甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳（北沢峠）

2023年08月11日(金) 〜 2023年08月12日(土)

• GPS: 12:50
• 距離: 16.7km
• 登り: 2,185m
• 下り: 2,186m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:57
• 休憩: 1:21
• 合計: 7:18

6:57 北沢峠
8:04 8:05 双児山南峰
8:11 8:15 双児山のルックアウト
8:17 8:21 双児山
8:25 8:25 双児山のルックアウト
8:58 9:01 駒津峰
9:27 9:33 六方石
10:11 10:55 甲斐駒ヶ岳
11:01 11:05 駒ヶ岳神社本宮
11:42 11:43 六方石
12:11 12:13 駒津峰
13:00 13:01 仙水峠
13:11 13:13 ガレ場
13:31 13:33 仙水小屋
13:54 14:01 長衛小屋
14:07 14:07 仙丈ヶ岳二合目登山口
14:12 14:12 北沢峠
14:13 14:13 北沢峠 こもれび山荘
14:15 北沢峠

2日目

• 山行: 4:50
• 休憩: 0:36
• 合計: 5:26

4:57 北沢峠
5:23 5:25 北沢峠・長衛小屋分岐
6:07 6:09 薮沢大滝ノ頭
6:59 7:01 小仙丈ヶ岳
7:35 7:37 仙丈小屋分岐
7:57 8:20 仙丈ヶ岳
8:36 8:37 仙丈小屋分岐
9:01 9:03 小仙丈ヶ岳
9:33 9:35 薮沢大滝ノ頭
10:05 10:05 北沢峠・長衛小屋分岐
10:23 北沢峠

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

往路　仙流荘（5:30−6:10）ー北沢峠
　　　バス10台使用　約250~300名、乗れない場合は折り返しのバスに乗車
　　　（次の時刻8:00まで待つ必要なし）
　　　4:30到着で9台目のバスに乗車
　　　バス乗車待ちとチケット購入待ちの2列あり
　　　バス乗車待ちの列に荷物を置いた後、チケット購入待ちの列に並ぶと早い

復路　北沢峠（11:20−12:05）ー仙流荘
　　　臨時便（乗客数次第で出発　約25名程度か？）

仙流荘駐車場　5泊まで1000円

コース状況／危険箇所等

甲斐駒ヶ岳
往路
・双耳山までは樹林帯の登山道、危険箇所なし
・双耳山から六万石までは、アップダウンとなるがロケーションの良い登山道
・六万石からの直登コースは岩場、ザレ場があり注意が必要。道も迷いやすく、道標を確認しながら進む必要あり
帰路
・頂上〜摩利支天〜六万石コースはザレ場となるが岩場はなく、初心者の方はこちらのコースがベスト
・駒津峰〜仙流荘、途中、ガレ場までゴロ石の急な下りとなる、ロケーションなし
ガレ場から先は、勾配は少なく歩きやすい

仙丈ヶ岳
危険箇所はなく、コースタイムは甲斐駒ヶ岳の2/3ほど
大滝の頭〜小仙丈経由、仙丈ヶ岳は背の低いハイマツ帯となるため、南、北、中央アルプスを眺めながらのバツグンのロケーション

その他周辺情報

・こもれび山荘　宿泊費　１泊３食　14000円
・こもれび山荘　ソフトクリームの販売あり　600円
・下山後、高遠にあるさくらの湯に入浴　入浴料600円
　泉質はヌルっとしたアルカリ温泉

写真

8/11 4:38

朝4:30　仙流荘に到着

8/11 4:56

計10台のマイクロバスが待機

8/11 5:03

チケットは券売機にて販売
北山峠まで手荷物含め片道1370円
左の列は現金、右の列はキャッシュレス

8/11 6:16

車窓からの鋸岳

8/11 6:39

北沢峠到着
バス停前に今夜、宿泊予定のこもれび山荘
チェックインを済ませ
不要な荷物はデポさせてもらいました

8/11 6:55

初日は甲斐駒を目指します

8/11 7:16

道は明瞭です

8/11 7:31

途中、案内板もあります

8/11 7:38

北アルプス方面

8/11 8:09

傾斜が急になってきました

8/11 8:10

御岳、中央アルプス方面

8/11 8:11

鳳凰山方面、オベリスクが見えます

8/11 8:11

仙丈ヶ岳、快晴です

8/11 8:11

北岳、間ノ岳
その後方右側が悪沢、赤石方面

8/11 8:12

目指す甲斐駒ヶ岳

8/11 8:13

双耳山に到着
ここで4合目

8/11 8:27

駒津峰
その奥が目指す駒ヶ岳

8/11 8:38

双耳山の奥が仙丈ヶ岳

8/11 8:40

正面のテーブル状の山が御嶽山
今年から山頂登山、解禁となりました

8/11 8:41

チラッと富士山

8/11 8:53

標高を上げてきました
眼下に双耳山、その奥が仙丈ヶ岳

8/11 8:57

このあたりからザレ場となります

8/11 8:58

駒ヶ岳山頂付近は岩場となります

8/11 8:59

仙水峠方面との分岐
奥の山並みは中央アルプス方面

8/11 9:01

鳳凰三山と富士山

8/11 9:02

北岳と間ノ岳
秀麗です

8/11 9:04

駒津峰に到着

8/11 9:04

山頂が近づいてきました

8/11 9:13

岩場となります

8/11 9:23

垂直に近い岩場

8/11 9:23

クサリ場もあります

8/11 9:32

六万石にて摩利支天方面と直登ルートに分かれます
往路は直登を選択

8/11 9:29

直登ルートは急な岩場
山頂はピラミッドのようです

8/11 9:33

慎重に進みます

8/11 9:53

岩場のザレた箇所にはハイマツなどの高山植物
たくましい

8/11 10:03

風化により砂状に変質
滑りやすく危険です

8/11 10:05

ザレ場は滑らないよう慎重に進みます
奥の山並みは北アルプス方面

8/11 10:14

登頂！

8/11 10:19

山頂には祠があります

8/11 10:17

秀麗な北岳

8/11 10:49

北岳のアップ

8/11 10:17

仙丈ヶ岳方面

8/11 10:19

八ヶ岳
存在感あります

8/11 10:22

中央アルプス、御岳

8/11 10:23

仙丈ヶ岳

8/11 10:47

黒戸尾根方面、お堂が駒ケ岳神社本宮
駒ケ岳講の登拝路である黒戸尾根には、所々に信仰の名残があるそうです

8/11 11:02

本宮です
石仏、石碑が奉納されています

8/11 11:02

本宮から眺める駒ヶ岳山頂

8/11 11:05

帰路は摩利支天方向から下山

8/11 11:10

タカネヒゴダイ

8/11 11:11

トウヤクリンドウ

8/11 11:14

ガスが湧いてきました

8/11 11:23

摩利支天分岐です
ガスがかかってきたので、スルー

8/11 11:40

六万石に到着
慣れない方は摩利支天ルートからの登頂がお勧めです

8/11 12:04

双耳山
ガスが被ってきました

8/11 12:08

駒津峰

8/11 12:14

帰路は仙水峠方面を進みます

8/11 12:15

ガスが湧いてきました

8/11 12:31

しばらく急な斜面が続きます

8/11 12:43

ミヤマアキノキリンソウ

8/11 12:43

樹林帯に入りました

8/11 12:49

直径10cmほどのキノコ

8/11 13:05

仙水峠から平坦なガレ場が広がります
サイドは岩塊斜面

8/11 13:14

この岩塊は氷河時代の名残
ホルンフェルスが凍結融解により
破砕されたものとのこと

ロマンを感じます

8/11 13:15

道に迷いそうな場所には
ケルンがあります
有り難いです

8/11 13:19

樹林帯との境の道です

8/11 13:26

藻類の様なものが生育
植物で覆われる遷移の過程でしょうか

8/11 13:34

仙水小屋に到着
入り口にロープが張られ、入りづらい小屋でした

8/11 13:37

下山路はゴロ石の道
先程のガレ場の石と種類が違います

8/11 13:38

沢を渡る橋が架設されてます
ここからは沢沿いに進みます

8/11 13:47

砂防ダム

8/11 14:04

長栄小屋に到着
こちらで駒ヶ岳、仙丈ヶ岳のバッチをいただきました
価格は500円
因みにこもれび荘は600円、ただ種類は豊富でした

8/11 14:04

ヤナギラン

8/11 14:04

テント場もあります

8/11 14:09

バスの待機場所
ここから広河原方向に道があるそうですが
崩落のため通行止めです

8/11 14:15

山荘に到着

8/11 17:01

夕食はカレー、豚しゃぶサラダ
カレーはスパイスの効いた本格的
山小屋とは思えない豪華メニューです
夕食後、明日のお弁当をもらいました

ベッドスペースはカーテンで仕切られ
プライベート感あり。荷物も十分におけるスペースあります

8/12 4:00

朝食です
シャケとソーセージ、海苔以外はお代わり自由
ご飯も炊き加減よく美味しいです

8/12 4:55

不要な荷物を山荘にデポし
5時前にスタート

8/12 4:56

仙丈ヶ岳方向を進みます
カメラの調子が悪くブレブレ

8/12 5:03

整備された登山道です

8/12 5:09

スタートから15分ほどで一合目に到着

8/12 5:25

道標もあり迷うことはありません

8/12 5:43

3合目に到着
約15分/合目ピッチで進みます

8/12 5:54

四合目に到着

8/12 6:09

小仙丈ヶ岳、馬の背との分岐
小仙丈ヶ岳方面を進みます

8/12 6:25

植生は背の低いハイマツ帯とシャクナゲに移ります

8/12 6:27

8/12 6:28

登山道は抜群のロケーション
前方は小仙丈ヶ岳

8/12 6:30

甲斐駒ヶ岳、鋸岳。中央奥の山並みは八ヶ岳

8/12 6:30

左は甲斐駒ヶ岳、右は鳳凰三山

8/12 6:33

鳳凰三山と右奥に富士山

8/12 6:45

ウサギギク

8/12 6:51

ヤマハハコ

8/12 6:51

富士山アップ

8/12 6:54

8/12 6:57

富士山、北岳、間ノ岳
標高トップ3の眺望

8/12 6:57

小仙丈ヶ岳、到着
前方の峰が仙丈ヶ岳
稜線を楽しみます

8/12 7:02

左から北岳、間ノ岳、赤石連峰

8/12 7:02

甲斐駒ヶ岳と八ヶ岳

8/12 7:04

北アルプス方面

8/12 7:04

中央アルプスと右奥テーブル状の山並みは御岳
360°のロケーション

8/12 7:08

正面の山は甲斐駒ヶ岳、左の山並みは八ヶ岳

8/12 7:08

甲斐駒ヶ岳、鋸岳、八ヶ岳アップ

8/12 7:14

8/12 7:17

近づいてきました

8/12 7:37

山頂まで20分

8/12 7:44

山頂付近、なだらかな稜線
サイドは切り立っています

8/12 7:44

切り立った底には
仙丈小屋

8/12 7:45

イワギキョウ

8/12 7:45

イワツメクサ

8/12 7:51

左から伸びる
稜線を歩いてきました

8/12 7:55

あと一歩

8/12 7:57

登頂です！

8/12 7:57

360°の眺望
赤石方面、左奥の峰は笊ヶ岳でしょうか

8/12 8:04

右から北岳。富士山、鳳凰三山

8/12 8:04

右から手前、甲斐駒ヶ岳、鋸岳
奥に見えるのが八ヶ岳

8/12 8:04

中央アルプス

8/12 8:04

北アルプス

8/12 8:20

標高トップ3
富士山、北岳、間ノ岳

8/12 8:20

富士山、北岳のアップ

8/12 8:31

後髪ひかれ
下山です

8/12 8:32

またロケーションを楽しみたく
帰りは往路と同じ道をたどることにしました

8/12 8:36

八ヶ岳に雲がかかっています

8/12 8:52

振り返ると仙丈ヶ岳
名残惜しいです

8/12 9:02

小仙丈ヶ岳
頂上付近には大勢の登山者が見えます

8/12 9:10

甲斐駒ヶ岳にも雲がかかってきました

8/12 9:35

こちらも同じ道をたどります

8/12 9:49

頂上スタートから1時間30分
四合目
順調に進みます

8/12 9:56

三合目

8/12 10:06

二合目

8/12 10:17

一合目

8/12 11:17

無事に下山できました

8/12 10:28

こもれび山荘にてデポした荷物を回収後
ソフトクリームをいただきました
至福の時です
次のバスまで二時間待ちの予定でしたが
11時過ぎ臨時バスの増便あり
待ち時間は1時間ほどですみました

乗車待ち人数で判断するようで
定員28名は満席、2名を残しスタート

因みにバス待合室の椅子には番号が表示され
待ち順に座ります

8/12 12:12

仙流荘に到着

8/12 12:12

台風7号進路が関西方面にそれ、関西方面の方は帰宅後、台風の備えをするよう
車内アナウンスをいただきました
アナウンスは山の紹介などもあり
サービス旺盛です

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

yosshi

快晴の中、南アルプスの貴公子、女王を満喫。
双方、対象的な山ですが、甲斐駒はルートバリエーションあり、また仙丈は三アルプス、富士山を臨みながらの山歩き、いずれも幅広い方が満足できる山だと思います。
その人気度も頷けます。
山荘は従業員の方の気配りもあり
とても快適に過ごすことができました。
この日、三歳を迎えるお誕生日のお子さんが宿泊、小屋の中はおめでとう！の挨拶が飛び交いアットホームな雰囲気。
夕食時は名古屋、山形から見えられた方と山の情報交換、山形の方とは地元の登山者しか分からないような山情報や、東北の山ならではのあるある話しに花が咲き楽しい時間を過ごしました。
夜は木々の間から視界は広く無いものの、満天の星も堪能できました。