宮之浦岳（淀川登山口〜山頂〜縄文杉〜荒川登山口）

2008年09月06日(土) [日帰り]

• GPS: 09:00
• 距離: 19.7km
• 登り: 830m
• 下り: 1,547m

コースタイム

5:40淀川登山口-9:00山頂-11:30縄文杉-15:00荒川登山口
（淀川まではレンタカー、荒川から淀川まではタクシー１．５万円也）

天候

快晴・微風

コース状況／危険箇所等

天気に恵まれて視界もあったこともあり、登山道で危険と思った箇所はなし。（１年半前の記憶を辿りながら事後登録しているので、他の方の情報を参考にしてください。）

登山口までのアクセスですが、朝にレンタカーで淀川まで行く道は、真っ暗で狭い悪路。しかも、屋久杉ランドから先は未舗装路。雨で有名な屋久島は霧もあって、視界が無くなると暗闇の運転は本当にこわいです。

湿原の生態系維持のために木道から外れないようにとの看板多数。この縦走路は通常１泊コースです。相当早いペースで駆け抜けるように歩いきました。縄文杉を降りて、トロッコの軌道にぶつかってから、荒川登山口までは、単調な線路上を延々あるくのですが、自分の歩幅が枕木の間隔に合わないと、ペースを崩されて非常に疲れます。

感想

びっとる

　淀川からピストンのつもりで登頂した宮之浦岳。当初は縄文杉は行かないつもりだったが、ペース良く登頂できてしまい、かつ、天気も最高で、途中の湿原の幻想的風景にも刺激を受けて、急遽、縄文杉経由で荒川登山口へ降りるルートに変更。

　縄文杉の人気はあいかわらずで、ルート上は最繁忙期シーズンを外した平日なのに大渋滞。でも、このルートを取る最大の特権は、縄文杉より高度２００Ｍくらい上にある多数の無名の古木を見れる点。皆、縄文杉で引き返してしますので、静かな中、縄文杉ほどのオーラもないけれど、味のある大木がたくさんありました。

　荒川登山口からの足は、タクシーが多数客待ちしているだろうと思ったら、ツアー客かバス客が多くて、タクシーも往路で予約した人ばかり。なんとか４０分待って捕まえましたが、荒川から淀川への公共交通機関はありませんから、このルートをを取る方は、予めタクシーを予約しておくことをお勧めします。ちなみに、荒川登山口では携帯はつながりません。

　これまでの１００名山登頂（２０１０年２月まで３０座）において、宮之浦岳が総合点でマイトップです。理由は、静かな雰囲気、山・海・湿原・大木という全ての要素が詰まったバリエーションの豊富さです。