天狗岳

2015年01月24日(土) [日帰り]

• GPS: 08:12
• 距離: 11.7km
• 登り: 945m
• 下り: 941m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:16
• 休憩: 2:15
• 合計: 7:31

8:55 渋御殿湯
10:00 10:00 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
10:38 11:12 黒百合ヒュッテ
11:21 11:21 中山峠
12:42 12:46 東天狗岳
13:07 13:24 天狗岳
14:14 14:14 中山峠
14:23 15:31 黒百合ヒュッテ
15:46 15:48 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
16:16 16:26 渋御殿湯
16:26 ゴール地点

天候

雲ひとつない快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

渋御殿湯駐車場(1日1000円)に駐車。
国道299号、県道191号は積雪、凍結。ノーマルタイヤ不可、4駆推奨。
国道299号の麦草峠区間は冬季通行止め。八ヶ岳東側からアクセスする場合注意。

コース状況／危険箇所等

諏訪ICから国道299号、メルヘン街道を走る。
裾野は雪もなく広いが、山を登り始めると道路は凍結していた。特に下山側の車線は融雪されていない。
299から南下して渋御殿湯にアクセスする道はアップダウンが有り、車高の低い車だと擦る可能性もあるかも。
車の表示では外気温−12度。寒い。これは本当なのかわからない。


登山口から頂上までトレースがはっきりしている。天気次第だが、迷うことはなさそう。渋御殿湯ー天狗岳ピストンコースは体力的にも難易度は高く無いと感じた。途中山小屋もあるし緊急時にも対応しやすい。

・登山口ー黒百合ヒュッテ(120分弱程度)
深い樹林帯をコンスタントに緩やかに登っていく。ヒュッテが近くなるにつれやや開けていく印象。
途中分岐がいくつかあり、それ以外はやや狭い道。
アイゼンの必要は感じられなかったが、装着する際はところどころ突出している木の根や枝に引っかからないよう注意。
黒百合ヒュッテでは休憩200円（だったきがする）で小屋の中で休憩でき、宿泊もできるようで、食事・トイレなどはここで済ますとよいかも。バーナーストーブも中で使わせてもらいました。

・黒百合ヒュッテー中山峠
黒百合ヒュッテはやや開けている場所だが、中山峠までの道はもう一度林の中を歩く。少し雪が深くなった印象だが、トレースもしっかり確認できて歩きやすい。
黒百合ヒュッテで大休止した後、アイゼンやバラクラバ・帽子・ゴーグル等の防寒具を装着して出発。

・中山峠ー東天狗岳頂上
一気に視界がひらけ、北アルプスから中央アルプスまでの眺望が素晴らしい。好天なら太陽に照らされるが、その分吹きさらされるので防風・防寒は対策が必要。
途中急登が何箇所か有り、アイゼン・ストック及びピッケルの必要性を感じた。木々に囲まれる場所も多少あるため、そこで休憩を取ると良い。東天狗頂上手前は岩が露出している箇所が多く、アイゼンを痛めないように注意。基本的に危険箇所はなし。
東天狗頂上はすこしゴツゴツした印象。そこまで広くはなく、写真だけとってすぐに西天狗を目指した。

・東天狗岳ー西天狗岳
はじめはやや急な斜面を尾根伝いに下って行くが、地面はしっかりしているのでアイゼンがあれば難なく下れる。特に滑らない。
西天狗前の1箇所の急登を登り切るだけで頂上につけるが、この斜面は少し長く感じた。雪は深めだが踏み固められており歩きやすい。
西天狗頂上はほどほどの広さで、東天狗よりも眺望は良い印象。天候にかかわらず、富士山は南八ヶ岳に邪魔されて見えない様子。3つの日本アルプスの眺めは壮観。
吹きさらしだが、景色を楽しみたいため大休止。

・西天狗ー黒百合ヒュッテ
下りは走って下りれるほど楽だった。東天狗頂上までは行かず、手前をトラバースしてショートカット。この道はやや狭く、すぐ左手が沢・谷なためやや慎重に。
予定では天狗の奥庭を通る西側のルートを行くはずだったが道を確認できず断念。そのまま行きの道をピストンすることに。
東天狗を過ぎてからの下りは行きの急斜面をそのまま下るが、グリセードやシリセードでスイスイ下れる。なかなか楽しい。いきの登山者に注意しながら素早く下る。

・黒百合ヒュッテー渋御殿湯登山口
予定よりも大幅に遅れたため素早く降りることにした。ここのエリアは木に囲まれているため、日が暮れる前からやや暗くなる。
アイゼンは滑り止めとして装着したまま下山した。
相当ハイスピードで降りたが、他の下山者とは一回も遭遇しなかった。


帰り道も道路は凍結。天気が良かった分、少し溶けてまた凍ったのか、きれいな氷の水たまり（？）ができていた。
たくさんの鹿に遭遇した。寒そう。

その他周辺情報

音無の湯
入浴料800円（ホームページにて100円割引クーポン）＋ロッカー100円
浴槽小さめ、温度高め。今日は非常に混雑していた。

写真

1/24 8:47

登山届提出

1/24 9:10

はじめはずっと開けず

天気はいいが木陰はやはり冷える

1/24 9:54

唐沢鉱泉分岐で少し開けた

1/24 10:26

青空が見え始め

1/24 10:27

北アルプスが垣間見える

1/24 10:27

深い、深いスカイブルー

1/24 10:35

1/24 11:11

黒百合ヒュッテ前

1/24 11:25

急登を駆け登る。少し風が強い

1/24 11:28

東天狗と西天狗。

1/24 11:35

遠くに北アルプスが。キレットの谷が美しい

1/24 11:35

1/24 12:01

ひたすら登ります

1/24 12:05

1/24 12:21

東天狗は岩場が多いです。アイゼンを痛めないように注意。

1/24 12:27

頂上見え始め。

1/24 12:27

西天狗も綺麗

1/24 12:28

あと少し

東天狗頂上

1/24 13:00

東天狗から西天狗を目指す。

1/24 13:01

振り返る

1/24 13:01

ただ真っ直ぐ登るだけ

1/24 13:04

1/24 13:09

西天狗頂上、最高の眺望。

西天狗頂上、最高の眺望。

東天狗をバックに撮ってもらいました。

1/24 13:33

下山開始。上までは登らず、手前をトラバース

1/24 13:36

1/24 14:02

東天狗の岩場

1/24 16:20

下山！硫黄臭い

1/24 16:54

帰り道に鹿を発見

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 靴 ザック サブザック アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ヒップソリ 着替え

感想

shin216

絶好の登山日和でした。
今回は少し遠くに足を伸ばして八ヶ岳連峰へ。
この時期登山客が多いとのことで、トレースもしっかりついてるかなと思って
初登山の友だちを連れて北八ヶ岳最高峰天狗岳を登ることに。

天気は最高、風もほどほどで、レイヤーの調節も行い易い環境でした。
計画とは大幅に予定が変わったものの、山頂・黒百合ヒュッテでゆっくり過ごせたので結果オーライです。山頂から見える北アルプス・乗鞍・御嶽・中央アルプス・南アルプスは最高でした。雲に邪魔されることなく透き通っていました。アルプスが全部見えるのがいいです。以前登った槍ヶ岳から見た日の出の富士山ほどの感動を覚えました。

黒百合ヒュッテではきのこ汁、もつ煮を購入、持参したカップ麺とで昼食。
基本ローテンションな僕が珍しくはしゃいだ日でした。笑
非常に満足しました。良き土曜日。