記録ID: 5794483
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無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
クマ遭遇！一泊二日で魅力いっぱい七変化の御嶽山
2023年08月04日(金) 〜
2023年08月05日(土)
いりっち
MakotoU
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 17:58
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,794m
- 下り
- 1,784m
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1日目
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 8:39
16:03
宿泊地
2日目
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 9:18
7:25
10分
宿泊地
16:43
ゴール地点
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
噴石が直撃した釣鐘。サイズ的にはゴルフボール程度。それくらいの石が時速300kmで飛んで来たら避けようがないし、青銅をぶち抜くような威力の噴石が1個当たるだけで身体は一瞬でバラバラになる…。そんなものが無数の飛んで来た証拠。
1
8/4 14:53
噴石が直撃した釣鐘。サイズ的にはゴルフボール程度。それくらいの石が時速300kmで飛んで来たら避けようがないし、青銅をぶち抜くような威力の噴石が1個当たるだけで身体は一瞬でバラバラになる…。そんなものが無数の飛んで来た証拠。
一泊お世話になった二の池ヒュッテ。
テキパキと働く女将さんの細やかな気遣いが嬉しい。
テキパキと働く女将さんの細やかな気遣いが嬉しい。
予定より少し遅れてヒュッテに到着。
賽の河原を眺めながら生ビールで乾杯。
賽の河原を眺めながら生ビールで乾杯。
夕食。化学調味料不使用のトマトチキンライスは絶品。ご飯とスープはおかわり自由。同日の宿泊者さんが差し入れてくれた甘いスイカはこの日限りの嬉しいオマケ。
1
8/4 17:37
夕食。化学調味料不使用のトマトチキンライスは絶品。ご飯とスープはおかわり自由。
同日の宿泊者さんが差し入れてくれた甘いスイカはこの日限りの嬉しいオマケ。
同日の宿泊者さんが差し入れてくれた甘いスイカはこの日限りの嬉しいオマケ。
皆さんと団欒のひと時。めちゃくちゃ盛り上がってしまった。
あえて相席にするのは女将さんの配慮だそうで。
あえて相席にするのは女将さんの配慮だそうで。
宿泊者みんなでビールを飲みながら真っ赤な夕陽を眺める最高の瞬間。
二の池ヒュッテには噴石が直撃した部屋が当時のまま残されている。あの大惨事を忘れないために。
1km離れた地獄谷からサッカーボール大の岩が飛んでくるということ。
8/4 19:10
二の池ヒュッテには噴石が直撃した部屋が当時のまま残されている。
あの大惨事を忘れないために。
1km離れた地獄谷からサッカーボール大の岩が飛んでくるということ。
あの大惨事を忘れないために。
1km離れた地獄谷からサッカーボール大の岩が飛んでくるということ。
朝食。質素だがとても美味しい。こういうので良いんだよ。ご飯と味噌汁はおかわり自由。
ヒュッテの目前に広がる賽の河原は、まるで専用の庭のよう。
周辺では雷鳥を見ることができる。
周辺では雷鳥を見ることができる。
この地面の模様が何とも言えない美しさ。丘の上には二の池ヒュッテが見える。
二ノ池側から三ノ池側に渡る賽の河原。ここを境に山の表情がガラリと変わる。
いたる所に可愛い高山植物が咲いている。もちろん登山道上にも咲いているから、なるべく踏まないようにしたい。
摩利支天頂上。展望台から頂上までのトラバースは結構狭い上に交通量が多いから注意。御嶽登山者はヘルメットを携行しているはずだから、この辺りでは着用すると良い。
1
8/5 10:02
摩利支天頂上。展望台から頂上までのトラバースは結構狭い上に交通量が多いから注意。御嶽登山者はヘルメットを携行しているはずだから、この辺りでは着用すると良い。
火山岩が割れ重なった道。全ての岩がカタカタと動くからバランスを崩しやすい。
晴れた日の三ノ池は角度を変えて見える度に撮ってしまうほど魅力的。
五ノ池小屋。テラススタイルのカフェがありパラソルの下では横になって休むこともできる。
四ノ池。御嶽山には⚪︎ノ池という名前の池がいくつかあるが、全て過去に噴火した噴火口跡。つまり山頂全体が元々は噴火口だったという事実は頭の片隅に置いておきたい。
8/5 11:12
四ノ池。御嶽山には⚪︎ノ池という名前の池がいくつかあるが、全て過去に噴火した噴火口跡。つまり山頂全体が元々は噴火口だったという事実は頭の片隅に置いておきたい。
継子岳付近にいた雷鳥ファミリー。2mくらいまで近づいても逃げない様子。
この辺りは比較的人が少ないからか高山植物や生き物達が豊富な印象。数羽の岩燕がビュンビュンと特有の風切音を奏でながら飛び回っていた。
もう少し後で主役級のあの方も登場する…。
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8/5 12:09
この辺りは比較的人が少ないからか高山植物や生き物達が豊富な印象。
数羽の岩燕がビュンビュンと特有の風切音を奏でながら飛び回っていた。
もう少し後で主役級のあの方も登場する…。
数羽の岩燕がビュンビュンと特有の風切音を奏でながら飛び回っていた。
もう少し後で主役級のあの方も登場する…。
継子岳�曲�へ続く真っ直ぐな一本道。両脇にはコマクサが群生していた。
四ノ池のカルデラ。池と言うが池はなく川が流れていて全体的に湿地になっている。
前日も三ノ池トラバースで目撃情報があった。
我々と同じく避難小屋方向に向かう人はしばらく足止め。
我々と同じく避難小屋方向に向かう人はしばらく足止め。
2層の流紋岩の層が剥き出しに。少なくともこの場所に2回溶岩が流れたことがわかる。
感想
麓から眺める御嶽は剣ヶ峰周辺の火星のような印象があるが、ニノ池より北はまるでハイジの世界だった。山頂部だけでも少し歩けば景色が一変する。どの角度から見ても万華鏡のように七変化するとても美しい山だった。
一方で山頂付近、特に最近解禁された八丁ダルミ周辺に立ち入ると色々と考えさせられるものがある。火山性ガスで硫化して藍色に染まった銅像や釣鐘は一見美しい美術品のようにも見えるが、そこが活火山であることを象徴する。それらには噴石による穴が空いたままになっているし、いたる所に硬化した火山灰が未だに残っている。解禁されたことで再びレジャーとして楽しむことが出来るようになったが、犠牲者への追悼の念は忘れてはならないと感じた。
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