記録ID: 577004
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積雪期ピークハント／縦走
大山・蒜山
【伯耆大山1月】船上山東坂〜勝田ヶ山〜甲ヶ山：往復
2015年01月18日(日) [日帰り]
sappan
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,101m
- 下り
- 1,094m
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少年自然の家（6:29）〜船上山山頂（7:46）〜941P（9:19）〜勝田ヶ山三角点（10:30）〜勝田ヶ山山頂（10:56）〜甲ヶ山（12:01〜12:25）〜勝田ヶ山山頂（13:06）〜941P（13:42）〜船上山山頂（14:28）〜少年自然の家（14:53）所要時間8時間24分
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
昨日いくらかの新雪が積もった。駐車場に除雪車が入ってきてきまずい思いの中スタートする。茶園原を経て東坂登山口へ。ここでスノーシュー、ゲーターを取り付けた。船上山はまずまずの積雪。三日前にも登ったが、そのときよりももちろん多い。ルートは明確。山頂である薄ヶ原、その奥の船上神社までは迷うことはないだろう。 神社の裏手から縦走路へと進んでいく。序盤はなだらかな雪田といってもいい平地が続いている。ルートミスしやすいので北西あるいは南へとコンパスを頼りに進む。神社から一キロ進んだあたりから斜面が急になる。そのあと左手に尾根が落ちているのに気づくが、それは東にすすむものなので間違い。この辺は誘導されそうな尾根があちこちに見られるので注意する。 天皇屋敷へと続く尾根（＊天皇屋敷尾根とする）との合流点を少し南下すると941ピークがある。ゴミがうんぬんと書かれたプレートが下がっているが、その辺が941らしい。 そこから甲ヶ山まではおおむね真南の縦走路を進むことになる。小さな雪庇も見られた。はまりこみもじょじょに深くなり、さらに勝田ヶ山の急斜面で体力を奪われる。ジグザグ歩きで体力消費を抑えながら登った。 勝田ヶ山三角点を越えてからは極端に尾根が細くなるが、はまりこみがあるのでまたスノーシューを継続する。150メートルほど進むと勝田ヶ山の山頂だ。ここからの展望は素晴らしい。大山東壁が見える。 ここから先、甲ヶ山山頂までは変化に富んだ地形で登りごたえがある。雪庇地帯を抜けたあとは樹木まじりの急登、そしてラストは尖った岩稜帯が待ち構えている。この岩稜帯で唯一アイゼン、ピッケルを用いた。 |
写真
日曜日なのに船上山から甲ヶ山へと続く縦走路を歩く人は少ない。みんな夏山登山道にいっちゃう。どうにかならんもんかね？
だいたい10時ごろから晴れてくると思っていたのに登り始めから天気がよかった。木漏れ日のスノーシューハイクを楽しむ。
山頂小屋は冬は入れない。がくり。古い小屋は冬場でもトイレが使えたという記述をみた。使えるようにしてくれたらありがたい。
神社には三日ぶり。地元の神社にはまだ参ってないのにここには二度目。罰が当たるんじゃないかしら。
西に目を向けると香取から大休峠へと続く道が見えた。僕はまだ道迷いがこわくていけない。晴天の日にチャレンジしてみたい。
夏場は単調な道だが、冬場は自由に歩けるのでスノーシューイングを楽しむ。新雪もそれほど積もってなくてさくさく進める。
天皇屋敷尾根との分岐。屋敷尾根の序盤はなだらかなのでわかりにくい。
941ピークについた。ひと呼吸置く。水分はポカリと甘いコーヒー。パンとエネルギーゼリーを摂取する。今日は気温もあったので、インナー＋メリノウール（厚手）で最後まで通した。
1/18 9:19
941ピークについた。ひと呼吸置く。水分はポカリと甘いコーヒー。パンとエネルギーゼリーを摂取する。今日は気温もあったので、インナー＋メリノウール（厚手）で最後まで通した。
展望が開けて大山本峰が見えた。三鈷峰北西陵はどうかわからないが、北陵は斜度があり厳しい道のりになりそうだ。
勝田ヶ山はあまり注目されない山だが、積雪期の彼はやたら存在感がある。
景色がいいので気分もいい。ただし、撤退時刻を考えるとゆっくりは歩けないようだと薄々気づき始めてきた。
雪庇の背が高くなってきて進みにくくなる。しょうがないので少し谷よりの斜面を歩きつつ高度をあげることにした。
写真ではわかりにくいが、けっこうな斜面があり、かつはまりこみもあるので一歩一歩に時間がかかった。ジグザグ歩きで着実に高度をあげていく。己に掛け声もかけて気合を入れる。
2
1/18 10:11
写真ではわかりにくいが、けっこうな斜面があり、かつはまりこみもあるので一歩一歩に時間がかかった。ジグザグ歩きで着実に高度をあげていく。己に掛け声もかけて気合を入れる。
勝田ヶ山三角点付近。左奥に勝田ヶ山東尾根が見える。かなりの難所だと思う。
たまに後ろを振り返ったりする。なぜか誰かがついてくるような気持ちになった。
三角点をすぎると一気に尾根が細くなる。切れ落ちているので右側を歩く。そしてついに甲ヶ山が見えてきた。登頂できるか微妙だった。焦ってきているのがわかり、呼吸が荒くなる。
5
1/18 10:41
三角点をすぎると一気に尾根が細くなる。切れ落ちているので右側を歩く。そしてついに甲ヶ山が見えてきた。登頂できるか微妙だった。焦ってきているのがわかり、呼吸が荒くなる。
振り返って勝田ヶ山東尾根を見る。友人らがおそらく挑戦するだろう。最後の一山がおそらく核心部になる。
左の小山は尾根伝いにもいきづらいし、かといって崖なので左からまわりこむこともできなし慎重な判断が求められそうだ。
勝田ヶ山山頂付近より。ここまで4時間半かかった。一時間寝坊したので、当初の予定時間よりも一時間遅れている。ある意味時間通り。
4
1/18 10:57
勝田ヶ山山頂付近より。ここまで4時間半かかった。一時間寝坊したので、当初の予定時間よりも一時間遅れている。ある意味時間通り。
うっとりするような山だ。でも本当は甲は南から見たい。それはまた次回。
大山東壁も綺麗にみえる。親指ピークが小さく見える気がする。この日は剣ヶ峰にいった人もいただろうなあ。
甲ヶ山の面白さが分かる一枚。�＼稟瀛發��⊆�木の中での急登�４篶蚤喞眠瓠�
矢筈も顔をだす。こっちまでこいよと誘われている気がするが、「来シーズンお邪魔しますね」と返す。
どこか烏ヶ山を思わせるような岩峰。ここからアイゼンに切り替えてもよかったが、スノーシューでいけそうだと思いそのまま。
最後の砦、岩稜帯が出現。スノーシューでもいけなくはなかったが、安全をきしてアイゼン、ピッケルでいく。岩の間の隙間に雪がつまってなくて踏み抜く恐れもあったので、一歩一歩を慎重に歩いた。落ちるなら右側。登り返すことができる。左に落ちたらさよなら。たぶん死なないけどね。
7
1/18 11:44
最後の砦、岩稜帯が出現。スノーシューでもいけなくはなかったが、安全をきしてアイゼン、ピッケルでいく。岩の間の隙間に雪がつまってなくて踏み抜く恐れもあったので、一歩一歩を慎重に歩いた。落ちるなら右側。登り返すことができる。左に落ちたらさよなら。たぶん死なないけどね。
甲ヶ山から東をみた写真。かなりの斜面だが、上り下りできると思う。雪次第では登れないかもしれないけどね。
甲から小矢筈へと続く縦走路。ぐるっと巻いて縦走路にいくことができると思う。
甲ヶ山山頂付近。5時間半かかった。今回はキリン峠や東尾根（振子沢の西の尾根）などを歩く計画もあったのだが、こちらにした。たぶんそれにしてたら道に迷っているか、はまりすぎて剣までいけないかのどちらかだっただろうね。
7
1/18 12:08
甲ヶ山山頂付近。5時間半かかった。今回はキリン峠や東尾根（振子沢の西の尾根）などを歩く計画もあったのだが、こちらにした。たぶんそれにしてたら道に迷っているか、はまりすぎて剣までいけないかのどちらかだっただろうね。
寝坊してどうなることかと思ったが、うまくいった。今回一眼レフをひさしぶりに使ったが、扱いに困った。専用バッグを買わねばならないかもしれない。そしてまたしてもレンズを落としてしまった。これで4度目くらい。でもいい山だったのでプラスマイナスは大幅にプラス。今シーズンの終わりの山行（かもしれない）はいい締めになった。
3
1/18 14:53
寝坊してどうなることかと思ったが、うまくいった。今回一眼レフをひさしぶりに使ったが、扱いに困った。専用バッグを買わねばならないかもしれない。そしてまたしてもレンズを落としてしまった。これで4度目くらい。でもいい山だったのでプラスマイナスは大幅にプラス。今シーズンの終わりの山行（かもしれない）はいい締めになった。
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