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Yamareco

記録ID: 5768103
全員に公開
ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

黒姫山の横、大ダルミを越え笹ヶ峰へ

2023年07月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:23
距離
17.6km
登り
698m
下り
571m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:24
休憩
0:57
合計
7:21
8:52
8:52
40
9:32
9:32
54
10:26
10:30
31
11:01
11:32
23
11:55
11:55
29
12:24
12:24
43
13:07
13:07
39
13:46
13:50
40
15:26
15:26
3
15:29
15:29
15
15:44
15:44
4
15:48
15:48
3
15:51
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 杉野沢温泉苗名の湯が一番近い温泉です。笹ヶ峰からバスでおよそ30分程度、苗名の湯迄の運賃は700円。
戸隠キャンプ場入口の登山者用駐車場から今回は出発。この駐車場利用者は主に高妻山登山かな。
2023年07月29日 08:31撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 8:31
戸隠キャンプ場入口の登山者用駐車場から今回は出発。この駐車場利用者は主に高妻山登山かな。
クサフジ(草藤)。
2023年07月29日 08:47撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 8:47
クサフジ(草藤)。
チダケサシ(乳蕈刺)。
2023年07月29日 08:47撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 8:47
チダケサシ(乳蕈刺)。
ゲンノショウコ(現の証拠)。道沿いに咲いていた。
2023年07月29日 08:50撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 8:50
ゲンノショウコ(現の証拠)。道沿いに咲いていた。
ようやく大橋に到着。あまり大きくないけれど大橋。黒姫山登山口でもある。
2023年07月29日 08:50撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 8:50
ようやく大橋に到着。あまり大きくないけれど大橋。黒姫山登山口でもある。
いつもの大橋登山道入り口。今回はここ迄20分程歩いた。
2023年07月29日 08:52撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 8:52
いつもの大橋登山道入り口。今回はここ迄20分程歩いた。
シロバナオオバギボウシ(白花大葉偽宝珠)?葉の写真を撮り忘れてしまった。
2023年07月29日 09:05撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 9:05
シロバナオオバギボウシ(白花大葉偽宝珠)?葉の写真を撮り忘れてしまった。
写真で見ると爽やかな林道なのだが、実際は湿度が高く汗まみれになった。
2023年07月29日 09:05撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 9:05
写真で見ると爽やかな林道なのだが、実際は湿度が高く汗まみれになった。
ネジバナ(捩花)。
2023年07月29日 09:06撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 9:06
ネジバナ(捩花)。
アザミの花とトラマルハナバチ。マルハナバチはお尻の先が黒っぽいからトラマルハナバチとしてみた(合ってるの?)。アザミは何アザミかは判らない(というか、面倒なので調べていない、いや、調べきれない)
2023年07月29日 09:09撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 9:09
アザミの花とトラマルハナバチ。マルハナバチはお尻の先が黒っぽいからトラマルハナバチとしてみた(合ってるの?)。アザミは何アザミかは判らない(というか、面倒なので調べていない、いや、調べきれない)
オオダイコンソウ(大大根草)。似た花にミヤマダイコンソウ、ダイコンソウがある。葉の形が違う。ちなみに、この写真とは別に葉を撮ってある。
2023年07月29日 09:12撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 9:12
オオダイコンソウ(大大根草)。似た花にミヤマダイコンソウ、ダイコンソウがある。葉の形が違う。ちなみに、この写真とは別に葉を撮ってある。
ウツボグサ(靫草)。
2023年07月29日 09:18撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 9:18
ウツボグサ(靫草)。
林道から逸れて登山道が始まる。林道をそのまま歩いて行っても行き着くところは同じ。
2023年07月29日 09:32撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 9:32
林道から逸れて登山道が始まる。林道をそのまま歩いて行っても行き着くところは同じ。
ヤマブキショウマ (山吹升麻)。
2023年07月29日 10:13撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 10:13
ヤマブキショウマ (山吹升麻)。
緩やかな上り坂、そこそこ幅のある道。昔林道であった事を想像させる。
2023年07月29日 10:32撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 10:32
緩やかな上り坂、そこそこ幅のある道。昔林道であった事を想像させる。
ヤマアジサイ(山紫陽花)。普通に栽培できるらしい。
2023年07月29日 10:43撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 10:43
ヤマアジサイ(山紫陽花)。普通に栽培できるらしい。
コナスビ(小茄子)。別に小さなナスビがなる訳ではないらしい。何でこんな名前が付いたんだろうね。
2023年07月29日 10:47撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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コナスビ(小茄子)。別に小さなナスビがなる訳ではないらしい。何でこんな名前が付いたんだろうね。
サワオトギリ(沢弟切)。先日もここの近くの飯縄山で見かけたな。写真ではよく判らないが、花弁の縁に黒点が並んでいる。似た花にオトギリソウがあるが、ちょっと違う(らしい)
2023年07月29日 10:47撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 10:47
サワオトギリ(沢弟切)。先日もここの近くの飯縄山で見かけたな。写真ではよく判らないが、花弁の縁に黒点が並んでいる。似た花にオトギリソウがあるが、ちょっと違う(らしい)
サンカヨウ(山荷葉)の実。なんか葡萄のように見えておいしそう。(食べられるかどうかは不明)
2023年07月29日 10:50撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 10:50
サンカヨウ(山荷葉)の実。なんか葡萄のように見えておいしそう。(食べられるかどうかは不明)
この道幅の広さはやはり林道だったのかな。
2023年07月29日 11:00撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 11:00
この道幅の広さはやはり林道だったのかな。
ニガナ(苦菜)。
2023年07月29日 11:00撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 11:00
ニガナ(苦菜)。
カニコウモリ(蟹蝙蝠)。初めて聞く名前だった。なにそれ、カニコウモリ?カニなの?コウモリなの?葉の形からその名が付いたのかな?と、思わなくもない。コウモリソウとか、オオカニコウモリという近縁種がある。
2023年07月29日 11:03撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 11:03
カニコウモリ(蟹蝙蝠)。初めて聞く名前だった。なにそれ、カニコウモリ?カニなの?コウモリなの?葉の形からその名が付いたのかな?と、思わなくもない。コウモリソウとか、オオカニコウモリという近縁種がある。
このルートの見どころのひとつ、大ダルミ湿原。キンコウカ(金黄花)が沢山咲いていた。一方、ワタスゲは見られず。恐らく季節が少々遅かったのだろう。以前来た時にはワタスゲが咲いていた。登山道は大ダルミの横を通って行くのだが、登山道から湿原を見渡す事は出来ない。湿原中程に一ヵ所だけ10m程登山道から歩くと湿原を覗く事が出来る場所がある。湿原脇に木道を整備してくれると嬉しいんだけどなぁ…。あまり来る人も多く無さそうなのでそれは無理な話なのかもしれないけれど。
2023年07月29日 11:05撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 11:05
このルートの見どころのひとつ、大ダルミ湿原。キンコウカ(金黄花)が沢山咲いていた。一方、ワタスゲは見られず。恐らく季節が少々遅かったのだろう。以前来た時にはワタスゲが咲いていた。登山道は大ダルミの横を通って行くのだが、登山道から湿原を見渡す事は出来ない。湿原中程に一ヵ所だけ10m程登山道から歩くと湿原を覗く事が出来る場所がある。湿原脇に木道を整備してくれると嬉しいんだけどなぁ…。あまり来る人も多く無さそうなのでそれは無理な話なのかもしれないけれど。
トリアシショウマ(鳥足升麻)かな?葉がギザギザで先っぽが長細く伸びている。
2023年07月29日 11:35撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 11:35
トリアシショウマ(鳥足升麻)かな?葉がギザギザで先っぽが長細く伸びている。
ミヤマコウゾリナ(深山剃刀菜)。コウゾリナ、カンチコウゾリナとは葉の形が少し違う。(・・・と、書いておかないと自分でまた悩む事になる(;'∀'))
2023年07月29日 11:36撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 11:36
ミヤマコウゾリナ(深山剃刀菜)。コウゾリナ、カンチコウゾリナとは葉の形が少し違う。(・・・と、書いておかないと自分でまた悩む事になる(;'∀'))
ハナニガナ(花苦菜)。ニガナとの違いは舌状花の数。
2023年07月29日 11:37撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 11:37
ハナニガナ(花苦菜)。ニガナとの違いは舌状花の数。
この辺はアップダウンも無くやや広めの道が続く。この辺まで森林軌道があったのだろうか。
2023年07月29日 11:38撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 11:38
この辺はアップダウンも無くやや広めの道が続く。この辺まで森林軌道があったのだろうか。
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)。えっ、もう秋なの?早いな。
2023年07月29日 11:39撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 11:39
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)。えっ、もう秋なの?早いな。
これが黒姫山上部軌道(仮)の唯一(?)の遺構、橋台の石組み。この他にも軌道施設跡かもしれない窪地等があったが軌道との関係は良く判らなかった。
2023年07月29日 11:50撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 11:50
これが黒姫山上部軌道(仮)の唯一(?)の遺構、橋台の石組み。この他にも軌道施設跡かもしれない窪地等があったが軌道との関係は良く判らなかった。
木道がきちんと整備されている。歩く人は少ないだろうに。感謝しかない。
2023年07月29日 12:10撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 12:10
木道がきちんと整備されている。歩く人は少ないだろうに。感謝しかない。
御巣鷹林道に出て来た。ここから林道歩きが始まる。林道は以前に比べ交通量は減っているように見えた。
2023年07月29日 12:25撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 12:25
御巣鷹林道に出て来た。ここから林道歩きが始まる。林道は以前に比べ交通量は減っているように見えた。
”西登山口”の看板。地図とは場所が違っている。
2023年07月29日 12:25撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 12:25
”西登山口”の看板。地図とは場所が違っている。
ヒョウモン蝶とヨツバヒヨドリ。ヒョウモン蝶は裏側を撮らせて貰えなかったので何ヒョウモンかは不明。
2023年07月29日 12:40撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 12:40
ヒョウモン蝶とヨツバヒヨドリ。ヒョウモン蝶は裏側を撮らせて貰えなかったので何ヒョウモンかは不明。
ヤナギラン(柳蘭)とコマルハナバチ。コマルハナバチは飛んでいるので被写体ブレを起こしている。
2023年07月29日 12:43撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 12:43
ヤナギラン(柳蘭)とコマルハナバチ。コマルハナバチは飛んでいるので被写体ブレを起こしている。
ヤマハハコ(山母子)。ヤマハハコは晩夏に咲くイメージなのだがもう既に咲いているとは驚いた。今年は季節の進みが早いのかな。
2023年07月29日 12:44撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 12:44
ヤマハハコ(山母子)。ヤマハハコは晩夏に咲くイメージなのだがもう既に咲いているとは驚いた。今年は季節の進みが早いのかな。
クガイソウ(九蓋草)。この個体は葉が細く、ギザギザが目立つ。
2023年07月29日 12:50撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 12:50
クガイソウ(九蓋草)。この個体は葉が細く、ギザギザが目立つ。
氷沢橋下流にある森林鉄道の橋台。以前は橋脚も残っていたのだが増水時にながされてしまったのだろう。今にして思えば当時の姿の写真も撮っておけばよかった。
2023年07月29日 13:04撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 13:04
氷沢橋下流にある森林鉄道の橋台。以前は橋脚も残っていたのだが増水時にながされてしまったのだろう。今にして思えば当時の姿の写真も撮っておけばよかった。
多分ミヤマシシウド(深山猪独活)。何か名前を調べていたら毛無ミヤマシシウドなんてのもあるらしい。見分け方は良く解らなかった。
2023年07月29日 13:06撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 13:06
多分ミヤマシシウド(深山猪独活)。何か名前を調べていたら毛無ミヤマシシウドなんてのもあるらしい。見分け方は良く解らなかった。
キツネノボタン(狐の牡丹)で良いのかな?毛が無いのでケキツネノボタンでは無さそう。
2023年07月29日 13:07撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 13:07
キツネノボタン(狐の牡丹)で良いのかな?毛が無いのでケキツネノボタンでは無さそう。
オオハナウド(大花独活)。ミヤマシシウドと雰囲気が良く似ている。
2023年07月29日 13:08撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 13:08
オオハナウド(大花独活)。ミヤマシシウドと雰囲気が良く似ている。
ケゴンアカバナ (華厳赤花)?似た酒類のイワアカバナとは茎に生える毛で見分けるらしいのだが…。茎がしっかりと写っている写真が無かった。何となく茎全体に毛が生えているようにはみえなかった為、ケゴンアカバナって事にしておこう。(適当な調べ方なので間違っている可能性は大きい)
2023年07月29日 13:09撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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ケゴンアカバナ (華厳赤花)?似た酒類のイワアカバナとは茎に生える毛で見分けるらしいのだが…。茎がしっかりと写っている写真が無かった。何となく茎全体に毛が生えているようにはみえなかった為、ケゴンアカバナって事にしておこう。(適当な調べ方なので間違っている可能性は大きい)
地蔵桂への道。幻想的な緑の絨毯が続く。
2023年07月29日 13:36撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 13:36
地蔵桂への道。幻想的な緑の絨毯が続く。
避難小屋があった。最初は避難小屋だとは思わず、発電所関係の建物かな?と思ってしまった。それ程立派。
2023年07月29日 13:46撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 13:46
避難小屋があった。最初は避難小屋だとは思わず、発電所関係の建物かな?と思ってしまった。それ程立派。
避難小屋内部。薪ストーブが鎮座している。(緊急時以外は使うな…との事)良い小屋だ。
2023年07月29日 13:47撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 13:47
避難小屋内部。薪ストーブが鎮座している。(緊急時以外は使うな…との事)良い小屋だ。
ミヤマトウバナ(深山塔花)。今回調べてみてこの花も初めて知った。ただ、この仲間は同定が難しいらしく、よって私もこの名前が正しいかどうか、かなーり怪しいと思っている。まぁ、トウバナの仲間という点は間違っていないと思うが。
2023年07月29日 14:09撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 14:09
ミヤマトウバナ(深山塔花)。今回調べてみてこの花も初めて知った。ただ、この仲間は同定が難しいらしく、よって私もこの名前が正しいかどうか、かなーり怪しいと思っている。まぁ、トウバナの仲間という点は間違っていないと思うが。
「クマが手をする足をする 笹ヶ峰 一茶」って小林一茶はこんなの読んでないと思うんだが・・・
2023年07月29日 14:31撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 14:31
「クマが手をする足をする 笹ヶ峰 一茶」って小林一茶はこんなの読んでないと思うんだが・・・
何故か郵便ポストが草生していた。勿論、元々ここに設置されたものでは無いだろう。何故ここに?
2023年07月29日 14:51撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 14:51
何故か郵便ポストが草生していた。勿論、元々ここに設置されたものでは無いだろう。何故ここに?
森林鉄道跡であることがとてもよく判る場所。小さな切通しと平坦でとにかくまっすぐ続く道。
2023年07月29日 14:58撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 14:58
森林鉄道跡であることがとてもよく判る場所。小さな切通しと平坦でとにかくまっすぐ続く道。
途中に稲荷神社があった。森林鉄道時代から存在しているのだろうか。何故ここに稲荷社が…。
2023年07月29日 15:07撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
7/29 15:07
途中に稲荷神社があった。森林鉄道時代から存在しているのだろうか。何故ここに稲荷社が…。
笹ヶ峰ダムと乙見湖。想像していたよりも堤の高さは低かった。てっきりコンクリートダムだとばかり思っていたのに…。
2023年07月29日 15:19撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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7/29 15:19
笹ヶ峰ダムと乙見湖。想像していたよりも堤の高さは低かった。てっきりコンクリートダムだとばかり思っていたのに…。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 行動食 ハイドレーション ヘッドランプ 予備電池 GPS 時計 タオル ストック カメラ

感想

大橋から黒姫山へは何回か登ったのですが、笹ヶ峰方面から登った事は今迄ありませんでした。そこで笹ヶ峰方面から登ってみるか…と思ったのですが、コースタイムが結構掛かります。西登山道から大ダルミを経由して下山した事も何回かあったので、西登山道がやや歩き辛い事も判っています。
という訳で、大橋から登り、笹ヶ峰に下ろうと思い立ちました。しかし、これにもまだ難点が。笹ヶ峰からの帰りのバスが一日数本しか無いのです。最終便の出発が16時。これに乗り遅れたら車道をトボトボ歩かざるを得ません。
流石にこれは嫌なので結局大橋ー大ダルミー笹ヶ峰というコースを歩く事にしました。ピークは踏まないので登山ではありませんね。
出発点は高妻山登山用駐車場。最寄りの大橋駐車場は駐車可能台数が少ない為、やや出遅れた今回はここから歩きます。これが大正解。大橋駐車場はやはり満車でした。
そこから先は歩き慣れた道…なのですが、妙に疲れます。朝方まで雨が降っていたのでしょうか、ここ迄の舗装路は所々濡れています。そして、湿度が異様に高い。気温はそれ程でも無いのですが、少し歩くと汗が滝のように流れます。
水はやや多めの4.5L持ってきたので飲みたいだけ飲みます。

大ダルミ迄の道は緩やかで歩き易い道です。道幅は道の線形、そして路盤状況を見るに、昔の林道だったように見受けられます。大ダルミまでは間違いなく車道だったのでしょう。
大ダルミは今回のルートで一番大きな湿原。キンコウカが沢山咲いていました。ワタスゲは見当たりません。季節が少々遅かったようです。
大ダルミ湿原はそこそこの大きさなのですが、湿原上に木道などは整備されていません。道を歩いていても湿原を堪能する事が出来ないのが残念なところです。

大ダルミを越えても平坦な道は続きます。実はこの平坦な個所、森林鉄道跡なのではないかと疑っています。大ダルミー西登山道屈曲部分と小泉山道の越見尾根ー姫見台間がそれっぽい。共にほぼ水平の道で標高は1600m前後です。旧版地形図には屈曲部分ー越見尾根にも破線があったのですが、現在は廃道状態です。
大ダルミー姫見台間に軌道が敷設され、大ダルミから車道で降ろしていたか、姫見台からケーブルで下ろしていたか。どちらかな気がします。もっとも、この軌道については簡単に入手できる資料がありません。当然ネットには記述も無く。昭和一桁の時代には既に廃止されていたようです。
となると、偶々平坦な道があったのでは?との疑問が出て来ます。実際、越見尾根ー姫見台間の登山道は平坦ではあるものの荒れており、軌道を想像させるような痕跡はほぼ皆無。ここを歩いた事は今迄2回程ありましたが軌道跡だとは思えませんでした。
痕跡が全く無いかと言えばそうではありません。一番目立つ痕跡(唯一?)のものは西登山口(分岐)部分にある石組みです。小さな沢(降雨時に水が流れる程度)に立派な石垣が半分残っています。ここが恐らく橋台跡なのではないでしょうか。山の中に突然現れる不自然に立派な橋台(とは言ってもさほど大きなものではない)が軌道跡であると静かに主張しているように思えます。
この軌道、黒姫山上部軌道(仮)とでも名付けましょうか。

西登山口(分岐)から笹ヶ峰方向へ向かうと歩く人はほとんどいません。しかし、整備はとても行き届いています。なんでも、トレラン大会のコースになっているのだとか。そうでなければこの道は藪に還ってしまう事でしょう。大ダルミ以外、このコースに湿原は無いと考えていましたが、この周辺に小さな湿原が幾つか点在していました。

しばらく歩くと御巣鷹林道に出ます。それ程通行量は多くは無いようです。30年程前にこの林道をオフロードバイクで走りましたが、その時に比べ雑草が繁茂していました。更に進むと氷沢橋に至りますが、そこにゲートがあり、その先は更に使われていない感じになります。30年程前に走った時にみかけた森林鉄道跡の橋脚はその基礎が流され横倒しになっていました。それと知らなければ見落とす事でしょう。
橋から暫く歩き、三叉路を左に曲がると、ここの見どころ?の地蔵桂というものがあるようです。道は林道ですが一面の草地。とても綺麗な感じです。何故か藪化はしていませんでした。この林道も30年前に走りました。ずっと奥まで(乙妻山と佐渡山の中間地点位まで)行けましたが今では地形図にすら道は書かれていません。廃道なのでしょうか。確かに途中にやたらと大きは木が生えていた記憶があるのですが、あれが地蔵桂なのかな。今回は時間が押していたのでスルーしました。

林道終点には立派なトイレと綺麗な避難小屋がありました。地図には出ていないようです。隠れたスポットなのかな。大橋から歩くと奥地に感じますが乙見湖から歩くとそれ程でも無さそうです。

この辺からやや早歩きとなりました。そう、バスの時間に遅れそうな為です。
途中、森林鉄道跡の気持ち良い道を歩きますがじっくり味わう余裕はありませんでした。この軌道は前述した黒姫山上部軌道よりはかなり新しい物(とは言え50年程前に廃止)です。
ここ夢見平遊歩道は是非もう一度来てじっくりと堪能したい場所でした。
笹ヶ峰ダムからの登り返し、急いでいた為に傾斜は緩やかなのですがきつかったな。ダムから急ぎ、なんとか最終バス発車10分前に無事乗り込むことが出来ました。

今回、暑さをそれなりに覚悟して前述したように4.5L水を持って行きましたがそれでは足りず、途中の湧き水(氷沢橋を渡って左側斜面中段から湧き水が多量に湧いているようです。湧いているポイントを確認はしていませんが沢水では無さそうでした)で1L水を汲みました。暑いというより、湿度が高くその為バテ気味にもなりました。

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