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Yamareco

記録ID: 5764480
全員に公開
沢登り
丹沢

葛葉川本谷

2023年07月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:14
距離
5.3km
登り
863m
下り
840m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:53
休憩
1:03
合計
7:56
8:36
23
8:59
9:21
275
13:56
14:37
15
14:52
14:52
7
14:59
14:59
86
16:25
16:25
7
16:32
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
くずはの泉
その他周辺情報 名水はだの富士見の湯
紫禁城(家庭中華料理)
かっこつけてポーズを取っているわけではなく、他のメンバーを待つ間、岩の上に立っていればヒルの被害にも遭いにくいと思って。
かっこつけてポーズを取っているわけではなく、他のメンバーを待つ間、岩の上に立っていればヒルの被害にも遭いにくいと思って。
葛葉川の経験を有しているのはメンバー内では自分だけだったが、リーダー経験を積みたいという他のメンバーからの要望を受けて、今回は最後尾で記録係に徹することに。
2023年07月29日 08:40撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 8:40
葛葉川の経験を有しているのはメンバー内では自分だけだったが、リーダー経験を積みたいという他のメンバーからの要望を受けて、今回は最後尾で記録係に徹することに。
最初の小滝から真っ向勝負。まだまだ、これから先にたくさん面白い滝がありますので、飛ばしすぎるとお腹いっぱいになっちゃいますよ〜、と心の中では思いつつ。でも、こういうのが楽しいんだよね。
2023年07月29日 08:42撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/29 8:42
最初の小滝から真っ向勝負。まだまだ、これから先にたくさん面白い滝がありますので、飛ばしすぎるとお腹いっぱいになっちゃいますよ〜、と心の中では思いつつ。でも、こういうのが楽しいんだよね。
さぁ、どのラインを登りましよう。選択肢は多数。
2023年07月29日 08:48撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 8:48
さぁ、どのラインを登りましよう。選択肢は多数。
ここしばらく雨が降っていないこともあって、水量はかなり少ない。
2023年07月29日 08:49撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 8:49
ここしばらく雨が降っていないこともあって、水量はかなり少ない。
沢登りで頻出のステミング。
2023年07月29日 08:53撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 8:53
沢登りで頻出のステミング。
2023年07月29日 08:55撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 8:55
ありがとうございます!同行メンバーが撮ってくれました。(その1)
ありがとうございます!同行メンバーが撮ってくれました。(その1)
敢えて水流ど真ん中を行きたくなるよね。分かります!
2023年07月29日 09:03撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 9:03
敢えて水流ど真ん中を行きたくなるよね。分かります!
複数のライン取りが可能で、銘々が好きなように登る。この自由さが良いよね。
2023年07月29日 09:07撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 9:07
複数のライン取りが可能で、銘々が好きなように登る。この自由さが良いよね。
さて、これまではウォーミングアップで、これからが本番。
水量が少なめで、いつもの威圧感はないが、とは言え、初めて出てくる少々刺激的な滝。

室内ジムでの課題とは違って、手で持つホールド、足を置くスタンスに限定はなく自由。でも自由で選択肢が多いからこそ、どのように手足を配置するかによって、スムーズに登れるかどうかが決まるという難しい面も。何度登っても楽しい滝!
2023年07月29日 09:11撮影
7/29 9:11
さて、これまではウォーミングアップで、これからが本番。
水量が少なめで、いつもの威圧感はないが、とは言え、初めて出てくる少々刺激的な滝。

室内ジムでの課題とは違って、手で持つホールド、足を置くスタンスに限定はなく自由。でも自由で選択肢が多いからこそ、どのように手足を配置するかによって、スムーズに登れるかどうかが決まるという難しい面も。何度登っても楽しい滝!
ありがとうございます!同行メンバーが撮ってくれました。(その2)

ステミングの技術への慣れが必要。
ありがとうございます!同行メンバーが撮ってくれました。(その2)

ステミングの技術への慣れが必要。
幅広の滝。少々高度感はあるが、ホールドやスタンスは明瞭なので、見た目ほどは難しくない。ただし真ん中の水流沿いは少しヌメっていて緊張感がある。
2023年07月29日 09:44撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 9:44
幅広の滝。少々高度感はあるが、ホールドやスタンスは明瞭なので、見た目ほどは難しくない。ただし真ん中の水流沿いは少しヌメっていて緊張感がある。
ありがとうございます!同行メンバーが撮ってくれました。(その3)

自分自身は、ラバーシューズで来ているため、無難に左側を上らせてもらった。
ありがとうございます!同行メンバーが撮ってくれました。(その3)

自分自身は、ラバーシューズで来ているため、無難に左側を上らせてもらった。
敢えてチムニー (笑)
虫が多くて、あまり快適ではない模様ww
2023年07月29日 09:53撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 9:53
敢えてチムニー (笑)
虫が多くて、あまり快適ではない模様ww
2023年07月29日 09:53撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 9:53
2023年07月29日 09:59撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 9:59
葛葉川の一番の難所と言われる板立の滝。
さすが登攀力には自信のあるメンバーだけに、敢えて、難しいルート取り。
2023年07月29日 10:09撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 10:09
葛葉川の一番の難所と言われる板立の滝。
さすが登攀力には自信のあるメンバーだけに、敢えて、難しいルート取り。
なかでも水流沿いはかなり痺れるルートで、水量少なめのコンディションであったとは言え、これを選んで初見でフリーで登り切るH氏はさすが。

自分も昨年このルートは登っているが、一度、フィクスロープで自己確保した状態で、ホールドの在処とムーブを確認した後でのこと。初見でフリーする勇気は無い。
2023年07月29日 10:12撮影
7/29 10:12
なかでも水流沿いはかなり痺れるルートで、水量少なめのコンディションであったとは言え、これを選んで初見でフリーで登り切るH氏はさすが。

自分も昨年このルートは登っているが、一度、フィクスロープで自己確保した状態で、ホールドの在処とムーブを確認した後でのこと。初見でフリーする勇気は無い。
曲がり滝も水量が少なくてマイルド〜
2023年07月29日 10:41撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 10:41
曲がり滝も水量が少なくてマイルド〜
普段の水流があるときには、このラインを登ろうという発想すら湧かないが、水が少なくて裏の地肌が透けて、ホールドやスタンスが透けて見えるため、水流ど真ん中に思い切って突っ込める。
2023年07月29日 10:46撮影
7/29 10:46
普段の水流があるときには、このラインを登ろうという発想すら湧かないが、水が少なくて裏の地肌が透けて、ホールドやスタンスが透けて見えるため、水流ど真ん中に思い切って突っ込める。
ありがとうございます!同行メンバーが撮ってくれました。(その4)

足をクロスさせるオシャンティなムーブ!w
2023年07月29日 10:47撮影
7/29 10:47
ありがとうございます!同行メンバーが撮ってくれました。(その4)

足をクロスさせるオシャンティなムーブ!w
軽く休憩をしたら、すかさず後半部へと。
2023年07月29日 11:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 11:14
軽く休憩をしたら、すかさず後半部へと。
2023年07月29日 11:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 11:14
富士形の滝は、左右から楽に登れるが、クライマー的にはやはり水流沿いのルートが楽しい。
2023年07月29日 11:49撮影
7/29 11:49
富士形の滝は、左右から楽に登れるが、クライマー的にはやはり水流沿いのルートが楽しい。
少しでも良いホールドないしはスタンスを、と思うならば、ハイステップも有効。
2023年07月29日 11:56撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 11:56
少しでも良いホールドないしはスタンスを、と思うならば、ハイステップも有効。
2023年07月29日 12:03撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 12:03
2023年07月29日 12:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 12:12
2023年07月29日 12:35撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 12:35
2023年07月29日 12:36撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 12:36
詰めのコース取りは、当初想定していたものから少しズレてしまったが、三ノ塔尾根に取りつけた。
2023年07月29日 13:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 13:26
詰めのコース取りは、当初想定していたものから少しズレてしまったが、三ノ塔尾根に取りつけた。
2023年07月29日 13:50撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 13:50
三ノ塔ピークでパシャリ!
晴れていて、眺望もバッチリ!
2023年07月29日 13:56撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/29 13:56
三ノ塔ピークでパシャリ!
晴れていて、眺望もバッチリ!
実は、詰めで取ったコースが壮大にザレていて、落石とともに落ちてきたメンバーを支えて難を逃れたという一場面が!なんとなく虫の知らせがあって、前日に大慌てて、AppleWatch の前面と側面を保護するケースを購入して装着していたが、その判断は全くもって正しかった。
2023年07月29日 14:21撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 14:21
実は、詰めで取ったコースが壮大にザレていて、落石とともに落ちてきたメンバーを支えて難を逃れたという一場面が!なんとなく虫の知らせがあって、前日に大慌てて、AppleWatch の前面と側面を保護するケースを購入して装着していたが、その判断は全くもって正しかった。
下山開始。
2023年07月29日 14:41撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 14:41
下山開始。
三ノ塔からニノ塔までに間にあるコル。ここから見える谷が、いままで登ってきた葛葉川。
2023年07月29日 14:49撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 14:49
三ノ塔からニノ塔までに間にあるコル。ここから見える谷が、いままで登ってきた葛葉川。
ニノ塔を経由して・・・
2023年07月29日 14:52撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 14:52
ニノ塔を経由して・・・
ひたすら下山。膝がカクカクぷるぷるしてきた。
2023年07月29日 15:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 15:26
ひたすら下山。膝がカクカクぷるぷるしてきた。
アスファルトが見えて、もう少し!
2023年07月29日 16:20撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 16:20
アスファルトが見えて、もう少し!
沢登りを終えて、温泉でサッパリした後に中華料理家に。
2023年07月29日 18:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 18:31
沢登りを終えて、温泉でサッパリした後に中華料理家に。
車の運転があるので、ノンアルコール。
2023年07月29日 18:42撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/29 18:42
車の運転があるので、ノンアルコール。

装備

個人装備
昼ご飯 ロープ ハーネス ヘルメット カラビナ スリング 渓流シューズ ヘッドランプ ファーストエイドキット ネオプレーン製ウェットスーツ(下だけ) 確保機 グローブ ザック

感想

これまでに自分が目にした中では、もっとも水の少ない状態の葛葉川だった。葛葉の泉で2本のホースからの放水以外に、後ろの岩壁からも水が流れ落ちているのが通常だが、その三つめの流れが全く無い状態。

平水時には大量の水を被ることになり、威圧感を与える
序盤の「つっぱりシャワー滝」(←勝手に命名)も相対的にマイルドで、通常ならば巻く選択肢しか取らないであろう初心者にも登ってみようかな?と思わせるくらいだったのではないかと思う。

では、水流少なくて物足りないか?と思われるかもしれないが(実際はじめは自分もそのように思ったが)、さにあらず。
大平橋手前の曲がり滝をはじめとして、その他の滝も、普段ならば水流のど真ん中を登ろうという発想にすら至らない箇所でも、地肌がうっすら見えてホールドやスタンスも分かりやすいので、突っ込んでいこうという気になる。
これまで登ったことのないラインを試すことも出来て、むしろ結果的にはトータルで面白い山行になった。

最後の詰めは、想定していたコースよりも一本手前で左に入ってしまったが、そこが急登な上に壮大にザレていて、かなり危険だった。実際、私の少し斜め上を歩いていたメンバーが直径1m弱の岩に乗り上がったところ岩ごと滑り落ちるという出来事が!(驚) とっさの連携プレイでなんとか一大事は避けられ、岩だけが下に転がり落ちていく形になったが、これは結構ヤバかった。自分たち自身もそうだが、もし後続パーティが下にいたとしたら、もっとヤバい状況に陥っていたと思う。普段は紙の地形図を携行するのだが、今回は横着して割愛していた。GPSが谷地形では狂いやすいため盲信してはならないことを改めて痛感した。

三ノ塔尾根に詰めたあとは、三ノ塔をピークハントし、ニノ塔を経由してニノ塔尾根を伝って出発点である葛葉の泉に降りた。これが結構ハードで、足がガクプル状態。一日も空けずその晩のうちに、両足の腿の外側が壮大な筋肉痛となった。基礎的な登山の体力が不足しているのかな。

葛葉川本谷
連日のいつもより水量少なめとのこと。

当日はリーダーとして山行させて頂きましたが、結果としては1番ご迷惑をかけてしまいました。
同行者の皆様本当にありがとうございました!とっても学び多い山行になりました。

930メートル地点での分岐をGPSを盲信し、誤って想定の一本左に入ってしまい、
思いっきりザレていてかなり危ない詰めとなってしまいました。
紙地図を携帯していたので、冷静に一度確認をすればよかったです。

途中目の前にある岩以外、木の根等も何も手がかりが届かない箇所があり、
岩を触り動かないことを確認し、後続に声をかけてからあがろうとしたところ踏み抜いてしまいました。
踏み抜いたのは1メートル大ですが、上の岩も一緒に抜けたので、底に落ちて行った岩は記憶では1メートル×2となります。
華麗なる連携プレーをしていただき助かりましたが、もしも岩と一緒に落ちてたら&後続パーティーがいたら…。
上から引き上げてもらうか、押し上げていただく等して、そのまま少し上のほっとできるところまで這い上がればよかったです。
ミスはよくないけれども、一定経験しないと分からないこともあると思うので、学び多き経験となりました。
そして、本当にご迷惑おかけしました。
以上がヒヤリハットの共有です。

山行そのものはとても楽しく、本当に行ってよかったです!
全工程含めて達成感ありでした。
今後詰めることがあっても左には金輪際行かないどね!

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ハイキング 丹沢 [日帰り]
表丹沢 シンナシ沢最上部
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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