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Yamareco

記録ID: 5815305
全員に公開
ハイキング
近畿

霧ヶ滝 〜巨石と巨木の渓奥に天然ミストの滝〜

2023年08月11日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:58
距離
4.8km
登り
407m
下り
400m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:09
休憩
0:45
合計
3:54
10:00
95
11:35
12:18
94
13:52
13:54
0
13:54
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口に20台程度停まれる駐車場があります。
コース状況/
危険箇所等
標識はあまりありませんが、踏み跡を確認しながら進めば大丈夫です。鎖やロープ、橋などが整備されていて安全に歩くことができます。
登山口には大きな駐車場と休憩舎があります。
2023年08月11日 09:58撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 9:58
登山口には大きな駐車場と休憩舎があります。
私の前に1台、後に1台車が入ってきました。
2023年08月11日 09:58撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 9:58
私の前に1台、後に1台車が入ってきました。
前回、シワガラの滝に来た時にも見たおなじみの地図。
2023年08月11日 09:59撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 9:59
前回、シワガラの滝に来た時にも見たおなじみの地図。
滝まで2.4km、登山のつもりで来た人には適度でしょうが、観光でふらっと来た人はこれで諦めるのでしょう。
2023年08月11日 10:00撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 10:00
滝まで2.4km、登山のつもりで来た人には適度でしょうが、観光でふらっと来た人はこれで諦めるのでしょう。
橋を渡ってスタート。
2023年08月11日 10:00撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 10:00
橋を渡ってスタート。
手すりや歩道がきちんと整備されているのに驚き。
2023年08月11日 10:04撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 10:04
手すりや歩道がきちんと整備されているのに驚き。
森の中に入りました。
2023年08月11日 10:12撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 10:12
森の中に入りました。
早速、鎖とロープが現れました。
2023年08月11日 10:15撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 10:15
早速、鎖とロープが現れました。
鉄骨製の頑丈そうな橋。
2023年08月11日 10:20撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 10:20
鉄骨製の頑丈そうな橋。
大きな岩と礫岩。
2023年08月11日 10:22撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 10:22
大きな岩と礫岩。
こんな橋を何度も渡ります。
2023年08月11日 10:24撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 10:24
こんな橋を何度も渡ります。
奥にはかつて付けられていたであろう鉄製の歩道、手前が現在使える木の橋。
2023年08月11日 10:31撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 10:31
奥にはかつて付けられていたであろう鉄製の歩道、手前が現在使える木の橋。
大岩に根を張る樹が目立ちました。
2023年08月11日 10:34撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 10:34
大岩に根を張る樹が目立ちました。
ここにも鉄橋と木の橋
2023年08月11日 10:40撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 10:40
ここにも鉄橋と木の橋
山腹斜面の道はよく整備されています。
2023年08月11日 10:46撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 10:46
山腹斜面の道はよく整備されています。
「あしゅう杉」現在のスギの原型で、雪で枝が折れても地についた所から幹として成長する逞しい杉だそうです。
2023年08月11日 10:55撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 10:55
「あしゅう杉」現在のスギの原型で、雪で枝が折れても地についた所から幹として成長する逞しい杉だそうです。
広葉樹の大きな木がそこかしこに。
2023年08月11日 11:04撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 11:04
広葉樹の大きな木がそこかしこに。
渡渉箇所にはちゃんと橋が架けてあります。
2023年08月11日 11:09撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 11:09
渡渉箇所にはちゃんと橋が架けてあります。
ジャングル感が出てきた。
2023年08月11日 11:12撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 11:12
ジャングル感が出てきた。
周りを取り囲まれた感が尾根登りと違う没入感を醸します。
2023年08月11日 11:22撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 11:22
周りを取り囲まれた感が尾根登りと違う没入感を醸します。
これは安山岩の板状節理かな。
2023年08月11日 11:27撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
1
8/11 11:27
これは安山岩の板状節理かな。
前方に滝が現れました。
2023年08月11日 11:31撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 11:31
前方に滝が現れました。
高さ70m、下の方は雨のようになっていて滝壺はありません。
2023年08月11日 11:35撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 11:35
高さ70m、下の方は雨のようになっていて滝壺はありません。
ここで昼食、コンビニで軽めのものを買ってきました。
2023年08月11日 11:42撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 11:42
ここで昼食、コンビニで軽めのものを買ってきました。
近付いて見上げます。天然のシャワーですね。
2023年08月11日 11:54撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 11:54
近付いて見上げます。天然のシャワーですね。
戻ります。再びジャングルの中へ。
2023年08月11日 12:24撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 12:24
戻ります。再びジャングルの中へ。
雨の後は危険だと思います。
2023年08月11日 12:50撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 12:50
雨の後は危険だと思います。
土石流跡の崩落地のようです。
2023年08月11日 13:08撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 13:08
土石流跡の崩落地のようです。
ベニバナボロギクが群生しています。
2023年08月11日 13:11撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 13:11
ベニバナボロギクが群生しています。
滝から1.5km地点まで戻りました。
2023年08月11日 13:28撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 13:28
滝から1.5km地点まで戻りました。
この谷も樹木が無いのは崩落するからですね。
2023年08月11日 13:30撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 13:30
この谷も樹木が無いのは崩落するからですね。
最初の端まで戻ってきました。今日も気持ちよく歩けました。
2023年08月11日 13:51撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 13:51
最初の端まで戻ってきました。今日も気持ちよく歩けました。
■オマケ■
近くに幾つかある滝を車で巡ってみました。「苔滝」
2023年08月11日 14:26撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 14:26
■オマケ■
近くに幾つかある滝を車で巡ってみました。「苔滝」
■オマケ■
「鶴滝」道のすぐ横の小さな滝
2023年08月11日 14:31撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 14:31
■オマケ■
「鶴滝」道のすぐ横の小さな滝
■オマケ■
「亀滝」これも車から見えます。
2023年08月11日 14:38撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 14:38
■オマケ■
「亀滝」これも車から見えます。
■オマケ■
「猿壺の滝」道路から100mほど中に入らなければいけません。滝の裏にも入れます。
2023年08月11日 14:47撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 14:47
■オマケ■
「猿壺の滝」道路から100mほど中に入らなければいけません。滝の裏にも入れます。
■オマケ■
「お面ヶ滝」道路から少し離れた高い所にあります。広角レンズではちょっと厳しい。
2023年08月11日 15:12撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
8/11 15:12
■オマケ■
「お面ヶ滝」道路から少し離れた高い所にあります。広角レンズではちょっと厳しい。

装備

個人装備
半袖ポロシャツ 長袖Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(キャップ) 登山靴 サブザック(19L) 昼食(BASE BREAD+サラダチキン) 行動食(飴) 予備食(シリアルバー他) 飲料(お茶600mL) スマートホン(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) サブバッテリー カメラ 腕時計 ラジオ ヘッドライト 手拭い ティシューペーパー
備考 グローブ、ラジオ、ヘッドライトなどは使いませんでした。
カメラにSDカードが入っていませんでしたが、予備のカードを用意していて事なきを得ました。

感想

 「山の日」なので、どこか山を歩いてみたいと思った。しかし、今日の予想最高気温は39℃、熱中症警戒警報が出ている。1000m程度の山に登ってもせいぜい33℃、焼け石に水とはこのことか。そこで、先日に引き続き、滝を見に行くことにした。先日行った滝(「シワガラの滝・桂の滝 〜猛暑日なので瀑布で涼む〜」 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5777638.html )のもう少し先に「霧ヶ滝」という、歩行距離的に手頃な滝があったので、そこを目指すことにした。避暑が一つの目的なので、正午頃に滝に着いてしばらく涼んで帰ろうと思い、朝、少しゆっくり目に家を出た。
 登山口には広い駐車場が用意されていた。先日のシワガラの滝にも舗装された駐車スペースが用意されていて、こんな田舎の山の中でも受け入れ態勢がしっかり整えられている、さすがは兵庫県。登山道も標識こそ少ないものの階段や鎖、ロープなどがきちんと設置されていて、安心して歩くことができるよう整備されている。谷筋を歩くコースなので渡渉箇所もいくつかあるが、ちゃんと木橋が架けられている。以前は鉄骨の橋が架かっていたようだが、大水で損壊したようで、その残骸が残っている。自然の力に剛で対抗しようとしても歯が立たないということを示している。
 登山道の周囲には広葉樹が多い。カツラやトチノキが目立った。以前整備されたのであろう樹木名を記した標識が時折道の脇に置かれている。ヌルデ、ウリノキ、エゾユズリハ、マルバマンサク、ハクウンボクの標識を確認できたが、既に木には結ばれておらず、その木がどれなのか特定できないのが残念だった。まあ、安全な登山道整備の方が優先で、そこまで手が回らないのかもしれない。
 普通、滝に近付くにつれて滝壺に水の落ちるドォーという音がだんだん近づいてくるのだが、この霧ヶ滝はその名の通り、滝の水が途中で霧散して、滝の下には雨のような水が降り注ぎ、シャーという音しかしない。ベネズエラにエンジェルフォールという滝つぼのない滝があるという話を聞いたことがあるが、スケールはずいぶん違うもののそれと同じしくみの滝を近くで目にすることができるというのが何だか嬉しい。
 今回、カメラのレンズはXF14mmF2.8(ASP)だけで写真を撮った。風景を撮るのには広角が良いので特に滝のようなスケールの大きなものを撮るにはこれだけでもイケるだろうと思って縛りをかけてみたのだ。実際、焦点距離が決まっていると、画角に気を取られることなく、ただシャッターを押すだけなので本当にストレスなく写真を撮ることができた。遠くに見える滝を引き寄せて、ということはできないが、それはそれで諦めもつく。お手軽スナップ用レンズとして優秀だ。身軽にいきたいときにはこのレンズ1本だけというのもアリだと思う。
 猛暑日の山歩きということで始めた滝巡りではあるが、頂や稜線を歩く登山とはまた違う魅力があることを実感した。暑さが収まっても滝巡りは山歩きの一つのカテゴリーとして考えて行けると思う。調べてみればまだまだ行ったことのない滝はたくさんありそうだ。ただ、そうは言っても、この殺人的な暑さには早々に収まってくれと願うばかりなのだが。

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