かう。
＜小島一里塚跡＞旧甲州街道に引き返し、調布駅西交差点から100mも進まないうちに道脇にある駐車場の敷地内に一里塚跡が残っている。解説板によると塚に榎木が植えられていたらしく、「えの木駐車場」として名前も残っている。日本橋より六里目。
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7/12 14:15
＜小島一里塚跡＞
旧甲州街道に引き返し、調布駅西交差点から100mも進まないうちに道脇にある駐車場の敷地内に一里塚跡が残っている。解説板によると塚に榎木が植えられていたらしく、「えの木駐車場」として名前も残っている。日本橋より六里目。
旧甲州街道に引き返し、調布駅西交差点から100mも進まないうちに道脇にある駐車場の敷地内に一里塚跡が残っている。解説板によると塚に榎木が植えられていたらしく、「えの木駐車場」として名前も残っている。日本橋より六里目。
この日はとんでもない暑さで、信号待ちの度にこんなちょっとした影でも目敏く見つけては日差しを避けなければならなかった。
交差点の先が下石原宿に当たるが旧街道の雰囲気が僅かに残るばかりである。火の見下という停留所名の通り道脇の公会堂の上に火の見櫓が立っている。
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7/12 14:19
交差点の先が下石原宿に当たるが旧街道の雰囲気が僅かに残るばかりである。火の見下という停留所名の通り道脇の公会堂の上に火の見櫓が立っている。
＜常演寺＞
北にある八幡神社と街道を隔てて正対していることから寺号が神向山。
北にある八幡神社と街道を隔てて正対していることから寺号が神向山。
街道側には石灯籠や石柱が並ぶ。常演寺3代将軍の時代に甲州街道が作られたのを機に鎌倉街道から移されたらしい。
＜西光寺＞
小休止のついでに立ち寄った。奥に見える仁王門に吊られた梵鐘は市内では深大寺に次いで古いものらしい。
小休止のついでに立ち寄った。奥に見える仁王門に吊られた梵鐘は市内では深大寺に次いで古いものらしい。
近藤勇座像
生家がこの近くにある事から写真にあるような新選組の旗が街道のあちこちに立てられていた。
生家がこの近くにある事から写真にあるような新選組の旗が街道のあちこちに立てられていた。
境内に植えられている市の保存樹に指定されているケヤキ。根元からびっしりと蔓植物が登ってきているが樹勢はある。
＜上石原宿＞
寺を出て中央道のすぐ先が上石原宿。立派な木塀が張り巡らされた民家が残っている。
寺を出て中央道のすぐ先が上石原宿。立派な木塀が張り巡らされた民家が残っている。
飛田給駅の北側、街道より少し路地に入った先の青少年交流館入口に常夜燈が保存されている。秋葉信仰とともに街道を照らす道しるべとして重宝されたようで、日野辺りまで頻繁に見掛ける事ができる。
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7/12 14:34
飛田給駅の北側、街道より少し路地に入った先の青少年交流館入口に常夜燈が保存されている。秋葉信仰とともに街道を照らす道しるべとして重宝されたようで、日野辺りまで頻繁に見掛ける事ができる。
府中市に入った。旧街道は相変わらず狭いものの歩車は分けられている。
寺院の傍らにはこの辺りにあった集落の名が刻まれた石碑が建てられていた。白糸台、下染屋、調布と織物に関連した地名が連なる。
＜下染屋神明社＞さらに観音院に並んで特徴的な社殿の神明社が白糸台通りに面している。最初に見たときは寺院の宝物殿かと思ってしまった。
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7/12 14:45
＜下染屋神明社＞
さらに観音院に並んで特徴的な社殿の神明社が白糸台通りに面している。最初に見たときは寺院の宝物殿かと思ってしまった。
さらに観音院に並んで特徴的な社殿の神明社が白糸台通りに面している。最初に見たときは寺院の宝物殿かと思ってしまった。
通りを渡った向かいには石蔵が見えた。実は街道脇には蔵がいくつも残っている。
＜常久八幡神社＞
南は旧甲州街道、北は甲州街道に挟まれた八幡さま。南側には下染屋のように常久の碑が建てられている。
南は旧甲州街道、北は甲州街道に挟まれた八幡さま。南側には下染屋のように常久の碑が建てられている。
2011年の台風15号で被害を被ったケヤキの御神木がテーブルになって残されていた。
駅前の三差路では南から品川街道が合流。旧甲州街道は西（左側）へ直進する。
府中駅の東に八幡宮があり、線路を跨いで旧甲州街道まで参道が延びている。
＜武蔵国府八幡宮＞一の鳥居からたっぷり300mは歩いただろうか、深い社叢に取り囲まれるようにして鎮座している。街中にあり隣の大國魂神社が管理する古社とあってきれいに保たれている。参拝がてら、この木陰で暑さを凌いだ。
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7/12 15:12
＜武蔵国府八幡宮＞
一の鳥居からたっぷり300mは歩いただろうか、深い社叢に取り囲まれるようにして鎮座している。街中にあり隣の大國魂神社が管理する古社とあってきれいに保たれている。参拝がてら、この木陰で暑さを凌いだ。
一の鳥居からたっぷり300mは歩いただろうか、深い社叢に取り囲まれるようにして鎮座している。街中にあり隣の大國魂神社が管理する古社とあってきれいに保たれている。参拝がてら、この木陰で暑さを凌いだ。
府中駅前の公園には新宿と名付けられていた。府中宿は現在の府中本町駅の辺りに本陣があったそうだ。
随神門、奥には中雀門と続く。随神門全体のサイズに比べ唐破風が大きい。
毎年行われるすもも祭りの案内も出ていた。あまりに暑かったし烏団扇に味があったので欲しくなったが頒布日が限られているようだ。
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7/12 15:23
毎年行われるすもも祭りの案内も出ていた。あまりに暑かったし烏団扇に味があったので欲しくなったが頒布日が限られているようだ。
＜府中宿高札場跡＞
大國魂神社の一区画西、旧甲州街道と川越街道が交差する地点に江戸時代の立派な高札場が残っている。
大國魂神社の一区画西、旧甲州街道と川越街道が交差する地点に江戸時代の立派な高札場が残っている。
またしばらくは道なり。この緩やかな坂道には先程の高安寺裏の井戸水で弁慶が写経を行ったという伝説から弁慶坂という名が付けられている。
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7/12 15:36
またしばらくは道なり。この緩やかな坂道には先程の高安寺裏の井戸水で弁慶が写経を行ったという伝説から弁慶坂という名が付けられている。
＜府中宿矢島本陣表門＞京王線を潜り進んでいく。そろそろ国道とぶつかるという頃に重厚感のある冠木門を南に見る。府中宿の矢島本陣の表門をここまで移したという。
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7/12 15:43
＜府中宿矢島本陣表門＞
京王線を潜り進んでいく。そろそろ国道とぶつかるという頃に重厚感のある冠木門を南に見る。府中宿の矢島本陣の表門をここまで移したという。
京王線を潜り進んでいく。そろそろ国道とぶつかるという頃に重厚感のある冠木門を南に見る。府中宿の矢島本陣の表門をここまで移したという。
次の信号で交差点を渡ると交番脇の空き地に再び常夜燈。1792年から太平洋戦争末期の灯火管制が行われるまで交代で火が灯されていたらしい。
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7/12 15:48
次の信号で交差点を渡ると交番脇の空き地に再び常夜燈。1792年から太平洋戦争末期の灯火管制が行われるまで交代で火が灯されていたらしい。
＜熊野神社＞神社背後に珍しい上円下方墳（武蔵府中熊野神社古墳）がある……のだけど中々信号が変わらず暑さに参って退散。我慢して古墳展示館で休憩すれば良かった。
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7/12 15:50
＜熊野神社＞
神社背後に珍しい上円下方墳（武蔵府中熊野神社古墳）がある……のだけど中々信号が変わらず暑さに参って退散。我慢して古墳展示館で休憩すれば良かった。
神社背後に珍しい上円下方墳（武蔵府中熊野神社古墳）がある……のだけど中々信号が変わらず暑さに参って退散。我慢して古墳展示館で休憩すれば良かった。
西府橋で南武線を跨ぎ、国立市に入ると次の一本松歩道で国道20号を離れる。折れた20号線の先にはうっすらと富士山が見え元気が湧いた。
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7/12 15:57
西府橋で南武線を跨ぎ、国立市に入ると次の一本松歩道で国道20号を離れる。折れた20号線の先にはうっすらと富士山が見え元気が湧いた。
＜旧本田家住宅＞
築300年前後の建物が残る。非公開だが銅板葺の薬医門が歴史を物語っている。
築300年前後の建物が残る。非公開だが銅板葺の薬医門が歴史を物語っている。
＜谷保天満宮＞関東三大天神のひとつへ参拝。一の鳥居から谷へ下り、Uの字に引き返す不可思議な参道だが、これは本来の甲州街道が本殿の南を通っていたためらしい。
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7/12 16:03
＜谷保天満宮＞
関東三大天神のひとつへ参拝。一の鳥居から谷へ下り、Uの字に引き返す不可思議な参道だが、これは本来の甲州街道が本殿の南を通っていたためらしい。
関東三大天神のひとつへ参拝。一の鳥居から谷へ下り、Uの字に引き返す不可思議な参道だが、これは本来の甲州街道が本殿の南を通っていたためらしい。
座牛道真公葬儀の際に悲しみで動かなくなった牛車を表現したもの。反面、独特な彫刻でユーモラスな感じも受ける。これとは別に撫で牛も狛犬の傍に並んでいる。
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7/12 16:04
座牛
道真公葬儀の際に悲しみで動かなくなった牛車を表現したもの。反面、独特な彫刻でユーモラスな感じも受ける。これとは別に撫で牛も狛犬の傍に並んでいる。
道真公葬儀の際に悲しみで動かなくなった牛車を表現したもの。反面、独特な彫刻でユーモラスな感じも受ける。これとは別に撫で牛も狛犬の傍に並んでいる。
向かいには大きな神楽殿。甲州街道はさらにその向こうを通っていたのだろうか。
常盤の清水ちょうど街道から下っていった参道が立川崖線の部分になる。ハケには決まって湧水あり。という事でここは東京の名湧水57選のひとつ。
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7/12 16:09
常盤の清水
ちょうど街道から下っていった参道が立川崖線の部分になる。ハケには決まって湧水あり。という事でここは東京の名湧水57選のひとつ。
ちょうど街道から下っていった参道が立川崖線の部分になる。ハケには決まって湧水あり。という事でここは東京の名湧水57選のひとつ。
＜五智如来＞江戸時代に八王子から移り住んだ人々が持ち込んだ信仰がはじまりだそう。歩道が狭く角度が苦しくなってしまった。この他、道の左右には馬頭観音が点在し街道らしさを感じる。
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7/12 16:20
＜五智如来＞
江戸時代に八王子から移り住んだ人々が持ち込んだ信仰がはじまりだそう。歩道が狭く角度が苦しくなってしまった。この他、道の左右には馬頭観音が点在し街道らしさを感じる。
江戸時代に八王子から移り住んだ人々が持ち込んだ信仰がはじまりだそう。歩道が狭く角度が苦しくなってしまった。この他、道の左右には馬頭観音が点在し街道らしさを感じる。
青柳福祉センター前には常夜燈、馬頭観音、石橋供養塔などが集められている。
＜青柳稲荷神社＞
そのセンターの脇から住宅地を貫くようにして参道が延びる。
そのセンターの脇から住宅地を貫くようにして参道が延びる。
突き当りまでずっと歩いて境内へ、手水場の脇に三等三角点 青柳が見える。地域の氏神として祀られていてそれなりの規模がある。
次の交差点で立川市の旧甲州街道の標識を見て左折、弓なりの軌跡を描く。
道中、旧甲州街道の解説板もあり。この後道を間違える。都道29号を横断して日野の渡し跡まで出るのが立川市の指定ルートらしい。
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7/12 16:45
道中、旧甲州街道の解説板もあり。
この後道を間違える。都道29号を横断して日野の渡し跡まで出るのが立川市の指定ルートらしい。
この後道を間違える。都道29号を横断して日野の渡し跡まで出るのが立川市の指定ルートらしい。
＜立日橋＞
昔は渡し舟だったが今はモノレールまで通る橋である。
昔は渡し舟だったが今はモノレールまで通る橋である。
橋上から丹沢・奥多摩のいつもの山並みが見えるとほっとする。空気が澄んでいれば富士山だって大きく見えただろう。
大正時代まで舟で渡っていたという多摩川を覗く。立川・日野のどちらの岸にも渡船場の痕跡などは見られない。
＜福地蔵＞
256号線と合流する日野宿東口跡では石仏や碑などが集められている。
256号線と合流する日野宿東口跡では石仏や碑などが集められている。
日野宿と甲州街道の解説板。この他にもかつての様子を伝えるパネル展示が多数。立川・日野の両市は甲州街道の紹介に力を入れているようだ。
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7/12 17:02
日野宿と甲州街道の解説板。この他にもかつての様子を伝えるパネル展示が多数。立川・日野の両市は甲州街道の紹介に力を入れているようだ。
＜日野宿本陣＞
合流から西へ歩き始めて数分で日野宿下佐藤脇本陣前に出る。残念ながら閉館時間に間に合わず。
合流から西へ歩き始めて数分で日野宿下佐藤脇本陣前に出る。残念ながら閉館時間に間に合わず。
改修当時の写真も残っているが、現在はいかにも宗教施設然とした覆屋の中に本殿がある。
＜日野駅＞新宿を出て40km弱、やっと中央線の線路と行き会う。本来の街道は南へ下る（実際は坂道を上る）のだが中央線を渡るのはかなり先になってしまうため、現在はこの駅前の高架を潜ることになる。
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7/12 17:14
＜日野駅＞
新宿を出て40km弱、やっと中央線の線路と行き会う。本来の街道は南へ下る（実際は坂道を上る）のだが中央線を渡るのはかなり先になってしまうため、現在はこの駅前の高架を潜ることになる。
新宿を出て40km弱、やっと中央線の線路と行き会う。本来の街道は南へ下る（実際は坂道を上る）のだが中央線を渡るのはかなり先になってしまうため、現在はこの駅前の高架を潜ることになる。
＜宝泉禅寺＞しかし少し勿体ないような気がして少しだけ旧道の様子を見てみる事にした。旧街道のルート上には寺社が並び、日野宿西口跡にあたる。
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7/12 17:14
＜宝泉禅寺＞
しかし少し勿体ないような気がして少しだけ旧道の様子を見てみる事にした。旧街道のルート上には寺社が並び、日野宿西口跡にあたる。
しかし少し勿体ないような気がして少しだけ旧道の様子を見てみる事にした。旧街道のルート上には寺社が並び、日野宿西口跡にあたる。
＜飯綱大権現＞
現在は日野駅のホームを見上げる位置に鎮座しているがここに遷移される前はもっと高い丘の上にあったという。
現在は日野駅のホームを見上げる位置に鎮座しているがここに遷移される前はもっと高い丘の上にあったという。
引き返し日野駅西より旧街道を辿る。256号線に合流するまではちょっとした坂道で息が切れる。
合流してしばらくは工場が並び街道としての面白みに欠ける。日野自動車の敷地を越えるとじき八王子市に入る。
＜日枝神社＞
浅川の手前に鎮座。街道からは参拝をためらうほどの階段道を登る。
浅川の手前に鎮座。街道からは参拝をためらうほどの階段道を登る。
＜大和田橋＞
浅川を渡りいよいよ八王子へ。橋梁の歩道部分には十数の焼夷弾による弾痕がある。
浅川を渡りいよいよ八王子へ。橋梁の歩道部分には十数の焼夷弾による弾痕がある。
大和田橋を渡るとすぐ西の北大通りとされる路地へ入り、市立五中の信号を左斜めへ折れる。
＜竹の鼻一里塚跡＞
竹の鼻公園内、街道に向いて建てられている。日本橋より十二里。
竹の鼻公園内、街道に向いて建てられている。日本橋より十二里。
＜市守大鳥神社＞永福稲荷を出てすぐ南へ折れると国道20号線に行き当たる。八王子の商店街を守護するお宮で酉の市の時にだけ扉が開かれる。
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7/12 18:18
＜市守大鳥神社＞
永福稲荷を出てすぐ南へ折れると国道20号線に行き当たる。八王子の商店街を守護するお宮で酉の市の時にだけ扉が開かれる。
永福稲荷を出てすぐ南へ折れると国道20号線に行き当たる。八王子の商店街を守護するお宮で酉の市の時にだけ扉が開かれる。
＜八日市宿跡＞八王子夢美術館前に比較的大きな石碑が建てられている。併設された解説板によると総計30宿と街道随一の栄えぶりだったそうだ。さすがに駅前なので当時の面影は残っていない。
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7/12 18:27
＜八日市宿跡＞
八王子夢美術館前に比較的大きな石碑が建てられている。併設された解説板によると総計30宿と街道随一の栄えぶりだったそうだ。さすがに駅前なので当時の面影は残っていない。
八王子夢美術館前に比較的大きな石碑が建てられている。併設された解説板によると総計30宿と街道随一の栄えぶりだったそうだ。さすがに駅前なので当時の面影は残っていない。
しばらくは国道に沿って歩き、長房団地入口の信号を北に入り、すぐ左折する。
国道に戻り1kmほど歩いた多摩御陵西の信号からまた旧道に入る。
後は高尾の山並みを眺めつつ弓なりの道を歩き、20号に合流して高尾駅へ向かう。都道46号で旧甲州街道は寸断されているので最後の合流の部分は横着した。
1
7/12 19:09
後は高尾の山並みを眺めつつ弓なりの道を歩き、20号に合流して高尾駅へ向かう。都道46号で旧甲州街道は寸断されているので最後の合流の部分は横着した。
装備
| MYアイテム |
へるにゃん
重量：3.31kg
|
|---|
感想
旧甲州街道第二区。調布駅から高尾駅まで歩いてきた。
この日は八王子で39.1度を記録する猛暑日となりとにかく暑かった。水分補給は勿論のこと、極力日差しを避けて頻繁に頭から水をかぶっりしたがこれだけ暑ければもう無理なものは無理である。1時間と歩かないうちにくらくらしてきた。
街道の方だが、都心から離れることもあって宿場の名残を感じる古い家や石碑があちこちで見られ、前回のように目を皿のようにして通りを睨む必要はなかったので気分的にも楽だった。街道脇には寺社も至る所にある。
今回寺詣では省略して境内へ立ち入るのは基本的には神社にしていたが、いくつかのお寺は旧街道に縁が深い事もあり今後どうするかは悩ましいところ。
前段にも書いた常夜燈は街道沿いに結構残っていて、かつての村ごとに一つ一つディティールが異なるので見て歩く楽しみがあった。計画の甘さと暑さで朦朧としていたこともあって幾つかは見逃しているけど……。
次回は高尾から上野原までを予定している。勝手知ったる区間ということと小仏峠の山岳エリアがあるので楽しみだ。
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