深緑纏う南アの深部へ。盛夏の塩見岳

2023年07月30日(日) [日帰り]

• GPS: 12:07
• 距離: 25.1km
• 登り: 2,068m
• 下り: 2,033m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:02
• 休憩: 2:00
• 合計: 15:02

0:16 鳥倉林道ゲート（駐車場）
0:51 0:56 鳥倉林道登山口
1:42 1:42 豊口山のコル
2:20 2:26 ほとけの清水
2:55 3:05 塩川・鳥倉ルート合流点
3:43 3:43 三伏峠小屋
3:59 3:59 三伏山
4:51 4:51 本谷山
6:35 6:35 塩見小屋
8:08 8:08 塩見岳西峰
8:11 8:37 塩見岳
8:38 8:38 塩見岳西峰
8:48 8:48 塩見岳
8:52 8:58 塩見岳西峰
9:47 10:12 塩見小屋
11:37 11:38 本谷山
12:26 12:27 三伏山
12:36 13:07 三伏峠小屋
13:17 13:18 塩川・鳥倉ルート合流点
13:42 13:42 ほとけの清水
14:08 14:12 豊口山のコル
14:44 14:52 鳥倉林道登山口
15:23 鳥倉林道ゲート（駐車場）

天候

晴れ。午後からガスに巻かれる。アルプスにも関わらず蒸し暑かった。太平洋に近いからかな。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【駐車場】全て無料
鳥倉第1駐車場
https://maps.app.goo.gl/DiaFgddD4uXoGdiP7?g_st=ic

30台程停めれそう。日曜0時時点で8割埋まってました
↑
徒歩12分
↓
鳥倉第2駐車場
https://maps.app.goo.gl/dez4e4GKzbWiHfcj9?g_st=ic

第2駐車場は写真で見ると路肩で少なく見えますが、もう一段下にも駐車場がありました。
↑
徒歩7分
↓
鳥倉第3駐車場
https://maps.app.goo.gl/zJjjpnWdg1GSHkdJ8?g_st=ic

第3駐車場は木材置き場の隣脇に停める感じで、上記2つに比べ若干荒れ気味

コース状況／危険箇所等

百名山とだけあり手入れが行き届いている。三伏峠までのお馴染みの木橋は、滑りやすくトラロープが張られているが、心許ないので注意がいる。

その他周辺情報

■温泉
信州まつかわ温泉 清流苑
https://maps.app.goo.gl/wXtX6bXKKidybuHc9?g_st=ic


【時間】AM10:00〜PM8:00（8:30退館）
【料金】大人（中学生以上）500円
3歳以上小学生まで 250円

今まで色んな温泉に行ったが間違えなくコスパ最高峰の温泉。

↓温泉の様子
https://www.seiryuen.jp/9yu.htm

写真

7/30 0:00

今回も例にもれず、深夜からの出発

7/30 0:10

出発前の準備の時間。皆、黙々と準備を進める。
スタート前の緊張感も嫌いじゃない

7/30 0:12

空には満天の星空

7/30 0:13

バスは1日2本。三伏峠から下山する人向けかな？

7/30 0:14

ゲートをくぐり、

7/30 0:28

奥茶臼山の方から月が見える。こっちもいずれ

7/30 0:51

およそ40分、真っ暗な中をひたすら歩いて登山口。ほぼ舗装路でした

7/30 0:51

中央構造線上にいるんだなぁ

7/30 0:56

とりあえず真夜中の三伏峠へ

7/30 1:09

三伏峠小屋まで10カウント

7/30 1:23

着々と

7/30 1:33

歩みを進める

7/30 1:49

名物の木橋〜。手すりもない所もあるので要注意。横方向に力を入れるとズリッとなる

7/30 1:51

7/30 2:03

1番キツかったのはなんだかんだ1~2だったな

7/30 2:16

真っ暗なので看板しか撮るものがないのだ

7/30 2:22

ほとけの清水。谷沿いの伏流水っぽいので浄水はした方がいいかも

7/30 2:22

途切れることなくこんこんと流れてた。

7/30 2:42

のちに思ったが、このタイプの木橋って他で見たことない気がする。

7/30 2:49

天の川〜

7/30 2:51

この辺りから平になってくる

7/30 2:58

なので、8からは7分程度で着いた

7/30 3:15

ここまで楽しく喋って登ってきたが、みんな歩数数え始めて急に黙り込みました(笑)

7/30 3:18

きた〜

7/30 3:19

この看板でやっと実感。この目の前が三伏峠小屋でした。

7/30 3:44

空が白み始める。小屋で腹ごしらえもして歩き始めます

7/30 3:47

いずれ右にも😊

7/30 3:54

たぶん小河内岳かな

7/30 3:55

中ア方面

7/30 3:56

塩見のシルエット

7/30 3:57

三伏山。小屋からここまでは視界が開けてるので日中は楽しいと思います！

7/30 3:58

女王様謁見

7/30 3:58

街明かりも少しずつ消えていく

7/30 4:31

悪沢岳も見えました

7/30 4:39

ここで富士山とご対面

7/30 4:47

今日も期待してよさそうだな

7/30 4:48

槍穂高。最近は富士山と同じ頻度で見てる気がする

7/30 4:52

悪沢モンゲンロート！なかなか展望が開けず見れませんでした💦

7/30 4:53

地蔵尾根は隠れてるのかな。手前の尾根がトゲトゲしてて南にしてはなかなか珍しい

7/30 4:53

乗鞍

7/30 5:02

いい朝だ

7/30 5:10

塩見。雄大というより、勇ましさを感じた

7/30 5:10

こんにちは笊ヶ岳

7/30 5:22

朝日が差し込むと急に暑くなってくる

7/30 5:42

権右衛門岳のトラバース路。歩きやすい

7/30 5:52

トラバース路も終わると急登に

7/30 6:07

この看板見ると静岡の山に来たなぁと感じる

7/30 6:27

高山裏避難小屋に続く沢。きれいに弧を描いている

7/30 6:28

赤岳。あっちも天気よさそう

7/30 6:32

これが鉄兜の山。まさにその通りだと思う

7/30 6:33

遥かなる仙塩尾根

7/30 6:53

小河内岳避難小屋。あそこもいずれは

7/30 6:56

木曽駒カール

7/30 7:15

ここから見る荒川三山はちょっと赤石岳っぽくて新鮮

7/30 7:19

名物の赤石チャート

7/30 7:20

閃緑岩とのミックス。

7/30 7:28

ミヤマキンポウゲかな

7/30 7:30

大井川西俣源流域。北俣尾根もすんばらしい

7/30 7:32

山頂ロックオン

7/30 7:34

悪沢バックにイワギキョウ

7/30 7:38

山頂直下のイワオウギ

7/30 7:40

山頂直下はガレガレというより、南ア特有のザレた感じ

7/30 7:47

ちょっとした緊張感

7/30 7:55

ここまで来れば…

7/30 7:59

あぁ〜！

7/30 7:59

これが見たかったんだよね〜！

7/30 8:05

東峰はスグそこ

7/30 8:11

こちらまで来ると…

7/30 8:23

この蝙蝠尾根！

7/30 8:23

…これが見たかったんですわ

7/30 8:33

仙丈遠いなぁ〜

7/30 8:34

悪沢＆笊ちゃん

7/30 8:34

兎岳方面

7/30 8:43

ぼく｢先輩…ピークハントなんて辞めて縦走しません…？｣
先輩｢帰るぞ｣
ぼく｢ｳｯｽ｣

7/30 9:58

夏の色

7/30 12:27

鳥倉~塩見ピストンという事は、本谷山と三伏山までの登り返しもセットで付いて、一日に2回も登れちゃうお得な山行なんです💯

7/30 12:27

小河内岳、次の南ア行くならこっちかな

7/30 14:51

灼熱の日差し差し込む中、皆黙々と下山しました。標高差2000mも歩くのはなかなか無いのか、先輩方は熱中症気味になりそうだったので、途中で飲み物あげたり、頭の手ぬぐい取ったらどうですか…等、サポートしました。
調子悪い時は案外本人が気付いてない場合もあるので、グループ登山の時は周りの人が気を利かせるのも重要だと思いました

7/30 15:23

灼熱のロードを40分歩いて無事に下山！
チャリで来た先輩は10分程度で駐車場に戻れたそうです✍️

7/30 15:24

これにて南アの百名山完登！…でも達成感よりかは魅力ある稜線を目の当たりにしてまだまだこの山域には足を運ぼうと思いました！
ご一読ありがとうございました🙏

撮影機器：

iPhone 14 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

感想

Mattusan

甲斐駒に始まった南アの百名山踏破は、塩見岳を持って最後となりました。終わってしまった感よりも、塩見から見える荒川三山や、仙塩尾根が長く縦走欲に駆り立てられました。

富士山＋蝙蝠という見覚えのある景色も拝めて満足。小河内岳避難小屋 蝙蝠岳 白峰南嶺…とまだまだ行きたい山や稜線、沢もあります。行く頻度は落ちてしまうかもしれませんが、今後もこの山域に足を運びたいと思います。

何より南ア南部へ挑みたい！と思ってた笊ヶ岳登山が一昨年だなんてのが信じられない…

(そもそも挑むべき順番違ってた感はあるが…)

そこから7月鳳凰三山の夜叉陣峠からのピストン、
8月 初めての畑薙第1ダム。そこからの13km歩きからの聖沢から歩く聖平小屋前でテン泊。翌朝天候不順で聖岳リタイヤからの上河内岳。
9月 再度畑薙第1ダムからチャリ初登場で使わない筋肉を使いバテバテになった悪沢岳。そこからの爆風の中歩いた赤石岳と聖岳。
10月晩秋に歩いた池口岳登山口から歩いた光岳。

年明けて夏に仙丈ヶ岳
そして秋に白根三山縦走

で、最後に残った塩見岳。もう標高差2000mは怖くない身体になっていた。何ならまだ歩き足りないと感じてしまっていた…

深き緑を纏う巨大な山々は誰も拒まず受け入れてくれる。恐れずに向き合う姿勢があれば辿り着ける事を教えてくれたこの山域に、心から感謝を込めてこれからも訪ねたいと思いました。

コメント

yoshi287721

こんにちは☀️塩見岳お疲れ様でした。
南アルプスの山々と富士山は絶景で、天候良く最高の夏山登山でしたね。
笊ヶ岳からの下山も懐かしいね。
私もあの頃よりは脚力ついたので今年こそはと。お互い体に気をつけて、行きましょう。

Mattusan

yoshi287721さん
こんにちは！何だかんだで笊が一番しんどかったです！(笑)
これからは会社の先輩方と山に登ることが多くなって色んなスタイルの山登りを始めそうです。ぼちぼち涼しくなって動きやすくなる時期にもなってきますし、紅葉狙いでいけば高山~低山も十分楽しめそうですね。yoshiさんも良き山行ライフを✨