霧ヶ滝 〜巨石と巨木の渓奥に天然ミストの滝〜
- GPS
- 03:58
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 407m
- 下り
- 400m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標識はあまりありませんが、踏み跡を確認しながら進めば大丈夫です。鎖やロープ、橋などが整備されていて安全に歩くことができます。 |
写真
装備
個人装備 |
半袖ポロシャツ
長袖Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(キャップ)
登山靴
サブザック(19L)
昼食(BASE BREAD+サラダチキン)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー他)
飲料(お茶600mL)
スマートホン(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
サブバッテリー
カメラ
腕時計
ラジオ
ヘッドライト
手拭い
ティシューペーパー
|
---|---|
備考 | グローブ、ラジオ、ヘッドライトなどは使いませんでした。 カメラにSDカードが入っていませんでしたが、予備のカードを用意していて事なきを得ました。 |
感想
「山の日」なので、どこか山を歩いてみたいと思った。しかし、今日の予想最高気温は39℃、熱中症警戒警報が出ている。1000m程度の山に登ってもせいぜい33℃、焼け石に水とはこのことか。そこで、先日に引き続き、滝を見に行くことにした。先日行った滝(「シワガラの滝・桂の滝 〜猛暑日なので瀑布で涼む〜」 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5777638.html )のもう少し先に「霧ヶ滝」という、歩行距離的に手頃な滝があったので、そこを目指すことにした。避暑が一つの目的なので、正午頃に滝に着いてしばらく涼んで帰ろうと思い、朝、少しゆっくり目に家を出た。
登山口には広い駐車場が用意されていた。先日のシワガラの滝にも舗装された駐車スペースが用意されていて、こんな田舎の山の中でも受け入れ態勢がしっかり整えられている、さすがは兵庫県。登山道も標識こそ少ないものの階段や鎖、ロープなどがきちんと設置されていて、安心して歩くことができるよう整備されている。谷筋を歩くコースなので渡渉箇所もいくつかあるが、ちゃんと木橋が架けられている。以前は鉄骨の橋が架かっていたようだが、大水で損壊したようで、その残骸が残っている。自然の力に剛で対抗しようとしても歯が立たないということを示している。
登山道の周囲には広葉樹が多い。カツラやトチノキが目立った。以前整備されたのであろう樹木名を記した標識が時折道の脇に置かれている。ヌルデ、ウリノキ、エゾユズリハ、マルバマンサク、ハクウンボクの標識を確認できたが、既に木には結ばれておらず、その木がどれなのか特定できないのが残念だった。まあ、安全な登山道整備の方が優先で、そこまで手が回らないのかもしれない。
普通、滝に近付くにつれて滝壺に水の落ちるドォーという音がだんだん近づいてくるのだが、この霧ヶ滝はその名の通り、滝の水が途中で霧散して、滝の下には雨のような水が降り注ぎ、シャーという音しかしない。ベネズエラにエンジェルフォールという滝つぼのない滝があるという話を聞いたことがあるが、スケールはずいぶん違うもののそれと同じしくみの滝を近くで目にすることができるというのが何だか嬉しい。
今回、カメラのレンズはXF14mmF2.8(ASP)だけで写真を撮った。風景を撮るのには広角が良いので特に滝のようなスケールの大きなものを撮るにはこれだけでもイケるだろうと思って縛りをかけてみたのだ。実際、焦点距離が決まっていると、画角に気を取られることなく、ただシャッターを押すだけなので本当にストレスなく写真を撮ることができた。遠くに見える滝を引き寄せて、ということはできないが、それはそれで諦めもつく。お手軽スナップ用レンズとして優秀だ。身軽にいきたいときにはこのレンズ1本だけというのもアリだと思う。
猛暑日の山歩きということで始めた滝巡りではあるが、頂や稜線を歩く登山とはまた違う魅力があることを実感した。暑さが収まっても滝巡りは山歩きの一つのカテゴリーとして考えて行けると思う。調べてみればまだまだ行ったことのない滝はたくさんありそうだ。ただ、そうは言っても、この殺人的な暑さには早々に収まってくれと願うばかりなのだが。
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