棚沢ノ頭尾根ルートミスによって熊木沢を満喫
hadahiro
- GPS
- --:--
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 2,332m
- 下り
- 2,323m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自転車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆大倉尾根：危険箇所殆どなし。泥濘状況は、この時期泥濘箇所になっている（戸沢分岐上部など）が、本日カチカチ状態でなし、下山時に下部で少々あったぐらい。 ◆主脈（塔ノ岳ー棚沢ノ頭）：危険箇所殆どなし。全体的に積雪だったが、無積雪箇所も有り。泥濘特になし。チェーンスパイク着けたり外したり繰り返す。 ◆棚沢ノ頭尾根：本来のルートは、上部でコースアウトのため状況なし。 ◆棚沢ノ頭ー東沢（？）：マーキング・トレース・道標なし。踏み跡、始めの方には有った。急斜面多く、積雪も有り滑落の危険有り。 東沢（？）ガレ沢、積雪有り、堰堤越えのため遠巻した（急斜面）。 ◆熊木沢ー出合：沢伝いの林道（廃道）は崩落箇所一か所有り。ケルン、赤ペンキ、マーキング所々に有り。林道歩きと沢の中を歩く場合とが有る。積雪なし。 ◆熊木沢出合ー尊仏土ノ平：舗装道を歩く。落石箇所が複数に存在。最後に沢の対岸へと渡る。積雪なし。 ◆塔ノ岳西尾根：道標、トレース、マーキング、丸木の階段に沿って歩けば道迷いは少なさそう。但し、トレースの複線も有ったので注意は必要。上部は積雪、凍結が有り、山頂まで1�夘婉瓩妊船А璽鵐好僖ぅ�装着。凍結箇所以外は危険箇所殆どなし。 |
写真
拍手
装備
| 備考 | 再度の地図確認とコンパスで方向も確認する。 |
|---|
感想
稜線から眺めるだけでなく、河原から主脈を望みたいと思い今回のコースを計画しました。途中はご来光も富士山も綺麗でしたが、塔ノ岳山頂に着くころにはガスってきて眺望がありません。天気予報は晴れとなっていたので、計画を続行しました。
丹沢山方面に下って直ぐにチェーンスパイクを装着しました。チェーンスパイクは下りで着け、登りで外す状況です。積雪のない場所も上部ではカチカチ状態で泥濘はありませんでした。不動ノ峰付近では雪がパラパラと舞い落ちていました。沢に降りたらきっと晴れるだろうと期待して沢に向かいました。
棚沢ノ頭尾根を下って目立たないが右側に支尾根があったのでそっちが一つ目の×だと思い込んでいました。次の迷いポイントは左側が×となっていたので、右側を選択してしまいました。三つ目の迷うポイントも左側が×なので右側へとどんどん西よりに行ってしまいました。間違ったポイントでは、地図で確認したがこっちでいいと思い込みコンパスやGPS（スマホ）で方向の確認までしませんでした。小雪が舞って、手が冷たくグローブを外したくないと横着したのも確認不足の原因です。
尾根伝いを降りると沢に出ました。やっと熊木沢出合に出たと思っています。ユーシン方面はどっちかなと思いながら、GPSを見ると蛭ケ岳南尾根ルート（廃線）が西側に走っているではありませんか。「しまった。やってしまった。」そういえば、結構な急斜面でこんな所はストックではなく、ピッケル（持っていない）が欲しいな的な場所も随所にあったなと思い起こす。「この沢は熊木沢ではない。でも下れば合流する。」下降すると堰堤に道が阻まれました。急斜面を登り遠巻して再び沢にでました。そこは、雪が付いていませんでしたがチェーンスパイク着けたままで正解でした。沢に出てチェーンスパイクを外しました。次の堰堤はすんなり越えられました。そうすると対岸に入る込む空沢の向こうに林道が見えました。そこを通っていると小さいケルンがあって一安心しました。それからレコでよく見る林道崩落場所にたどり着き、熊木沢出合ー蛭ケ岳南尾根・南南東尾根取付きのルートであると確信してからは、気分良く歩くことができました。出合付近まで来ると熊木ダムが見えてました。下からだとエメラルドグリーンがはっきり見渡せません。ダムを上から見て納得して、熊木沢出合に戻りました。そこの先で昼食タイムを取り、尊仏土ノ平へ向けて林道を歩きました。この林道は所々崩落していて、石が落ちて来た時も有りました。
そこからは塔ノ岳に向けて気合を入れ直して登行開始です。順調に登り上部でチェーンスパイクを装着しました。塔ノ岳直下の水場は水が出ていませんでした。尊仏山荘の中には沢山人がいましたが、外には外人さん一人だけでした。一息入れて大倉尾根を下っていると、膝に痛みが走りました。いつもの右足ではなく、左足です。ペースダウンと休憩を随所に入れながら下山もヘッデン装着してどうにか大倉どんぐりハウスに到着することができました。
本日の山行は天候に恵まれませんでしたが、ご来光と朝一の富士山、霧氷と冬景色の主脈を歩けた事、稜線から眺めていて、いつかは行って見たいと思っていた熊木沢・鍋割沢に降り立つ事ができました。棚沢ノ頭尾根ルートは機会があったらリベンジしたいと思います。晴れた日に沢からの稜線も眺めてみたいです。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
丹沢山の最新記録
塔ノ岳の最新記録
不動ノ峰の最新記録
hadahiro さん
レコを拝見しました。すごいところを下ったんだな、と言うより、そんなルートがあったんですか？ 今までこのルートを見たことがありませんが。（地形図を見るとすごい急斜面のような気がしますが？）
当初の計画では弁当沢ノ頭経由だったんでしょうか？（棚沢ノ頭から少し下ったところで、岩場になる手前で左に降りる所を直進したのでしょうか？）
old-diver さん こんばんわ！ レコ参考とさせて頂いています。
当初は、通常のルート弁当沢ノ頭経由で出合に下りる計画でした。
ガレ帯分かりずらい、右側×と地理院地図にメモしていたんですが、ご指摘の通り左に降りる所を直進してしまいました。そうすると２方向に尾根があり、右側の尾根に取付きましたが、かなりの急斜面でこれはやばいと思い、左側にトラバースして（逃げて）写真の尾根沿いを下りました。そこそこの急斜面で、上部付近は危険箇所がありました。それでも途中からはそれ程ではなかったような感じでした。前回の尊仏岩跡の探索で、急斜面の上り下りを経験していて助かりました。
予定では熊木沢の探索は入れていなかったのですが、ルートミスにより熊木沢を満喫できました。今回は思い込みによるルートミスでした。コンパス、GPS（スマホしかありません）で方向まで確認するべきでした。このルート、沢に降り立ってからも熊木沢出合にすんなりたどり着きませんので、お勧めは出来ません。
はだひろさん、こんばんは！つかお疲れ様でした。
山頂に登ってから谷に降りまた登り返す。。
ヘタレなわたくしにとっては真似できない、崇高すぎるレコですいやマジで（輝
-----------
膝の痛みですが自分も同じ傾向にあるので安い整体を活用しています。
自分は体が硬いので毎日ストレッチしないと戻りやすいですが
最後の写真で、プレミアムじゃないので写真の容量が、、とのコメがありますが、写真の大きさ（ピクセル）が大きすぎるのと、画素数（容量）が大きすぎる（2-3MB）のではと思います。
※自分は一枚当たり1250×800ピクセルで200キロバイト程度に抑えています。ソフトはかなり古いファイアーワークスですｗ ご参考まで
Honocaさん こんばんわ！ ご無沙汰しています。
久しぶりのロングで膝に来てしまいました。筋力不足だと思われます。
今回のルートは、冬場ならではのルートです。
私の体力では夏場はとてもこなせそうにはありません。
写真に関して、アドバイスありがとうございます。大きさ、画素数参考になります。
今後もよろしくお願いします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する