富士山 須走ルート→お鉢回り→須走ルート
- GPS
- 12:56
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,851m
- 下り
- 1,855m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:53
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:56
天候 | 1日目 晴れ→曇り→山小屋着くくらいから晴れ→その後ずっと晴れ 登り始めの須走口五合目の気温、24.42℃(イマフジ。ベース) 2日目 ご来光前後晴れ→須走口下山中から曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
日曜だったが、朝8:15位で6割くらい埋まってた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
しばらく雨が降ってないようで、乾燥してる。 砂塵多め。 |
その他周辺情報 | 道の駅すばしりにて、富士山の水を水筒に給水。 下山後は、赤富士の湯へ。 以下、備忘録。 2日とも 下界36℃ BL1 mont-bell半袖メッシュ BL2 TNF半袖機能シャツ ML TNFソフトシェル アームカバー パンツ TNFアルパインライト 山小屋周辺では 保温着 mont-bell ダウン レインウェア上 TNF ドットショットジャケット レインウェア下 mont-bell サンダーパス |
写真
装備
個人装備 |
ML2/TNFソフトシェル
ML1/TNF半袖機能シャツ
BL/mont-bellメッシュ半袖
ズボン/TNFアルパインライト茶
靴下
アームカバー
着替え(mont-bell半袖メッシュ/marmot長袖機能シャツ/mont-bellショートパンツ+タイツ/靴下/下着)
TNF帽子
保温着/mont-bellダウン
雨具上下
スパッツ
枕カバー/手拭い
タオル
手袋
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(登山地図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
小銭入れ/保険証/運転免許証
iPhone
Apple Watch
モバイルバッテリー
ケータイ充電器
ライトニングケーブルA/C
Apple Watch充電ケーブルA/C
携帯トイレ
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
メガネ
コンタクト予備2セット
ボディシート
日焼け止め
パルスオキシメーター
カメラ
ミニ三脚
ストック
虫除けスプレー
ハッカスプレー
サングラス
ロキソニン
ストッパー
予備靴紐
耳栓
歯ブラシ
マスク
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感想
GW に山小屋の予約が取れて以来この数ヶ月、この山行のために生きてきた。
初の遠征+山小屋泊。
父と親子登山。
・1日目(日曜)
8:15頃 道の駅すばしり横、乗り換え駐車場に着。
バスまで時間があるので、道の駅すばしりの、念願の富士山のおいしい水の給水場にて補給。
9:30頃 須走口5合目に到着。
菊屋さんにてカツ丼(下界で食べるより肉厚+大盛り!味も良い!下界にあっても食べに行く)を食べながら高所順応。
10:15頃 パルスオキシメーターとApple Watchでの血中酸素濃度の数値が正常値まで戻った。
アプローチ終了。
目標、24から30時間。
クライムオン!!
暑すぎなので、用意していたアームカバーは封印して、半袖で登る。
汗が滴るレベルだった。
登山開始からずっと山頂は雲に隠れていて、たまに雲が切れて山頂と下界が望める位だった。
とにかく砂礫地だらけで登りにくい。
蟻地獄を登って行く感じで、足が取られる。
フラットフッティングや重心移動など、歩行技術の基礎ができていないということか。
蟻地獄エリア(結構ある)はブルドーザーが目の前で付けたトレースを利用するか、ダイアナゴル歩行でエッジを食い込ませるようにして、なんとか登る。
15:20 本七合目過ぎから、段々と雲が切れて下界が見えてきてテンション上がるも、徐々に高山病で頭痛が出てくる。
途中から寒くなってきたので、ML2のソフトシェルを着て登る。
16:20 本八合目、標高3,400m地点あたり、吉田ルートと合流地点、本日の宿・トモエ館になんとか到着。
2名個室で電源コンセントまで付いてる、至れり尽くせり。
夕食の後、夕暮れ時は山小屋前にて何とも爽快な風景が。
雲が踊ってる。
影富士が段々と大きくなっていく。
語彙力が乏しく、感無量という言葉以外が出てこない。
20:00頃 就寝。
・2日目(月曜)
3:00頃 起床。
高山病は悪化してなく、パルスオキシメーターの数値も平地並みに戻った。
なお、山小屋前の温度計は10℃くらい。
星を眺めたり山小屋で朝食を取りながら、段々と夜明けが近いてくる。
ご来光前の3,400mの世界は、どんな下界のエンターテイメントにも勝る感動だった。
山小屋前でご来光を望み、5:20頃より、再びクライムオン!
前日ほどでは無いものの、滑りやすい斜面をダイアゴナル歩行にて登る。
6:35頃 須走・吉田ルートの山頂到着。
少し休憩しながら3,700mの世界を堪能しつつ、お鉢周り開始。
なお、イマフジ。によると、気温は8.19℃。
お鉢周りをしながら、右には火口と溶岩、左には駿河湾と最高のロケーションを堪能しつつ、8:00頃、剣ヶ峰に到着。
写真渋滞に並びつつ、ついに3,776mの世界に。
途中、大沢崩れや南アルプスの名峰を望みながら、下山ルートまで。
下山時は、吉田ルートとの共通下山道の時も、スパッツが無ければどうやって降りるんだ?というくらい半砂走り状態。
横の方に積乱雲に発達しそうな、やる気のある雲を望みながら下る。
10:50頃 須走ルートの砂走り開始。この段階くらいで頭痛は消えていた。
飽きるほど砂走りを満喫。
12:10頃 須走口五合目に下山完了。
その日の夜から翌日未明にかけ、下山時に見た積乱雲か、雷・雹が降ったとニュースで見る。
1日ずれただけで天国と地獄。
これが3,000m超の世界かと実感。
それでも3,000m峰からの空・雲の世界、影富士、ご来光、星、剣ヶ峰と、目的のものがほとんど達成でき、これ以上完璧すぎる登山は今後もないんじゃ無いかという充実度だった。
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