ユニ石狩岳〜音更山

2023年07月22日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.9km
• 登り: 1,669m
• 下り: 1,667m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:40
• 休憩: 0:50
• 合計: 8:30

8:10 十勝三股コース登山口
9:10 9:15 水場
10:10 10:15 十石峠
10:50 11:05 ユニ石狩岳
11:30 11:30 十石峠
12:15 12:15 ブヨ沼
13:30 13:45 音更山
14:20 14:20 シュナイダーコース分岐
15:55 16:05 渡渉点
16:15 16:15 音更川二十一ノ沢出合登山口
16:40 十勝三股コース登山口

昭文社の『山と高原地図3』による参考コースタイム：ユニ石狩岳登山口 →4時間50分→ ユニ石狩岳 →4時間→ 音更山 →4時間10分→ シュナイダーコース登山口、合計13時間

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道273号をぬかびら温泉郷から十勝三股方面へ走る。幌加温泉の看板を越えて、三股橋の手前の林道入り口は、林道崩落のためゲートが閉められている。三股橋を越えてさらにしばらく進むと、左手に石狩岳登山口の立派な看板あり。ここから迂回用の整備されたシンノスケ迂回線林道をひたすら進むと、ユニ石狩岳の登山口に到着。

コース状況／危険箇所等

十石峠からブヨ沼の間に、山の主の糞が5か所ほどあり。シュナイダーコースは、北海道三大急登の一つであるため、下山時は要注意。

その他周辺情報

近くに、今最も行っておくべき最高にレトロで数種の泉質がある幌加温泉・湯元鹿の谷あり。また、源泉掛け流し宣言の「ぬかびら温泉郷」がある。

写真

7/22 8:07

札幌から高速を使い、長い迂回用林道を進み、スタートは8時。既に3台の車あり。

7/22 8:13

初のユニ石狩岳と音更山。樹林帯をしばらく進む。

7/22 8:54

初めは緩やかな登山道。ここから少し急になる。

7/22 9:10

要煮沸の水場あり、沢水の流れが少ない。

7/22 9:46

標高を上げると、以前登った石狩岳の大きな姿。

7/22 9:52

なかなかの急坂。気温が高すぎ、すでにバテ気味に。

7/22 9:55

ユニ石狩岳がやっと姿を現す。

7/22 10:10

十石峠に到着。音更山には雪渓が残る。それにしても、地図上とは違い、遥かに遠く感じる。

7/22 10:10

まずは、ユニ石狩岳へ。ここから0.7kmらしい。

7/22 10:17

皿状の石の大群を下る。

7/22 10:18

白く可憐なゴゼンタチバナが至る所に咲いている。

7/22 10:24

コル部は、低木が太陽光を遮ってくれるのでありがたい。

7/22 10:27

ハイマツ帯が行く手を阻む。

7/22 10:28

東大雪の深い谷間。

7/22 10:33

可愛らしいイワブクロもあちこちに咲いている。

7/22 10:40

エゾツツジのピンクが、ガレ場でひと際目を惹く。

7/22 10:44

高山植物の女王様、コマクサも多い。

7/22 10:51

ユニ石狩岳の山頂に到着。暑すぎて頭クラクラ。山頂の独占は気持ち良い。

7/22 10:52

霞んでいる遠くの大雪の山並みには、雪がまだ多く残っている。

7/22 11:07

次は、音更山へ。この暑さの中、体力的に不安がよぎる。

7/22 11:30

再び十石峠に。ここからアップダウンを繰り返して音更山へ。初めて他の方とスライド。山の主の糞が多いらしい。

7/22 12:03

一つ目のピーク。音更山が少しずつ近づいてくる。

7/22 12:04

石狩岳の雄姿。下りは、話し合いの結果、シュナイダーコースに決めた。

7/22 12:14

キャンプ指定地のブヨ沼。名前のとおり沼の水は淀んでヒドい。

7/22 12:14

テン場として申し分ないが、道中の山の主の糞をみると遠慮したい。

7/22 12:28

音更山の容姿全体が見えた。急坂が辛そうだが、頑張る。

7/22 12:38

お初にお目にかかるクルマユリ。実に美しい。

7/22 13:05

照り付ける陽射しにフラフラ。熱中症対策の重要性を痛感。

7/22 13:07

急登を終え、山頂はまだ先。

7/22 13:14

霞んでいるが、ニペソツ山の美しい山容。

7/22 13:14

雪渓に飛び込んで身体を冷やしたい。

7/22 13:16

山頂手前に、ちょっとしたエゾツツジのお花畑。とても美しい。

7/22 13:22

最後の岩の階段を登る。

7/22 13:30

音更山の山頂に到着。ここも誰も居らず。奥には、表大雪の山並みが広がる。絶景かな。

7/22 13:30

霞んで分かりづらいが、遥か遠くにトムラウシ山。

7/22 13:30

目前に石狩岳、左奥にはニペさん。

7/22 13:43

トムラウシ山をアップで。まだまだ雪が残っている。

7/22 13:43

忠別岳をアップで。癒される。また登りに行きたい。

7/22 13:43

テン泊装備の2人が上がって来る。華奢な感じなので尊敬する。

7/22 13:48

その後ろにも、テン泊装備の3人組。シュナイダーコースから来たのだろう。素晴らしい。

7/22 14:19

シュナイダーコース分岐の石狩の肩に到着。

7/22 14:19

石狩岳の素晴らしい雄姿を見納め。

7/22 16:14

脱水気味でフラフラになりながら石狩岳登山口に到着。

7/22 16:14

それにしても、以前と比べて登山者がとても少ない。

7/22 16:39

2kmほど林道を戻り、スタートのユニ石狩岳登山口に到着。

7/22 16:39

熱中症対策、体力不足と反省しつつ、無事に怪我なく下山でき山の神に感謝。

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

kazu_VLX

ニペソツ山、石狩岳の山行に続き、念願だった東大雪の音更山とユニ石狩岳へ。
幼馴染みとともにグルりと一周を決定。気温30℃で大変厳しい山行となったが、山頂近くで時折吹く涼しい風は、まさに天然のクーラー。涼しい風が吹く度に身体の体温が下がり、心身ともに生き返る。どちらの山頂も景色は抜群。ありのままの自然が残っている東大雪はホントに素晴らしい。週末の貴重な晴れ間に登ることができ、大変感動。
シュナイダーコースの下りは、暑さと疲労でかなりギリギリの危険な歩調であったが、音更川の水を浄水器でいただき、一気に脳の意識が回復。冷たい水がここにあることに感謝。
登山道は、一部草で覆われている部分もあるが、笹刈りが行われとても歩きやすい。作業されている方に心から感謝。多くの方が来てくれるといいなぁと思う。