厳冬 秋田太平山地 金山滝〜前岳〜中岳
750RS
- GPS
- 04:10
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,012m
- 下り
- 1,004m
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| 天候 | 晴れ、風も弱く登山日和、但し、遠方視界不良 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
※自宅―登山口 約20�繊�30分 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山口―女人堂―前岳までは踏跡多数、しっかりとした雪道 前岳―中岳はつぼ足(但し、下山時にはたくさんの登山者が登ってこられたので大丈夫でしょう・・・) 全区間10本爪アイゼン装着、スパイク付長靴で登山されている方が多い、特に金山滝付近の上り下りはアイゼンやスパイクが必要であると感じた。 |
| その他周辺情報 | 県道太平山八田線の終点(除雪終点)と仁別への市道分岐が登山口てあるが、今日のような晴天日は駐車場が不足し、県道路肩に駐車している状況。通行車両注意。 温泉は太平山リゾートパーク内 |
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装備
| 個人装備 |
防寒アウター
防寒手袋
ピッケル
アイゼン(10本爪)
ワカン
ポール
あったかい番茶(魔法瓶(古い)600?*2本)
カイロ・・・その他は通常装備
|
|---|---|
| 共同装備 |
単独行のため特になし
|
| 備考 | 持って行ってよかったもの・・・あったかい番茶(魔法瓶(古い)600��*2本)、おにぎり(ぼだっこ(塩(激塩(笑))鮭))とあったかい番茶・・・最高・・・日本人でよかった(笑) |
感想
皆様・・・あけましておめでとうございます。
今年も・・・静かな山行を楽しもうと思っています。
また・・・過激な私見もご容赦ください。(笑)
今年もよろしくお願いします。
今年の秋田市内は降雪は早かったが新年になり雪があまり降らずに・・・大寒を迎えたというのに・・・とうとう気象台のアメダスは積雪0�僂箸覆辰拭�ありがたい話である。
しかし私の実家のある秋田県内陸南部や秋田県内陸北部は相変わらずの雪模様である。
私も年末と新年に2度、実家の雪下ろしをした。
過疎と高齢化の進行により私の実家のある旧雄勝郡◆◇町○○集落は15年後にはおそらく消滅しているだろう。今年82歳の父と76歳の母は集落ではまだ「若者」??である。
みんなで助け合い(共助)しながら、家々の除雪や集落内の除草など維持管理をしているようだが・・・。
私がたまに実家に帰ると・・・近所のおじさんが・・・○○ちゃん(私のこと)おっきぐなったごと(笑)なんぼになった・・・(笑)・・・「もう5●歳になりました」(笑)・・・この集落ではまだまだはなたれ小僧扱いである。(笑)
現実は・・・15年後くらいに・・・○○集落跡地・・・として残っていることだろう。何とかしたいが何ともならない・・・・これが秋田県内陸南部の山間地の現実である。・・・秋田県に限らず・・・だろう。
たいぶ話は脱線してしまった・・・失礼(いつものことだろう(笑))
先週の水曜日(確か・・)・・・快晴の秋田市内(職場の6階の窓から)から太平山の綺麗な山並みが望まれた。
そして・・・・日曜日(今日)は晴れの予報である。
山が呼んでいるようである。（笑）
そろそろ山に行ってみよう・・・・・そうだ太平山に行こう(JR・・)
太平山は役ノ行者「小角」の創建と伝えられ、坂上田村麻呂の東夷征伐の際に山頂に社殿を再興し、戦勝を祈願したとするなど、歴史的背景はかなり古い。以来、山伏修験道の山として永い歴史を経て、三吉大明神を祀る三吉神社奥宮（本殿）登拝の信仰登山としての山として発展した。 ※主峰は「奥岳」（標高1170.6m※一等三角点）
前岳、中岳、鶴ガ岳、剣岳、・・・・・奥岳などの連峰からなる太平山と隣接の馬場目岳とで馬蹄形の山塊を形成しており、山全域が太平山県立自然公園に指定されている。
登山口はメインの旭又コースのほか、今回アプローチした木曽石コース（全山縦走コース）、野田コース、丸舞（岩見三内）コース、萩形コースなどがある。
私のお薦めは・・・・車でのアプローチなら旭又から矢源沢の尾根を経て宝蔵岳、奥岳、笹森、赤倉岳、三吉森を巡り、馬場目岳に登頂し旭又に戻るコースである。
さて、自宅を出た車は秋田市内の東部を巡り、木曽石コースの登山口である金山滝入り口に到着した。(自宅からクルマで30分で来られるのが良い)
駐車スペースはすでに車でいっぱいである。天候のせいか・・・・やはり人気の山(中岳・前岳)である。
身支度を整えいよいよ登山開始・・・・・しばらくは平坦な沢沿いの道である。
ほどなく、砂防堰堤が正面に姿を現す。堰堤の手前の橋を渡り本格的な登山道となる。
いきなりの急登が続く、沢には多数の滝がかかり、これらを総称して「金山の滝」と言っているようである。
ブロック造りの八宗山神社を過ぎると板橋の架かる沢の徒渉点である。凍結時は注意してほしい。
ここからまた急登な道が続く・・・・・しばらくぶり(約2ケ月ぶり)の登山となった身体には堪える。いい汗がタラタラと落ちる。
前岳に続く尾根道は一気に高度を稼ぐ。何せ登山口の標高は90�誕�らず・・・・・中岳の山頂は952�叩ΑΑΑΑΨ觜修聞眦拑垢任△襦�
尾根道は立派な赤松の疎林となっている。杉に比べ赤松の林は明るいからとても好きだ。
時折ブナが混じるようになると、仁別（太平山スキー場）からのコースが合流する。
尾根を東行する、左手側には山頂部が真っ白な馬場目岳が綺麗だ。
ほどなく女人堂の鳥居に到着する。
今年は鳥居が見える・・・やはり雪は少な目だろうか・・・。
ここからは秋田市内が一望できる。人口約33万人の県都秋田市もなかなかの都市？？？である（笑）
女人堂からはちょっと雪が深くなった感じがする。歩く人が少ないからだろうか・・・・。
まもなく、前岳に到着する。前岳からはブナの合間から主峰「奥岳」をはじめ太平山の主稜線が見渡せる。中岳をめざして歩く・・・途中、軽井沢からのコースをあわせる。前岳からはつぼ足状態となったがそんなに歩きにくくはない。歩幅が合わないのと急登でちょっとバテ気味であるが・・・・（笑）
中岳山頂から張り出した尾根の急登を登り切るとNTTの反射板がある中岳山頂に到着する。
歴史的に由緒ある太平山のメインルートに近代的なこの構造物はとても異質である。「公益性」の観点では「由緒」より上かもしれないが・・・・・・いかにも日本人的な発想（感覚）でとても残念である。
中岳山頂は雪に覆われ山頂部の施設は何も見えないが、空は好天に恵まれ、太平山の主稜線をはじめ、秋田市内がよく見える。
中岳から鶴ガ岳、剣岳、宝蔵岳、弟子還岳、奧岳と続く主稜線が美しい・・・・特に真っ白な「奧岳」は格別だ・・・何度も何度も・・・眺めてしまう。美しい・・・・。奥岳からの北側の稜線には赤倉岳や馬場目岳も望める。
しかし、遠方は視界不良で・・・秋田駒ヶ岳や岩手山、和賀山塊がやっと確認できるだけ、秀麗無比なる鳥海山こと「秋田富士」は・・・残念ながら見えない・・・・・ここに登って鳥海山を見たいと思っている人は多いはず・・・本当に残念である。
中岳から奥岳方面にもアプローチがあれば鶴ガ岳あたりまでは行ってみようかと思っていたが・・・残念なことに踏み跡はあるがすぐ先のピークで休憩している方のみであり・・・残念だが鶴ガ岳、剣岳あたりは次回への宿題としよう。(笑)
山頂付近や反射板付近を徘徊し、写真を撮ったり、うさぎさんの足跡を追いかけたりしてみた。(笑) その先にはかつてkamadamさんが登られた尾根が続いている。次は・・・と思いながら登山道に戻り、下山を開始した。
下山は・・・危険が多い、事故の大半は下山で起きる。注意して下りたい・・・しかし、下りのエキスパート？？(登りは・・・??箱根駅伝の青○学院大の神野ほどのスピードは無い(笑)、今年の箱根駅伝も素晴らしかった・・・特に総合、完全優勝した青○学院大は素晴らしかった。わが母校は・・・箱根駅伝には無縁で残念だが・・・親族(子供や兄弟)が卒業した明◇大学や中○大学をいつも応援して楽しんでいる。正月は特番などのくだらない、どうでもいい番組が多い中、箱根駅伝を二日にわたって完全中継してくれる日○テレビには感謝したい)
さて、下りは早い・・・このスピードで登れたらどんなに楽だろうなどとくだらない想像をしながら前岳、女人堂を経て金山滝に向かう。相変わらす赤松の疎林が綺麗だ。
赤松から杉に変わる頃・・・金山滝も近い。
特に金山滝下りはロープも数か所あり、急で危険なのでアイゼンやスパイクが有効と感じた。滑れば滝(沢)に滑落する。慎重に下ってほしい。
複数の滝を掛ける金山滝を越え、砂防堰堤の下流の橋を越える。
沢沿いの平坦な道を歩き、登山口に無事に到着した。
帰る途中にある・・・由緒正しい「太平山三吉神社本宮」に参拝し、今年の山行の安全と健康を祈願した。100円のお賽銭ではここまででしょう(笑)
社務所で勝守りを買って・・・今年も・・・
そして、帰路、太平八田にある県道を跨ぐ大鳥居を眺め、太平山(中岳)を仰ぎ見る。容姿端麗な中岳は遠景でも近景でもきれいだ。美しい・・・秋田美人のようだ。
来週は・・・・どこに・・・・(笑)
今日も良い山行であった。
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はじめまして
登山は年5〜6回のそれこそ小僧です。
自分も昨日登りました。
自分が中岳に着いたのが、11：40なので、中岳〜前岳間ですれ違ってると
思われます。（水色のダウンに白ボディの一眼下げてたものです。）
自分は冬の山は初めてでしたが、750RSさんはじめ先人のおかげで明瞭なトレース
をたどることが出来感謝です。
6階から美しい大平山？某新聞社にお勤めなのかな？
todohLX さん、こんばんは。
そうでしたね。昨日はいい天気で、絶好の登山日和でしたね。
登山道の状態も良かったですね。
太平山を愛する皆さん(多くの先輩登山者の皆様)のおかけで・・・
とても快適な登山でしたね。
中岳からの下山時・・・一度、反射板方向にまわって
矢櫃沢の尾根を眺めたり、ウサギの足跡を追いかけていましたので(笑)
todohLX さんは単独の方ですよね。
きっと、中岳からの下山時、私が正規ルートに戻ったあたりで・・・団体さんのあとを登ってこられた方では??
私は・・・全身「黒づくめ(黒の柄物フリース(登山口では黒のパーカー)、黒パンツ、黒ザック・・)」・・・でした。(笑)
登山口でもご一緒では??ありませんか。
一番奥に停められた最新型のス○○の車では???(笑)
ちなみに・・・私は車も黒(一枚目写真の中央の車)です。
todohLX さん・・・某新聞社(秋○魁新◇)ではありません。(笑)
todohLX さんのヤマレコもお待ちしています。
これからもよろしくお願いします。
この頃の穏やかな天気のおかげで，豪雪地帯の県南も春先のような景色ですよ。
雪もしまってる感じがするので，山に行きたいと思っていたら，インフルエンザにかかってしまいました。残念。銀嶺の上を歩きたい。
太平山だと，登る人もいるみたいで心強いですね。※太平山は新日本百名山にも入っていました。
こんばんは。
大変無沙汰していました。
県南部も穏やかでよかったですよ。
私も2回、実家の雪下ろしに帰りました。12月は大変でしたが、1月に入り落ち着きましたね。まだ寒中ですから・・・油断はできませんが。
conanさん
インフルエンザに罹ってしまいましたか。大丈夫ですか。
今年は多いようです。お大事にしてください。
そうでしょう・・・「銀嶺」を歩きたいですよね。
そうなんですよ。太平山(中岳)は結構、いい感じの登り(登山口からの標高差もある)もありますから、楽しいですよ。
特に昨日は奥岳に続く稜線が綺麗でしたよ。
ずっと眺めていたい気分でした。
conanさんのヤマレコお待ちしていますよ。
smhsax84です。
すっかり冬眠しています。
というのは嘘で、仕事が忙しくて、山
まぁ私のヘッポコな体では、おいそれと東北の雪山に挑むことはできませんが！
ぼだっこ
注釈を着けないと、秋田県民以外は、何のことやら分からんでしょうな。
母親は元々秋田の人ではないので、ぼだっこを食べたことは未だ無いのですが
岩手に転勤して早半年近くになりますが、特にお年寄りの会話を聞いていると、特有の言葉は独特なものはありますが、何となく山向こうの秋田の方言に通じるものがあると感じます。
なにより温かみがあります。
私は、70代の両親だけを実家に住まわせていて、雪の処理も両親に任せています。
今日の時点で、積雪約1mだそうで。
太平山懐かしいです。
ン十年前には秋田の学校に行っていて、ときどき眺めてました。 いつの日か登ってみたいです。
昨日は、盛岡に行って石井スポーツ等を物色してました。
来月末ぐらいには、近場の極々低い山から、再開したいと思っています
こんばんは。
ご無沙汰しています。
メッセージありがとうございます。
お仕事、お忙しいようですね。
岩手にもたくさんいい山(冬山)がありますから・・・ぜひ登ってみてください。
そうですね・・・「ぼだっこ」・・・注釈をつけないと日本語とは思ってもらえないようですよ。(笑)
にぎりまま(おにぎり)はやはり「しょっぺぼだっこ」ですよね。
岩手も言葉は・・・秋田に近いでしょうね。
あんまり違和感はありませんよね。
smhsax84さんもご実家はご両親だけですか・・・秋田の田舎(失礼)は現実はみんなこんな感じなんでしょうね。わが故郷は・・・本当に消滅しますよ。
smhsax84さん・・・学校は秋田市内ですか??
そうでしたか・・・。
じゃあ・・・太平山は懐かしいですね。本当に・・・いい山ですよ。
是非・・・太平山に登ってみてください。
お待ちしています。
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