塔の岳-鍋割山(塔で富士を見ながら餅を焼く)


- GPS
- 08:15
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,387m
- 下り
- 1,379m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 8:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪も凍結もそれほどでもなく、チェーンスパイクは出動せず。注意すれば滑ることもないと思います。日が差しているときの、10:00以降はぬかるみを覚悟したほうがいいでしょう! 二俣の登山ポストは3月27日頃滝沢園入口付近へ移設、だそうです。 |
写真
感想
2015年最初の山行。ローテーションでは高尾山なのだが、年始参拝者で混雑しそうなので、神奈川県民としては塔の岳へご挨拶に!
1月4日までは大混雑しそうなので最後の正月休みの5日(月曜)に丹沢へ。
暮れに搗いた餅を塔の岳の山頂で富士山を見ながら食べる、というのが目的である。ついでに新調したチェーンスパイクのテストも兼ねて。
薄暗いどんぐりハウスを出発。暮れから正月の自堕落のせいか、一向に足が進まない。そのうち、階段が迫ってくる。あ〜、今年も大倉尾根の階段に泣かされるのか、と思いながらゆっくり登る。ペースが上がらないのを「自分のペースでゆっくり着実に歩いているから」と自分に言い訳をしながら登る。堀山の家を過ぎたあたりから時々木々の間に富士山が見えると、少し元気になる。バカなので、富士山が見えるとカメラを出して撮ってしまう。それをちょっと休憩の言い訳にする。
10:00頃までは地面は凍っていてぬかるんでいないので却って歩きやすい。これが溶けたら大顰蹙だろうけれど。雪は期待ほど残っていない。せっかく新調したチェーンスパイクの出番はない。こうして、使わないものを貧乏性だから担いで来てしまう。
持っているけれど一度も使ったことがないもの。折りたたみ傘。ツエルト一張。レインウェア。ダウンウェア。サムスプリント。非常食代わりの練乳/ブドウ糖の塊。防水手袋。どうせ日帰りで天気予報で危ない時は荒れていないところに軌道修正するのだからもっと減らせるだろうに、つい入れてしまう。
ヒーコラ言いながら塔の岳下の階段で立ち止まっていると、チャンプが「何キロ担いでるの?」と声をかけてくれた。きっと歩荷トレーニングでへたっていると思われたのだろう。「いえ、大したものは、、、」チャンプはニッと笑って勢いよく下っていった。まあ、せいぜい頑張りなさいよってことだろう。自分に情けなくなりながら山頂へ。山頂ではほんの5分ほど独り占め状態。なかなかいい。しかも無風と言っていいほどの微風である。珍しい。気温は7、8度。暖かい。
そして、富士は綺麗に見えているので念願の餅を焼く。思いの外時間がかかったが2個の餅を富士を愛でながら完食。カップヌードルも行こうかと思ったが、鍋割山に残して出発する。
10:00を過ぎて地面が徐々にぬかるんできている。雪と氷で滑らないといいけどと思っていたのに、泥で滑りそうな勢いだ。お天道様は偉大である。
大丸小丸あたりで少し雪の名残を見るががっかりである。ここらで二つの鹿の群れに会う。なぜか雄がいない。見えないところにいるのだろうか?
鍋割山にはそれなりに人がいて名物の鍋焼きうどんを食べていた。私は今日はカップヌードル カレーである。富士を見ながらカレーヌードルを食べる。格別である。なるべく歩荷した時に鍋焼うどんを注文しようと思う、けど無理だろうな。うまいもん。ここも無風、日が当たってのんびりしていると手元の温度計は10度を超えていた。
腹がくちくなったら、あとは下山のみ。しばらくぬかるんだ道だが後沢乗越あたりまで来ると地面は乾いている。下る途中も富士山がずっと見えているのは気分がいい。しかも今日は最後まで富士山に雲ひとつかからなかった。いや、実に気分が良い。
これで、大倉までの長い長い林道歩きさえなかったら尚良いのだけれども、そうはいかないのだった。
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